日本の文化

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春分の日とは?春分は2025年はいつからいつまで?お彼岸のお墓参りと食べ物について – 二十四節気

春分の日とは?春分は2025年はいつからいつまで?お彼岸のお墓参りと食べ物について - 二十四節気春分の日は国民の祝日にもなっているので記憶にはあるけど、実際はどういう意味なのか、何をする日なのか知らないという方もいるかと思います。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として定められています。春分は二十四節気の一つ。参考:国民の祝日に関する法律(内閣府)今回は春分の日の意味や2025年の春分はいつからいつまでなのか?、その周辺にある行事・お彼岸について、お供え物である牡丹餅とお萩の違いについてもあわせて紹介します。春分の日とは?春分の日とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日で、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことです。秋分の日も同じ。英語では「Spring Equinox Day」。Equinox(イクイノックス)とは、昼と夜の長さが同じと言う意味で使います。春分の最初の日のことを「春分の日」と呼びます。春分の日をはさんだ7日間が「春のお彼岸」の期間にあたります。春分の日は丁度お彼岸の中日にあたるので、お墓参りをしてご先祖様を供養する習慣があります。スポンサーリンク2025年の春...
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啓蟄とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

啓蟄とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気3月になると暖かくなったり、寒くなったりする日が交互に訪れて、やがて春を迎えていきます。その3月5日前後に二十四節気「啓蟄」があります。ニュースなどで名前は知っているけど、意味が分からないという方も多いかと思います。なかなか使わない言葉ですね。今回は啓蟄の意味や2025年はいつからいつまでをさすのか?、手紙の挨拶で使われる時候の挨拶「啓蟄の候」についてご紹介します。啓蟄とは?啓蟄とは、雪がとけ始めて、大地が暖かくなり始めるころにあたります。読み方は「けいちつ」。元々は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」から来た言葉。啓:ひらく蟄:土中で冬眠している虫冬眠していた生き物が、長い眠りから覚めて、活動を開始する時期をさしています。実際に虫が目覚めるのは気温が10度前後と言われているので、丁度この時期から3月下旬にかけて活動を開始します。2025年の啓蟄はいつからいつまで?2025年啓蟄はいつから?2025年3月5日(水)から2025年啓蟄はいつまで?2025年3月19日(水)まで(春分の前日まで)啓蟄の太陽黄経34...
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二十四節気「雨水」とは?2025年はいつからいつまで?雛人形を飾る日とされている理由

二十四節気「雨水」とは?2025年はいつからいつまで?雛人形を飾る日とされている理由二十四節気の一つ、雨水(うすい)という日があります。時期としては2月の中旬あたりをさします。雨水とは?2025年はいつからいつまでを差すのか、またその意味についてご紹介します。雨水とは?二十四節気の雨水とは、雪が雨に変わって降り、これまで積もってきた雪や氷が解け始め水になるという意味があります。これまで雪ばかりだったのが、少しずつ雨にかわるという時期です。丁度、大地に草木が芽生える頃で、昔から農業の準備を始める目安の時期となっていました。実際にはまだ雪が残っている地域も多いのですが、暖かな雨が降り注ぐことで、凍っていた大地がゆるみ始め、春への確かな目覚めを感じさせてくれる時期です。寒さも峠を越し、春が始まる時期とされています。春一番が吹く時期で、鶯の鳴き声が聞こえる地域もあります。少しずつ暖かい日差しが出始め、徐々に春へと向かっていくのを感じることができます。2025年の雨水はいつからいつまで?2025年雨水はいつから?2025年2月18日(火)から2025年雨水はいつまで?2025年3月4日(火)まで...
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ご飯を食べるときに「いただきます」と言う「深い理由」を知っていますか

