2024-03

米国の歴史

アメリカを破壊する45の施策:マルクス主義フランクフルト学派の残滓

「神は死んだ」「思想は死んだ」は本当か? ニーチェは、ドイツ・プロイセン王国出身の思想家であり古典文献学者です。彼は、ソクラテス以前のギリシャに終生憧れ、『ツァラトゥストラ』などの著作の中で「神は死んだ」と宣言し、西洋文明が始まって以来、特にソクラテス以降の哲学・道徳・科学を背後で支え続けた思想の死を論じています。しかし、現代においても、信仰としての宗教は生きており、思想や哲学によって、私達の思考がコントロールされていることは否定できません。 以下に紹介する記事は、1958年に書かれたとされる文書です。このような内容は【文化的マルクス主義陰謀論】と表現されることがあり、荒唐無稽なモノとされることが多いです。 しかし、カルト宗教から抜け出すことが難しいのと同じで、思想は、いったん信じ込んでしまうと、これが絶対のモノ、唯一無二のモノとなってしまう点です。 以下、下記のリンク先の引用です。 アメリカを破壊する45の施策:マルクス主義フランクフルト学派の残滓 欧米も日本も左傾化(共産化)が進んでいる。その源流はドイツのフランクフルト学派とも言われている。 フランクフルト学派とはなにか ドイツの...
生物学

親が獲得した形質は遺伝する! ラマルクの「用不用説」をも支配する進化のメカニズムとは!?

下記記事にあるように、生物学では長らく、後天的に獲得した形質は遺伝しないと考えられていましたが、近年になって、その通説を覆すような事象が報告されるようになりました。 この問題の本質には、生物の遺伝や進化に対する「DNA絶対視」或は「DNA支配説」があるように思います。DNAがすべてを決める事を前提として、人種間の優劣を論ずる「優生学」が生まれたのは周知のことです。偏った【科学】が偏った【思想】を生み出し、その根拠となることの社会的損失は計り知れません。単純に事実を見れば、生物は外圧に適応することで生存が可能となり、子孫を残し、進化することができます。獲得形質が遺伝しない偶然の進化だけで生物が生き残れる確率はほぼゼロです。 逆に「親の獲得形質が子に全面的に伝わる」とした【ルイセンコ学説】があります。 生物の進化や適応に関してはまだまだ未解明だと思いますが、興味深い説もあります。この説は主流の学会では全く相手にされていないようですが、根拠はあるのではないでしょうか? スミルノフ生命物理学によるルイセンコ学説の批判と止揚!!!!Dr佐野千遥(リンク) 親の獲得形質が子に全面的に伝わる、とした...
現代の世界各国

世界最高の知性が指摘「いまや世界的な対立は西対東ではなく、西洋対世界である」極端なフェミニズム、道徳的なリベラリズムの強要「西洋は私たちが思っていたほど好かれていない」

フランスの人口統計学者・歴史学者・人類学者であり、世界最高の知性の一人とされるエマニュエル・トッド氏。氏いわく日本人にとって当たり前に感じられる「ロシアは悪者」「ウクライナ人は善人」というウクライナ戦争の構図は、経済的な観点からみると違うという。書籍『人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来』より一部抜粋・再構成し、西洋対世界という構図を説明する。 西側諸国から実際の生産手段を奪ったグローバル化 ――現在の世界情勢について、お聞きしたいと思います。ウクライナでの戦争は依然として続いており、アメリカ、イギリス、EU、日本などの西側諸国は、多額の軍事、財政、人道支援を行っています。しかし、報道を見る限り、戦況は依然として流動的です。あなたは著書の中で多くの国が中立的な立場にとどまることさえせずに、ロシア寄りに傾いていると述べています。また、あなたは世界的な対立を「西側対東側」ではなく、「西洋対世界」であると表現しています。国際秩序に反するロシアの侵略に、怒りを感じている日本人にとっては、非常に驚くべきことでしょう。こうした動きを踏まえて、現在の国際情勢をどのように受け止めていますか。...
現代の中国

