2024-10-24

現代の日本

石破新首相が大功績上げる可能性

石破新首相が大功績上げる可能性日米の重要選挙が最終局面を迎えている。米国大統領選は州ごとに配分された選挙人を各州の勝利者が総取りして獲得選挙人数を競う方式。選挙人総数は538人。過半数の270人の選挙人を獲得した候補者が次期大統領に選出される。全米に50の州が存在するが共和党が強い州と民主党が強い州が存在する。現時点でハリス候補が225、トランプ候補が219の選挙人を確保する公算が高い状況。残る95の選挙人の獲得が勝敗を分ける焦点になる。選挙ごとに勝敗が入れ替わる傾向が強いのが「激戦州」で「スイングステイト」と呼ばれる。ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ネバダ、ジョージア、アリゾナ、ノースカロライナの7州が「激戦7州」として知られている。2016年選挙ではトランプが7州の5州で2020年選挙ではバイデンが7州の5州で勝利して大統領に選出された。“Real Clear Politics”が各種調査を集計して情勢を随時更新、公表している。10月22日時点の公表数値では激戦7州のすべてでトランプがリードしている。本年夏にバイデンが出馬辞退し、ハリスが民主党候補に指名された。その後に実...
現代の世界各国

米やイスラエルが苦境に陥る中、多国協調を目指すBRICSの会議が露で開催される

米やイスラエルが苦境に陥る中、多国協調を目指すBRICSの会議が露で開催される BRICSの首脳会議が10月22日から24日までロシアのカザンで開催される。ロシアのウラジミル・プーチンのほか、中国の習近平、インドのナレンドラ・モディ、南アフリカのシリル・ラマポーザ、エジプトのアブドルファッターフ・アル・シーシー、アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン、エチオピアのアビ・アハメド、そしてイランのマスード・ペゼシュキヤーンが参加する。ブラジルのルイス・シルバは直前に転倒、軽い脳出血を起こしたことからビデオでの参加になるという。 その前、10月15日と16日にはパキスタンのイスラマバードでSCOサミットが開催された。現在、SCOの正式加盟国は中国、ベラルーシ、インド、イラン、カザフスタン、キルギスタン、パキスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、ロシアの10カ国。 この会議にはオブザーバー加盟国としてモンゴルが、また対話国としてアルメニア、アゼルバイジャン、バーレーン、カンボジア、エジプト、クウェート、モルディブ、ミャンマー、ネパール、カタール、サウジアラビア、スリラン...
現代の米国

米国の機密文書がイランに筒抜けだった

米国の機密文書がイランに筒抜けだった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和六年(2024年)10月22日(火曜日)        通巻第8470号    <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 米国の機密文書がイランに筒抜けだった   AIの悪魔、秘密通信のノウハウを破るハッカーが世界を変える************************************ 2024年10月20日、米国連邦下院のジョンソン議長は「イスラエルが準備中とされるイランへの反撃計画に関する米国の機密文書が、インターネットに流出した疑いがあり、米政府が調査を始めた」と明らかにした。改めて「機密情報の漏洩は非常に懸念すべきことだ」と付け加えた。 当該文書は10月15、16日付の2点で、国防総省傘下の国家地理空間情報局や国家安全保障局が出所とされ、イスラエル軍の兵器移動計画や地対空ミサイルの演習内容が記されている。いずれも高度な軍事機密を含む文書とされる。 このように米国の最高機密が漏洩...
現代の世界各国

ドバイが何故マネロンとギャング、大富豪からテロ集団の拠点となったのか?

ドバイが何故マネロンとギャング、大富豪からテロ集団の拠点となったのか?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和六年(2024年)10月21日(月曜日)        通巻第8469号   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 華やかな観光地にも闇の伏魔殿、マネロンの根城がある  世界の大富豪が集結し、逆に西側先進国や中露から資金は流失した*********************************** ドバイが何故マネロンとギャング、大富豪からテロ集団の拠点となったのか? 世界一の高層ビルや豪華リゾート、七つ星のホテル、世界の大富豪達の別荘が海を埋め立てた景勝地に並ぶ。この富に目がくらんで世界各地から新興企業や妖しげなビジネスマンがあつまり、加えて犯罪集団のマネロン基地、中国の地下銀行など何でも御座れ。日本でもドバイからメッセージを発信して、あろうことか、参議院議員に当選し、一度も登院しなかった男はドバイを根城にしていた。 英紙『タイムズ』は「コカイン・インク──英国の...
現代の米国

FBIの報告書のデータはバイデン政権の都合のよいように改竄されていた 反トランプの左翼集団は束になって重箱の隅を突き始めた。

FBIの報告書のデータはバイデン政権の都合のよいように改竄されていた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和六年(2024年)10月18日(金曜日)        通巻第8464号   <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ FBIの報告書のデータはバイデン政権の都合のよいように改竄されていた  凶悪犯罪は増えていたのに、減っていたと嘘を並べた*********************************** 中国の国家統計局発表の数字は出鱈目、というより創作に近い。 米国の場合は出鱈目でも創作でもなく、速報と実際データとのタイムラグを狙って政権が情報操作に用いるという特徴がある。良い数字か悪い数字を意図的に最初に誇張して市場操作と選挙の集票に利用し、数ヶ月後、本当の数字はこっそり発表し、数字を訂正するのだ。 バイデン政権は好調な経済データを公表しながら、数ヶ月後にはひそかに下方修正している。速報値は情報操作による市場介入であり、遅効系列の修正値が本物のデータに...