現代の日本

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なぜ日本だけが「まともな主権国家」になれないのか…アメリカとの「3つの密約」に隠された戦後日本の「最後の謎」

日本には主権がない?>日本は「自らが主権を持ち、憲法によって国民の人権が守られる、本当の意味での平和国家」として再生していくことができるのか?>私たちにはいま、「ポスト戦後日本」の行方を正しく選択する大きな歴史的責任があるのです。アメリカによる支配はなぜつづくのか?第二次大戦のあと、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていたドイツやイタリア、台湾、フィリピン、タイ、パキスタン、多くの中南米諸国、そしていま、ついに韓国までもがそのくびきから脱し、正常な主権国家への道を歩み始めているにもかかわらず、日本の「戦後」だけがいつまでも続く理由とは?10万部を突破したベストセラー『知ってはいけない』の著者が、「戦後日本の“最後の謎”」に挑む!※本記事は2018年に刊行された矢部宏治『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』から抜粋・編集したものです。はじめに世の中、思いもかけぬことが起こるものです。2018年の3月、朝鮮半島で突如として南北の劇的な緊張緩和が始まり、あれよあれよという間に、6月には歴史的な米朝の首脳会談までが実現してしまいました。平和条約締結へのタイムテーブ...
現代の日本

対米従属から脱却するために、いま日本がやるべき「3つのこと」・・・これができない政治家は退場せよ!

>日本の解決すべき課題は、「新安保条約・第6条の一部削除」「日米地位協定の改定」「日米安保の問題については憲法判断しないとした砂川裁判・最高裁判決の無効化」>この3つさえおこなえば、在日米軍を日本の国内法のコントロール下におくことが可能となり、現在の歪んだ日米関係は必ず劇的に改善する。国家間の不平等な条約、協定は早く解消することが、より友好で協調的な関係を築く唯一の道だと思います。同じ敗戦国のドイツやイタリアにできたことを、なぜ私たち日本だけができないのかーー。先日沖縄県が「他国地位協定調査について」という報告書を公表すると、そんな疑問の声が上がった。たしかに第2次大戦後、ドイツとイタリアは、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていた。しかし、米軍機の事故をきっかけとした国民世論の高まりを背景に、両国は正常な主権国家の道を歩んでいるからだ。「横田空域」「日米合同委員会」「日米地位協定」……アメリカによる〝支配〟はいったい、いつまで続くのか? いまから5年前、衝撃のベストセラー『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、対米従属の法的な構造をあきらかにした矢部宏...
現代の日本

それでも北方領土「二島」が返ってこない理由・・・再交渉シナリオに存在する稚拙なウソ

北方領土返還交渉はなぜ進まないのか?ロシアが悪いのか?その原因、本質は日本の「対米従属」にあるという記事の紹介です再び〝動き出した〟と報じられる北方領土問題。だが、2016年に山口県で行われた安倍・プーチン会談の失敗の原因が、外務省の極秘マニュアル「日米地位協定の考え方」内の記述にあったことをいち早く指摘したノンフィクション作家の矢部宏治氏が、新著『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』(講談社現代新書)で明らかにした新事実により、来年行われる「二島返還交渉」も必ず失敗すると断言する。再交渉は選挙目当ての「やるやる」詐欺今月1日、ブエノスアイレスで行われた安倍首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談は、なんと通算で24回目という異例の回数に達したそうだ。そしてそこでは「二島返還」を基礎とした、平和条約締結に向けた交渉の加速が確認され、すでに決定している来年1月の安倍首相のロシア訪問と、6月のプーチン大統領の来日についても言及があったのだという。この動きについて、ただ一方的に悪口を言うつもりはない。永遠に不可能な「四島返還」から、日ソ共同宣言(1956年)に明記された「二島返還...
現代の日本

