現代のロシア

ロシア産石油密輸船の実態がここまで分かった!

ロシア産石油密輸船の実態がここまで分かった!「影の船団」撲滅のためにこのところ、ロシアはいわゆる「シャドー・フリート」(影の船団)と呼ばれる石油タンカーへの取締り強化に悩まされている。逆にいうと、米国や欧州諸国は意図的にシャドー・フリート撲滅に向かっている。1月22日、エマニュエル・マクロン仏大統領は「我々はいかなる違反も容認しない」としたうえで、「今朝、フランス海軍は、国際的制裁を受け、偽旗を掲げた疑いのあるロシアからの石油タンカーに乗り込んだ」とXに投稿した。スペイン沖の公海を航行中の「グリンチ号」にフランス海軍のヘリコプター2機が接近・乗船し、船内を捜索した後、マルセイユ近郊の港へ進路を変更させたのである。グリンチ号は制裁対象船で、偽のコモロ国旗を掲げ、ロシア産原油73万バレルを積載していた(The Economistを参照)。実は、フランス海軍は昨年9月27日、シャドー・フリートのブラックリストに収載されている「ボラカイ号」(下の写真)に乗り込み、船長と一等航海士を拘束した。フランス検察当局は、同船がロシアからインドへ「大量の石油」を輸送中に、公的な登録地に関する矛盾を理由に停...
日本の文化

針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について

針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について針供養という言葉は知っていても、いつどのように供養すればよいのか知らない方も多いと思います。針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?また針供養で有名な寺社を紹介します。針供養の意味と仕方針供養とは、古くなった針や折れ曲がった針、錆びてしまった針などを神社に納めて供養し、裁縫の上達を願う日のことを言います。供養の仕方は、役目を終えた針をこんにゃくや豆腐に刺して拝むというものです。上の写真は豆腐に針を刺している様子。ちょっと変わってるでしょう。これは硬いものばかり刺して疲れた針を、こんにゃくなどの柔らかい物に刺して休ませ、供養する意味があります。針供養はいつ行われるの?毎年2月8日に行われるのが一般的ですが、神社やその地方によっては12月8日に行われるところもあるそうです。これは2月8日と12月8日を「事八日」と言い、ことを始めたり納めたりする大事な日とされてきました。例えば農作業などでもそうです。農作業の事始めが2月8日で、事納めが12月8日でした。また、神社などの神様の事始めは12月8日で、事納めが2月8日になっています。事八日には...
現代の世界各国

「トランプさえ退場すれば世界が正常に戻る」は幻想。国際社会に混乱を招いた犯人は誰なのか?

「トランプさえ退場すれば世界が正常に戻る」は幻想。国際社会に混乱を招いた犯人は誰なのか?かつてないほどに混乱し、分裂が深まる国際社会。その責をトランプ大統領一人に負わせる論調が大勢を占めていますが、果たしてそれは真実なのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、世界を「漂流状態」へと導いた要因を分析。その上で、さらなる大混乱に日本がどう備えるべきかを考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:迷走する国際情勢 分裂の深まりと国際社会が抱く淡い期待「すべてをトランプの所業」とする姑息。分裂深まる国際社会が抱く淡い期待「トランプ大統領が政界から去れば、きっと国際情勢はまた“正常な状態”に戻るだろう」いろいろな機会に耳にする希望的観測ですが、果たしてどうでしょうか?「一方的に要求を突き付け、相手が抵抗したり、相手の対応が気に入らなければ関税措置に訴えて脅す」「平和の使者を標榜していたかと思うと、突如、圧倒的な軍事力を盾に強引な行動に出る」「トランプ大統...
現代の世界各国

