現代の日本

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グローバリズムというプロパガンダ

古いですが「グローバリズム」の本質を突いた内容の記事です。世界情勢が大きく動いている現在、共産主義にしろ、グローバリズムにしろ、他国の国益を隠した美しいプロパガンダに踊らされるのは、もういいかげん卒業して、国家とは何か、民族とは何か、歴史や文化とは何か、を真剣に考えるべき時期であると思います。「自由貿易の拡大や移民の流入に背を向け」と日経はトランプの登場を危ぶむが、、、グローバリズムというプロパガンダ■1.「米国民は過激な異端児に核兵器のボタンを預け」 デトロイトへの出張で定宿にしているホテルがある。どこにでもあるアメリカ全国チェーンのビジネスホテルだが、たまたまここは日本人ビジネスマンを呼び込もうと、朝食に御飯やインスタント味噌汁、ふりかけ、漬物などを出してくれる。そしてアメリカで印刷されている日経新聞も置いてある。 ちょうど大統領選の結果が出た日だったので、日経がどんな論評をしているのか、読んでみた。しかし最初に目に飛び込んできた記事には驚かされた。「社会分断、危うい大衆迎合(トランプ・ショック)」と題したその記事はこう書き始める。__________「革命」と呼んでもいいだろう。...
日本の文化

生きる力を引き出す授業(下)~ 国語を通じて生徒は「共に生きる力」を伸ばしていく

国語力があるのとないのとでは、他の教科の理解力が大きく違ってきますからねえ。数学でも物理でも、深く踏み込んで、テーマの真髄に近づいていこうとする、前に進もうとする力こそが“学ぶ力の背骨”であり国語力だと思います。社会に出て『自分はこんな人間だ』とか、『ここでこんなことをしたいんだ』と表現する力も国語ですから。国語力は“生きる力”と置き換えてもいい。どんなに時代や環境が変わっても、背骨がしっかりしていれば、やっていけるんです。だから、まず中学に入学したら、何を差し置いても、生徒には国語を好きになってほしかったんです。「国語はすべての教科の基本です。『学ぶ力の背骨』なんです」生きる力を引き出す授業(下)~ 国語を通じて生徒は「共に生きる力」を伸ばしていく■1.「たつみ」とはどの方向ですか? 1冊の薄い文庫本を中学の3年間で読み上げる、という聞いたこともない国語の授業のやり方に、初めは「大丈夫なんやろうか?」と顔を見合わせていた生徒たちも、2週間もするとその心配が杞憂であることに気がついた。「丑(うし)」というたった一文字から、十干十二支という古代中国の話に飛び、それが年号に使われると「甲子...
日本の文化

生きる力を引き出す授業(上) ~ 伝説の国語教師・橋本武

すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。そういうことを私は教えようとは思っていません。なんでもいい、少しでも興味をもったことから気持ちを起こしていって、どんどん自分で掘り下げて欲しい。私の授業では、君たちがそのヒントをみつけてくれればいい。そうやって自分で見つけたことは、君たちの一生の財産になります。そのことは、いつかわかりますから、、、「一緒に『銀の匙』を読んだ生徒がねえ、還暦過ぎても、みんな前を向いて歩いている。それが何よりも嬉しい。」生きる力を引き出す授業(上) ~ 伝説の国語教師・橋本武■1.「平常の力さえ出せれば、東大なんてへっちゃらだ」「伝説の国語教師」と呼ばれている人がいる。神戸の灘校で50年間も国語を教え、各界で活躍する多くの教え子たちが「橋本先生の国語授業があったからこそ、ここまで出来た」と感謝する。橋本先生がどのような授業をしたのかを見ていく前に、授業の成果を見てみよう。 灘中・灘高では一つの学年を各教科一人の先生が、卒業まで6年間担当する。昭和43(1968)年、橋本先生が独自の国語教育を始めて3回り目に担当した約200人の卒業生のうち、112人が現役で東大...
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日本の資源確保戦略【自国資源開発】・・・実は資源大国?石灰石・ヨード・都市鉱山・尖閣諸島沖の原油や天然ガス・サハリン1サハリン2

