現代の日本

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13歳で会社設立、「Forbes選出」中学生社長が見た“AI×教育”の未来「先生がたが知識を伝達する授業はなくなる」

13歳で会社設立、「Forbes選出」中学生社長が見た“AI×教育”の未来「先生がたが知識を伝達する授業はなくなる」「5年後、10年後を考えた時に、その時代の主役って今の小中高生」――今年3月、中学時代の最後に会社を設立されたということで、おめでとうございます。13歳ですでに前身となる「EdFusion」を個人事業主として立ち上げ、「Forbes JAPAN」が選出する「Women in Tech 30(テクノロジー領域で世界を変える女性30人)」の一人にも選出されるなど多くの実績をつくってこられましたが、そもそも会社を設立したきっかけは?近藤にこる(以下、同) 元々はAIについてそんなに知らなかったのですが、AIのイベントに参加したときに「今、こんなに進化してるんだ」っていうのを初めて知って。その驚きを「もっと多くの人に伝えたい!」と、まずはAIのスクールをちっちゃいカフェで5人ぐらいの規模でやってみました。そこで出会った学校に行けていなかった男の子が、スクールをとても楽しんでくれて、その後学校にも行けるようになったそうなんです。そこから、その人にとって時間を忘れられるぐらい没頭でき...
日本人の世界観

JOG(1468) 先進国では稀な「右脳-人間脳」国家・日本の使命

JOG(1468) 先進国では稀な「右脳-人間脳」国家・日本の使命自然や人間への豊かな感性を発揮する「右脳」と、動物脳の衝動を抑えて共同体のために尽くす「人間脳」と。■1.「動物脳」が支配する国際社会の行き詰まり花子: 先生、最近はロシアのウクライナ侵略や、アメリカとイスラエルのイラン攻撃、それに中国がいつ台湾に攻撃を仕掛けるか、など、なんだか物騒な世の中になってきていますね。伊勢: 本当だね、花子ちゃん。それについては、実は脳神経外科医の篠浦伸禎(しのうら のぶさだ)さんという先生が、脳科学の立場から非常に説得力のある発言をしている。 篠浦先生には、弊誌でもこれまで、二度登場いただいている。先生の著書によれば、脳の中心下方には大脳辺縁系という動物的な本能、保身にかかわる脳があり、これを「動物脳」と呼んでいる。「動物脳」は危険から自分の身を守ろうと戦ったり、逃げたり、快楽を追い求めたりする。この「動物脳」が強く働くと、人間は「利己的」に動いてしまう。 たとえば、ロシアがウクライナを、中国が台湾を自分の領土にしてしまおう、なんていう発想も、まさにその利己的な「動物脳」の働きだと言っていい...
日本の文化

JOG(1467) 日本人は日本の小学校で作られている ~ ドキュメンタリー『小学校 ~それは小さな社会~』から

JOG(1467) 日本人は日本の小学校で作られている ~ ドキュメンタリー『小学校 ~それは小さな社会~』から日本の小学校を忠実に記録したドキュメンタリー映画が国際的な評判を呼んだのはなぜか?■1.日本人は日本の小学校で作られる伊勢: 花子ちゃん、先週、面白いドキュメンタリー映画を見たよ。『小学校 ~ それは小さな社会』という、日本の小学校の1年間を追った映画で、今、国際的な注目を浴びているんだ。 たとえば、教育大国と言われているフィンランドでも、20館の公開で4ヶ月のロングラン大ヒットになったんだよ。そのフィンランドで「自分たちの教育を見直す場になった」という声が出ているそうなんだね。花子: へー。いったい、どんな内容なんですか?伊勢: 日本の公立小学校で子供たちが育つ様子を一年間にわたって追った記録映画なんだね。印象的なのは、1年生が教室の掃除、給食の配膳、運動会などを通じて、人間的に成長していく姿が描かれているところだ。 私が特に感動したのは、1年生の女の子が次の年の新入生を迎えるブラスバンドでシンバルを担当したんだけど、なかなかうまくできなくて、先生に叱られ泣き出したり、別の...
日本の技術

