2024-10-05

現代の中国

中国は石破首相をどう見ているか?

「石破は親中」と書いているネット民に対して、一方では「何を単純なことを言っているんだ」という他のネット民の反論も数多く見受けられる。 理由の一つとして、石破氏ら日本の国会議員団が8月に台湾を訪問し、石破氏が8月13日に頼清徳総統と会談したことを挙げている。これに関してはネット民だけでなく、中国大陸の外交部など、中国政府は、「台湾独立派を激励するもの」として激しく抗議を表明している。 その意見に賛同するネット民は、「総裁選のための人気取りに決まってるじゃないか」というのが多く、「日本では台湾を支援していない政治家は生きていけないんじゃないか?」という類のもある。 中国政府は言うまでもなく「アジア版NATO」には絶対に反対で激しい抗議を示している。そもそもASEAN諸国などが、こういった形で白黒つけて米中のどちら側に立つかを示すことを最も嫌がっているのに、それをやろうというのだから、日本人から見ても非現実的だ。 結果、中国全体としては石破政権がこのまま進むことに対して喜んではいない。 しかし高市氏なら総理になったとたんに靖国神社に参拝するだろうから、それよりは「まだマシか」というのが中国全...
現代の日本

強欲資本に支配される日本政府

強欲資本に支配される日本政府10月1日、午後3時、東京高裁において種子法廃止違憲確認訴訟の控訴審第4回期日が開かれた。10月1日、午後3時、東京高裁において種子法廃止違憲確認訴訟の控訴審第4回期日が開かれた。今回が東京高裁での最終弁論期日となり結審した。判決は2024年2月20日午後3時より、第4回期日と同じ101号法廷で言い渡される。10月1日の最終弁論では、控訴人菊地富夫さん、代理人山田正彦弁護士、代理人田井勝弁護士が意見陳述した。TPP交渉差し止め・違憲確認訴訟から連なる一連の法定活動が最終局面を迎える。憲法第76条は裁判官が良心に基づき独立して職権を行うことを定めているが、この規定に従う裁判官はほとんど存在しない。裁判官の人事権を内閣が握っている。そのため、圧倒的多数の裁判官が政治権力の顔色を窺い職権を行っている。裁判所は「法の番人」でなく「政治権力の番人」に堕している。そのなかで、例外的に「良心に基づき独立して職権を行う」裁判官が存在する。良質な裁判官による審理に遭遇するのは宝くじで高額当選するよりも確率は低いかもしれない。今回の裁判が「当たりの裁判官」であることが切望される...
現代の世界各国

中東は全面戦争の瀬戸際にある

中東は全面戦争の瀬戸際にあるハマスによるイスラエルへの悪名高い攻撃から 1 年が経ち、中東は再び緊張の波が押し寄せる激しい紛争の温床という永遠の状態に戻ったようだ。専門家は肩をすくめる一方、外部の観察者は恐怖に震えながら見守るしかない。これまでもそうだったし、これからもそうなるだろう。現在の危機は、この地域で過去に起こった危機とどう違うのかと疑問に思う人もいるかもしれない。では、深く理解しているふりをせずに、外部から見て何が衝撃的なのかを指摘しよう。地域大国と主要な海外勢力の双方において、パトロン・クライアント関係が変化している。最も明白なのは米国の状況だ。現在のホワイトハウス政権には明確で一貫した方針がなく、穴をふさぎ、新たな火を消しているだけだ。米国は今、中東で注目を集める出来事を必要としておらず、優先事項は異なる。主要プレーヤーとの接触は一貫性がなく、湾岸諸国との関係、さらにはイランとの関係は不安定だ。しかし、ワシントンの行動は解決できない根本的な矛盾に基づいており、それはイスラエルと関係している。イデオロギー的に、現在のイスラエル指導部はジョー・バイデン大統領のチームとまったく...