ご飯を食べるときに「いただきます」と言う「深い理由」を知っていますか日本人の往来観アエノコトも正月も、神を迎えて送るという行事です。この「迎え」と「送り」は日本の常民がずうっと大事にしてきた「神迎え・神送り」のしきたりのプロトタイプです。したがって、たいていの日本の祭りではこのパターンがくりかえされた。第1講で述べたように、日本の神々は客神ですから、これは客を迎えて、また送るという行為と同じです。「迎えて、送る」。あるいは「呼んで、帰す」。あるいは「来たり、去ったり」。ここには「去来」とか「往来」とか「往還」(これは仏教用語)といった、日本人が大好きなデュアルな「行ったり来たり」の動向があります。道のことを「往来」と呼び、手紙のことを「往来物」と呼んだのも、こうした日本人の好きな去来観が反映します。私は日本の社会文化の特質を見るときは、たいていこのデュアルでリバースな「出入り」に注目してきました。とはいえ、ふだんの客の迎え送りと、正月とは異なります。正月は特別なのです。そこには正月がハレの行事であるという認識がかかわっています。ハレとは「晴」のことで、浄化された格別の非日常性のことです...
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針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について

毎年2月8日に行われるのが一般的ですが、神社やその地方によっては12月8日に行われるところもあるそうです。これは2月8日と12月8日を「事八日」と言い、ことを始めたり納めたりする大事な日とされてきました。針供養を通して、道具というものに感謝する日です。大切に使ってきた伝統をとして残して行きたい風習です。針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について針供養という言葉は知っていても、いつどのように供養すればよいのか知らない方も多いと思います。針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?また針供養で有名な寺社を紹介します。針供養の意味と仕方針供養とは、古くなった針や折れ曲がった針、錆びてしまった針などを神社に納めて供養し、裁縫の上達を願う日のことを言います。供養の仕方は、役目を終えた針をこんにゃくや豆腐に刺して拝むというものです。ちょっと変わってるでしょう。これは硬いものばかり刺して疲れた針を、こんにゃくなどの柔らかい物に刺して休ませ、供養する意味があります。針供養はいつ行われるの?毎年2月8日に行われるのが一般的ですが、神社やその地方によっては12月8日に行われるところもあるそうです。...
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江戸時代まで日本には「論理」という概念がなかった? 日本人が意識しないと「論理的に考える」ことが身につかない理由

江戸時代まで日本には「論理」という概念がなかった? 日本人が意識しないと「論理的に考える」ことが身につかない理由仕事でも人生でも、私たちは日々さまざまな「選択」をしてる。「唯一の正解」がない「未知の問題」に対して、「答えをつくり出す」のが「考えること」。では、その考える力はどう養ったらいいのか? 司法試験をはじめとする法律資格受験指導校「伊藤塾」を主宰し、40年以上にわたって、法律家や公務員を目指す人たちや法律の世界で活躍する人たちと関わってきた伊藤真さんの著書『考える練習』より一部抜粋、再構成してお届けする。 【画像】日本では自然と人間は対立せず、人間は自然の一部だと考えられている「論理的に考える」とはどういうことか法律は、論理的に考えてつくられている。だから、法律の世界の考え方は「論理的に考える練習」を行う上で参考にできるものが多い。 まず、そもそも「論理的」とはどういうことだろうか。 簡単に言うと、「AだからBです」というとき、「Aだから」というその「だから」の部分がどれだけ納得できるものなのか、が論理である。 AだからCやDではなく、なぜBなのか。選択肢がたくさんある中で、なぜ...
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立春とは?2025年はいつからいつまで?春一番について – 二十四節気

2025年の立春は2025年2月3日(月)から2025年2月17日(月)雨水の前日までが立春です。節分は暦上大晦日に意味します。季節を分ける=節分に邪気を払い、新しい季節に備えるという意味があります。立春から立夏の前日までを暦上では春と呼びます。立春とは?2025年はいつからいつまで?春一番について - 二十四節気1年で特に寒いと感じる季節に、テレビを付けると「今日は立春です。暦上は春です」というニュースを聞いて、ビックリされる方も多いと思います。春は全く見られないように見えますが、これを境に少しずつ春が芽吹き始めます。冬と春を分ける節分の次の日は、二十四節気の一番はじめの節「立春」です。実際は寒いのですが、暦上は春ということになります。新しい年のスタートを意味する立春の意味、2025年はいつからいつまで?、時効の挨拶「立春の候」、七十二候についてご紹介します。立春とは?立春とは二十四節気の一つで、暦上では春のことを言います。暦上では春ですが、実際は一番寒い時期。その為、手紙の挨拶では「背景、立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いています。」と言った挨拶文で始める方も多いと思います。三寒四...
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大寒とは?2025年はいつからいつまで?寒の水、寒仕込みについて – 二十四節気