中国「レアアース帝国」は崩壊へ。2029年、日本の化学的精錬法が世界を制す=勝又壽良

中国「レアアース帝国」は崩壊へ。2029年、日本の化学的精錬法が世界を制す=勝又壽良レアアース覇権を握る中国が揺らぎ始めている。世界生産の9割という圧倒的シェアを背景に築いてきた「資源帝国」は、日本の化学的精錬技術と米国主導の新たな供給網構築によって、根底から覆されようとしているのだ。フィリピンを起点に動き出した新秩序は、単なる産業構造の変化ではない。技術・制度・環境基準を軸とした「国際標準」の主導権争いであり、中国のレアアース外交を無力化し、日本が主役へと浮上する歴史的転換点である。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)【関連】中国、レアアース輸出規制で大誤算。日本が技術力でレアアース供給国に躍り出る=勝又壽良プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。揺らぐ中国のレアアース覇権中国は、余りにも浅慮であった。レアアース(希土類)の世界生産の9割を抑えていることで、この状況が永遠...
現代の日本

社民党は“会見から追い出し”、共産党は“人格攻撃”。日本の左翼政党が抱える「組織的パワハラ」の深い闇

社民党は“会見から追い出し”、共産党は“人格攻撃”。日本の左翼政党が抱える「組織的パワハラ」の深い闇4月6日の社民党党首選で再選を果たした福島瑞穂氏が、対抗馬の大椿裕子氏を記者会見から事実上追い出す一幕がありました。一方、共産党でも党方針に異を唱えた女性県議へのパワハラが続いています。「リベラル」を標榜しながら、なぜ異論を封じ込めるのか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、著者でジャーナリストの高野孟さんが、自身の共産党活動経験も交えながら、日本の左翼政党に根づく異論封殺の体質を鋭く解剖しています。プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。「左翼」は味方を減ら...
現代の日本

「開成→東大卒ピアニスト」がNYを熱狂させた…聖地カーネギーホールで「きらきら星」を弾く”強心臓”の戦略

「開成→東大卒ピアニスト」がNYを熱狂させた…聖地カーネギーホールで「きらきら星」を弾く"強心臓"の戦略世界で活躍する日本人ピアニストが増えている。開成・東大卒のピアニスト角野隼斗さんは、聖地カーネギーホールという最高峰の舞台で、あえて独自アレンジの“童謡”を弾き、聴衆を熱狂させたという。音楽評論家・本間ひろむさんの『Jピアニスト』(星海社新書)より、一部を紹介する――。(第2回)写真=iStock.com/photokool※写真はイメージです全ての画像を見る(3枚)「愛されキャラ」藤田真央が立った聖地「舞台袖へ着くとステージマネージャーが照明係に無線で合図をする。すると舞台上がパッと照らされ、世にも美しいカーネギーホールがまばゆく輝いた。『いつでもどうぞ』の言葉で、手持ちのハンカチを整え、カイロをテーブル横へ置き、お願いしますと言ってステージへと進んだ」(『指先から旅をする2』藤田真央)藤田真央は2022年、Sony Classicalとワールドワイド契約による最初のアルバムをリリースした。モーツァルト《ピアノ・ソナタ全集》である。それに続くアルバムについて、Sony Classi...
日本の文化

だから”タブレット1枚授業”で国は滅ぶ…林望「中国を見ればわかる若者が古典を読まない国の末路」

だから"タブレット1枚授業"で国は滅ぶ…林望「中国を見ればわかる若者が古典を読まない国の末路」なぜ、紙の本は大事なのか。『書物を楽しむ あえて今、紙の本を読む理由』(朝日新書)を出した作家の林望さんは「今後、デジタル教科書で育った子どもたちが社会を占めるようになれば、日本の古典を勉強しようなどと思う人がいなくなるかもしれない。じつはそれは、想像以上にのっぴきならないことだ」という――。日本と欧米の電子本の違い世界中、電子本なんか絶対に普及しない、とは言いません。欧米のほうでは、電子本はもうごく当たり前になっているかもしれません。写真=iStock.com/Liudmila Chernetska※写真はイメージですでは日本はどうかというと、本書『書物を楽しむ あえて今、紙の本を読む理由』で前述したように、かならずしも電子が紙を凌駕りょうがしつつある……という状況にはなっていません。電子メディアの一番のメリットは何かというと、紙が要らないのでその分のコストがかからないことです。紙代、製版代、印刷代、製本代、これらが本のコストの大部分ですから。そうすると、中身のコンテンツデータのみで成り立っ...
日本の技術