日本は資源の無い国である、と言うのは事実ですが、その確保や調達はどのようにしているのか?今後どうなっていくのか?本当に資源は無いのか?・・・について探求したいと思います。第3回目は【自国資源開発】についてです。実は資源大国!? 世界トップ10にランクインする日本産出の地下資源世界有数の埋蔵量を誇る地下資源石灰石:100%自給の代表格国内需要を100%自給できる数少ない地下資源の代表格で、2020年の産出量は約1億3000万t(石灰石鉱業協会)。ほぼ全量が国内で消費され輸入に回されるのはごくわずか。半分がセメントの原料、約2割がコンクリート用骨材(砕石や砂利)として利用される。また、1割強は製鉄所で使用され、鉄鉱石から抽出されたドロドロに溶けた鉄(銑鉄)の中に投入し不純物(スラグ)を除去、いわば“あく抜き”材として使われる。このほかにも強い中和作用を応用し、火力発電所の排煙の中の亜硫酸ガスを無害化する脱硫装置で使用されたり、食品添加物として用いられたりする。石灰石の主成分は炭酸カルシウム(CaCO3)で、古代に繫栄したサンゴ礁が堆積、その後長い年月を経て地殻変動などで地表面に出現した“生...
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日本の資源確保戦略【天然ガス】・・・液化天然ガスLNGの長期契約、日本企業主体の液化天然ガス開発

日本は資源の無い国である、と言うのは事実ですが、その確保や調達はどのようにしているのか?今後どうなっていくのか?本当に資源は無いのか?・・・について探求したいと思います。第2回目は【天然ガス】についてです。日本は世界一エネルギー資源の確保に成功しているアメリカのウォールストリートジャーナル(wsj)が以下のような内容を報じています。「ロシアによるウクライナ侵攻の影響で特にヨーロッパ諸国は天然ガスの供給不足に陥っている。ロシアは天然ガスの輸出額及び埋蔵量が世界最大規模を誇る国である。2022年の天然ガス輸出額は約330億ドルで2位のカタール約205億ドルや3位のアメリカ約187億ドルを大きく上回る額となっており、ダントツで1位である。ロシアの天然ガスの主要輸出先となるのがヨーロッパで約7割を輸出している。EUがから見ても天然ガス輸入元の最大取引国はロシアとなっており輸入割合の約5割がロシアからであり、2位のノルウェーからの輸入割合が19.9%であることからもEUの天然ガス資におけるロシアへの依存度の高さがわかる。結果として、ヨーロッパ諸国はウクライナ侵攻によってかなり損害が出ている。この...
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日本の資源確保戦略【原油】・・・油田権益の確保と長期契約、日本の技術供与

日本は資源の無い国である、と言うのは事実ですが、その確保や調達はどのようにしているのか?今後どうなっていくのか?本当に資源は無いのか?・・・について探求したいと思います。第1回目は【原油】についてです。UAE(アラブ首長国連邦)との関係油田権益の確保と長期契約日本ではあまり知られていませんが、UAE(アラブ首長国連邦)は日本と友好な関係にあり、日本への長期的、安定的な石油供給を実現している関係にあり、日本が権益を確保している油田があります。2021年の原油輸入量の統計では、トップはサウジアラビアの39.7%、2位がアラブ首長国連邦の34.7%です。他の中東諸国からの輸入を含めると中東依存度は約91.9%になります。UAE(アラブ首長国連邦)はアラビア半島にあり、イランやサウジアラビアとも国境を接している国です。OPECに所属し、サウジアラビアとの関係も強く、世界の石油供給に大きな影響力を持っています。UAEにはアブダビ油田というのがあり、日本が出資して開発することで一定の権益を買っています。1969年から50年以上もの期間、今に至るまでずっと権益を得ている。一般的には、権益の契約期間は...
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「和の国」を築く「三方良し」経営

「和の国」を築く「三方良し」経営「明るい希望を持つ青年の比率が先進国中最低」という事態から脱する道。■1.「自分の将来に明るい希望を持っていますか」 内閣府による平成30年度の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によれば、「自分の将来について明るい希望を持っていますか」という設問に「希望がある」18%、「どちらかといえば希望がある」42.6%で、先進7か国中では最低の数値でした。 これまで短期業績指向、派遣社員・パート・アルバイト化、生産拠点の海外移転といった「株主良し」経営こそ最先端の経営ともてはやされてきましたが、その結果が経済の長期停滞であり、貧富の差の拡大であり、若者の希望喪失なのです。 経済協力開発機構(OECD)が発表した日本の労働者の時間当たりの賃金は1997年に比ベマイナス8・2%、物価上昇分を差し引いた実質賃金もマイナス10%と、先進国の中で唯一減少しています。20年以上も貧しくなる一方では、将来に希望が持てないのも当然でしょう。 平均的な収入でもこんな状態ですから、低収入の人々はもっと悲惨です。厚生省の調査によると現在の日本で約600万人の男性が年収200万円...
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小水力発電 ~「和の国」のエネルギー

