現代の世界各国

「媚び媚びの高市」評価とは真逆…トランプ「真珠湾発言」にも動じなかった女性首相に欧米メディアが下した点数

「媚び媚びの高市」評価とは真逆…トランプ「真珠湾発言」にも動じなかった女性首相に欧米メディアが下した点数 高市首相とトランプ大統領による日米首脳会談について、欧米メディアはどのような評価を下したのか。NY在住ジャーナリストのシェリーめぐみさんは「高市首相の『媚びるような振る舞い』を問題視する日本メディアと違い、欧米メディアは『戦略』として評価している」という――。日本では「媚びすぎ」評価が飛び交った日米首脳会談ホワイトハウスで開かれた日米首脳会談での高市首相のトランプ大統領に対する振る舞いをめぐって、日本とアメリカの評価は大きく分かれた。日本では、「あれは媚びすぎではないか」「見ていて不快だ」といった違和感が広がった。トランプ氏の真珠湾ジョークに反論しなかったことは「弱さ」と受け取られ、繰り返された賞賛の言葉は「媚び」と映った。さらに、抱きつくようなハグやディナーでの親密な振る舞いは、「一国の首脳としての品位を欠く」とする批判も少なくなかった。令和8年3月19日(現地時間)、アメリカ合衆国のワシントンD.C.を訪問している高市総理は、トランプ大統領主催の夕食会に出席しました。出典:首相...
現代の世界各国

日米首脳会談は習近平にダメージを与えられたか?

日米首脳会談は習近平にダメージを与えられたか?ホワイトハウスのホームページから転載このたびの高市総理の訪米は、もともと3月末に予定されていたトランプ大統領の訪中前に何としてもトランプに会い、「高市発言」に関して高市氏に不利な方向に持って行かれないように、それを未然に防ごうとするのが狙いだったはずだ。しかしその間にベネズエラ襲撃と大統領拘束連行や、核問題交渉中におけるイランに対する爆撃と指導者ハメネイ師殺害という、およそ人間がやることとは思えない、残忍なまでの「力による現状変更」をトランプは断行したのだ。そのトランプに台湾統一に関して「いかなる力による変更も認めない」などと言わせて、「日米双方で確認し合った」などと発表しても、何か習近平国家主席を困らせることにつながり得るだろうか?中国の反応も含めて考察を試みたい。◆日米首脳会談における中国関連の発言トランプとしては、いかにしてイラン攻撃から受けるトランプ自身のダメージを跳ねのけ、「自分はこんなに偉大なことをした」として11月の中間選挙につなげたいという思いで一杯だっただろう。台湾問題などは現時点ではどうでもいいことだったにちがいないが、...
日本の文化

社日とは?2026年はいつ?読み方や意味について

社日とは?2026年はいつ?読み方や意味について社日という言葉は最近聞かなくなったことから、どういう意味か知らない方も多いと思います。社日の意味とは?2026年はいつなのか?読み方についてもまとめて紹介します社日とは?読み方は?社日の意味と読み方についてまとめてみました。社日とは?年に2回ある社日は春と秋の2回あります。「春の社日」は種まきの時期で、「秋の社日」は収穫の時期になります。「春の社日」は、種まきをする前に土地の神様に挨拶をする日のこと、「秋の社日」は収穫をする前に土地の神様に挨拶をする日のことという意味。日本は昔から農耕が中心とした生活だったので、種まきから収穫までがとても重要な意味を持っていました。その一つが「社日」になります。社日の「社」は、その土地の近くにある神社の神様である「産土神(うぶすなかみ)」という意味からきており、産土神を祀る日となりました。農事を始める大切な節目の一つでもあるので、田の神様と結びつき日本では独特の社日の祝いの行事となっています。日本の農産物との関わりが多いもの、日本の生活にかかせない暦の一つである「雑節」の一つになっています。春の社日は「春...
現代の世界各国

