日本の文化イザベラ・バード ~ 明治初年、東北奥地を旅した英国女性
JOG(1445) イザベラ・バード ~ 明治初年、東北奥地を旅した英国女性東北奥地の貧しさ見せまいとするガイド鶴吉に、バードはイギリス人が失った純朴さを伝えたいと言った。■1.イザベラ・バードと伊東鶴吉の再会花子: 伊勢先生、JOGでは時々、イザベラ・バードという英国女性が書いた米沢のこんな記述が、紹介されていますね。__________ 南に繁栄する米沢の町があり、北には湯治客の多い温泉場の赤湯があり、まったくエデンの園である。「鋤で耕したというより、鉛筆で描いたように」美しい。米、綿、とうもろこし、煙草、麻、藍、大豆、茄子、くるみ、水瓜、きゅうり、柿、杏、ざくろを豊富に栽培している。実り豊かに微笑する大地であり、アジアのアルカデヤ(桃源郷)である。自力で栄えるこの豊沃な大地は、すべて、それを耕作している人びとの所有するところのものである。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__________JOG(91) 平和の海の江戸システム 日本人は平和的に「自力で栄えるこの肥沃な大地」を築き上げた。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄花子: 明治の初年に東北地方を旅したイギリス人女性ということですが、いったい、どんな人...
