現代の米国

現代の中国

米建国250周年記念祝賀ショー 米国の花火も日本のドローンもほぼ中国製

米建国250周年記念祝賀ショー 米国の花火も日本のドローンもほぼ中国製お台場で開催された米建国250周年祝賀ドローンショー(駐日米大使館のYouTubeからの画面キャプチャー)米国時間7月4日夜、ワシントンでは華やかな花火が夜空を覆い、これに先立つ日本時間7月3日夜には、日本のお台場ではドローンが高市総理とトランプ大統領の姿を夜空に描き出したが、花火もドローンもほぼ中国製であることは注目に値する。特に日本では高市政権になってからは「反中でなければ人でない」と言わんばかりの情緒が煽られながら、高市早苗の姿を描くドローンが中国製であるというのは、なんとも滑稽で皮肉ではないか。◆米建国250周年を華やかに彩る花火、ほとんどは中国製7月3日、フォーブズ・ジャパンは<米建国250周年を華やかに彩る花火、ほとんどは中国製>は、米時間7月4日に開催される建国250周年祝賀大会に関して「花火」を中心に解説している。非常に興味深いので、その中のいくつかを抜粋して以下に列挙する。花火関係者の業界団体である全米花火協会(APA)のジュリー・L・ヘックマン事務局長の推計によれば、記念日を祝う人々による個人消費...
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ルビオ米国務長官 習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」をトランプが提唱したと表明

ルビオ米国務長官 習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」をトランプが提唱したと表明トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)7月2日、米政府のトミー・ピゴット報道官は、ルビオ国務長官と中国の王毅外相が6月30日に行なった電話会談に関して、「トランプが提唱した建設的な戦略安定関係構築の重要性を協議した」と発表した。5月14日の北京における米中首脳会談において習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」提案を、なんと、トランプが提唱したと表明したのだ。これは5月17日の論考<米中首脳会談 台湾問題で譲歩引き出せず 習近平「米中の建設的な戦略的安定関係」でトランプを逆縛り>の分析が正しかったことを証明してくれると言っていいだろう。すなわち、習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」は、まさにトランプが唱える「G2構想の裏返し」であったことになる。◆ルビオが「建設的な戦略的安定関係」はトランプが提唱したと位置づけ冒頭に書いた米側の発表は米政府の国務省ウエブサイトに掲載されている。タイトルは「ルビオ国務長官と中共中央外事工作委員会主任兼外相の王毅氏との電話会談 – 米国務省」だ...
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米イランは和解しない

米イランは和解しない2026年7月2日   田中 宇トランプ政権の米国は、イランと和解したがっているように見える。好戦的な革命防衛隊政権のイランの方が強硬で、米国への譲歩を拒否している。米国は、イランに核開発した成果物の濃縮ウランを引き渡せという以前からの要求を取り下げた。イラン沖に米海軍を展開して貨物船の輸出入を止めていたイラン海上封鎖も、イランに求められるまま6月18日から解除している。(Iran says it is selling oil at 20% premium as end of U.S. blockade sees 40 million barrels exported)イランは、米国が最も望んでいるとされるホルムズ海峡の封鎖解除になかなか応じない。ホルムズの奥にあるペルシャ湾から石油ガスを輸出したいアラブ産油諸国は、ほとんど唯一の輸出経路であるホルムズを開けたいので、トランプに強く加圧している。(Iran piles on demands as US waits in Doha for indirect talks)ペルシャ湾岸の石油備蓄施設は、すでに(ほぼ)満杯だ...
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習近平を「賢く強く偉大な指導者」と絶賛しインド太平洋軍からインドを削除したトランプのG2構想の本気度