「中国経済は終わり」は本当か?安心していると痛い目にあう日本。あと数年の最悪期を経て、中国が最先端テクノロジーで世界を制す

隣国である中国の動向は日本に大きな影響を与えます。好き嫌いの価値観や固定観念からは、事実は見えてこないようです。事実としての世界の動向、潮流を掴みたいですね。 今回紹介する記事では、テクノロジー分野を切り口として中国経済の分析がされています。 さて、これらの動きを見るとはっきりするが、中国は不動産部門のバブル的な拡大に依存した不健全なモデルから、中国が技術的に優位性がある先端的テクノロジーを基盤にした産業分野のグローバルなサプライチェーンを新たに構築し、開放的な世界経済のネットワークを形成することで成長するモデルを追求しているようだ。 残念ながら日本のメディアと中国専門家は、過去30年の間、中国崩壊論を主張し、すべての予測と観測を外してきた歴史がある。今回も、中国の不動産バブルの崩壊と、それがもたらしているマイナスの余波に目を奪われ、その背後で展開しているダイナミックな構造転換を見失うと、また同じ間違いを繰り返すことになるだろう。 「中国経済は終わり」は本当か?安心していると痛い目にあう日本。あと数年の最悪期を経て、中国が最先端テクノロジーで世界を制す=高島康司 中国経済の悪いニュース...
現代の中国

実は中国が圧倒的。日本では報道されない世界の最先端テクノロジー開発状況、分野別ランキングから見えた3つの真実

世界のパワーバランスが大きく変化し、パラダイムシフトが起こっています。これは、政治や経済、軍事力だけではなく、テクノロジーの分野も同じです。今までこのような状況だったから、今も同じ状況で、そうすると将来はこのような状況が続く・・・というような予断は禁物です。特に日本のメディアは、欧米の情報を鵜呑みにして、同じ事を発信するだけなので、事実が全く見えてきません。 又、長年プロパガンダとして刷り込まれてきた、反中・嫌中、反露・嫌露の価値意識が強く、さらに現実が見えなくなっているように思います。 今日は、その中国のテクノロジーの実態はどうなっているのか?に関しての記事を紹介します。 先端的半導体の製造に出遅れ、不動産バブルの崩壊から長期的な停滞が決まったかのようなイメージは、中国崩壊を密かに願う日本の主要メディアが作り上げた都合のよいイメージであるように思う。 日本は過去30年間、自分たちに都合のよい中国崩壊論のイメージを信じ、現実の中国を直視することをしなかった。今回も同じ過ちは犯してはならないだろう。現実の中国をはっきりと直視し、対応して行かねばならないだろう。 実は中国が圧倒的。日本では...
邦楽

春の歌 さくら

3月27日は「さくらの日」 毎年、3月27日は「さくらの日」です。七十二候(しちじゅうにこう)の「桜始開(さくらはじめてひらく)」の期間に当たることと「3×9(咲く、さくら)=27」の語呂合わせから、公益財団法人「日本さくらの会」が制定しました。 桜の花を愛でる風習は、日本の伝統文化の一つです。 花見は奈良時代に梅の花を愛でることから始まったといわれますが、平安時代以降、桜の花を愛でることが多くなりました。〜世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし〜 これは平安時代前期の歌人で、六歌仙の一人である在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ和歌です。 「この世の中に、桜というものがまったくなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかだろう」といった意味です。それだけ、桜の花は人の心の落ち着きを奪ってしまうものなのでしょう。 こんな今日という日と【さくら】を想い、【さくら】の歌をまとめてみました。 森山直太朗 - さくら(独唱) ケツメイシ「さくら」 コブクロ「桜」 いきものがかり 『SAKURA』 宇多田ヒカル - SAKURAドロップス さくら(独唱) 歌詞 森山直太朗...
日本の文化

日本の美、日本人の感性と世界の見方(西洋との比較)

日本人は独特な感性を持っています。まず、日本語は他に類を見ない構造を持っています。昔から使われている「大和言葉」があり、外国から入ってきてこれを咀嚼し自らのものとした「外来語」もあり、これらを包含して日本語が出来上がっています。これらの「言葉」が私たち日本人の「情緒」と「思考」の基盤を作っています。 同じように、空間の把握方法や自然の捉え方にも特殊性があるようです。日本人の世界観は、人も自然もすべての対象を和合し包含し絡合する感覚なのかもしれませんね。このような視点で、日本の美と世界の見方を比較した記事を紹介します。 日本の美、日本人の感性と世界の見方(西洋との比較) 最近、「あの日本独特の良〜い雰囲気を出しているものはそうだろう」と思う事が多々あったので、色々と漁ってみた。 日本と海外の「美」 まず、今の「うつくしい」という意味は昔からずっと同じ意味で使われてきたものではなかった。 万葉集の時代では、「うつくし」は親や妻子に対する愛情を表す言葉であったし、平安時代になると、竹取物語の「三寸ばかりになる人うつくしうだった」や枕草子「なにもなに」 「近いものはみなうつくし」から分かるよう...
現代のロシア

