現代のロシア

プーチンが日本のために建設した石油パイプライン港を見捨ててしまった日本 今は中国が独り占め

プーチンが日本のために建設した石油パイプライン港を見捨ててしまった日本 今は中国が独り占め安倍元総理とプーチン大統領(2019年)(写真:ロイター/アフロ)4月2日、共同通信が<【独自】政府、戦時下のロシア訪問団計画 大手商社に要請、5月念頭>とスクープしたが、しかし木原官房長官は翌日、<ロシアへ経済訪問団派遣を計画との報道、「事実ではない」>と直ちに否定した。いずれにせよ、米イスラエルのイラン攻撃がもたらした世界石油危機の波は日本にも大きく押し寄せており、当然のことながら眼前の石油の宝庫であるウラジオストク近郊のコズミノ港を見捨てた日本の選択の是非が問われる。本稿では日本向けパイプラインの建設過程と中国との競争がもたらした現在の日本の実態を、中国との比較という視点から考察し、高市内閣の取るべき姿勢を問う。◆日本向け石油パイプライン港はいかにして建設されたのか?コズミノ港は正確に言えばナホトカにあり、日本が敗戦した後に中国大陸にいた日本軍捕虜が大量に収容されたラーゲリの黒歴史を思い起こさせる。そのとき長春にいた4歳の筆者には「ナホトカ」という音が、略奪に来たソ連兵の姿と重なり、恐怖と共...
日本の文化

十三詣りとは?2026年はいつ?時期や着物(服装)、虚空蔵菩薩について

十三詣りとは?2026年はいつ?時期や着物(服装)、虚空蔵菩薩について「十三詣り」というのは、大人へスタートの時期で、菩薩からの知恵を授かる行事です。関西では有名ですが、それ以外の都市に住んでいる方には馴染みが薄いかもしれません。十三詣りの意味や2026年はいつ?、時期や着物、虚空蔵菩薩、参拝中のルール、有名なお寺についてご紹介します。十三詣りとは?2026年はいつ?十三詣りとは、数え年で13歳になる男女のための行事です。関西を中心に全国に広がりました。時期は毎年4月13日なので、2026年も4月13日(月)です。13歳は干支が1周して最初に戻った初めての年にあたります。子供が成長したことお祝いし、感謝をささげます。13番目に生まれた虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に知恵を授かりに参拝。男女共通の厄年の厄を払い、無病息災を祈ります。お参りでは、自分の好きな漢字一文字を半紙に毛筆で書き(二文字、三文字でもOK)、それをご祈祷してもらった後、それをお守りとして身につける「一文字書」を行います。虚空蔵菩薩と「知恵詣」「知恵もらい」の由来虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は、広大な宇宙のような無限の...
日本の文化

JOG(1466) 岡倉天心の『茶の本』 ~ 人間どうし、人間と自然の共生を茶道を通じて訴えた名著

JOG(1466) 岡倉天心の『茶の本』 ~ 人間どうし、人間と自然の共生を茶道を通じて訴えた名著■1.『茶の本』は欧米読書界の話題をさらった伊勢: 花子ちゃん、岡倉天心の『茶の本』って知ってるかな?花子: 名前くらいは聞いたことがありますけど、茶道を欧米人向けに紹介した本なんですか?伊勢: いや、ただの茶道の紹介本じゃないんだ。1904(明治37)年、日露戦争が始まった頃、天心はボストン美術館で講演をしたんだ。会場は超満員だった。そこで天心は、日本人とは思えない流暢な英語でこう語った。__________西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。しかるに満州の戦場に大々的殺戮を行ない始めてから文明国と呼んでいる。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄花子: えっ、それって西洋文明への皮肉ですよね。アメリカ人の聴衆の前で、すごく勇気がいる発言じゃないですか?伊勢: その通りだ。聴衆は息を飲んだに違いない。そして天心は続けてこう言った。__________もしわれわれが文明国たるためには、血なまぐさい戦争の名誉によらなければならないとするならば、むしろいつまでも野蛮国に...
現代の中国