大寒とは?2025年はいつからいつまで?寒の水、寒仕込みについて - 二十四節気二十四節気「小寒」があれば、当然「大寒」もあります。字のごとく、寒いイメージですね。では大寒は本当はどういう意味なのでしょうか?また、2025年はいつからいつまでを指すのでしょうか?この時期の水を使った「寒の水」「寒仕込み」、時効の挨拶「大寒の候」、七十二候についても詳しくご紹介します。大寒とは?大寒はとは名前の通り最も寒い時期のことですが、季節的に三寒四温が訪れ始めます。三寒四温とは、三日寒い日が続くと、四日温かい日があるという意味。その為、ずっと寒かった小寒よりは、温かい日が訪れたりすることがあります。「小寒の氷、大寒に解く」という言葉があります。これは最も寒さ厳しい大寒が、小寒よりも温かいことを意味し「物事が必ずしも順序通りににはいかない」という意味で使われます。2025年大寒はいつからいつまで?2025年大寒はいつから?2025年1月20日(月)から2025年大寒はいつまで?2025年2月2日(日)まで(立春の前日まで)太陽黄経300度二十四節気「大寒」は「小寒」から数えて約15日後に訪れます。20...
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葛飾北斎が西欧に与えた衝撃

No.1046 葛飾北斎が西欧に与えた衝撃ゴッホ「こんなに単純な日本人が教えてくれるものこそ、まずは真の宗教ではないだろうか」■1.『北斎とジャポニスム』 東京・上野の国立西洋美術館で開催されている『北斎とジャポニスム HOKUSAIが西欧に与えた衝撃』が大人気のようだ。ホームページの「みどころ」では、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガンなど西欧の画家たちと北斎の絵を比べ、彼らがいかに北斎から影響を受けたかが、一目で判るようになっている。 例えばクロード・モネの『陽を浴びるポプラ並木』は、北斎の『冨嶽三十六景 東海道程ヶ谷』の松並木とそっくりだし、ポール・セザンヌの『サント=ヴィクトワール山』は、『冨嶽三十六景 駿州片倉茶園ノ不二』と、手前に樹木を配し、遠くに山を望む構図からして同じである。 しかし、北斎が西洋の画家たちに与えた影響は異国趣味という皮相的なものではない、と西洋美術史の大家、田中英道・東北大学名誉教授は著書『葛飾北斎 本当は何がすごいのか』で指摘している。 この点に深入りする前に、まず北斎の「すごさ」を田中教授の解説から辿ってみよう。■2.『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』...
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日本文化は日本人だけのものではない ~ ドナルド・キーンさんの歩いた道

No.817 日本文化は日本人だけのものではない ~ ドナルド・キーンさんの歩いた道「日本人は、日本文化を外国人には理解できないものと、信じたいのではないか」■1.「それはまさに、私にとっての喜びの瞬間だった」 今年91歳になる米国出身の日本文学研究家ドナルド・キーンさんは東日本大震災を契機に、日本国籍を取得し、日本定住を決意した。日本文化・文学に関する著作は、日本語で書かれたものだけですでに30点もある。そのキーンさんがこんな経験を記している。__________ 数日前、私は十年前だったら起こらなかったような経験をした。ある婦人が私に、最寄りの地下鉄の駅への行き方を尋ねたのである。それはまさに、私にとっての喜びの瞬間だった。その婦人は私の外見におかまいなしに、私が駅の場所を知っていると判断したのだった。あるいは私がいかにも聡明そうな人間に見えて、私が日本人であるかどうか、よく考えなかったのかもしれない。蘭学者の長い闘いは、ついに実を結んだ。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アメリカやヨーロッパの大都市を歩いていると、現地の人に道を聞かれるのはしょっちゅうだ。パリでフランス人にフランス語で道を聞...
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人日の節句、七草粥はいつ?その意味や効果とは?作り方レシピ