日本のレアアースに勝算は──中国の輸出規制、南鳥島の試掘成功をどう見るか

日本のレアアースに勝算は──中国の輸出規制、南鳥島の試掘成功をどう見るか世界を舞台に、レアアース、レアメタルを半世紀以上取り引きしてきた中村繁夫さん(撮影:編集部)今年2月、日本最東端の孤島、南鳥島周辺の水深5700メートルの海底から「レアアース泥(でい)」の試掘に成功したと報じられた。年初から中国による日本へのレアアースの輸出規制が続く中、政界などでは今回の試掘成功で日本は将来レアアース大国になると喜ぶ向きもある。一方で、専門家の間では喜ぶにはまだ早いという声もある。現在のレアアース危機をどう見ればよいのか。レアアースに半世紀ほど前から関わってきた「レアメタルキング」こと、中村繁夫氏に聞いた。(文:ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)「100年経っても無理」が成功した南鳥島今年2月、南鳥島周辺海域で水深5700mからレアアース泥を取ることに成功した(概念図)試掘が始まる前の昨年末、南鳥島周辺海域のレアアースの潜在的な資産価値を「165兆円」とウェブメディアで評したのが、株式会社UMCの代表取締役会長、中村繁夫さんだ。中村さんは専門商社の立場で、レアメタ...
現代のロシア

プーチンが日本のために建設した石油パイプライン港を見捨ててしまった日本 今は中国が独り占め

プーチンが日本のために建設した石油パイプライン港を見捨ててしまった日本 今は中国が独り占め安倍元総理とプーチン大統領(2019年)(写真:ロイター/アフロ)4月2日、共同通信が<【独自】政府、戦時下のロシア訪問団計画 大手商社に要請、5月念頭>とスクープしたが、しかし木原官房長官は翌日、<ロシアへ経済訪問団派遣を計画との報道、「事実ではない」>と直ちに否定した。いずれにせよ、米イスラエルのイラン攻撃がもたらした世界石油危機の波は日本にも大きく押し寄せており、当然のことながら眼前の石油の宝庫であるウラジオストク近郊のコズミノ港を見捨てた日本の選択の是非が問われる。本稿では日本向けパイプラインの建設過程と中国との競争がもたらした現在の日本の実態を、中国との比較という視点から考察し、高市内閣の取るべき姿勢を問う。◆日本向け石油パイプライン港はいかにして建設されたのか?コズミノ港は正確に言えばナホトカにあり、日本が敗戦した後に中国大陸にいた日本軍捕虜が大量に収容されたラーゲリの黒歴史を思い起こさせる。そのとき長春にいた4歳の筆者には「ナホトカ」という音が、略奪に来たソ連兵の姿と重なり、恐怖と共...
現代の日本

米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?

米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~◇◆□☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」     令和八年(2026年)4月7日(火曜日)       通巻第9230号  <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 高市詣で。主要国の政治家ばかりに焦点が充てられているが   米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?************************************** 高市政権の誕生以来、外国首脳の「高市詣で」が続いている。G7メンバーでは伊太利亜、カナダ、英国、そしてトランプ大統領は来日時に迎賓館で、3月には高市首相が訪米し、日米同盟の進化を唱えた。4月にはマクロン仏大統領が訪日し、ドラゴンボールで挨拶した。ドイツを除くG7以外にも韓国大統領、インド首相ら目白押しで...
現代の日本

2009年G7蔵相、中央銀行総裁会議終了時の酩酊記者会見について!