米・世論調査:米同盟国は「トランプよりも習近平が頼りになり、中国が世界の覇者になる」と思っている

米・世論調査:米同盟国は「トランプよりも習近平が頼りになり、中国が世界の覇者になる」と思っているトランプ大統領と習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)米メディアのポリティコ(POLITICO)はイギリスの世論調査会社パブリック・ファースト(Public First)に依頼して、今年2月6日から9日にかけて米国とそのトップ同盟国(米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ)を対象として世論調査を行なった。その結果を3月15日に発表したのだが、結果が凄い。米国の「キー同盟国」は「トランプよりも習近平が頼りになり、中国の技術の方がアメリカより優れていると思っており、さらに10年後の世界の覇者は中国であると思っている」という結果を出している。3月30日の論考<中国はイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる>の文末でお約束したので、考察を試みる。◆ポリティコの世論調査と調査対象国3月15日にポリティコは<米国のトップ同盟国は中国に傾き始めている トランプのせいだ>という見出しで、世論調査の結果を発表した。「米国のトップ同盟国」を、ポリティコの原...
現代の世界各国

トランプが見捨てた途上国。エネルギー不足と債務危機の連鎖が欧米金融を直撃する日=斎藤満

トランプが見捨てた途上国。エネルギー不足と債務危機の連鎖が欧米金融を直撃する日=斎藤満イラン戦争によって、非産油途上国経済が危機に陥っています。戦争の長期化で原油価格の高止まりにとどまらず、石油が入らなくなって経済が機能不全に陥る国が増えています。それにとどまらず、世界的なインフレ懸念でドル金利も上昇し、産油国米国に資金が集まり、ドル高となっていることから、ドル債務を抱える途上国の負担が高まっています。悪いことに、かつての石油ショック時にはIMFなどの国際機関と米国がこれらに支援の手を差し伸べましたが、今はトランプのおかげで国際機関が機能不全になり、トランプの米国はむしろキューバなど反米の国にはこの危機を利用して国家破綻に導こうとしています。このままでは途上国の債務危機が広がります。誰が非産油途上国を救済するのでしょうか。(『マンさんの経済あらかると』斎藤満)【関連】金価格また最高値更新…今が買い?トランプ関税と世界の混乱が追い風に=斎藤満※有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2026年4月3日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し...
現代の日本

米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?

米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~◇◆□☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」     令和八年(2026年)4月7日(火曜日)       通巻第9230号  <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 高市詣で。主要国の政治家ばかりに焦点が充てられているが   米ビッグテックのCEOが陸続と日本の首相官邸を表敬するのは何故だ?************************************** 高市政権の誕生以来、外国首脳の「高市詣で」が続いている。G7メンバーでは伊太利亜、カナダ、英国、そしてトランプ大統領は来日時に迎賓館で、3月には高市首相が訪米し、日米同盟の進化を唱えた。4月にはマクロン仏大統領が訪日し、ドラゴンボールで挨拶した。ドイツを除くG7以外にも韓国大統領、インド首相ら目白押しで...
現代の世界各国

トランプの思いつきとネタニヤフの暴走で世界が大混乱。プーチンと習近平が“棚ぼた”を得たイラン戦争の現実

トランプの思いつきとネタニヤフの暴走で世界が大混乱。プーチンと習近平が“棚ぼた”を得たイラン戦争の現実アメリカとイスラエルが引き起こしたイラン戦争の思わぬ長期化で、混迷を極める中東情勢。ホルムズ海峡の閉鎖で、世界経済はこれまでにないパニックに見舞われる事態となっています。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、そんな中で行われたトランプ氏の演説内容に着目し、大統領の「本心」を推察。さらにこの戦争が結果的に中国とロシアを利する結果となった構造を解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:崩壊が止まらないアメリカの覇権と、トランプの思い付きに振り回され危機が高まる国際情勢止まらないアメリカ覇権の崩壊。トランプの気まぐれが国際社会に与える危機的状況「アメリカ国民は本当にイランに対する戦争を望み、何か得ることはあるのだろうか?」「この戦争はアメリカ国民の利益に資するものなのか?」イランのペゼシュキアン大統領がアメリカ国民に向けて発出した書簡が訴えかけた、シンプルで...
ロシア