習近平を「賢く強く偉大な指導者」と絶賛しインド太平洋軍からインドを削除したトランプのG2構想の本気度トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)トランプ大統領は6月19日、米メディアのアクシオスの取材を受け、習近平国家主席を「頭がよく、強く、しかも見た目がいい偉大な指導者である」と褒めちぎった。注意しなければならないのは、北京で米中首脳会談を終えた翌月の6月16日には、「米インド太平洋軍」から「インド」を削除し、元の「米太平洋軍」に名称を復活させていることだ。これは対中包囲網的戦略を破棄して、「トランプ・習近平」で構築する「G2構想」に対するトランプの本気度を示すものと解釈することができる。「自由で開かれたインド太平洋」戦略を喧伝する高市総理は、ここでも梯子を大きく外されたことになる。日本の立ち位置はどうなるのか?◆6月19日、習近平を再び褒めちぎったトランプ6月19日、トランプはアクシオスのテレビ番組「アクシオス・ショー」に出演しインタビューに応じた。アクシオスは動画を公開すると同時に、その文字起こしも公開してくれているので、非常に助かる。アクシオス側の質問は、「あなたにとって偉大なリー...
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イラン停戦合意に漕ぎつけたトランプ、またもや習近平に感謝 トランプの頭にはG2構想しかなくG7では孤立か?

イラン停戦合意に漕ぎつけたトランプ、またもや習近平に感謝 トランプの頭にはG2構想しかなくG7では孤立か?G7エビアン・サミット 米大統領が会見(写真:AP/アフロ)6月17日、イランとアメリカは、ようやく停戦合意の文書に署名した。それも核問題に関しては次の60日間以内に話し合うという課題延長型の合意でしかなく、賠償金のような復興資金まで支払う。オバマ政権時代に締結されたイラン核合意よりも後退しており、トランプ1.0でトランプ(元大統領)がイラン核合意から脱退しなければ、それで済んだ話ではないのか。脱退しておいて、2025年6月には突然イランを攻撃し、核開発施設を「完全に破壊した」とトランプ大統領は豪語した。完全に破壊したのなら、なぜ今年2月28日になって、オマーンが仲介して平和交渉を行なっている最中に再度イランを奇襲攻撃する必要があったのか?ようやくたどり着いたこのたびの合意は、イラン攻撃以前の状態よりもアメリカの立場が弱くなりイランの立場が強くなっている。関税では失敗し、イラン戦争では国内外から信頼を失い、トランプは今や満身創痍と言っても過言ではない。イランの友好国である中国の習近...
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「アメリカが危険な生物実験に全面協力していた可能性が」米・ギャバード国家情報長官の執念の発表の中身【ウクライナ戦争の影響も甚大】

「アメリカが危険な生物実験に全面協力していた可能性が」米・ギャバード国家情報長官の執念の発表の中身【ウクライナ戦争の影響も甚大】ギャバード国家情報長官の調査結果とは米国の中央情報局(CIA)や国家安全保障局(NSA)など18の諜報機関から構成される「情報コミュニティ」を統括し、大統領へ直接情報報告を行う最高機関、国家情報長官室(ODNI)は6月12日、同月末で退任予定のトゥルシー・ギャバード国家情報長官(下の写真)の執念の調査結果を発表した。数カ月にわたり情報機関の保有資料やファイルの調査を行った結果、ギャバードは、「米国政府が30カ国以上にある120カ所以上の生物実験施設に対し、長年にわたり資金提供を行ってきたことを示す新たな証拠を明らかにした」というのである。この記事の全ての写真を見る(全5枚)(出所)注目されるのは、「これらの生物実験室(Biolab)にはウクライナにある施設も含まれており、現在進行中のロシア・ウクライナ戦争により、その安全が脅かされる恐れがある」とニュースリリースに明示されていることだ。さらに、「たとえば、情報機関は以前、ウクライナにある米国が資金提供した生物実...
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トランプだけじゃない。北朝鮮を訪問した習近平が恐れを抱いている“もう一人の人物”とは誰か?