2009年G7蔵相、中央銀行総裁会議終了時の酩酊記者会見について!日本にも警察司法でも手の出せない深い闇があります。2009年の中川昭一蔵相の酩酊記者会見での社会的抹殺、2022年の安倍元首相の暗殺等が良い事例です。最近は何が起こっても驚かなくなりました。「こんなことは、この日本で絶対にないだろう」と思うことも実際は起こるということに何の疑問も抱かなくなりました。2009年のG7蔵相、中央銀行総裁会議で、当時リーマンショックで世界的経済不況に陥っていましたが、それを打開するために日本がIMFに1000億ドルの融資をすることを決定し、実際に融資し、世界を救いました。それに難癖を付けたのが日本の財務省でした。世界を牛耳る金融資本、グローバリストもリーマンショックを機に世界支配を強めようとしていた矢先の日本のIMFへの1000億ドルの融資でした。中川財務相は、「その融資の資金は米国債を売ればいい」とまで公言していました。それがアメリカを怒らせたのも間違いないところです。会議後の中川財務相の酩酊記者会見についてGEMINIに調べさせました。夫人の中川郁子氏のFACEBOOKの投稿が物議を醸しま...
現代の世界各国

中国はイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる

中国はイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)「中国がイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる」結果が、日本国民に何をもたらすのかを考察する。高市政権は外交戦略的にどの国のために国家運営をしているのかが見えてくる。◆中国はトランプを名指しせずイラン攻撃を非難し即時停戦を求めているジュネーブ現地時間3月27日、イラン、中国、キューバの要請により、国連人権理事会第61回会合において、イランのミナブにある小学校襲撃事件に関する緊急討論会が開催された。ジュネーブの国連事務所およびスイスのその他の国際機関における中国の常駐代表である賈桂德大使が出席し、中国の立場を表明した。この件に関して3月28日に中共中央管宣伝部が管轄する中央テレビ局CCTVが報道し、また同じく中国政府の通信社である新華社の電子版新華網が報道した。それによれば、賈桂德大使はおおむね以下のように述べている。168人の少女の命を奪ったイランのミナブ小学校襲撃事件は、人間の道徳と良心の限界を...
現代の世界各国

JOG(1465) 第三次石油ショックを機にエネルギー独立を考えよう

JOG(1465) 第三次石油ショックを機にエネルギー独立を考えよう原発ゼロのドイツ。エネルギーの独立を考えない国民は、自らその代償を払う。■1.イランのホルムズ海峡封鎖で第三次石油ショック!?花子: 昨日、父がガソリンの価格が190円にもなって大変だ、とこぼしていました。伊勢: そうだね。アメリカとイスラエルがイランを攻撃して、イランが報復のために、ホルムズ海峡を封鎖した。ホルムズ海峡は日本で使う原油の7、8割が通過する重要な海峡だ。実際、原油価格は過去1ヶ月で約40%も急上昇している。花子: えっ、それでは電気代も高くなっていくんですか?伊勢: 日本の電力の約40%が石油とLNG(液化天然ガス)に依存している。原油が1割上昇すると、電気代が数百円から千円増えると言われているから、4割上昇だと最大で毎月4千円ほども値上がりしてしまう恐れがある。 ただ、どれほど大変な事態になるかは、国ごとの石油やLNGへの依存度によって違う。2024年の家庭用電気料金を比較したデータがあるけど、日本は標準家庭(400kWh)で月約11,400円。ドイツは18,400円。フランスは14,100円だ。花子...
日本の文化