花祭りとは?2026年はいつ?内容や始まりについて

花祭りとは?2026年はいつ?内容や始まりについて花祭り(花まつり)という仏教のお祭りがあります(又の名を灌仏会・仏生会)。名前は聞いたことがあるけど、意味までは知らないという方も多いと思います。花祭りの意味や、2026年はいつなのか?お祭りの内容や始まり、お釈迦様のポーズの意味などをまとめてご紹介します。花祭りとは?2026年はいつ?花祭り(花まつり)とは、お釈迦様の誕生をお祝いする行事のことです。花祭りは明治時代以降の呼び名で、元々は「灌仏会(かんぶつえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」と言われていました。キリストの誕生日をお祝いするのが「クリスマス」であれば、仏教のお釈迦さまをお祝いするのが「花祭り」と言います。お釈迦さまは4月8日(卯月八日)が誕生日、母である摩耶王妃の右脇の下から生まれたと言われています。花祭り2026年も4月8日(水)です。全国のお寺でお祭りが行われます。山の神にまつわる行事を行う地域もあります。花祭りの内容小さなお釈迦様の立像の上に「花御堂」という華やかなお花のお堂を飾ります。使われる花は椿、モクレン、桜、こぶし、レンギョウなど。お釈迦様の立像に、アマチャヅ...
現代の世界各国

トランプ大統領「イラン戦争謎の勝利宣言」の裏に見えるイスラエル・ネタニヤフ首相の影

トランプ大統領「イラン戦争謎の勝利宣言」の裏に見えるイスラエル・ネタニヤフ首相の影日本時間4月2日午前10時、ドナルド・トランプ米大統領が、イラン戦争の「勝利宣言」を、国民向けテレビ演説で行った。イラン戦争とは一体何だったのか? 評論家の塩原俊彦氏は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に踊らされた戦争だったと説く。                   ※まず、3月17日、国家対テロセンター(NCTC)所長のジョー・ケント(下の写真を参照)が突然、イランとの戦争への反対と、トランプ政権の政策に対するイスラエルの影響力を理由に辞任したことを思い出してほしい。公表された彼の書簡にも、Xへの投稿にも、「われわれがこの戦争を始めたのは、イスラエルとその強力な米国ロビイからの圧力によるものであることは明らかだ」という表現がある(下を参照)。つまり、2月28日からはじまった米国とイスラエルによるイランへの大規模攻撃は、ドナルド・トランプ大統領が主導したのではなく、ベンヤミン・ネタニヤフ首相に促されて踏み切ったもので、あくまで「トランプとネタニヤフの戦争」という視点から考えなければならないというの...
現代の世界各国

ホルムズ閉鎖を放置するトランプ

ホルムズ閉鎖を放置するトランプ2026年4月3日   田中 宇イラン戦争は、イスラエルのための戦争だ。イランは、イスラエルにとって残っている最大の脅威だ。イスラエルが、イランの脅威を消す、もしくはできるだけ減らすために、イスラエルの言いなりになるトランプの米国を引っ張り込んで始めたのが今回の戦争だ。(イラン戦争の終わり方)イスラエル(と傘下の米国)がイランの脅威を消すには、イランの軍事力と政権を握る革命防衛隊を潰すことだ。終戦直後の日本のように、軍部=革命防衛隊を全消滅させる必要がある。防衛隊は、自分たちが潰されていく道になりうるので、米国との交渉、譲歩や停戦を拒否している。ネタニヤフは最近、今回の戦争でイランの軍事力を大方破壊したので、イランはもうイスラエルにとって大した脅威でないと表明した。トランプも同様のことを言っている。(Netanyahu: Iran no longer poses an existential threat to Israel)イランはすでにミサイルなど大型の兵器類のほとんどを破壊されたようだが、まだ無人機などイスラエルを攻撃できる兵器を持っている。イランが...
現代の中国