えっ!? いまのままでは日本が世界平和に「貢献できない」ワケ・・・アメリカに支配されたこの国の宿命

「日米安保条約」「日米地位協定」「日米合同委員会」とは何か?「日本の「対米従属」の実態を示す記事紹介です。軍拡を要求されている日本いまから3年前の2015年8月、「平和学の父」と呼ばれ、その最高権威とされるヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェー出身)が来日し、横浜で講演会を行った。ちょうど国会前では、安保法制反対のデモが連日、多くの参加者を集めていた時期のことである。日本は今後、どうやって世界の平和に貢献していくべきなのか。2組の若者代表が、博士の講演に先がけて真摯な思いをスピーチし、会場からは大きな拍手がわきおこった。しかしそのあと、ガルトゥング博士が口を開いて最初に語ったのは、次のような、聴衆全員を凍りつかせるような言葉だったのである。「現在の日本は、世界平和に貢献することはできません。その理由は、外交政策がアメリカの意向で決まり、自分で決定できないからです。アメリカが関心のあるのは、自国の〔軍事的〕勝利であって、平和ではありません。彼らはNATOについては思い通りに動かせないので、なんでも言うことを聞く日本に、いま〔安保法制で〕軍拡を求めているのです」ガルトゥング博士は、書斎型の学...
現代の日本

なぜ日本が不利?「日米地位協定」知られてこなかった問題点と運用の根拠とは

「対米従属からの脱却」は日本の課題であり、可能性であり、世界からの期待でもあると思います。しかし、明文化された条約や協定によって「対米従属の状況」は現実の中で実体化しています。明治維新後の日本もこのような数々の「不平等条約」を当時の「欧州列強」との間で結んでいましたが、一つ一つ解決してきた歴史があります。現在は「世界のパワーバランスの変化」「パラダイムシフト」の時代であり、日本が本来の主権国家として立ち直る絶好の機会であるように思います。今回はこのような内容記事の紹介です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沖縄慰霊の日にあたる6月23日は、「日米地位協定」の発効日でもある。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄には、約5万人の米軍関係者が駐留する。彼らには、日本のいくつもの法律が適用されない取り決めがある。それが日米地位協定だ。基地周辺の住民に及ぼす影響が大きいこの協定は、約62年、一度も改定されていない。2004年には背景に「合意議事録」という"密約"があったことも明らかになった。一般に知られてこなかった協定の問題点を、グラフィックで解説する。(Yaho...
現代の日本

消費税の本質は直接税であり、企業や国民、国家の活力を削ぐ恐怖の税金

日本経済の課題を考える上で「税制」は重要な項目です。今回は「消費税」の問題を紹介します。私たちは、「消費税」という名前に惑わされていますが、消費税は預り金でもなければ間接税でもない。消費税の実態は、利益だけではなく人件費にも課税される恐怖の税金、直接税です。 ・消費税は(課税売上-課税仕入)にかかる税だが、 (課税売上-課税仕入)=(利益+非課税仕入)なので、 “消費税の実体と言うのは、利益と非課税仕入れ、非課税仕入れって主なものは人件費ですけれども、ここに課税しているのと一緒です。 ・「消費税は預かり金では無い」という判決は既に裁判所から出されている。  「…消費者が事業者に対して支払う消費税分はあくまで商品や役務の提供に対する対価の一部としての性格しか有しないから、事業者が、当該消費税分につき過不足なく国庫に納付する義務を、消費者との関係で負うものではない」(東京地裁平成2年3月26日判決より)「消費税は国民が払った預かり金だ」というファンタジー消費税の本質は利益のないところにも課税する「日本弱体化装置」、国のピンハネ事業 / 消費税は人件費を削るもの、消費税を無くすと中小企業のも...
現代の日本

ぴょんぴょんの「国債の日銀引受け」 ~経済は難しいけど、わからないと永遠にだまされ続ける

現代は「資本主義」の社会であると言われていますが、その正体は何か?その中で「経済」・「金融」とは何か?「国際金融資本家」とは何か?を整理したいと思います。今回は、日本の課題と可能性を追求する上でも欠かせないテーマである「国債」についてです。シャンティ・フーラさんの記事を紹介します。最初に明石市の元市長、泉房穂氏の実績や考え方が紹介されています。最近の泉氏のSNSでの発信やメディアでの発言は的を得ているように思い、注目しています。経済理論としては「MMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)」の内容になります。この理論は様々な内容を含んでおり、改めて追求したいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 映像配信で「経済」を学んだのは12年前。バランスシートで苦戦したのを思い出します。 最近、元明石市長・泉房穂氏と藤井聡氏の対談本「『豊かな日本』はこう作れ!」を読んで、久しぶりに「経済」の講義を思い出しました。と言うのも、泉氏が明石の地域通貨「タコマネー」を作ろうと考えていたからです。残念ながら、市の職員らに反対され実行には至...
現代の世界各国

パレスチナ、ウクライナ戦争を終わらせ、アジアから連帯と繁栄の世紀を!

