世界各国の歴史だから台湾は日本に好意的な国になった…中国が見捨てた島を近代化した”現地では誰もが知る日本人”の名前
だから台湾は日本に好意的な国になった…中国が見捨てた島を近代化した"現地では誰もが知る日本人"の名前台湾でいちばん有名な日本人は誰か。前駐中国日本国特命全権大使の垂秀夫さんは「安倍晋三元首相の名が広く知れ渡っているが、それよりも知名度が高い日本人土木技師がいる」という。『中国共産党が語れない日中近現代史』(新潮新書)より、笹川平和財団常務理事の兼原信克さんとの対談を紹介する――。(第2回/全3回)写真=iStock.com/Yevhenii Orlov ※写真はイメージです全ての画像を見る(4枚)歴史的に台湾は誰のものでもなかった【兼原】尖閣問題は台湾問題とも連動しています。中国は、尖閣は台湾の一部という立場ですから。歴史家に聞くと、台湾は「はじめは歴史的には誰のものでもなかった」と言いますよね。実際、与那国島以南の台湾、ルソン、ミンダナオ、カリマンタン(ボルネオ)、スラウェシ(セレベス)、ジャワ、バリ、スマトラと続く一連の島々は、貿易中継地があるだけで人口も希薄であり、海洋民族のマレー人がパラパラと住んでいただけ。バスコ・ダ・ガマやマゼランといった欧州人が帆船でアジアに来て、これらの...