トランプだけじゃない。北朝鮮を訪問した習近平が恐れを抱いている“もう一人の人物”とは誰か?終わりの見えない中東情勢に長期化するウクライナ戦争、その裏で存在感を強める中国。国際社会では現在、「個別の危機」を超えた大きな変化のうねりが起きつつあるようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、中東、欧州、アジア太平洋地域で同時進行する国際情勢の変容を分析。さらに世界が直面する「秩序再編」の実態と、各国の思惑が複雑に交錯する現状について詳しく解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:世界は今、どこへ向かうのか?‐中東・欧州・東アジアで進む“秩序再編”の正体国際秩序の最終的な再編プロセス。世界は今、どこへ向かうのか?【世界で起きる出来事は、決して独立して存在しない】これは私が国際紛争の現場や外交交渉の世界で学んだ最も重要な教訓の一つです。表面上は別々に見える危機が、実は一本の大きな流れによってつながっている。これこそ今まさに世界で起きていることです。私は現在の...
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習近平がわざわざ北朝鮮に足を運んだ理由は「米朝首脳会談」という“特効薬”実現のためだ

習近平がわざわざ北朝鮮に足を運んだ理由は「米朝首脳会談」という“特効薬”実現のためだ東アジア情勢を左右する重要な舞台である朝鮮半島。近年は比較的落ち着きを見せてきたようにも窺われますが、水面下では新たな緊張の芽が生まれつつあるようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、習近平国家主席がわざわざ北朝鮮を訪問した背景を分析。さらに中国が北朝鮮との関係を重視する理由と、朝鮮半島を巡り高まりつつある各国の思惑について考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:習近平の訪朝で強調された朝鮮半島に広がる不穏な空気中国の狙いはどこにあるのか。習近平の訪朝で強調された朝鮮半島に広がる不穏な空気「これでもか」という大歓待だった。6月8日から9日にかけて中国・習近平国家主席が北朝鮮を訪問した。そのときの北朝鮮の歓迎ぶりの話だ。5月にはアメリカのドナルド・トランプ大統領が訪中し、直後にロシアのウラジミール・プーチン大統領が北京を訪れた。そのとき中国は子どもから大人までを動員して派手に出迎えた。その歓待ぶりに目が慣...
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トランプが米朝和解するかも

2026年6月16日   田中 宇トランプ米大統領が6月13日、SNS(Truth Social)に、自分と北朝鮮の金正恩が並んで歩いている写真を説明抜きで掲載した。写真は、ちょうど8年前の2018年6月12日のシンガポールでの史上初の米朝首脳会談の際に撮られた。(Truth Details | Truth Social)写真だけの掲載なので、トランプがどういうつもりでこの写真を載せたのか、正確なところはわからない。8周年なので掲載した感じはある。それに加えて、私には、トランプが「早く金正恩に会いたいよ。習近平ちゃん、約束の米朝和解の仲裁を早くしてくれよ」と言っているように見える。(Trump posts himself strolling with Kim Jong Un after making nuclear threat to Iran)トランプは1期目に金正恩と3回会い、その後も連絡を取り合っていることを折りに触れて表明している。トランプは、5月13-15日に訪中した際も、金正恩と良い関係なんだと言っている。トランプは、習近平との会談の中で「金正恩にまた会いたいから仲介してほ...
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ホルムズ開閉繰り返しで中東の油井を破壊する?

2026年6月15日   田中 宇米国とイランが6月15日、停戦と、ホルムズ海峡の自由航行再開、イランの核廃棄交渉の再開などに合意した。6月19日に覚書を締結し、2か月かけて核開発の廃絶を交渉する話になっている。2月末の開戦とホルムズ閉鎖開始から4か月が過ぎ、サウジアラビアなどアラブ産油国は、輸出できない分の石油を貯める備蓄タンク群が満杯になっている。(Pakistan Says US-Iran Deal 'Has Been Reached')海峡閉鎖があと1か月続くと、アラブ産油国は油田(油井)を閉鎖して産油を止めざるを得なくなる。いったん油井を閉鎖すると、地下の石油ガスを含む地層の圧力状態が変化し、再び石油を出すのが大変になる。再開に数か月を要し、産油量が減りうる。アラブ諸国は、イランと停戦合意してホルムズを再開してくれ(大金を払うから)とトランプに強く懇願し、トランプはイランと合意した。(計画通りのホルムズ恒久閉鎖)イランの要求で、合意した停戦の範囲には、イスラエルとヒズボラ(イラン傘下の民兵団)が戦っているレバノンも含まれている。イスラエルは停戦を拒否してレバノンを攻撃し続けて...
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ホワイトハウスと決別し敵対もいとわない…トランプにたてつく米共和党の集団「YOLO派」の急速な台頭