「景気が悪い中国」は本当か?イラン戦争でEV覇権と技術革新が加速する隣国の真実

「景気が悪い中国」は本当か?イラン戦争でEV覇権と技術革新が加速する隣国の真実アメリカとイスラエルによるイラン攻撃が続く中、世界の目はその混乱に向きがちです。しかし、その裏で中国の産業競争力は静かに、しかし着実に強化され続けています。EV・ロボット・AIで世界を席巻し、「景気が悪い」どころか技術革新の最前線を走る中国の実態とは?今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、著者の富坂聰さんが、日本のメディアが伝えない中国経済の真の姿を鮮明に解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものですイラン戦争で揺れる世界経済の裏で安定して発展し続ける中国3月26日、香港のクオリティ・ペーパー、『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』(SCMP)は、「なぜイラン戦争は電気自動車(EV)と中国自動車産業にとって『ゲームチェンジャー』となり得るのか」と題した記事を配信した。記事の内容は、〈アメリカとイスラエルによるイランへの戦争が引き金となって原油価格が高騰すれば、電気自動車の世界規模での普及が加速する可能性がある〉という予測だ。 ゲームチェンジャーという意味...
日本の文化

清明とは?2026年はいつからいつまで?中国や沖縄は重要な日 – 二十四節気

清明とは?2026年はいつからいつまで?中国や沖縄は重要な日 - 二十四節気二十四節気の一つである「清明」2026年はいつ頃を指すのか?またその意味・由来についてご紹介します。その他、時候の挨拶や、中国の清明節や沖縄の清明祭についても紹介しています。あわせて読んでみてください。清明とは?二十四節気の一つ清明とは「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉を略したもので、全てのものが明るく清らかで生き生きとしている頃という意味です。読み方は「せいめい」。北風が終わり、春の温かい空気に変わることから、草木が生命力にあふれ、生き物が元気に動き回る時期になります。清明の時期は中国や沖縄で行事が行われます。清明風とは?清明の時期になると、冷たい北風が終わりをつげ、春の温かい空気を運んでくれる風を「清明風」と言います。清明風は南東から吹いてくる風をさします。明らかに風の種類が変わるのでこの機会に名前を覚えておきましょう。また、この季節に降る静かな雨のことを「発火雨(はっかう)」と言い、「桃花の雨(とうかのあめ)」とも呼ばれています。中国の「清明節」中国の「清明節」では、先祖の霊を供養する祝日にあた...
日本の文化

イースターとは?2026年の復活祭はいつ?イースターエッグの意味について

イースターとは?2026年の復活祭はいつ?イースターエッグの意味についてイースターという名前は知っていても、意味を知らない方が多いと思います。私も昔ディズニーランドに行った時に「イースター」をお祝いするイベントに参加しましたが、その時は何も知らなかったので、帰宅して調べた記憶があります。季節の行事というのは自分自身が体験しない限り、なかなか調べたり知ろうとしたりしないですからね。これもそれと同じです。もしかしたら、検索で来られた方も同様の体験をされて、興味が出てきたのかもしれません。今回はイースターの由来や意味、2026年はいつの日のことなのか(何月何日?)、イースターエッグについてご紹介します。イースターとは?イースターとは、別名「復活祭」と言います。イースターの意味は十字架にかけられて処刑されたキリストが復活した日のこと。キリスト教徒にとってはとても重要な行事ですね。盛大にお祝いされている理由がよくわかります。もう一つ意味としては、春になり冬眠から目覚めた動物たちが動き始めたり、植物が再び育ち始めたりするのを祝うお祭りでもあるのです。ヨーロッパでは「ハッピーイースター(Happy ...
現代の日本

2009年G7蔵相、中央銀行総裁会議終了時の酩酊記者会見について!