人日の節句、七草粥はいつ?その意味や効果とは?作り方レシピ1月上旬に七草粥を食べることはよく知られています。ではいつ食べるのでしょうか?七草粥はそれぞれ意味や効果があるので同時に覚えてしまいましょう。作り方レシピについてもご紹介します。人日の節句・七草粥はいつ?その意味とは?人日とは五節句の一つで「人日(じんじつ)の節句」と言います。毎年1月7日で、この日に七草粥を食べることから「七草の節句」とも言われています。七草粥とは?七草粥とは7種類の若菜をお粥にしていただく風習です。「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、これぞ七草」と詠われていますね。最初の「せりなずな…」までは覚えている方も多いと思います。(春の七草の効果については、この記事の後半にまとめています。)7つの若菜にはそれぞれ効能があり、お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を和らげる働きや、冬に不足しがちなビタミンを補い、風邪対策として効果があります。お正月休み明けは体重計に乗るのは怖いですね。ぐうたらして過ごしていたので胃腸に優しく、ダイエット効果もありますよ。本来は中国の「人日(じんじつ)の節句」の行事食...
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実は続きがある日本の言葉9選

実は続きがある日本の言葉9選こんにちは、えらせんです。今回は「実は続きがある日本の言葉」をテーマにお話しします。普段耳にすることわざや表現には、実は続きがあるものがたくさんあります。知っているようで知らなかった日本の言葉の奥深さを、ここで一緒に学んでみましょう。1.桃栗三年柿八年 → 柚子の大馬鹿十八年「桃栗三年柿八年」は「物事にはそれぞれ時間がかかる」という意味でよく知られていますが、その続きは「柚子の大馬鹿十八年」。柚子のように成長にさらに時間が必要なものもあるという教えです。この言葉は、焦らずじっくり待つ大切さを教えてくれます。2.子供は風の子 → 大人は火の子「子供は風の子」とは、寒い日でも元気に外で遊ぶ子供たちの姿を指します。そしてその続き「大人は火の子」は、暖炉や火鉢のそばで過ごす大人を表現しています。大人になると暖を取る生活に変わるという、ほのぼのとした対比ですね。3.井の中の蛙大海を知らず → されど空の青さを知る「井の中の蛙大海を知らず」とは「狭い世界しか知らない」という意味ですが、続きの「されど空の青さを知る」は、限られた環境の中でも広い視野を持つことの重要性を示し...
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小寒とは?2025年はいつからいつまで?寒中見舞いと年賀状の違い、寒中見舞いの書き方 – 二十四節気

小寒とは?2025年はいつからいつまで?寒中見舞いと年賀状の違い、寒中見舞いの書き方 - 二十四節気お正月が過ぎた仕事始めの頃に、二十四節気「小寒」がやってきます。小寒とはどういう意味なのか?また2025年はいつからいつまでを指すのか?年賀状と寒中見舞いの違い、寒中見舞いの書き方、時効の挨拶「小寒の候」、七十二候についてご紹介します。小寒とは?小寒とは、寒さが厳しくなる少し手前の、これから本格的な寒さを迎えるという意味です。丁度、冬至から大寒の中間の時期で、新年、最初の二十四節気です。この小寒から「寒の入り」をし、大寒と合わせた約1か月間のことを「寒中」や「寒の内」と言い、最も厳しい寒さが続く時期となっています。よく寒い中に行われる水泳を寒中水泳と言いますね。その寒中とはこの時期のことを指しています。その他、寒中見舞いもこの時期です。2025年小寒はいつからいつまで?2025年小寒はいつから?2025年1月5日(日)から2025年小寒はいつまで?2025年1月19日(日)まで(大寒の前日まで)小寒の太陽黄経285度例年1月5日頃を小寒と言います。2025年の小寒は2025年1月5日(日...
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「子どもに投資を教えるなんて“アホ”」 養老孟司さんが語る「本当に子どもを大切にするということ」