高市総理よ、中国を追い詰めるためにも親友・メローニ伊首相を利用してホルムズ海峡危機を打開せよ

高市総理よ、中国を追い詰めるためにも親友・メローニ伊首相を利用してホルムズ海峡危機を打開せよカーグ島が決め手になる理由イランがペルシャ湾の奥の方に持つ小さい島、カーグ島(ハールク島)が、米・イスラエルとイランとの戦いで重要な鍵を握っていると私が指摘した時には、この島の重要性はほとんど認識されていなかったが、米軍がこの島の軍事施設を攻撃したことで、この島のことが俄然注目されるようになった。(3月12日公開「トランプが主張する対イラン軍事作戦の短期終結の道筋見えてきた~中露システムが全くの無力、核物質回収・ハールク島占領も」参照)この記事の全ての写真を見る(全6枚)イランの石油の輸出はカーグ島を通じて行うものが90%ほどを占めているから、この南北8km、東西4kmの小さい島を米軍に押さえられたら、イランは外貨獲得手段の大半を失うことになる。それはイラン政権を支える革命防衛隊の収入源が大きく失われることに繋がるだけでなく、イラン経済の死をも意味する。トランプ大統領は、これまでのところは、ここの軍事拠点だけを攻撃対象とし、石油施設には手をつけていないが、ペルシャ湾とホルムズ海峡の安全をイランが...
現代の世界各国

ホルムズ海峡に自衛隊を派遣すれば、最悪自衛隊員の「死」が待っている!~そもそも「機雷掃海」は簡単にはできない

ホルムズ海峡に自衛隊を派遣すれば、最悪自衛隊員の「死」が待っている!~そもそも「機雷掃海」は簡単にはできない海上封鎖は侵略行為いま、世界でもっとも注目されているのが、ホルムズ海峡の封鎖である。この問題を解説する前に、基礎知識を知っておいてほしい。それは、海上封鎖が「戦争行為」そのものだということだ。1933年、ソ連の主導で「ロンドン宣言」が採択され、そこで「海上封鎖は侵略行為であり、戦争である」と定義された。これらの宣言は1974年に国連総会で確認され、それ以来、海上封鎖だけでなく戦争も公式にはだれも宣言していない(ロシア誌「モノクル」を参照)。つまり、海上封鎖にあたるホルムズ海峡の封鎖は、その行為自体がきわめて重大な意味合いをもっていることに留意してほしい。そのうえで、このホルムズ海峡を通って、原油や石油製品、液化天然ガス(LNG)などが世界中に供給されているために、ここでの安全な通行が保障できるかどうかが世界経済に甚大な影響をおよぼす。それをわかりやすく示したのが下図「2025年第一四半期における、ホルムズ海峡を通過した石油・コンデンセートの国別日量」である。といっても、ロシア語で...
現代の中国

トランプ訪中延期から見える習近平の思惑と米中首脳の力関係

トランプ訪中延期から見える習近平の思惑と米中首脳の力関係2026年3月、全国人民代表大会にける習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)3月14日、トランプ大統領はイランが封鎖しているホルムズ海峡航行再開に向けて中国にも護衛艦派遣などの協力を求めた。3月15日のフィナンシャルタイムズのインタビューによると「協力しなければ訪中を延期する可能性がある」と「脅し」をかけていたくらいだ。しかし16日(日本時間17日)になると一転。トランプは「交戦中にホワイトハウスを空けるのは良くない」という理由で訪中延期を宣言し、「中国が護衛艦派遣に積極的でないこと」には、ひとことも触れなかった。この時点で米中どちらが首脳会談をしたがっているかが見えてくる。習近平国家主席にとっては、友好国イランを攻撃している最中の国の大統領を歓迎するわけにはいかない。トランプが訪中を延期してくれたのはありがたいことだ。イラン攻撃停戦後でないと、トランプを北京に向かえるわけにはいかないのが本音だろう。一方で習近平は、トランプ訪中の際に「台湾統一」に関してトランプに是認を迫ろうとしていたはずだ。そのために護衛艦派遣に関しても、回答...
現代の世界各国

トランプのイラン停戦?