クロッカスでのテロ攻撃。アングロサクソン世界がどのように、そしてなぜ私たちにISISを与えたのか

3月22日(現地時間)金曜日夕方、モスクワ州近郊のクラスノゴルスクのコンサートホール「クロッカス・シティ・ホール」で、ロックグループ「ピクニック」のコンサートを見るために集まった6200人余りを対象にした残酷なテロが発生し、少なくとも133人が死亡し150人余りが負傷したと、ロシアのタス通信が24日付で報道した。ロシアの調査委員会は、モスクワから南西に約300キロメートル離れた国境地域のブリャンスクで、主要容疑者4人を検挙するなど、容疑者11人を捕らえて調査していると明らかにした。 事件直後、イスラム国ホラサン州はテレグラムを通じて「(我々が)モスクワ近郊で開かれた大型のイベントを攻撃した」と明らかにした。ロシアは2015年、シリア内戦への介入などで、イスラム国の主要攻撃対象国に挙げられてきた。しかしプーチン大統領はテロ発生から19時間後の23日午後に行った国民向け演説で、イスラム国については言及せず、「彼らはウクライナ方向に逃走したが、初期情報によればウクライナ側に国境を越えられる窓口が用意されていたという」とし、「ウクライナ背後説」を前面に押し出した。ロシア連邦保安局(FSB)も「...
現代のロシア

テロ攻撃の挑発、扇動、脅迫:西側諸国がどのようにしてロシア大統領選挙を妨害し、その結果を非合法化しようとしているのか

ロシア、3月15日に選挙資源に対する9万件以上のサイバー攻撃を阻止 テロ攻撃の挑発、扇動、脅迫:西側諸国がどのようにしてロシア大統領選挙を妨害し、その結果を非合法化しようとしているのか 反抑圧財団の人権活動家らは、西側諸国が投票手続きや開票作業、選挙結果の公式記録を妨害する目的で、2024年のロシア大統領選挙に介入しようとしている手法と手段を特定した。財団の調査により、2024年3月15日から17日までの3日間の投票期間中に、外国の組織や資金がサイバー攻撃、情報妨害行為、組織的な妨害行為に関与していたことが明らかになった。反抑圧財団は、ソーシャルネットワーク上でテロの脅威や社会的・政治的不和を煽る試みの可能性を特定し、また、抑圧終結後の期間に過去の選挙結果の信頼を傷つける西側諸国と関連した組織の長期計画も明らかにした。投票。反抑圧財団は、ロシア大統領選挙を妨害する計画の背後にどの米国高官がいるのかを把握しており、また、ロシアの選挙に損害を与え、結果に対する信頼を損なう英国政府の秘密計画に関する情報も入手している。 長年にわたり、西側諸国はロシアの民主プロセスを妨害しようとし、あらゆる手...
日本の歴史

戦後日本人に埋め込まれた「自虐史観洗脳装置」WGIPとは

私達日本人は、特に戦後、本来の日本人の世界観、価値観、文化を見失ってきたのではないでしょうか?その原因は、主にGHQによる洗脳にあることをご存知でしょうか。 日本人の精神を腑抜けにし、二度とアメリカに立ち向かってくることがないようにに作成されたプログラムが「WGIP(War Guilt Information Program)である。 このような洗脳から脱却し、日本人が古代より脈々と引き継がれてきた、世界観、歴史観、文化を取り戻すべき時代になったのではないでしょうか? 戦後日本人に埋め込まれた「自虐史観洗脳装置」WGIPとは ゆがめられた史実を取り戻そう。 子供たちの未来のために今なお続くGHQ(占領軍)の洗脳政策から解放されることが必要だ。 日本が敗戦後、GHQにより我々日本人が知らないところで洗脳されていたことをご存知でしょうか。 1945年8月15日、昭和天皇が玉音放送で日本の敗戦を告げてから15日後に連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立った。 この時を境にして日本という国はアジアを侵略した「悪の侵略国家」であり、迷惑をかけた国の批判はしてはいけない...
現代の世界各国