2009年G7蔵相、中央銀行総裁会議終了時の酩酊記者会見について!日本にも警察司法でも手の出せない深い闇があります。2009年の中川昭一蔵相の酩酊記者会見での社会的抹殺、2022年の安倍元首相の暗殺等が良い事例です。最近は何が起こっても驚かなくなりました。「こんなことは、この日本で絶対にないだろう」と思うことも実際は起こるということに何の疑問も抱かなくなりました。2009年のG7蔵相、中央銀行総裁会議で、当時リーマンショックで世界的経済不況に陥っていましたが、それを打開するために日本がIMFに1000億ドルの融資をすることを決定し、実際に融資し、世界を救いました。それに難癖を付けたのが日本の財務省でした。世界を牛耳る金融資本、グローバリストもリーマンショックを機に世界支配を強めようとしていた矢先の日本のIMFへの1000億ドルの融資でした。中川財務相は、「その融資の資金は米国債を売ればいい」とまで公言していました。それがアメリカを怒らせたのも間違いないところです。会議後の中川財務相の酩酊記者会見についてGEMINIに調べさせました。夫人の中川郁子氏のFACEBOOKの投稿が物議を醸しま...
現代の米国

米民主党の支持率は35年ぶりに最低。“トランプより嫌われた野党”がこのまま中間選挙を戦えるのか?

米民主党の支持率は35年ぶりに最低。“トランプより嫌われた野党”がこのまま中間選挙を戦えるのか?トランプ政権の暴虐ぶりが連日報じられる一方で、野党・民主党の存在感は薄れる一方です。2025年7月の世論調査では、民主党の純支持率はマイナス30ポイントと35年ぶりの最低を記録。なぜここまで国民に見放されてしまったのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、著者でジャーナリストの高野孟さんが、話題の書『アメリカ民主党 失敗の本質』を紐解きながら、民主党が労働者を見捨てた歴史的経緯と11月中間選挙の行方を鋭く分析しています。こんなふうで米民主党は11月中間選挙を戦えるのか?『アメリカ民主党 失敗の本質』を読むシェークスピアの狂王劇のようなトランプ米大統領のホワイトハウスでの有様を毎日毎日見せられて、がっかりしたり怒ったりしているうちにすっかり忘れていたことがある。野党の民主党、そして米議会の姿がまったく視野に入って来ないが、彼らは一体どこへ行ってしまったのか、もしワシントンにいるのなら何をしているのだろうか、ということである。もちろん、下院で共和党の220に対し民主党は...
現代の中国

ホルムズ危機を予測してか、ロシア石油輸入を40.9%も増やしていた習近平

ホルムズ危機を予測してか、ロシア石油輸入を40.9%も増やしていた習近平習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)中国の税関総署は3月20日、今年1月と2月におけるロシアからの石油輸入が40.9%も増加していたことを発表した。習近平はホルムズ海峡危機を予め予測していたのだろうか?◆ロシアからの石油輸入が40.9%も増加していた今年3月20日、中国の税関総署は今年1月と2月におけるロシアからの石油輸入量が40.9%も増加していると発表した。そのデータは税関総署の検索システムのデータで確認することができるが、そこにたどり着くには非常に複雑な手順を必要とする。公表したデータだけを説明すると「2026年1月から2月にかけて、ロシアは中国に2179.5万トンの石油を輸出し、前年同期比で40.9%増加した」となる。このことは同日、ロシアのスプートニク通信社も発表している。2026年3月20日時点における中国税関総署のデータにより、中国の石油輸入先国のシェアを表すと図表1のようになる。但し、イランからの迂回ルートによる輸入は、フランスにある原材料·物流データ提供企業Kpler(ケプラー)のデ...
現代の世界各国

中国はイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる

中国はイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)「中国がイラン攻撃を非難し停戦を求め、日本はイラン攻撃を非難せずG7にホルムズ封鎖非難声明を出させる」結果が、日本国民に何をもたらすのかを考察する。高市政権は外交戦略的にどの国のために国家運営をしているのかが見えてくる。◆中国はトランプを名指しせずイラン攻撃を非難し即時停戦を求めているジュネーブ現地時間3月27日、イラン、中国、キューバの要請により、国連人権理事会第61回会合において、イランのミナブにある小学校襲撃事件に関する緊急討論会が開催された。ジュネーブの国連事務所およびスイスのその他の国際機関における中国の常駐代表である賈桂德大使が出席し、中国の立場を表明した。この件に関して3月28日に中共中央管宣伝部が管轄する中央テレビ局CCTVが報道し、また同じく中国政府の通信社である新華社の電子版新華網が報道した。それによれば、賈桂德大使はおおむね以下のように述べている。168人の少女の命を奪ったイランのミナブ小学校襲撃事件は、人間の道徳と良心の限界を...
現代の世界各国