トランプのイラン停戦?2026年3月12日   田中 宇この記事は「イランは許されるのか」の続きですトランプ米大統領は、イランをソフト転覆しようとしたが、権力を持つ革命防衛隊に拒否されて失敗した。そのためトランプは、イランとの戦争を深追いせず、いったん停戦したいのでないかという説が出てている。トランプは当初、4週間までのイラン戦争を準備したが、3月10日に、イランで攻撃すべき軍事拠点などをすべて破壊したので、4週間でなく前倒しして終わるかもと言い出した。イスラエルは戦争構造を残したいので、トランプの発言は誇張だとエルサレムポストが書いている。('Nothing left' to target: Trump exaggerates Islamic regime's defeat, lays ground for Iran war's end)トランプはロシアのプーチンに電話し、プーチンはイランの大統領と繰り返し電話している。露政府系メディアは、米イランを仲裁できるのはプーチンしかいないと豪語している。(Putin holds second telephone call with Iran...
現代の日本

「高市圧勝は虚構だ」発言に疑問符。小選挙区制を嘆く野党と左翼の“思考停止”をジャーナリストが斬る

「高市圧勝は虚構だ」発言に疑問符。小選挙区制を嘆く野党と左翼の“思考停止”をジャーナリストが斬る高市自民党の「圧勝」について、「小選挙区制のバイアスによる虚構だ」という批判が相次いでいます。しかし、そもそも小選挙区制は偏った結果が出ることを承知の上で導入されたものであり、2009年には民主党にも「圧勝」をもたらしています。問題は制度を嘆くことではなく、イタリアのように不断に見直す努力を怠ってきたことにあるのではないでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、ジャーナリストの高野孟さんが、93年政治改革の原点に立ち返り、選挙制度論の本質を鋭く問い直しています。※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものですプロフィール:高野孟(たかの・はじめ)1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》...
日本の文化

春分の日とは?春分は2026年はいつからいつまで?お彼岸のお墓参りと食べ物について – 二十四節気

春分の日とは?春分は2026年はいつからいつまで?お彼岸のお墓参りと食べ物について - 二十四節気春分の日は国民の祝日にもなっているので記憶にはあるけど、実際はどういう意味なのか、何をする日なのか知らないという方もいるかと思います。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として定められています。春分は二十四節気の一つ。参考:国民の祝日に関する法律(内閣府)今回は春分の日の意味や2026年の春分はいつからいつまでなのか?、その周辺にある行事・お彼岸について、お供え物である牡丹餅とお萩の違いについてもあわせて紹介します。春分の日とは?春分の日とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日で、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことです。秋分の日も同じ。英語では「Spring Equinox Day」。Equinox(イクイノックス)とは、昼と夜の長さが同じと言う意味で使います。春分の最初の日のことを「春分の日」と呼びます。春分の日をはさんだ7日間が「春のお彼岸」の期間にあたります。春分の日は丁度お彼岸の中日にあたるので、お墓参りをしてご先祖様を供養する習慣があります。2026年の春分はいつからいつ...
現代の世界各国

トランプが巻き込まれる憎悪と混乱の渦。世界中からかき集められた「米軍の武器弾薬」が中東に投入の衝撃

トランプが巻き込まれる憎悪と混乱の渦。世界中からかき集められた「米軍の武器弾薬」が中東に投入の衝撃数え上げればきりのない「予測不能」な言動で、世界を混乱させ続けるトランプ大統領。とりわけイスラエルとともに行った対イラン攻撃は、エネルギー市場や各国の安全保障環境に大きすぎる影響を与える結果となっています。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、イラン攻撃の背景にあるアメリカの世界戦略と中東情勢の複雑な構図を解説。その上で、この軍事衝突がアジアや欧州を含む各地域の紛争を連鎖させる危険性を指摘しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:崩れるアメリカの世界覇権と存亡に対する賭けに出たイスラエル-揺れるアラブの結束と紛争の連鎖に向けたぎりぎりの攻防「アメリカは本当に大丈夫か?」という懸念。崩れる米国の世界覇権と存亡に対する賭けに出たイスラエル「アメリカは本当に大丈夫か?」アメリカとイスラエルによる対イラン攻撃が行われ、イランによる大規模な報復攻撃が始まってから2週間が...
現代の世界各国