世界中で且つ様々な分野で「パワーバランスの変化」「パラダイムシフト」が急速に進んでいます。このような中で日本への期待と可能性は「アジアの近隣諸国を始め、BRICs諸国とグローバルサウスの国々と友好関係、協力関係を結ぶ事」だろうと思います。日本人が縄文時代から持ち続けてきた「世界観」が人類全体の「鑑」「範」になるのではないでしょうか?実現の為の課題は、米国の隷属状態からの脱却、国内の政治・経済問題の整理、の2点です。今後、これをテーマに当ブログの記事を整理していきたいと思います。今回は、長州新聞の記事紹介です。パレスチナ、ウクライナ戦争を終わらせ、アジアから連帯と繁栄の世紀を! 青山学院大学名誉教授・羽場久美子 21世紀第2四半世紀に向けての我々の未来展望は次の三つだ。 1、パレスチナの戦争、ウクライナの戦争の即時停戦。 2、島国思考・衰退する軍事大国アメリカ一辺倒からの決別。 3、日中韓ASEAN、グローバルサウスとの連携。21世紀の新世界秩序を我々の手で! これについて、この間、中国・韓国を訪問して味わった、強烈な経験から分析したい。世界各地に広がったパレスチナの人々への連帯と即時停...
現代の日本

日本人は自国の豊かさの現実をわかっていない GDPは大きいが1人当たりで見るとバランス悪い

国の豊かさは、GDPだけでははかれない、その本質は何か?に言及している記事を紹介します。日本経済にとって、平成時代は失われた30年、と呼ばれており、この間はGDP、国民所得が伸びず、貧富の差が大きくなった時代だと言われています。ただし、この間大きな落ち込みがなかったことは、逆に日本の強さとみることも出来ます。以下の記事にあるように、国の豊かさをはかる新たな指標として、4つの資本に分けその残高を計算する方法が提示されています。年間の伸び率(フロー)ではなく残高(ストック)を計算しているところも重要だと思います。その4つとは――。・人的資本……教育レベルや健康面での環境なども含む人の質の資源・生産した資本……人工資本とも呼ばれるが道路や施設などのインフラ部分・天然資本……化石燃料や鉱物、水産物、森林資源、農業用地など・社会関係資本……その国に対する信頼感など社会関係の資本と言っていい明治維新以降、特に太平洋戦争以降、私達日本人は「自虐史観」を元に自らを批判的で否定的、悲観的でネガティブな視点でしか見てこなかったように思います。しかし、このような価値観や先入観、固定観念からは現実や事実は何も...
現代の世界各国

2024年以降、日本が世界のパラダイムを変える

2024年明けましておめでとうございます。今年は大きなパラダイムシフトが起こり、新しい時代の幕開けが始まる予感がしています。今回は、日本在住でロシア語教師のジェーニャさんのブログ記事を引用しながら、2024年以降の日本の状況を予測してみたいと思います。ジャーニャさんは、ロシアはもちろん日本の現状も深く知っておられ、国際関係に関する造詣も深く、参考にさせていただいています。同様にこのブログでも紹介されている、ふーたパパさんの記事も参考になります。日本が世界のパラダイムを変える政治動向○2024年は世界の半分以上の人口を抱える国々が選挙を実施しそこに暮らす40億人超が票を投じる。 注目は米国ですが、トランプ再選の可能性が一番高く、こうなればパラダイムシフトは一気に進みます。○「多極化した世界」へのパラダイムシフト ⇒グローバリズムノ終了⇒民族自決・近隣諸国との友好関係形成経済動向○米国金利下げ→日本金利上げ⇒円高・ドル安 ⇒米国ハイパーインフレ・経済破綻・内戦状態?⇒米国新通貨へ、或いは各州独立へ ⇒欧州各国や今まで先進国と言われてきた国々も米国とほぼ同様の状況に ⇒日本への資金還流⇒世界...
現代のロシア