JOG(1464) 「日本を支える公民」を育てるには ~ 共同社会としての国家を学ぶべき

JOG(1464) 「日本を支える公民」を育てるには ~ 共同社会としての国家を学ぶべき「公民」とは、先人に感謝し、同胞との一体感と子孫への使命感をもって、共同社会である国を支える存在。■1.「日本を支える公民」を育てる公民教科書 最近、君たち中学生を「国際派日本人」を育てるのに、ぴったりの中学公民教科書に出会ったので、今日は、それの紹介をしたいと思ってね。自由社の公民教科書で、今のところ、市販はされていないんだけど、一般の人も買えるようクラウド・ファンディングが始まったんだ。本誌の読者にはぜひ応援して貰いたいと思っている。__________★「日本を支える公民」を育てる自由社版『新しい公民教科書』を 市販本として発行し、国民に届けたい!★・1口3千円【返礼品無し】お気持ち応援・1口5千円コース 市販本「新しい公民教科書」1冊贈呈、等々目標金額 1,200,000円 2026年6月30日まで ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄花子: この公民教科書はどこが違うんでしょう?伊勢: まずは、公民を学ぶ目的からして、国際社会の常識に沿ったしっかりした内容で、こう記載されている。___________この教...
現代の世界各国

「媚び媚びの高市」評価とは真逆…トランプ「真珠湾発言」にも動じなかった女性首相に欧米メディアが下した点数

「媚び媚びの高市」評価とは真逆…トランプ「真珠湾発言」にも動じなかった女性首相に欧米メディアが下した点数 高市首相とトランプ大統領による日米首脳会談について、欧米メディアはどのような評価を下したのか。NY在住ジャーナリストのシェリーめぐみさんは「高市首相の『媚びるような振る舞い』を問題視する日本メディアと違い、欧米メディアは『戦略』として評価している」という――。日本では「媚びすぎ」評価が飛び交った日米首脳会談ホワイトハウスで開かれた日米首脳会談での高市首相のトランプ大統領に対する振る舞いをめぐって、日本とアメリカの評価は大きく分かれた。日本では、「あれは媚びすぎではないか」「見ていて不快だ」といった違和感が広がった。トランプ氏の真珠湾ジョークに反論しなかったことは「弱さ」と受け取られ、繰り返された賞賛の言葉は「媚び」と映った。さらに、抱きつくようなハグやディナーでの親密な振る舞いは、「一国の首脳としての品位を欠く」とする批判も少なくなかった。令和8年3月19日(現地時間)、アメリカ合衆国のワシントンD.C.を訪問している高市総理は、トランプ大統領主催の夕食会に出席しました。出典:首相...
現代の世界各国

日米首脳会談は習近平にダメージを与えられたか?

日米首脳会談は習近平にダメージを与えられたか?ホワイトハウスのホームページから転載このたびの高市総理の訪米は、もともと3月末に予定されていたトランプ大統領の訪中前に何としてもトランプに会い、「高市発言」に関して高市氏に不利な方向に持って行かれないように、それを未然に防ごうとするのが狙いだったはずだ。しかしその間にベネズエラ襲撃と大統領拘束連行や、核問題交渉中におけるイランに対する爆撃と指導者ハメネイ師殺害という、およそ人間がやることとは思えない、残忍なまでの「力による現状変更」をトランプは断行したのだ。そのトランプに台湾統一に関して「いかなる力による変更も認めない」などと言わせて、「日米双方で確認し合った」などと発表しても、何か習近平国家主席を困らせることにつながり得るだろうか?中国の反応も含めて考察を試みたい。◆日米首脳会談における中国関連の発言トランプとしては、いかにしてイラン攻撃から受けるトランプ自身のダメージを跳ねのけ、「自分はこんなに偉大なことをした」として11月の中間選挙につなげたいという思いで一杯だっただろう。台湾問題などは現時点ではどうでもいいことだったにちがいないが、...
現代の世界各国