戦争が嫌いなはずのトランプ大統領がまさかのイラン攻撃、何か弱みでも握られているのでしょうか

戦争が嫌いなはずのトランプ大統領がまさかのイラン攻撃、何か弱みでも握られているのでしょうかトランプ大統領は戦争が嫌いなはずなのに、何で又、無謀とも思えるイラン攻撃をイスラエルと一緒にやったのですかね。このイラン攻撃はエプスタイン事件が世界に報じられてから直ぐのことでしたから、多くの人に勘繰られてしまいましたね。普通、犯罪者は自殺などしませんから、エプスタイン氏も死人に口なしにされてしまったのでしょうかね。英国の王族まで逮捕されてしまつたのですから、この事件の闇は半端なものではありませんね。しかも、クリントン元大統領までテレビ映像で、ご苦労な事に、この事件の事について、わざわざ語っているのですから、これはトランプ大統領に対する嫌がらせと捉えている人も結構居られますね。世の中の権力者や上級国民の皆様は、とかく困ったことが起きると、多くの人々の目を逸らすために、何か別の大きな事件を起こしたり、起こさせたりするものですが、このイランに対する戦争なるものも、そんな臭いがしてなりません。まぁ、よその国でのことですから、日本人が、どうこう言えるものではないのですが、困ったことに、どうやらトランプ大統...
ロシアの歴史

JOG(1463) 領土拡張と皇帝独裁がロシアの伝統 ~ 北の脅威にどう対すべき?

JOG(1463) 領土拡張と皇帝独裁がロシアの伝統 ~ 北の脅威にどう対すべき?350年も領土拡張と皇帝独裁を続けてきた異様なる国に、日本はいかに対すべきか?■1.350年も続いたロシアの領土拡張花子: 先生、ロシアのウクライナ侵略のニュースを見ていて思ったんですけど、ロシアって昔から侵略的な国なんですか?伊勢: 良いところに気がついたね、花子ちゃん。ロシアは先の大戦でも、日本の降伏後に樺太、千島列島に侵攻し、北方領土を奪った。東欧諸国は鉄のカーテンに閉ざされて、軒並み属国にされた。こういうロシアの侵略性はお国柄なのか、という疑問は当然だろう。花子: やっぱりそうなんですね。でも、どうしてそんなに侵略的なんでしょうか?伊勢: ロシアは、伝統的に領土拡張を続けてきた。年表風に観てみると、その歴史がよく分かる。__________・1552 イヴァン4世がヴォルガ川流域のモンゴル系カザン・ハン国を征服、ウラル山脈以西を確保し、シベリア進出の基盤を築く。・1578-81 コサック首長イェルマークがウラル山脈を越えて、東側のシビル・ハン国を攻撃・征服、ロシアのシベリア支配が始まる。・17世紀...
世界各国の歴史

だから台湾は日本に好意的な国になった…中国が見捨てた島を近代化した”現地では誰もが知る日本人”の名前

だから台湾は日本に好意的な国になった…中国が見捨てた島を近代化した"現地では誰もが知る日本人"の名前台湾でいちばん有名な日本人は誰か。前駐中国日本国特命全権大使の垂秀夫さんは「安倍晋三元首相の名が広く知れ渡っているが、それよりも知名度が高い日本人土木技師がいる」という。『中国共産党が語れない日中近現代史』(新潮新書)より、笹川平和財団常務理事の兼原信克さんとの対談を紹介する――。(第2回/全3回)写真=iStock.com/Yevhenii Orlov ※写真はイメージです全ての画像を見る(4枚)歴史的に台湾は誰のものでもなかった【兼原】尖閣問題は台湾問題とも連動しています。中国は、尖閣は台湾の一部という立場ですから。歴史家に聞くと、台湾は「はじめは歴史的には誰のものでもなかった」と言いますよね。実際、与那国島以南の台湾、ルソン、ミンダナオ、カリマンタン(ボルネオ)、スラウェシ(セレベス)、ジャワ、バリ、スマトラと続く一連の島々は、貿易中継地があるだけで人口も希薄であり、海洋民族のマレー人がパラパラと住んでいただけ。バスコ・ダ・ガマやマゼランといった欧州人が帆船でアジアに来て、これらの...
中国の歴史