世界は「脱米国」へと踏み出したのか?カナダとイギリス両首相の“訪中”が映し出す「米覇権時代の終焉」

世界は「脱米国」へと踏み出したのか?カナダとイギリス両首相の“訪中”が映し出す「米覇権時代の終焉」トランプ大統領の「専横的」な言動に業を煮やしたかのように、相次いで中国を訪問し始めた欧州やカナダの首脳。この動きは、単なる経済重視の外交転換と見ていいのでしょうか。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、カナダのカーニー首相、イギリスのスターマー首相の訪中を軸に、トランプ政権下で進む国際社会の力学の変化を分析。その上で、「中国シフト」とも受け取れる動きの実像と、分断が深まる世界秩序の行方を考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:カナダのカーニーに続きイギリスのスターマー首相も訪中 世界は「中国シフト」に向かうのか世界は「中国シフト」に向かうのか。国際社会に広がる「脱米」の潮流「私自身の道徳観。私自身の心。私を止めることができるのはそれだけだ」トランプ大統領が米紙『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューに答えて放った言葉に世界が戦慄した。どこまで本気で言っているのかわからないが、世界はもはや真意を見...
現代のロシア

中東に再招待されるロシア

中東に再招待されるロシア2026年2月3日   田中 宇昨年11月に「中東への関与を下げたロシア」という記事を書いた。中東の覇権国になっていくイスラエル(リクード系)はとても強く、ロシアが味方していたシリア(アサド政権)やイラン、ヒズボラが次々とイスラエルに潰された。しかもリクード系はウクライナ戦争でロシアを勝たせ、露敵視の英欧を自滅させてくれた。そのため、ロシアはイスラエルに配慮して中東での覇権(軍事安保)活動を控えることにした、といった筋だった。(中東への関与を下げたロシア)リクード系は、ロシアの影響圏だったアゼルバイジャンやカザフスタンなどコーカサスと中央アジアに割り込み、これらの地域を、リクード系の隠然傀儡になったトルコの影響圏に差し替えた。プーチンは、リクード系にとても従順で、長年の影響圏から出て行けと言われるとホイホイと出ていく。中東への関与を下げたのも、リクード系に言われたからだと推測された。(イスラエルは中東4極体制で満足なのか?)しかしその後、最近になって逆方向の新たな流れが起きている。シリアやイランやUAEやパレスチナ自治政府など、中東諸国の首脳や高官たちが相次いで...
日本の文化

初午とは?2026年はいつ?いなり寿司の由来、伏見稲荷大社の初午大祭について

初午とは?2026年はいつ?いなり寿司の由来、伏見稲荷大社の初午大祭について干支は年だけでなく、日にも当てはめられています。その中で初午(はつうま)とは、2月最初の午の日を言います。全国にある稲荷神社で、豊作・商売繁盛・開運・家内安全を祈願するお祭りが開かれます。初午とは?2026年はいつ?お稲荷さん(いなり寿司)の由来、初午団子、しもつかれについてご紹介します初午とは?初午とは、お稲荷さんの総本山である「伏見稲荷大社」に農耕を司る神様である「ウカノミタマノカミ(倉稲魂神)」が降りられた日とされています。読み方は「はつうま」。稲荷は「稲生り」に由来し、農村で「稲荷神」を祀ってお供え物をし、山から田の神を迎えました。また、キツネは田んぼの害獣であるネズミを捕まえることから、「田の神様」と呼ばれていたそうです。こういう風習と、神様の使いのキツネが家を守るという稲荷信仰が合わさり、稲荷詣をする参拝者が増えていったのです。それがやがて全国の稲荷神社で五穀豊穣(豊作を願う)や商売繁盛などを祝う「初午祭」が広まりました。初午2026年はいつ?旧暦で2月最初の午の日を初午と言います。昔は60日で一回...
現代の世界各国

買収、脅迫、殺人で世界が動いていることを知らしめたエプスタイン

買収、脅迫、殺人で世界が動いていることを知らしめたエプスタイン【エプスタイン・ファイル】 ドナルド・トランプ米大統領は1月3日、アメリカ陸軍の特殊部隊デルタ・フォースを使ってベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を誘拐、その後にイランを攻撃するとしてUSSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を中東へ派遣したが、トランプの思惑通りに進むとは思えない。 イランはアメリカやイスラエルからの攻撃を想定、ドローンやミサイルの準備を進めてきた。その性能や数を考えると、イランがアメリカの艦隊に対して数百発のミサイルとドローンを発射すれば、アメリカ側は数日間で戦闘不能になってしまう。 トランプ大統領はイランに対する攻撃を「限定的」なものに止め、形式的な譲歩を得て撤退するつもりだとも言われているが、イラン側はどのような攻撃でも全面的な反撃に出ると宣言している。そうなれば中東にあるアメリカの軍事基地や大使館、そしてイスラエルが攻撃の目標になる可能性が高い。 カリブ海でも中東でも軍事的な緊張が高まっているわけだが、そうした中、エプスタイン・ファイルの公開がひと段落した。このファイルには数百万ページに...
現代の世界各国