「子どもに投資を教えるなんて“アホ”」 養老孟司さんが語る「本当に子どもを大切にするということ」新NISAの人気を見る限り、政府が国民に投資を推奨する政策はそれなりの支持を得ているようだが、その流れで子どものうちから投資や金融についての知識を教えたほうがいいといった意見もよく目にするようになった。 【目からウロコ】養老孟司さんが語った「子どもを大切にする方法」とは その種のPR活動を支える目的で、金融業界などが発起人となった金融経済教育推進機構という組織も今年4月に発足。同機構のHPを見れば、小中学生向けの金融教育の教材が丁寧に紹介されている。  たしかに大人になっても「利子ってなに?」という調子だと詐欺にだまされたり、借金地獄にあえいだりするリスクは高まるだろうから、一定の常識は必要だろう。  しかし『バカの壁』で知られる養老孟司さんは、幼いうちからその種のことを教えようという風潮には強い違和感があるという。子どものうちから「投資」を教えるのは「あほ」なことだ、とも――。その真意はどこにあるのか? (以下は養老さんの新著『人生の壁』より)  ***昔のほうが子どもを大切にしていた い...
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24節気の健康と食養:冬至から小寒まで

24節気の健康と食養:冬至から小寒まで24節気を約5日ずつ3区分した「七十二候」というものがあり、気象の動きや動植物の変化を知らせています。「略本暦」に掲載された七十二候で、本節気は次のとおり。 冬至 初候 乃東生(なつかくれくさ しょうず)夏枯草が芽を出す        (乃東とは、冬に芽を出し夏に枯れる「夏枯草(かこそう)」の古名で、         紫色の花を咲かせる「靫草 (うつぼくさ)」の漢方名です。)    次候 麋角解(おおしかの つの おつる)大鹿が角を落とす    末候 雪下出麦(ゆき わたりて むぎ いづる)雪の下で麦が芽を出す「大雪」の次にやってくる24節気が「冬至」で、毎年12月22日頃(2024年は12月21日)になります。冬至でもって昼の時間が一番短くなり、これからは少しずつ昼の時間が増えてきますから、冬至はお目出度い日でもあるのです。 しかし、気温はまだまだどんどん下がります。冬至が過ぎても小寒、大寒と気温は下がり続け、最低気温が底を打つのは立春の数日前ですから、気温の上昇は日照時間の転換より1か月ちょっと遅れます。厳しい本格的な寒さはこれからと心得ねばな...
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ジェイソン・モーガン氏はなぜ靖国神社で頭(こうべ)を垂れるのか?

No.1401 ジェイソン・モーガン氏はなぜ靖国神社で頭(こうべ)を垂れるのか?■■ Japan On the Globe(1401)■■ 国際派日本人養成講座 ■■地球史探訪: ジェイソン・モーガン氏はなぜ靖国神社で頭(こうべ)を垂れるのか? 靖国の英霊が戦った欧米植民地主義も、モーガン氏が戦っている文化マルクス主義も、根っこは同じ、人類を蝕む「がん細胞」。■1.「私は、この(靖国の)英霊と肩を並べて、これからずっと戦いたいと思います」伊勢: 花子ちゃん、ジェイソン・モーガンというアメリカ人の『私はなぜ靖国神社で頭を垂れるのか』はもう読んだかな?花子: いえ、まだです。私も毎朝、高校への通学で靖国神社の前を通る際に一礼だけはしているので、早く読まなくては、と思っていたのですけど。伊勢: この本の発端は、モーガンさんが、令和元年の8月15日に靖国神社の境内で開催された「靖國の心を未来へ ~ 感謝の心をつなぐ青年フォーラム」での10分くらいのスピーチから始まったと、「まえがき」で書いてあるね。 そのYouTube動画は157万回も再生され、3.9万件も「いいね」がついている。そのスピーチ...
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冬至とは?2024年はいつからいつまで?食べ物や柚子湯、時候の挨拶について – 二十四節気

冬至とは?2024年はいつからいつまで?食べ物や柚子湯、時候の挨拶について - 二十四節気冬に近づくとどんどん昼の時間が短くなってきます。夕方5時には真っ暗ですね。二十四節気「冬至」の意味や2024年はいつからいつまでを指すのか?時効の挨拶「冬至の候」、冬至の時期に食べる食べ物(冬至の七種)・ゆず湯についてもご紹介します。冬至とは?冬至とは、1年で最も昼が短くなる日で、夜が最も長い日のことを言います。二十四節気の一つ。裏返せば、この日を境に太陽の出る時間が少しずつ長くなっていく日でもあります。太陽が生まれ変わる日とされ、陰から陽に変わる「一陽来復(いちようらいふく)」と言われ、運気が上昇すると考えられていました。冬至「一陽来復」のお守り冬至の日に神社仏閣で「一陽来復」と書かれたお守り札を配布するところがあります。このお守りを年神様のいる方角である恵方に見えるように、恵方とは反対側の壁に貼ると、運気が上昇すると言われています。場所によっては大晦日や節分に配る神社仏閣もあります。関西では京都の車折神社、東京では穴八幡宮が有名です。車折神社では冬至から立春までに行くとお守りを授与されます。種...
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二十四節気「大雪」とは?2024年はいつからいつまで?冬将軍について