ソ連に怯えた毛沢東は田中角栄に「助けてくれ」と懇願…中国共産党がどうしても消したい日中外交秘史

ソ連に怯えた毛沢東は田中角栄に「助けてくれ」と懇願…中国共産党がどうしても消したい日中外交秘史中国とはどんな国か。笹川平和財団常務理事の兼原信克さんは「かつての中国は今と逆のことを言っていた」という。『中国共産党が語れない日中近現代史』(新潮新書)より、前駐中国日本国特命全権大使の垂秀夫さんとの対談を、一部紹介する――。(第1回/全3回)写真=iStock.com/bjdlzx ※写真はイメージです全ての画像を見る(5枚)ヒトラーでも敵わない20世紀最大の殺人者【兼原】20世紀最大の人道的悲劇は、多分毛沢東の大躍進ですよ。無辜の市民を大規模殺害したホロコーストの代表例と言えば、600万のユダヤ人を虐殺したヒトラーとカンボジア人口の4分の1(170〜180万)を虐殺したポル・ポトですが、スターリンと毛沢東も20世紀に非常に多くの自国民を殺した2大殺人者です。特に、毛沢東が中国国民にもたらした死者の数は数千万人で桁が違う。【垂】1956年のフルシチョフによるスターリン批判は、毛沢東にとって大きな衝撃でした。毛沢東はスターリンに対して複雑な感情を抱いており、個人的には必ずしも好意的ではありま...
日本の文化

お彼岸とは?2026年はいつ?意味や由来、何をする日?

お彼岸とは?2026年はいつ?意味や由来、何をする日?お彼岸と言えば、お墓参りの意味が強いですが、実際はどういう意味や由来なのでしょうか?お彼岸は何をする日?、彼岸の日の調べ方、2026年はいつなのか?について紹介します。お彼岸とは?意味や由来お彼岸とは、祖先の御霊(みたま)を供養する日のことを言います。本来の意味は、7日間に渡って行われる法会(彼岸会)のことを言いました彼岸の名前は、仏教の波羅蜜多(はらみた)というサンスクリット語を漢語に訳した「到彼岸(とうひがん)」という言葉に由来しています。彼岸は西に、此岸は東にあると考えられています。現実の生死の世界から煩悩を解脱し、理想の涅槃(ねはん)※の世界へ至るという意味です。※「涅槃(ねはん)」というのは、サンスクリット語で「ニルヴァーナ」と言い、「消える、吹き消す、消滅する」という意味があります。つまり、感情や苦痛、煩悩などが吹き消して消滅した状態、悟りを開いた状態であることを指すことから、お釈迦様が亡くなられた日(入滅)ということになります。参考:涅槃会(ねはんえ)とは?いつ行われるの?団子まきが行われるのはなぜ?お彼岸は何をする日...
現代の世界各国

イランは許されるのか

イランは許されるのか2026年3月10日   田中 宇これまで、イスラエルは仇敵であるイランの、政権転覆もしくは大幅な弱体化を求めて軍事攻撃を続けてきた。イスラエル(米諜報界を握ったリクード系)のおかげで政権についたドナルド・トランプは、できるだけ戦争なしでイスラエルの希望をかなえたいので、今年初めにベネズエラで成功したソフト転覆策(政権トップだけ入れ替えて反米を親米に転換する)をイランでもやろうとした。(イラン攻撃でイスラエル中東覇権の確定へ)米イスラエルは、イランの最高指導者だったハメネイを自発的に引退させ、後継選びに介入して親米派に継がせてソフト転覆しようとした。ハメネイが引退を拒否したので2月28日に空爆して殺害し、後継者選びに介入しようとした。だが、イランで強い権力を持つ軍部の革命防衛隊は、ソフト転覆に応じると権勢を失うので拒否し、上層部でソフト転覆を受け入れたがる穏健派の主張を退け、専門家会議を動かし、防衛隊と親しいハメネイの息子モジタバを3月9日に後継者にした。(分岐点にきたイラン)トランプはモジタバの就任を受け入れないと言っている。まず核兵器開発をやめさせる交渉を続け、...
現代の世界各国

多極化と核武装

多極化と核武装2026年3月7日   田中 宇ドナルド・トランプの米政府が、サウジアラビアに原子力技術を供与する協定の中に、ウラン濃縮を一定比率以上に上げることを禁止したり、IAEAの査察を受ける義務など、供与された技術を使った核兵器開発を禁じる条項が入っていないことが問題になっている。サウジは、米国からもらった(買った)技術で核兵器を作れるようになる。(Amid turmoil, Trump to give Saudi Arabia sweet nuclear deal)サウジはすでに核兵器を持っているという話もある。イラン革命防衛隊の幹部が2月初めに「サウジはすでに核兵器を持っており、米イスラエルはそれを黙認している」と述べている。サウジがどのように核兵器を得たか、イラン幹部は明らかにしていない。サウジは以前から、財政破綻している「失敗国家」のパキスタンを経済支援してきたが、パキスタンは核武装しており、支援の見返りにサウジに手持ちの核兵器の一部を渡した(貸した)可能性がある。(Saudis have nukes - ex-Iranian commander)パキスタンからの核兵器入...
生命科学