エプスタイン資料の非公開部分に西側世界を支配する仕組みが隠されている 

エプスタイン資料の非公開部分に西側世界を支配する仕組みが隠されている ​アメリカの司法省はジェフリー・エプスタインに関する資料を公開した​が、​その中からドナルド・トランプ大統領に関係した数百万件のファイルを削除したと伝えられている​。削除された資料には、トランプ大統領が未成年者を含む複数の女性と性的な関係を持ったとする当事者やその関係者の証言が含まれていたという。削除された文書のひとつはトランプが人身売買に関与していたとも主張しているとされている。 トッド・ブランシュ司法副長官によると、司法省が保有するエプスタインに関する文書は約600万ページあるが、約300万ページは非公開。公開されない資料の中には児童の性的な虐待を描写したものがあり、「死、身体的虐待、負傷」を描写した文書や画像が含まれるとしている。つまり、そうした犯罪的なことが行われていたわけだが、捜査が開始されたという話は聞かない。非公開の理由は重大な犯罪を隠蔽するためだと言われても仕方がないだろう。 1991年12月にソ連が消滅した後、アメリカの軍事と外交を支配しているネオコンはユーゴスラビアを軍事侵攻するが、その際、麻薬業...
現代の日本

衆院選で見えた日本経済を揺るがす4つのキーワード。選ばれるのは「守る国」か「暮らす国」か

衆院選で見えた日本経済を揺るがす4つのキーワード。選ばれるのは「守る国」か「暮らす国」か=斎藤満超短期戦となる今回の衆議院選挙。各党のキャンペーンから見えるキーワードから日本経済を読み解けそうです。確かな安全保障、食料品中心の消費税減税、労働者の手取り増、日本人ファースト、食料安全保障、などが主要な戦略に見えます。これらが今後の日本経済にどんな影響を持つのでしょうか。(『マンさんの経済あらかると』斎藤満)【関連】金価格また最高値更新…今が買い?トランプ関税と世界の混乱が追い風に=斎藤満※有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2026年2月2日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。プロフィール:斎藤満(さいとうみつる)1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東...
現代の世界各国

空母で恫喝してもイランは屈服せず、「友好国」は米国から離反しはじめた

空母で恫喝してもイランは屈服せず、「友好国」は米国から離反しはじめた AFCENT(アメリカ中央空軍司令部)は1月25日、数日にわたる即応演習を実施するとに発表した。USSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群が中東地域へ到着するタイミングに合わせての演習だ。この艦隊で脅せばイランは屈服するとドナルド・トランプ米大統領は信じているのだろうか? アメリカ政府の恫喝にイランが屈するようには見えない。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は1月27日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話会談した際に「アメリカの脅迫と心理作戦はこの地域の安全保障を混乱させることを目的としており、不安定化をもたらすだけだ」と述べたという。 ​イランにとって隣国は友好国だが、もし彼らの領土、空、あるいは海がイランに対して利用されるならば敵対国とみなされるとIRGC(イラン革命防衛隊)海軍のモハメド・アクバルザーデ副司令官は語ったが、SPA(国営サウジ通信社)によると、ムハンマド皇太子は電話会談でペゼシュキアン大統領に対し、アメリカ軍がテヘランを攻撃するために自国の領空や領土を利用すること...
日本の文化