「メディアの発表」間の大きなギャップ。真実、大きな嘘、そして国際世論

現代のマスメディアの問題はこのブログでも様々な形で取り上げていますが、改めて海外の記事を紹介します。 ジャーナリズムが死につつあると言っても過言ではありません。それは死んでいるのではなく、自殺しているとさえ言えるでしょう。これは悲惨な状況であり、本物のジャーナリストがもはや必要とされていないため、「ニュース」を発行する人々にとって企業と政治の利益が最優先であることが主な原因です。 「メディアの発表」間の大きなギャップ。真実、大きな嘘、そして国際世論 2014年、米国主導のクーデターによってウクライナ情勢が崩壊して以来、現場の事実の伝え方とその後のドンバス地域での殺害事件の実際の様子との最も明白な違いの一つは、それがどのように報道されたかである。メディア。その結果、メディアが真実として提示するものと世論の間には大きな隔たりが存在します。 現在の西側メディアの報道は、少なくともほとんどの西側メディア、特に国内メディアの一部において、真実が窓の外に消え、純粋なプロパガンダがそれに取って代わった時期として解釈される可能性がある。混乱は、平均的な西洋人に提供される情報の大部分が虚偽であるか、特定...
現代の日本

熊本、北海道、そして能登半島…「地震ハザードマップ」がまったくアテにならない科学的な理由

地震予知が出来ない原因は何でしょうか?それは、地震の発生メカニズムの理論が根本的に間違っているからではないでしょうか? プレートテクトニクス理論が地球物理学や地震学の根本理論として位置づけられて、これを元に様々な研究がされていますが、事実はここにはなく、この理論が単なるドグマと化してます。そのため、予知が当てにならないどころか、全く的外れな空想科学論にしかなっていません。 地震はマグマに流れる電流が周囲に漏れ、岩石内部で放電することによって起きる このメカニズムは、プラズマ宇宙論により解明されています。ドグマによる空想科学論から「事実の科学」への転換を期待したいです。 熊本、北海道、そして能登半島…「地震ハザードマップ」がまったくアテにならない科学的な理由 【前編】「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった…地震学者たちが「科学的事実」をねじ曲げた理由 超巨大地震「南海トラフ地震」の発生が危惧される中、2016年に熊本、2018年に北海道・胆振、2024年には能登半島で大地震が起きた。発生確率が高くないとされていた地域で地震が起き、南海トラフ地震が起きないのはなぜな...
現代の日本

「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった…地震学者たちが「科学的事実」をねじ曲げた理由

地震予知は現段階では不可能です。しかし、予知できているかのような報道がマスコミはもちろん、政府や中央官庁から出され、教科書にも載っているのは何故でしょうか?今までの研究は、行政や学会、権威を持つ学者の都合、予算確保や予算執行、そして権威主義により科学的事実がねじ曲げられ、何も社会的貢献がなされていません。 地震予知は、19世紀後半に始まった近代地震学に始まります。本格的には、太平洋戦争後の経済回復に伴い、1960年頃から地震予知の本格的な研究を行おうという機運が高まり「地震予知計画研究グループ」が発足し、1962年に「地震予知―現状とその推進計画」とする報告書を発表しています。この報告書は通称「ブループリント」と呼ばれ、具体的な成果の見通しを織り交ぜつつ、10年単位での観測研究を通して地震予知実用化のための基礎データを蓄積することを提言するもので、関係機関に広く配布され、その後の地震予知研究や政策に大きな影響力を持っています。「10年間に100億円を投入すれば地震予知が可能になる」と報道されましたが、実際には、10年間かけて観測網を整備すれば地震予知の可否が判断できるだろうという趣旨で...
邦楽