ホワイトハウスと決別し敵対もいとわない…トランプにたてつく米共和党の集団「YOLO派」の急速な台頭トランプ流「忠誠政治」の代償「ブローバック」(blowback)という英語は、砲撃時の「吹き戻し」を意味している。喩えて言えば、ドナルド・トランプ大統領によって頻繁になされる「他者への砲撃」は、その度に自らが吹き戻しにさらされて、想定外の結果や望ましくない反響につながる可能性がある。いま注目されているのは、今年11月の中間選挙での共和党候補者を選ぶための予備選において、自身への絶対的な忠誠を求めるトランプの恣意的な候補者推薦という一撃が、現職上院議員の落選をもたらし、任期切れまでの数カ月間、彼らがトランプに反発し、復讐に燃えている現象である。トランプによる「砲撃」が自身への反動につながりかねない状況にある。まさに、ブローバックだ。たとえば、テキサス州の共和党上院候補者の選出選挙では、選挙の直前、トランプは5月19日になって、「ケン・パクストンを偉大なるテキサス州の次期上院議員として、私は全面的に支持する」と自らのソーシャル・メディア(TruthSocial)に投稿した。これは、現職のジョン...
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トランプがネタニエフにぶつけた「お前は狂っている!」という苛立ち。変化し始めた米国とイスラエル“同盟の目的”

トランプがネタニエフにぶつけた「お前は狂っている!」という苛立ち。変化し始めた米国とイスラエル“同盟の目的”世界各地で同時多発的に進む、紛争や緊張の拡大。国際情勢が不安定化する中にあって、我々はこの状況をどう捉え、そしてどこに解決の糸口を見るべきなのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、中東のみならず、東アフリカやアジア太平洋地域でも進行する「危機の連鎖」を分析し解説。さらに「勝利を目指す外交」から「管理を目指す外交」へと発想を転換する必要性と、対話の扉を閉じない姿勢の重要性を訴えています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:世界は大戦争に向かっているのか?“秩序の崩壊”ではなく“秩序の再編”が始まった国際情勢「誰が勝つか」ではなく「どこで止めるか」。“秩序の崩壊”ではなく“秩序の再編”が始まった国際情勢「お前は狂っている!」「一体、何をやっているんだ?」これは先日トランプ大統領がネタニエフ首相との電話会談の際に、ネタニエフ首相にぶつけた怒りと苛立ち...
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米イスラエルが対立する演技

米イスラエルが対立する演技2026年6月8日   田中 宇イスラエルが米国の対イラン戦略を知るために、トランプ政権の高官たちのスマホに通信傍受(盗聴)アプリを密かにインストールするなどの不正なスパイ行為を激化している。イスラエルは、トランプ政権の中東担当特使であるスティーブ・ウィトコフらを主な標的にしている。米国の戦争省(国防総省)の諜報部門(DIA)が最近そのような報告書を作成したと報じられている。(Pentagon raised threat of Israeli spying on U.S. to highest level, sources say)DIAは、世界各国から米国に対するスパイ行為を監視し、必要に応じて段階的な警告を発している。DIAは最近、イスラエルによるスパイ行為について、最高位の危険性を示す警告を発したと、NYタイムスやNBCなどが報じている。報道について、DIAはノーコメントで、在米イスラエル大使館は真っ赤なウソだと全否定している。(Pentagon raises Israel's espionage threat level to 'critical' a...
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“トランプの焦り”が首脳会談に与えた影響。中国の主張にアメリカが耳を傾けざるを得なかった理由