二十四節気「大雪」とは?2024年はいつからいつまで?冬将軍について二十四節気「大雪」が12月上旬にあります。本当に寒い季節に入っていきます。11月下旬に「小雪」があり、そして「大雪」と続きます。大雪の読み方は「たいせつ」。その意味や2024年はいつからいつまでを指すのか?この時期に使われる「冬将軍」の意味とは?、時効の挨拶「大雪の候」、七十二候などをご紹介します。大雪とは?二十四節気「大雪」とは名前の如く、雪がたくさん降る地域が増え、本格的な冬の始まるという意味です。日照時間が益々少なくなります。冬型の気圧配置が続くため、風は冷たくなり、熊やカエルが冬眠に入るのもこの時期です。南天の実が赤く色づき始めるのも丁度このころになります。スポンサーリンク2024年大雪はいつからいつまで?2024年大雪はいつから?2024年12月7日(土)から2024年大雪はいつまで?2024年12月20日(金)まで(冬至の前日まで)大雪の太陽黄経255度例年12月7日頃から12月21日頃が「大雪(たいせつ)」にあたります。2024年の大雪は、2024年12月7日(土)から。次の二十四節気「冬至」の前日までが...
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師走

師走師走(しわす)は和風月名の一つです。師走は何月?、その由来について5つの説を紹介します。何月?師走は旧暦(太陰太陽暦)の12月のことを言います。現在の新暦に置き換えると、12月下旬〜2月上旬ごろ。旧暦と新暦では1ヶ月ほどのずれがありますが、現在では「12月の別名」としても使われています。由来霜月の由来は諸説あります。師馳す(しはす)師匠の僧がお経をあげるのに忙しく、東西を馳せる月「師馳す(しはす)」が転じたという説があります。平安時代末期の文献「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」「奥義抄」「名語記」にも「しはす」の欄に注として説明されているから、最も有力となっています。年果つ(としはつ)年末であることから「年が果てる」という意味の「年果つ(としはつ)」が変化し、「師走(しわす)」となったという説もあります。年が果てる(としはつる)月「年果月」と同じ意味で「歳極月」「歳終月」もあります。四極(しはつ)「四季が果てる月」を意味する「四極(しはつ)」が転じて、「師走(しわす)」となったという説もあります。為果つ(しはつ)「一年の最後になし終える」という意味の「為果つ(しはつ)」が転じて「...
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「勤労感謝の日」の由来は「新嘗祭」から、2024年はいつ?

「勤労感謝の日」の由来は「新嘗祭」から、2024年はいつ?「勤労感謝の日」は国民の祝日であることは知っていても、その由来については知らないという方も多いと思います。勤労感謝の日は新嘗祭(にいなめさい)に由来しています。2024年の勤労感謝の日はいつか?新嘗祭の儀式の内容についてもご紹介します。「勤労感謝の日」の由来は新嘗祭から勤労感謝の日の由来は、飛鳥時代から続いてきた「新嘗祭(にいなめさい)」という収穫のお祝いから来ています。現在では農業に限らず大きく労働に感謝する日になっています。「新嘗祭」は飛鳥時代から戦前まで続き、戦後になり「勤労感謝の日」に改められました。2024年「勤労感謝の日」はいつ?「勤労感謝の日」は毎年11月23日。なので、2024年も11月23日(土・祝)です。飛鳥時代から新嘗祭はありましたが、11月23日という日を制定したのは1873年(明治6年)。その理由は、明治6年が現在の新暦を制定した年だからです(それ以前は旧暦でした)。明治時代がスタートした時期は、特に天皇中心の政治を行う目的がありました。第2次大戦後には、天皇行事を切り離す形で「勤労感謝の日」に改められ...