立春とは?2026年はいつからいつまで?春一番について – 二十四節気

立春とは?2026年はいつからいつまで?春一番について - 二十四節気1年で特に寒いと感じる季節に、テレビを付けると「今日は立春です。暦上は春です」というニュースを聞いて、ビックリされる方も多いと思います。春は全く見られないように見えますが、これを境に少しずつ春が芽吹き始めます。冬と春を分ける節分の次の日は、二十四節気の一番はじめの節「立春」です。実際は寒いのですが、暦上は春ということになります。新しい年のスタートを意味する立春の意味、2026年はいつからいつまで?、時効の挨拶「立春の候」、七十二候についてご紹介します。立春とは?立春とは二十四節気の一つで、暦上では春のことを言います。暦上では春ですが、実際は一番寒い時期。その為、手紙の挨拶では「背景、立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いています。」と言った挨拶文で始める方も多いと思います。三寒四温がスタートしているので、急に気温が15〜18度ぐらいになる日もあります。2026年の立春はいつからいつまで?2026年立春はいつから?2026年2月4日(水)から2026年立春はいつまで?2026年2月18日(水)まで(雨水の前日まで)太陽黄経...
現代の世界各国

「平和評議会」設立でトランプの「最終的野望」が分かった!

「平和評議会」設立でトランプの「最終的野望」が分かった!1月22日、少なくとも35カ国がスイスのダボスにおいて「平和評議会憲章」(Board of Peace Charter)に合意した(下の写真を参照)。中央に座るドナルド・トランプ米大統領の満面の笑みからわかるように、平和評議会はトランプ主導で設立されたものであり、今後、国連に代替する組織に変貌する可能性を秘めている。そこで、今回はこの評議会について深堀りし、その深謀遠慮について考えたい。ドナルド・トランプが平和評議会のメンバーに囲まれて、組織の憲章調印式に出席している様子2026年1月22日 Gian Ehrenzeller / EPA / Scanpix / LETA(出所)この記事の全ての写真を見る(全7枚)平和評議会設立までの物語国連安全保障理事会は昨年11月17日、米国が支持する「ガザ紛争終結のための包括的計画」を承認した。同計画に基づく平和委員会の設置を歓迎するとともに、同委員会およびこれと連携する加盟国に対し、ガザに暫定的な国際安定化部隊(ISF)を設置することを承認した。この決議第2803号に付属文書として添付された...
日本の文化

節分の由来、2026年の方角は?豆まき、恵方巻き、鰯の頭について

節分の由来、2026年の方角は?豆まき、恵方巻き、鰯の頭について節分といえば毎年2月3日頃に行われる季節の行事です。その節分ですが、年に4回もあるのをご存知でしょうか。節分=「季節を分ける」から来ており、本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分と言います。2026年の節分について、恵方巻きを食べる方角など詳しくご紹介します。節分の由来:本来節分は年に4回ある節分とは、季節と季節の節目のこと。本来、立春、立夏、立秋、立冬の”前日”が節分と呼ばれ、年に4回あります。年に4回ある節分節分の次の日冬と春の節分(※)立春春と夏の節分立夏夏と秋の節分立秋秋と冬の節分立冬(※)今残っている節分は、冬と春の節目となる節分のみ。旧暦では春が1年のスタートに位置するものなので、次第に春の節分を祝う行事として言われるようになりました。年賀状に立春や迎春などと書くのは、立春が元日だった頃の名残りです。立春の「前日」が節分になるので、旧暦では大晦日となります。豆まきの意味「豆まき」とは、1年の締めくくりとして邪気払いをするという意味が込められています。季節の変わり目に邪気=鬼が出るとされています。その邪気を豆を...
現代の中国

「習近平拘束」は可能か?米国がベネズエラ侵攻で見せた“驚愕の軍事行動力”と中国の“抜かりない対抗策”

「習近平拘束」は可能か?米国がベネズエラ侵攻で見せた“驚愕の軍事行動力”と中国の“抜かりない対抗策”年明け早々に世界を震撼させた、トランプ大統領によるベネズエラへの軍事侵攻。その背景を巡っては、各国各方面でさまざまな見方が交錯しています。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、米軍の電撃的な作戦遂行により浮かび上がった軍事技術と、恐るべき情報収集能力について解説。さらにトランプ氏が意識する中国軍の実像と、米中軍事バランスの現在地について考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:米軍のベネズエラ攻撃の裏で垣間見られた軍事技術と規律をめぐる米中の駆け引きトランプ「ベネズエラ攻撃」に世界が驚愕。中国はアメリカとどう対峙するのか年が明けて間もなく、米特殊部隊がベネズエラを強襲した。同国のニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束し、連れ去るための軍事作戦だった。世界に衝撃を与えたニュースだった。直後からトランプ政権の目的は「中国やロシアに対する警告」だとか、逆に「中国に台湾進攻の口実を与えてしまう」といった懸念...
現代の世界各国