西側諸国の「500年にわたる支配」に終止符 – 世界中のパワーバランスが変化している

ロシアからの記事紹介です。ウクライナ紛争以降、「世界のパワーバランスの変化」が顕著になってきました。今までの「欧米諸国を中心とした世界」から、ロシア、中国などBRICs諸国とグローバルサウスと呼ばれている国々が形成する「多極化した世界」への移行が進んでいます。この変化は不可逆であり、2024年以降、加速的に進むと予測できます。日本国内においても「パワーバランスの変化」が顕著に見て取れます。政治の世界では、宗教団体との癒着や政治資金の不正が表面化し、経済界では、ビックモータースやダイハツの不正が出てきました。芸能界でも、ジャニーズや宝塚歌劇団の問題が大きく取り上げられています。今まで長く、既存の「力」主には「資本の力」で世界・国・私達大衆を支配してきた勢力の力が弱まり、新たな「力」が台頭してきている、と思います。パワーバランスの変化がパラダイムシフトを起こす、新たな時代の幕開けだと思います。2024年は「新たなパワー」が顕在化し、世界中が変化していく年になると思います。西側諸国の「500年にわたる支配」に終止符 - ラブロフ氏多極化する世界の形成は歴史の客観的な流れである、とロシア外相は...
現代の日本

なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟

現在の日本は米国の「隷属国家」であるという記事を紹介します。支配構造の本質は、米国という国家、国民ではなく、米国を支配する「ディープステート」「国際金融資本」「軍産複合体」が日本の「政治」「経済」の全般を支配し、自分たちの思い通りに動かしているていると言うことだと思います。この事は決して「陰謀論」や「妄想」ではなく様々な「条約」「協定」「組織」が実在し、法的に支配の基盤を構成しています。私達は、この事実をしっかり把握し、「日本のあり方」を考える必要があると思います。私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日本での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「本当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは?『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部...
日本の文化

日本語が育てる情緒と思考

日常的に使っている「日本語」はかなり特殊な言語のようです。昔から使われている「大和言葉」があり、外国から入ってきてこれを咀嚼し自らのものとした「外来語」もあります。これらの「言葉」が私たち日本人の「情緒」と「思考」の基盤を作っています。情緒を養う大和言葉の上に、論理的思考を支える外来語を移入して、我が国は独自の文明を発展させてきた。日本語が育てる情緒と思考■1.「今、歌ったポップスの歌詞は大和言葉だけだったぞ」 ある新進の言語学者の結婚記念パーティーでのこと。シェイクスピア学者であり、演劇人でもある安西哲雄氏が、ギターを弾きながら、歌を2曲披露した。1曲目はポップスの定番「白いブランコ」である。君は覚えているかしら あの白いブランコ風に吹かれて二人で揺れた あの白いブランコ日暮れはいつも寂しいと 小さな肩をふるわせた君に接吻(くちづけ)した時にやさしく揺れた白い白いブランコ もう一曲も、有名なフォークソング「さよならをするために」。過ぎた日の微笑(ほほえみ)を みんな君にあげるゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ過ぎた日の悲しみを みんな君にあげるあの日知らない人が 今はそばに眠る暖か...
現代の日本

