生命科学ヒト史上、最初に「ミルク、飲むこと覚えたやつ」。天才か…生物が「学習」して進化しても、それも「自然選択の域を出ない」、確かな理由
ヒト史上、最初に「ミルク、飲むこと覚えたやつ」。天才か…生物が「学習」して進化しても、それも「自然選択の域を出ない」、確かな理由生物が、学習などで自ら進化の道筋を決めることは「生物淘汰」と呼ばれます。アメリカの心理学者であるジェームズ・マーク・ボールドウィンは、ダーウィンの『種の起源』で唱えられた「自然淘汰」よりも、さらに踏み込んで、生物が自ら進化の道筋を決められるような進化のしくみとして「生物淘汰」を提唱しました。ボールドウィンの理論は、ダーウィンの進化理論とラマルクの進化理論の折衷案だと考えた学者もいたそうですが、果たしてそうなのでしょうか。生物の進化の道筋は、環境によって決められる、受け身なものばかりなのだろうか photo by gettyimagesこの記事の全ての写真を見る(全12枚)進化が認められた世代、ボールドウィンアメリカの心理学者であるジェームズ・マーク・ボールドウィン(1861~1934)が生まれたのはダーウィンの『種の起源』が出版された2年後であり、ボールドウィンはすでに進化が認められた世界で成長していった。しかし、進化の仕組みについては、まだ議論が続いていた。...
