2024-10-18

現代の日本

原発推進する者のおぞましさ

高木市長(当時)は講演の最後にこう述べた。 「これで皆さん、3億円、すでにできた。こんなのつくるの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び会場に笑い)。まあそんなわけで短大は建つわ、高校はできるわ、50億円で運動公園はできるわねえ。 火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これもいま、あのカネで計画いたしておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の町づくりができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私はみなさんに(原発を)おすすめしたい。 これは(私は)信念をもっとる、信念!・・・えー、その代わり100年たって片輪(原文ママ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子どもが全部、片輪になるやら、それはわかりませんよ。 わかりませんけど、いまの段階では(原発を:樋口氏注)おやりになったほうがよいのではなかろうか・・・。 こういうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場に大拍手)」 この高木元市長の長男が、今回、裏金事件で自民党公認を受けられなかった自民党衆議院議員の高木毅氏である。 原発推進する者のおぞましさ 総選挙での投票先を決める際に考える最重要...
現代のロシア

SCOサミットはBRICS+の新秩序を救うことができるか?

SCOサミットはBRICS+の新秩序を救うことができるか? イスラマバードでのSCO首脳会議がBRICSに大きな支援を与えていると言っても過言ではない。 いよいよ、2024年にカザンで開催されるBRICS+サミットが目前に迫っています。おそらく今年最も重要なイベントであり、間違いなく、これからの1年の方向性を決定づけるイベントです。ここ数週間、各国首脳、大臣、専門家が慌ただしく動いており、軍事面でも激動が起こっています。すべてが慌ただしく待機状態にあり、それはまた、私たちに特定の脆弱性を物語っています。その道のりには、少なからぬリスクと少なからぬ障害があります。おそらく、カザンサミットの開催を確実にするために、物事を整理できる別の日程があります。それは、上海協力機構サミットです。 イスラマバードでリムランドが強化 10月15日(火)と16日(水)にはパキスタンの首都イスラマバードで第24回SCO首脳会議が開催される。SCOは2001年に上海五カ国から派生して設立されたパートナーシップで、広域ユーラシア地域における相互防衛、安全保障、国際テロ対策を推進する。現在、中国、ベラルーシ、インド...
現代の中国

日本の「存在感の深刻な低下」が目立った日中首脳会談。中国メディアは恐ろしく冷めていた

日本の「存在感の深刻な低下」が目立った日中首脳会談。中国メディアは恐ろしく冷めていた ASEAN首脳会議がおこなわれたラオスで、本格的な外交デビューを飾った日本の石破茂首相。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂教授が、。 欧米の価値観外交に「脱貧困」の輸出で対抗する中国 ASEAN首脳会議が10月9日、ラオスの首都・ビエンチャンで開催され、日本の石破茂内閣総理大臣も出席した。 石破外交の本格的なデビューと位置付けられたラオスでは、中国の李強国務院総理との会談も行われた。 日中関係の今後が懸念されるなか、日本側には当初「立ち話ができれば上出来」などという観測もあったが、結果的には無難なスタートとなった。 目立ったのは中国側の配慮だ。 こう書くと日本ではすぐ、「米中対立で日本を味方に引き込みたい」とか、「経済が停滞しているから」などと解釈されがちだが、残念ながらそういう話ではない。 新政権誕生の「ご祝儀」という要素もあるが、目立ったのは、むしろ中国における日本の存在感の深刻な低下だ。 日中首脳会談を報じた中国メディアは驚くほ...
現代のロシア

米国、ウクライナへの新たな4億2500万ドルの支援策を発表 – ホワイトハウス

米国、ウクライナへの新たな4億2500万ドルの支援策を発表 - ホワイトハウス ワシントン(スプートニク) - 米国はウクライナに対し、防空能力の増強を含む安全保障支援として4億2500万ドルを追加提供するとホワイトハウスが水曜日に発表した。 ホワイトハウスによると、同日、ジョー・バイデン大統領はウォロディミル・ゼレンスキー大統領と、自身の残りの任期中にキエフへの軍事援助を増強する取り組みについて話し合った。 ホワイトハウスは電話会議の要旨で、「大統領は本日、ウクライナの緊急のニーズを満たすため、防空能力の増強、空対地兵器、装甲車両、重要な兵器を含む4億2500万ドルのウクライナ向け安全保障支援パッケージを発表した」と述べた。 国防総省は別の声明で、発表された能力にはNASAMSとHIMARS用の追加兵器、RIM-7ミサイルと防空支援、スティンガー対空ミサイル、TOWミサイル、ジャベリンとAT-4対装甲システム、スペアパーツ、サービス、訓練、輸送などが含まれると述べた。 命を救うための降伏 ウクライナに残されたのは「勝利」のみ10月10日 01:56 GMT ホワイトハウスの発表による...