小水力発電 ~「和の国」のエネルギー小水力発電こそ、日本列島の自然と調和したエネルギー。■1.ダムを増やさずに水力発電量を2,3倍にできる「ダムを増やすことなく、水力発電量を二倍、三倍に増やすことが可能」「純国産でまったく温室効果ガスを発生しない電力が、毎年、金額に直して二兆円から三兆円分も増加する」と指摘するのは、建設省(現・国土交通省)で長らくダム・河川事業を担当してきた竹村公太郎氏。その経歴だけでなく、提案の内容も素人にも判りやすいだけに説得力がある。 氏が提案する、水力発電量を2、3倍にする方策は次の3つである。1) 現在のダム湖の水位は半分ほどに抑えられている。これをフルに貯めれば、発電能力が上がる。2) 現在のダムの嵩上げをする。100mのダムを10m嵩上げすると、発電能力はほぼ倍増する。3) 砂防ダムなど、発電に利用されていない非常に多くのダムがある。これに小電力発電の施設を設置する。 以下、項目毎に見ていこう。■2.60年前に決められていた水位の制限 水力発電ではダム湖の水が多いほど、発電量が増える。水位が上がることで落下する水の勢いが増し、電力は大きくなる。また水量が...
日本の文化

なぜ日本は「希望の星」なのか?

世界の日本への期待は、私達日本人の想像以上に大きい今日は、大東亜戦争の敗戦の日です。この敗戦以降、学校教育はもちろん、日常のマスコミ報道や情報によって、自虐史観のプロパガンダをすり込まれしまっていますが、事実としての歴史を学び、日本人の特質や能力を生かすことで、本物の社会貢献、世界への貢献ができるのではないでしょうか?敗戦の日に考えるべきは、事実を元にした、日本の可能性ではないでしょうか?以下にこのような視点で記述された書籍、記事を紹介します。『日本が嫌いな日本人へ』気鋭の女性韓国人評論家が、米国、韓国などと比較しつつ、精神面から日本の再生を提言している。著者は、日本がアメリカスタンダードに追随するのではなく、日本独自の文化、伝統、技術を振り返り、その中から「脱亜超欧」のビジョンを獲得していくことが重要であるといっています。自信喪失状態にある日本人に対して、自国をもっと愛し、元気とやる気を出し、かつての自信に漲った国に生まれ変われという叱咤激励ともいえる文章が随所に見られます。例えば、◎「1億中間層社会」は日本の素晴らしい長所◎欧米ジャーナリストの「欧米中心主義」をわらう◎コンサルティ...
現代の日本

日本は技術立国・職人国家 世界シェア1位の日本企業と製品

日本は技術立国・職人国家日本は、縄文時代・・・もしかしたら石器時代から・・・現代に至るまで、世界最先端の技術力を持ち、常に世界の技術先進国として歩んできました。資源や大きな国土がなくても、自然やモノをしっかり対象化しモノ作りに生かす、使う人を対象化し、メンテナンスやサービス、リサイクルにまできめ細かく配慮する、このような規範意識は、モノ作りだけではなく至るところで発揮されています。日本人はみんな「職人」「技術者」「匠」・・・現代的には良い意味で「オタク」だと思います。お互いが期待を掛け合うという意味では、日本人が製品(モノ)やサービスに要求する水準は世界一厳しいと言えるかも知れません。日本が、技術立国、職人国家として歩んできた歴史は改めて深掘りしたいと思います。世界シェア1位の日本企業と製品平成の時代から現代まで、日本の経済的停滞、失われた30年、などの言葉が氾濫し、日本が衰退しているかのような印象を受けますが、この最先端の技術は脈々と受け継がれています。その実例として、世界シェア1位の日本企業と製品を紹介します。この中には、身近な製品から工作機械や金型、そして最先端のデジタル機器に欠...
日本の歴史

リシャールの名詩『日本国に告ぐ』

フランスの詩人、ポール・リシャールの名詩『日本国に告ぐ』を紹介します。 この詩を読むことで、日本の国柄、歴史、価値、そしてその使命、それらに対する彼の期待が強く感じられます。 日本人とはどのような存在なのか、どのように世界に貢献すべきか、期待されるものが何かが見えて来ると思います。ポール・リシャールは、フランスの詩人、弁護士、キリスト教の牧師でした。彼の生涯は、東西の精神文化の交流と人種差別撤廃の活動に捧げられました。 20世紀初頭、西欧文明に行き詰まりを感じていたリシャールは、西欧文明の欠点を克服するには東洋の精神に学ぶしかないと考えました。そしてすべての事業をなげうって、アジアへの旅に出ました。 大正5年(1916)に日本を訪れた彼は、約4年間の滞在期間に、日本の愛国者たちと交友を結び、彼らに多大な影響を与えました。 大正8年に、第1次世界大戦後のパリ講和条約で日本が人種差別撤廃案を提案しました。日本国内では人種差別撤廃を求める期成大会が行われるなどの動きが高まりました。これに感激したリシャールは、大会の決議文をフランス語に翻訳して、各国の指導者に送るなど、人種差別撤廃の実現に努め...