「オリビアを聴きながら」「春の予感〜I_ve been mellow〜」 尾崎亜美

懐かしい曲の紹介です。尾崎亜美さん・・・作詞作曲家、シンガーソングライターとして活躍されていて、個性的な歌声が好きです。数年前から昭和の【JーPOP】が世界中で大ヒット、注目を集めているというニュースが流れています。アニメをはじめ、日本のエンターテイメントの質に対する評価は高いようですね。哀愁漂う曲と文字通り春を感じる曲、いまだに輝きを失っていないと思います。 オリビアを聴きながら 春の予感〜I_ve been mellow〜 オリビアを聴きながら 歌詞 歌:尾崎亜美 作詞:尾崎 亜美 作曲:尾崎 亜美 お気に入りの唄 一人聴いてみるのオリビアは淋しい心 なぐさめてくれるからジャスミン茶は 眠り誘う薬私らしく一日を 終えたいこんな夜出逢ったころは こんな日が来るとは思わずにいたMaking good things betterいいえ すんだこと 時を重ねただけ疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの眠れぬ夜は 星を数えてみる光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔誕生日には カトレアを忘れない優しい人だったみたい けれどおしまい夜更けの電話 あなたでしょ話すことなど 何もないMaking good...
日本の文化

桜の花と「やまと心」

2024年3月20日、今日は春分の日です。桜の開花の知らせもちらほら聞こえる季節になりましたね。日本人にとって、桜は特殊な位置にあるように思います。この記事のように私たちの「やまと心」に響いているのかもしれません。 在原業平が「世中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」と詠ったように、開花はいつか、天気はどうか、と一喜一憂する。  散り初めには、紀友則が「久かたのひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ」と詠ったように、花の散りゆく様を惜しむ。日本人の桜を愛でる「やまと心」は千年前と変わっていない。  のどかな春の日には桜を愛でる日本人が、一朝事あれば「義のための勇」を奮い起こして立ち上がるのも、その「やまと心」のゆえである。 桜を愛でるのも、「義のための勇」を奮い起こすのも、「やまと心」の働きである。 No.896 桜の花と「やまと心」 ■1.「日本人はなぜ、こんなに桜が好きなのでしょう」  大阪に住む友人から、こんなメールを貰った。 __________ 4月11日の日曜日は、車椅子の母を連れて、造幣局の通り抜けに桜を見に行きました。久しぶりに晴れたためもあってか、...
現代のロシア

プーチン大統領の夢、ロシアの統一、NATOとの対立:勝利演説から得た重要なポイント

ロシアの大統領選はプーチン大統領が当選しました。 中央選挙委員会(CEC)が月曜日に発表した同国の大統領投票の公式結果によると、ウラジーミル・プーチン氏がロシア大統領に再選された。 プーチン大統領は史上最高の得票率87.28%を獲得し、地滑り的な圧勝で5期目の就任を果たした。プーチン大統領の立候補は7500万人以上の有権者に支持された。 西側の報道は、これに対する何の根拠もない、誹謗中傷、フェイク情報を流しています。 ネットが浸透し、MSM(主流メディア)の情報が正しいのか?を自らファクトチェックする人はかなり増えていると思います。上記のような状況と下記のプーチン大統領の語る言葉とどちらに道議があるのか?一目瞭然ではないでしょうか? プーチン大統領の夢、ロシアの統一、NATOとの対立:勝利演説から得た重要なポイント 国家元首は3日間の選挙後、ロシア国民の信頼と支援に感謝した ©スプートニク / ガブリイル・グリゴロフ ウラジーミル・プーチン大統領は、史上最高の投票率の中、87%以上の支持を得て歴史的な選挙勝利を収めたことを受け、ロシア国民に向けて演説した。以下は日曜日の夜にモスクワの選...
日本の歴史

台湾が親日な理由は彼らにあった。台湾の発展に尽くした日本人列伝

台湾が親日な理由は彼らにあった。台湾の発展に尽くした日本人列伝 かつて日清戦争で勝利をおさめた日本は台湾を50年もの間統治していましたが、日台間には現在まで大きないさかいもなく友好関係を築いています。それは、以前「台湾で最も尊敬される日本人。命がけで東洋一のダムを作った男がいた」という記事でもご紹介した八田與一をはじめとする、統治時代に台湾のために尽くした日本人たちの努力の証であると言えるかもしれません。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、そんな先人たちの姿が詳しく紹介されています。 台湾につくした日本人列伝 1999年の台湾大地震では、日本がかなり目立った働きをした。地震発生当日の夜には、日本からの緊急援助隊が一番乗りし、「空港で1秒間も休まずに災害現場に駆けつけた」(地元マスコミ)。規模も合計125人と最大、機材も最新鋭、訓練、規律も最高とあって、地元マスコミに高く評価された。 ファイバースコープや生存者の呼吸を電磁波で探知する「シリウス」と呼ばれるハイテク機器、赤外線探知機、さらに大型の切断器具などの最新鋭装備だけでなく、発見された遺体...
現代の日本