JOG(1465) 第三次石油ショックを機にエネルギー独立を考えよう

JOG(1465) 第三次石油ショックを機にエネルギー独立を考えよう原発ゼロのドイツ。エネルギーの独立を考えない国民は、自らその代償を払う。■1.イランのホルムズ海峡封鎖で第三次石油ショック!?花子: 昨日、父がガソリンの価格が190円にもなって大変だ、とこぼしていました。伊勢: そうだね。アメリカとイスラエルがイランを攻撃して、イランが報復のために、ホルムズ海峡を封鎖した。ホルムズ海峡は日本で使う原油の7、8割が通過する重要な海峡だ。実際、原油価格は過去1ヶ月で約40%も急上昇している。花子: えっ、それでは電気代も高くなっていくんですか?伊勢: 日本の電力の約40%が石油とLNG(液化天然ガス)に依存している。原油が1割上昇すると、電気代が数百円から千円増えると言われているから、4割上昇だと最大で毎月4千円ほども値上がりしてしまう恐れがある。 ただ、どれほど大変な事態になるかは、国ごとの石油やLNGへの依存度によって違う。2024年の家庭用電気料金を比較したデータがあるけど、日本は標準家庭(400kWh)で月約11,400円。ドイツは18,400円。フランスは14,100円だ。花子...
日本の文化

卯月

卯月何月?卯月(うづき・うつき)は旧暦(太陰太陽暦)の4月のことを言います。現在の新暦に置き換えると、4月下旬〜6月上旬ごろ。旧暦と新暦では1ヶ月ほどのずれがありますが、現在では「4月の別名」としても使われています。卯月という言葉は日本書紀、源氏物語、平家物語から使われています。由来卯月(うづき・うつき)の由来は諸説あります。卯の花月・ウツギ月卯の花が咲く月という意味で「卯の花月」、アジサイ科ウツギ属の空木(うつぎ)の花から「ウツギ月」が転じて、「卯月(うづき)」となったという説があります。文献では「奥義抄」「和爾雅(わじが)」「名語記」などに記載されています。十二支の卯十二支の4番目が「卯(うさぎ)」であることから、4月に「卯(う)」を当てはめて、「卯月(うづき)」となったという説があります。文献では「清水千清遺書」に記載されています。植月(うえつき・うゑつき)稲を植える月という意味の「植月(うえつき・うゑつき)」が転じて、「卯月(うづき)」となったという説があります。文献では「嚶々筆語(おうおうひつご)」「大言海」に記載。うみ月植えた稲が全て芽が出るという意味の「うみ月」が転じて、...
現代の世界各国

このままだと金融危機になる

このままだと金融危機になる2026年3月28日   田中 宇イラン戦争でペルシャ湾岸の石油ガス生産施設がイランに空爆され、ホルムズ海峡もイラン政府によってタンカーなどの航行が制限されている。世界の石油の3割、日本などアジア諸国が使う石油の9割前後を産出してきたペルシャ湾が破壊されている。開戦から1か月が過ぎ、戦争が長引く可能性が増している。ホルムズ海峡を握るイラン政府は、中国など親しい諸国の船は通すが、他の諸国の船は通さない、もしくは一隻あたり200万ドル前後(3億円以上)の通行料を払えと言っている。ペルシャ湾からの石油ガス輸出は平常の1割以下に減っている。(Iran has offered US oil-and-gas ‘prize’ in talks, Trump says)アジア諸国のうちフィリピンは、すでにガソリンなど石油製品が足りなくなり、暴動などの発生を恐れて政府が国家非常事態を宣言した。日本など他の諸国は今のところ、非常用の国家備蓄などを放出することで1か月ぐらいはしのげる。しかし、その後も石油ガスの輸入が大幅減のままだとエネルギー危機になり経済が崩壊していく。(Phil...
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