日本はすでに農業大国

食料については、日本は戦前まで、ほぼ自給自足国家でした。しかし「食糧自給率約40パーセント」「農業従事者の約60パーセントが65歳以上」等の危機意識を基に「食糧安全保障」が提言されるようになりました。日本の農業や食糧需給の事実はどの辺りにあるのか?・・・の記事紹介です。日本の農業生産額は世界5位。「高齢化する零細農家」は「農業版自虐史観」。日本はすでに農業大国■1.日本は世界第5位の農業大国 日本の国内農業生産額は2005(平成17)年時点で、826億ドル、8兆円相当の規模で、これは中国、米国、インド、ブラジルに続き、世界第5位を占めている。 米国(1775億ドル)のちょうど半分程度だが、大雑把に言えば、人口も米国の半分程度なので、国民一人あたりの農業生産額はいい勝負と言える。 また欧州の農業大国と言われるフランスは6位549億ドル、広大な領土を持つロシアは7位269億ドル、オーストラリアは17位259億ドルで、日本の生産額はこれらの「農業大国」をはるかに上回っている。 品目別に見ても、生産量で世界トップレベルのものが少なくない。ネギは世界一、ホウレンソウ3位、ミカン類4位、キャベツ5...
日本の文化

和の家、和の心

「家には顔がある。そして、その顔は実に住まう人の面差しに似ている」・・・人も家も内を固めていくうちに風貌が出来ていく。 魅力的な顔をした家には、必ず魅力的な人が住んでいる。「住まう人の人柄、社会性を反映した、品格のある家」そんな「いい顔をした家」があちこちに建って、そこに住む人々が自然や世の中との「和なるもの」を楽しんでいる。「大いなる和の国」には、そんな風景こそふさわしい。日本の伝統家屋には、社会や自然との和を創り出す智慧が込められている。和の家、和の心■1.「子供の頃から見慣れた座敷」が「神々しい空間」に 福岡県の小倉から唐津に至る唐津街道沿いに築140年の町屋造りの家がある。2階建ての瓦葺き、白壁に格子窓の簡素な佇(たたず)まいが、両側の近代的ビルとはまったく別世界の気品を醸し出している。福岡市の都市景観賞を受賞している建物である。 この家は、東京世田谷で「日本の風土と文化に根ざした家造り」を目指す伊佐ホームズの福岡事務所として使われているが、その創業者・伊佐裕(いさ・ひろし)社長の生家でもある。伊佐さんは、毎年元日、その生家の神棚に向かう。__________ 元旦、その家を護...
日本の文化

『論語』が元気な脳を育てる

伝統的な我が国の教育では、『論語』を生き方のお手本としてきた。「私心」を去る事で動物脳を抑制し、「公」のための志を持つ事で、人間脳を発達させ、艱難、すなわちストレスを活力源に変える生き方を説いてきた。 孔子が説いてきた生き方は立派な社会を作ると共に、健康で活力に満ちた脳を育てる道である事を、篠浦氏の研究は示しつつある。現代の脳科学は、『論語』が活き活きとした脳を育てる事を示しつつある。『論語』が元気な脳を育てる■1.生き方が脳の健康に影響? 脳外科医の篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)さんの所に認知症の治療で通っていた患者がいた。__________ その方は会社の社長さんでしたが、時代の変化に伴って業績が下がり、そのストレスによって認知症になってしまいました。奥さんに元気なときの行き方についてお話をうかがってみたところ、次のようなことがわかりました。 子供の頃に戦争を体験したため貧しい中から這い上がろうとする向上心が強かったこと、自分のことしか考えない傾向があったこと、他人受けはよかったが面倒な仕事になると他人任せにすることが多かったこと、本はほとんど読まないこと・・・など。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
現代の日本

世界ダントツのサービス品質が未来を拓く

・・・少しでも外国に暮らしたことのある人間であれば、日本のカスタマーサービスの素晴らしさには改めて感動するはずです。 我々は生活のあらゆるシーンでカスタマーサービスに接しています。ショッピング、レストラン、ホテル、駅、病院、美容院、保育園、老人介護施設、結婚式場、葬儀場、銀行、ゴルフ場、コールセンター、ありとあらゆるところで最良のサービスを受けることができます。・・・ こうした日本のような良質のサービスは諸外国で簡単に真似できることではありません。長い歴史と教育に裏打ちされてはじめてできる技だからです。日本企業が元気を取り戻す近道。世界ダントツのサービス品質が未来を拓く■1.ガラパゴス化 最近、日本の技術は「ガラパゴス化」しているとよく言われる。南太平洋で、南米大陸から900キロも隔絶したガラパゴス諸島では、ゾウガメやイグアナなど、独自の進化を遂げた種が多く存する。それと同様に、日本の技術も世界と隔絶してしまっており、そのために世界市場に打って出ることもできず、孤立した国内市場の中でのみ生き残っている、という見方である。 その典型的な例として挙げられるのが、携帯電話である。日本独自の通...
現代の日本