“トランプの焦り”が首脳会談に与えた影響。中国の主張にアメリカが耳を傾けざるを得なかった理由米中関係の新たな局面を印象づけたと言っても過言ではない、北京での首脳会談。さらにジャーナリストの富坂聰さんは、両国の立ち位置にも変化が見え始めたとしていますが、そう判断する根拠はどこにあるのでしょうか。富坂さんは自身のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』で今回、会談後に浮かび上がった米中双方の思惑や関係性の変質ぶりを分析。その上で、中国が提唱する「建設的戦略安定関係」の意味と、協調へと向かう両国の現実的な選択について解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:やはり予想通りだった米中首脳会談で、アメリカが中国の「協調」に乗った理由消えたアメリカの「上から目線」。中国の「協調提案」に米国が乗った理由北京の人民大会堂前で習近平国家主席と握手を交わしたドナルド・トランプ大統領が、普段の様子と何か違って見えたのは私だけだろうか。笑顔を浮かべ、訪中を喜んでいるように振舞っているものの、どこか心ここにあらずとの印象を残したからだ。イランとの問題もあり、忙...
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米中首脳会談 台湾問題で譲歩引き出せず 習近平「米中の建設的な戦略的安定関係」でトランプを逆縛り

米中首脳会談 台湾問題で譲歩引き出せず 習近平「米中の建設的な戦略的安定関係」でトランプを逆縛り米中首脳会談 歓迎式典(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)5月14日に北京で開催された米中首脳会談で、習近平国家主席は念願の「台湾問題」に関する譲歩をトランプ大統領から引き出せなかった。その代わりに「米中の建設的な戦略的安定関係」を提唱してトランプに逆縛りをかけている。事実トランプは5月15日、FOXニュースのインタビューで、台湾に関して「正式な独立宣言をしないよう警告」し、「(米軍が)戦争のために9,500マイルも旅をすること(台湾に援軍に行くこと)を望んでいない」旨の回答をしている。それなら「米中の建設的な戦略的安定関係」とは何か?その威力と、この言葉がもたらす今後の世界新秩序との関係を考察する。◆習近平が台湾問題に関してトランプに厳しい言葉首脳会談の中で、習近平は台湾に関して非常に厳しい、以下の警告を発している。――台湾問題は米中関係において最も重要な問題である。適切に処理されれば、二国間関係は全体的な安定を維持できる。しかし、処理を誤れば、両国は対立し、場合によっては衝突に至り、米中...
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米中会談・トランプは習近平に敗北していなかった…アメリカが画策する「狂気の対中逆転戦略」

米中会談・トランプは習近平に敗北していなかった…アメリカが画策する「狂気の対中逆転戦略」台湾への「6つの保証」を破ったのか今回の米中首脳会談については、トランプ大統領率いるアメリカ側は十分な成果を出すことができず、習近平の中国に負けたとの見方が、オールドメディアでは一般的だ。そしてそこには確かに一定の根拠もある。この記事の全ての写真を見る(全6枚)イランがホルムズ海峡を封鎖していることには反対で、自由な通行を認めるべきだという点で米中は意見が一致したといっても、中国はイランに対して何らかの働きかけの義務を負ったわけではない。トランプ大統領はそうした働きかけを中国に求めることすらしなかったと認めている。ホルムズ海峡問題でのこのアメリカの対応は、中国に対して甘いと見る人は多いだろう。今から50年ほど前にアメリカが中華人民共和国政府との国交を確立した際に、台湾の安全保障に目配せする必要から、アメリカは「台湾関係法」を作ったが、同法が規定する「6つの保証」のうちの1つを、トランプ大統領は今回破ったとの声も出ている。「6つの保証」の中には、アメリカから台湾に対する武器売却に関して、中国側と事前協...
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トランプ訪中で「日中関係」はどう変わってしまうのか?世界各国の「米国への信頼低下」と「中国の地位上昇」という現実