進化の傑作。じつは、今もって哺乳類は「恐竜に敵わない」…鳥類とコウモリの比較から明らかになった、驚きの真実

進化の傑作。じつは、今もって哺乳類は「恐竜に敵わない」…鳥類とコウモリの比較から明らかになった、驚きの真実かつて恐竜は哺乳類に至らない、生態学的に哺乳類に劣った存在だったと考えられていた時代がありましたが、昨今の研究の進展により、恐竜の優れた生態が明らかになってきました。しかし、その観点は、あくまでも「はるか過去」の話であることが前提になっており、今日では哺乳類が生態学的に最も優勢であると考えられています。はたして、それは真実でしょうか。哺乳類の生物学的優位性を、鳥類型の恐竜の子孫である鳥類との比較で確かめていきます。この記事の全ての写真を見る(全12枚)恐竜に追いやられて夜行性になった哺乳類!?恐竜は図体だけは大きいが、アホでのろまだったので、賢くて敏捷な哺乳類に負けて絶滅した。私が子どものころには、そんな偏見がまかり通っていた。ブロントサウルスのような大きな恐竜になると、尻尾を踏まれてから脳が「痛い」と感じるまで何十分も掛かったと言われることさえあったのだ。さすがに今では、そういう話を聞くことは少なくなった。むしろ恐竜のほうが、いろいろな点で哺乳類より優れており、生態学的に優勢であ...
現代の日本

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた中国の経済的威圧に対抗する経済安全保障などの重視で、世界経済の潮目が変わり始め、「失われた30年」脱却へ。■1.世界秩序の転換と日本の好機伊勢: 花子ちゃん、最近、面白い本を読んだので、今日はその話をしようか。齋藤ジンという人の書いた『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』という本だ。15万部も売れているベストセラーなんだ。花子: 15万部ですか! それは、すごいですね。どんな内容なんですか?伊勢: この本は、日本には数十年に一度の好機が訪れていて、「失われた30年」から脱却する強力な追い風が吹き始めている、と言って、日本が再び世界の勝ち組に返り咲く可能性を示しているんだ。花子: えっ、本当ですか? 日本はずっと停滞していると聞いていたので、意外です。本当だったら、すごく嬉しいです。伊勢: そうだね。著者はヘッジファンドなどのプロの資産運用者に助言を行うコンサルタントで、アメリカのワシントンDCに住んでいる。米国の政治・経済の中枢の動きに精通している人物だ。花子: なるほど。それで、どうして日本にチャンスが来ているんです...
現代の中国

中国は一体どこへ向かおうとしているのか?全人代の「政府活動報告」から読みとく“次の5年”

中国は一体どこへ向かおうとしているのか?全人代の「政府活動報告」から読みとく“次の5年”国際情勢が大きく揺れる中、中国では年に一度の重要政治行事である全国人民代表大会(全人代)が開催されました。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、李強首相の政府活動報告から中国が何を重視しているのかを考察しています。国際情勢が厳しい最中の開催となった全人代は何を伝えたのか今年の中国は、正月を迎える気分とはほど遠い春節となったはずだ。直近の元宵節は、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が始まったことで、お祝いムードはたちまち吹き飛んだ。その前にはドイツのフリードリヒ・メルツ首相が就任初の中国訪問を果たしたことで、中国は春節を返上して出迎えた。そして予定されていた全国人民代表大会(ほぼ同時に開催される全国政治協商会議=政協とともに「両会」と呼ばれる)だ。全人代は政協の翌日、3月5日に北京で始まり、李強首相は世界のメディアが注目する中、「政府活動報告(=報告)」を読み上げた。年に一度の大会では、一年ごとに設定される国内総生産(GDP)の成長率の目標値が毎年...
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