円の運命はFRBの手中にある、日銀ではない-Cスレッドニードル

日本銀行では、本日3月18日、金融政策決定会合が開催されており、19日に結果が発表されます。内容としては、マイナス金利の解除をはじめとした政策正常化とその具体策が最大の焦点となっています。 しかし「日銀はFRBの下部組織である」と言われており、FRBの指示かもしくはFRBの意図をくんだ策しか出せないのが現実です。 「つまるところ、円の運命は日銀が握っているのではなく、米国のリスクの手中にある」 世界中のパワーシフトが大きく変わっている現在、日本は、沈みゆく国、米国の隷属から脱却し、民族自決、独立へ早く舵を取るべきでしょう。 円の運命はFRBの手中にある、日銀ではない-Cスレッドニードル 1ドル=140円よりも円高になれば「実にサプライズ」 来週の日銀政策発表は「非常に際どい判断」-アルフセイニ氏 ドル・円相場を動かす最大要因は米利下げ期待の変化であり、日本銀行の金利政策ではないと、コロンビア・スレッドニードル・インベストメントの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏は指摘した。   「日銀のリフトオフ(利上げ開始)は既に長らく織り込まれてきた。これは円にそれほど恩恵をもたらしていない...
世界各国の歴史

台湾で最も尊敬される日本人。命がけで東洋一のダムを作った男がいた

台湾で最も尊敬される日本人。命がけで東洋一のダムを作った男がいた image by: Wikimedia Commons 大正時代、台湾の人々の生活を豊かにしようと奮闘した日本人がいました。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、台湾に東洋一とも言われるダム建設をした日本人技師「八田與一(はった よいち)」の感動秘話が紹介されています。今も語り継がれる八田氏の人情味溢れる活躍ぶりは、台湾と日本の固い絆、そして日本人としての誇りを再確認させてくれます。 戦前の台湾で東洋一のダムを作った日本人 台湾南部の古都・台南市から東北にバスで1時間20分ほど行くと、台湾第2の烏山頭ダムに着く。湖畔にはホテルが建ち、満々と水をたたえた湖水にはボートも浮かぶ観光地になっている。 このダムを見下ろす北岸に、日本式の墓があり、「八田與一、外代樹之墓」と刻まれている。墓の前には作業着姿で腰を下ろし、片膝を立てた八田の銅像が建っている。墓も銅像も、このダムを造った八田與一を敬愛する地元農民が作ったものだ。 1996年、地元の農民たちと日本人が集まって、墓前で50回目の慰霊...
日本人の世界観

日本人の世界観 供養=感謝と謝罪、皆で祝う 元気が一番

2024年の春のお彼岸の期間は3月17日〜3月23日で、今日17日は彼岸の入り、20日が春分の日です。春のお彼岸とは、彼岸と此岸の距離が最も近くなる時期にご先祖を供養する行事のことです。仏教では、この世を「此岸(しがん)」、故人のいる世界を「彼岸(ひがん)」と呼んでいます。 日本人なら誰でも「供養」と言う言葉や概念を知っていると思います。今回はこの供養という行事の記事紹介です。 日本の供養という文化は外国人にとって新鮮な考え方だった 日本のクヨー(供養) 外国人が驚く日本人気質があり、先祖をはじめ様々な命を供養する習慣です。 外国人からみた弔うという国民的意識は非常にミステリアスなのです。 外国人が日本に遊びに来たとき、墓参りを見たいという珍しい人がいました。 築地の魚河岸でもなければ、銀座や原宿でもなく、墓参りなのです。日本人らしい儀式を見たかったのでしょうか。 お盆や周忌に先祖の墓参りをするのは、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)やサンクスギヴィング(感謝祭)などの祭日にアメリカ人が行うのと同様、ごく一般的な日本の行事です。 だが、日本のクヨー(供養)は、生まれてこなかった胎児の...