高市総理よ、中国を追い詰めるためにも親友・メローニ伊首相を利用してホルムズ海峡危機を打開せよ

高市総理よ、中国を追い詰めるためにも親友・メローニ伊首相を利用してホルムズ海峡危機を打開せよカーグ島が決め手になる理由イランがペルシャ湾の奥の方に持つ小さい島、カーグ島(ハールク島)が、米・イスラエルとイランとの戦いで重要な鍵を握っていると私が指摘した時には、この島の重要性はほとんど認識されていなかったが、米軍がこの島の軍事施設を攻撃したことで、この島のことが俄然注目されるようになった。(3月12日公開「トランプが主張する対イラン軍事作戦の短期終結の道筋見えてきた~中露システムが全くの無力、核物質回収・ハールク島占領も」参照)この記事の全ての写真を見る(全6枚)イランの石油の輸出はカーグ島を通じて行うものが90%ほどを占めているから、この南北8km、東西4kmの小さい島を米軍に押さえられたら、イランは外貨獲得手段の大半を失うことになる。それはイラン政権を支える革命防衛隊の収入源が大きく失われることに繋がるだけでなく、イラン経済の死をも意味する。トランプ大統領は、これまでのところは、ここの軍事拠点だけを攻撃対象とし、石油施設には手をつけていないが、ペルシャ湾とホルムズ海峡の安全をイランが...
現代の世界各国

ホルムズ海峡に自衛隊を派遣すれば、最悪自衛隊員の「死」が待っている!~そもそも「機雷掃海」は簡単にはできない

ホルムズ海峡に自衛隊を派遣すれば、最悪自衛隊員の「死」が待っている!~そもそも「機雷掃海」は簡単にはできない海上封鎖は侵略行為いま、世界でもっとも注目されているのが、ホルムズ海峡の封鎖である。この問題を解説する前に、基礎知識を知っておいてほしい。それは、海上封鎖が「戦争行為」そのものだということだ。1933年、ソ連の主導で「ロンドン宣言」が採択され、そこで「海上封鎖は侵略行為であり、戦争である」と定義された。これらの宣言は1974年に国連総会で確認され、それ以来、海上封鎖だけでなく戦争も公式にはだれも宣言していない(ロシア誌「モノクル」を参照)。つまり、海上封鎖にあたるホルムズ海峡の封鎖は、その行為自体がきわめて重大な意味合いをもっていることに留意してほしい。そのうえで、このホルムズ海峡を通って、原油や石油製品、液化天然ガス(LNG)などが世界中に供給されているために、ここでの安全な通行が保障できるかどうかが世界経済に甚大な影響をおよぼす。それをわかりやすく示したのが下図「2025年第一四半期における、ホルムズ海峡を通過した石油・コンデンセートの国別日量」である。といっても、ロシア語で...
現代の日本

「高市圧勝は虚構だ」発言に疑問符。小選挙区制を嘆く野党と左翼の“思考停止”をジャーナリストが斬る

「高市圧勝は虚構だ」発言に疑問符。小選挙区制を嘆く野党と左翼の“思考停止”をジャーナリストが斬る高市自民党の「圧勝」について、「小選挙区制のバイアスによる虚構だ」という批判が相次いでいます。しかし、そもそも小選挙区制は偏った結果が出ることを承知の上で導入されたものであり、2009年には民主党にも「圧勝」をもたらしています。問題は制度を嘆くことではなく、イタリアのように不断に見直す努力を怠ってきたことにあるのではないでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、ジャーナリストの高野孟さんが、93年政治改革の原点に立ち返り、選挙制度論の本質を鋭く問い直しています。※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものですプロフィール:高野孟(たかの・はじめ)1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》...
現代の日本

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた中国の経済的威圧に対抗する経済安全保障などの重視で、世界経済の潮目が変わり始め、「失われた30年」脱却へ。■1.世界秩序の転換と日本の好機伊勢: 花子ちゃん、最近、面白い本を読んだので、今日はその話をしようか。齋藤ジンという人の書いた『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』という本だ。15万部も売れているベストセラーなんだ。花子: 15万部ですか! それは、すごいですね。どんな内容なんですか?伊勢: この本は、日本には数十年に一度の好機が訪れていて、「失われた30年」から脱却する強力な追い風が吹き始めている、と言って、日本が再び世界の勝ち組に返り咲く可能性を示しているんだ。花子: えっ、本当ですか? 日本はずっと停滞していると聞いていたので、意外です。本当だったら、すごく嬉しいです。伊勢: そうだね。著者はヘッジファンドなどのプロの資産運用者に助言を行うコンサルタントで、アメリカのワシントンDCに住んでいる。米国の政治・経済の中枢の動きに精通している人物だ。花子: なるほど。それで、どうして日本にチャンスが来ているんです...