ヨコミネ式子育て法 ~ 子どもはみんな天才だ

何にでも興味関心を持つ→やってみる→できることは面白い→面白いから練習する→練習すると上手になる→上手になると大好きになる→次の段階に行きたくなる・・・そして、みんなで競争しながら、仲間の進歩を自慢する、子供たちは本当に天才です。教育という観点だけではなく、私達大人の生き方のお手本であるかのようにも思います。【万象に天命を覚えるものは幸いなり】10段の跳び箱を跳び、2千冊の本を読む幼稚園児たち。ヨコミネ式子育て法 ~ 子どもはみんな天才だ■1.子供はみんな天才だ こんな驚くべき光景がテレビで放映された。【体育】・一列に並んだ幼稚園児が次々と自分の背よりも高い10段の跳び箱を跳んでいる。・皆で、逆立ちしながら、スタスタと歩いて行く。・かけっこでは5歳児の50メートル走の平均タイムは10秒45。これは小学校2年生男子の全国平均10秒80より速い。【知育】・卒園までに平均2千冊の本を読む。・4歳で作文を始め、小学校3年までには2千枚の作文を書く・ピアニカで5歳までに60曲のレパートリーを持つ。 そして、なによりも驚かされたのが、3歳児がおしゃべりもよそ見もせずに、一心に読み書きに取り組んでい...
日本の技術

日本と世界を護る太平洋レアアース泥

日本の国土面積は378,000㎢で世界61位ですが、日本の「排他的経済水域」は、4,479,000㎢にも及び、これは、国土面積の約12倍であり、世界第8位の広さになります。別記事でも紹介しましたが、この「排他的経済水域」にはたくさんの資源があります。この水域にある、石油、天然ガス、メタンハイトレード、レアースなどを本格的に開発し、資源として供給できれば、日本は資源大国になることは間違いありません。今回は、太平洋レアアース泥に関する記事の紹介で、資源開発と共にその活用方法にも日本的経営「三方よし」による活用方法の提案です。「ハイテク産業のビタミン」を脅迫カードに使う中国から、日本と世界を護る道が見つかった。日本と世界を護る太平洋レアアース泥■1.「ハイテク産業のビタミン」数百年分 東京から南東約1,900kmにある南鳥島周辺の海底下にあるレアアースが、世界の消費量の数百年分に相当する資源量であることが明らかになった。 レアアースは15種類の稀少な元素で、LED電球の蛍光体、医療用レーザーの発振材料、デジカメの光学ガラス材料、燃料電池の水素吸着体、電気自動車用モーターの磁石など、ほとんどの...
現代の日本

20世紀で最も成功した万博を実現した日本人の気概

2025年の大阪万博について、現在様々な問題が浮かび上がっています。1970年の大阪万博とは時代が違う、人々の意識が全く変わっていると言うことが開催の是非を含む問題の根本原因ではないでしょうか。1970年頃の人々は、より豊かで便利な社会や生活を望み、これがほぼ実現できて、更なる未来の姿を万博に求めていたように思います。戦後の廃墟から便利で豊かな社会を実現してきた自信とこれをさらに高度化できるという自信が当時の日本人にはあったと思います・・・当時私は小学校の高学年でしたが、今日より明日はより便利で豊かになる、と言う実感が有ったことを覚えています。現在は物質的な豊かさや便利さではなく、心や意識の充実、充足・・・本質的な幸福を求める時代になり、私達のテーマ、課題はここにあります。日本人がもっている、自信や気概、情熱や志はいまこそ、ここに焦点を当てる時代になったと思います。「大阪万博にあれほどの熱量を送り込んだのは『高度成長』などではなく、当時の日本人の気概であり情熱であり志だ」20世紀で最も成功した万博を実現した日本人の気概■1.「20世紀で最も成功した万博」 日本が大阪誘致を目指す2025...