「世界の真ん中で咲き誇る高市外交」今やいずこ? 世界が震撼する財政悪化震源地「サナエ・ショック」

「世界の真ん中で咲き誇る高市外交」今やいずこ? 世界が震撼する財政悪化震源地「サナエ・ショック」衆議院解散表明をする高市早苗総理(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)高市早苗氏は、昨年10月24日の総理就任所信表明演説で「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」と宣言し、その後の記者会見でもこの言葉をくり返してきた。しかし、11月7日の台湾問題に関する「存立危機事態」発言により日中関係が激しく悪化しただけでなく、1月18日の論考<トランプG2構想「西半球はトランプ、東半球は習近平」に高市政権は耐えられるか? NSSから読み解く>に書いたように、トランプ・習近平によるG2構想が重なり、高市外交の足元が大きく揺らいでいる。それだけではない。1月19日の突然の衆議院解散演説で、高市氏は「(責任ある)積極財政」とともに限定的ではあるものの消費税減税を主張したのだ。野党がみな消費税減税を唱える中、取り残されてはならないと思ったのだろうが、世界は直ぐに財政悪化を懸念してSanae Shock(サナエ・ショック)を一斉に警告し始めた。その影響でトランプはグリーンランドを手に入れる勢いを一時的に失うところに追い...
日本の文化

如月

如月如月(きさらぎ)は和風月名の一つです。如月は何月?、その由来について5つの説を紹介します。何月?如月は旧暦(太陰太陽暦)の2月のことを言います。現在の新暦に置き換えると、2月下旬〜4月上旬ごろ。旧暦と新暦では1ヶ月ほどのずれがありますが、現在では「2月の別名」としても使われています。由来如月(きさらぎ)の由来は諸説あります。衣更着(きぬさらぎ・きさらぎ)暦上は春ですがまだ寒さが残るため、衣服を重ね着する「衣更着(きさらぎ)」が転じて、「如月(きさらぎ)」になったという説があります。平安時代末期の歌人・藤原清輔(きよすけ)が「奥義抄」に『寒くて衣服を重ね着する月なので衣更着(きぬさらぎ)と言っていたものが、誤って「きさらぎ」と呼ばれるようになった』と記しています。俳句季語辞典にも衣更着(きさらぎ)が載っています。気更来(きさらぎ)陽気が更に来るという意味の「気更来(きさらぎ)」が転じて、「如月(きさらぎ)」になったという説があります。※陽気とは温かい気候のこと生更木(きさらぎ)春に向かって草木が更に生えるという意味の「生更木(きさらぎ)」が転じて、「如月(きさらぎ)」になったという説...
現代の中国

疑心暗鬼に陥った習近平の「人民解放軍制服組トップ」張又侠の粛清がもたらす中国の最終局面

疑心暗鬼に陥った習近平の「人民解放軍制服組トップ」張又侠の粛清がもたらす中国の最終局面7人のうちの5人が中国共産党中央軍事委員会副主席で、中国人民解放軍の制服組トップの張又侠と、中国共産党中央軍事委員会委員で中国人民解放軍連合参謀部参謀長の劉振立を、中国国防部は厳重な規律違反の疑いがあるため立件して取り調べを開始したと発表した。中国共産党中央軍事委員会は、中国の人民解放軍の最高意思決定機関で、2022年の第20回中国共産党大会で新たなメンバーが選出された。主席(トップ)が習近平、2人いる副主席が張又侠と何衛東、それ以外の委員が李尚福、劉振立、苗華、張昇民の4名で、合計7名である。何衛東、李尚福、苗華の3人はすでに失脚していたのだが、今回新たに張又侠と劉振立が失脚したので、中央軍事委員会の構成員は習近平と張昇民の2名だけになった。この記事の全ての写真を見る(全4枚)ちなみに張昇民は中央軍事委員会規律検査委員会書記(トップ)で、軍の不正行為を摘発する責任者であるから、こうした数々の失脚に関わってきたのは、間違いない。その一方で、張昇民は張又俠の腹心だと見られてきたがゆえに、この逮捕劇を受け...
現代の中国