トランプ訪中で「日中関係」はどう変わってしまうのか?世界各国の「米国への信頼低下」と「中国の地位上昇」という現実国際法を軽視するかのようなトランプ大統領の強硬姿勢により、世界各国で揺らぎ始めた米国への信頼。その一方で、中国を巡る国際社会の評価にはこれまでとは異なる変化が現れているのが現状のようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、ASEAN諸国やアメリカ国内で進む「対中観」の変化を分析。さらに中国の地位が相対的に高まりつつある背景と、米中関係の変化が日本に与える影響について考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:イラン戦争の中で行われる米中首脳会談で、中国の立場は強化されるのか関税を振りかざし応じなければ制裁。トランプの“独り相撲”で世界の信頼を失う米国と相対的に高まる中国の地位ドナルド・トランプ大統領が中国訪問を果たせば、もはや「日米」の利害は一括りにすることは難しくなるかもしれない。昨年10月末の米中首脳会談から、それに続いてトランプ政権が出した「国家安全保障戦略」(NSS)の中で...
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米中首脳会談を前に焦るトランプ――「核問題」がネック なぜイスラエルの核兵器保有は容認されるのか

米中首脳会談を前に焦るトランプ――「核問題」がネック なぜイスラエルの核兵器保有は容認されるのかイスラエル自身は核兵器を保有しながら、イラン核開発を激しく警戒するイスラエル首相(写真:ロイター/アフロ)訪中を控えるトランプ大統領は、イランとの間で検討中の「1ページ14項目」の戦争終結合意に関して、訪中前には解決したいと焦っている。習近平国家主席としては友好国イランと停戦合意をしていない国の首脳を北京で大歓迎するわけにはいかない。トランプとしても合意未達成のままで訪中したのではディールが不利になり、訪中が中間選挙のための好材料にはなり得ない。「米国の勝利」を米選挙民に見せるために行くのだから「習近平が自分を大歓迎する状況」を作りたいし、非常に有利な条件でディールをこなしたことを米選挙民に見せたい。しかし事態はトランプが望む状況とは真逆で、5月10日にイラン側が出した回答にトランプは11日に激しい不満を露わにした。ネックになっているのは核問題。イスラエルは核拡散防止条約(NPT)に加盟せず、ストックホルム国際平和研究所のデータによれば少なくとも90発の核兵器を保有しているとのこと。それでも...
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「イランの核を阻止」掲げながら核使用チラつかせる、トランプとネタニヤフ究極の“笑止千万なダブルスタンダード”

「イランの核を阻止」掲げながら核使用チラつかせる、トランプとネタニヤフ究極の“笑止千万なダブルスタンダード”AI技術の急速な進化により、大きく変わり始めた戦争のあり方。そんな中、人類が長年築いてきた「核抑止」の前提そのものを揺るがしかねない新たな危険性が高まっています。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、AIの軍事利用がもたらす戦争そのものの変質について解説。さらにAIと核兵器が結びつくことで、人間による「最後の抑止」が機能しなくなる事態に強い懸念を示しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:核兵器を巡る大国間の綱引きと、その背後で静かに進む新しい兵器による戦争のかたちAIは万能なのか。核兵器を巡る大国間の綱引きと背後で静かに進む「新しい兵器」による戦争【11分23秒】と聞かれて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?UAEのシンクタンク“アル・ハブトゥール研究センター”の分析によると、これは2月28日にアメリカとイスラエル軍がイランの最高指導者だったアリ...
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トランプがイランを攻撃した本当の理由――米中エネルギー覇権戦争の行方と日本の岐路=高島康司

トランプがイランを攻撃した本当の理由――米中エネルギー覇権戦争の行方と日本の岐路=高島康司アメリカがイラン戦争を始めた本当の理由は、米国が主導する新たな国際秩序の樹立にあるという説の詳細について解説したい。特にこの秩序が日本に与える影響を明らかにする。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2026年5月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。アメリカが世界の資源供給国となる秩序トランプ政権のイラン攻撃には、アメリカ独自のもっと積極的な動機があるとする説明がいま注目されている。それは、アメリカを世界の資源供給大国にして中国などの諸外国を依存させることで、ドルの基軸通貨体制と安定した米国債の価値を維持するという戦略である。2025年11月、トランプ政権は「国家安全保障戦略」を発表した。これは、南北アメリカ、カリブ海、グリーンランドなどの西半球をアメリカの生存圏として定め、このエリアにおける米国の優位を「我々の安全と繁栄の条件」と位置づ...