日米が東アジアの軍事的な緊張と高める中、中国で中央軍事委員会副主席が失脚

日米が東アジアの軍事的な緊張と高める中、中国で中央軍事委員会副主席が失脚 中国の国防省によると、中央軍事委員会(CMC)の副主席で、中国共産党政治局員でもある張又俠に対する調査を開始したという。軍の内部で張は習近平国家主席より多くの人脈を持つと言われ、アメリカの支配層との結びつきも強い。中国政府は軍への影響力を強め、国内の結束を強めようとしているのかもしれない。 1月24日に発表された声明では、「重大な規律違反および法律違反」の疑いがあるとされていたが、詳細は明らかにされていない。昇進させる代償として賄賂を受け取っていた容疑がかけられていると言われているが、​アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は1月25日、張又俠が中国の核兵器開発計画に関する情報をアメリカへ漏らした疑いがあると報じている​。 こうした情報が正しいのかどうかは不明だが、ウクライナでロシアに敗北したアメリカはベネズエラ大統領を拉致したのに続き、イランを攻撃する姿勢を見せ、東アジアでは日本を使って軍事的な緊張を高めている。 本ブログでは繰り返し書いてきたように、日本の軍事力増強は1992年2月にアメリカ国防総省で作...
現代の中国

個人の人気で裏金議員を復活させ党内派閥を作る解散か? しかし高市政権である限り習近平の日本叩きは続く

個人の人気で裏金議員を復活させ党内派閥を作る解散か? しかし高市政権である限り習近平の日本叩きは続く1月19日、衆議院解散表明をする高市総理大臣(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)1月19日に発表された衆議院解散に関する高市氏の演説と記者会見は、「さあ、私への支持率に勝てる党首がいますか?」ということを他党に思い知らせる解散であるという印象を受けた。その支持率を利用して旧統一教会との「政治と金」問題を抱える裏金議員を復活させ、党内基盤の弱い立場を補うために「高市派」を作り、「高市個人の党内基盤を強化するための解散」であると言える。その証拠の一つに、1月21日の共同通信報道の<自民、裏金議員37人を擁立>を挙げることができる。なぜ今なのかは、安倍元総理を殺害した山上被告の裁判が本格化し(1月21日に無期懲役判決)、通常国会で旧統一教会系裏金問題に関して野党から激しい攻撃を受ける可能性があったからだろう。自民党に裏金国会議員が増えれば数で押し切ることができる。高市氏に救ってもらい復活できた裏金議員は、その恩義に報いて徹底して高市氏を援護していくにちがいない。しかし日本という国の視点から見る...
現代の中国

中国の中央軍事委員会要人失脚は何を物語るのか?

中国の中央軍事委員会要人失脚は何を物語るのか?中央軍事委員会主席 習近平(写真:ロイター/アフロ)1月24日15時、中国の中央軍事委員会副主席(張又侠)と委員(劉振立)が「重大な規律違反」の疑いで調査を受けていると国防部が発表した。当日23時になると新華網が「反腐敗の成果」だと詳述している。すなわち二人は腐敗問題で調査受けているということになる。日本では今なお、習近平の反腐敗運動は権力闘争であるという間違った分析をしたがる人たちがおり、軍関係になると「粛清」という言葉を使う人さえいて、日本人の中国分析を誤導し続けている。それは日本国民を「井の中の蛙」に追いやり重大な損失を与えるのみなので、真相を解明したい。◆現時点で中央軍事委員会メンバーは2人だけ昨年10月26日の論考<中国、軍幹部大量逮捕の背後に横たわる真相を暴く>で詳述したように、昨年10月の軍幹部の大量逮捕の背景には、習近平が長年にわたり信頼してきた「苗華」という人物の深い腐敗問題が絡んでいた。これを見抜けなかった習近平は、見抜く力がなかった歴然たる事実と、「腐敗の闇の深さ」に打ちのめされたことだろう。そのため腐敗撲滅のための組...
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