2024-10-27

現代の世界各国

イスラエル軍がイランの首都を攻撃したが、テヘランは平穏で、ミサイルは撃墜

イスラエル軍がイランの首都を攻撃したが、テヘランは平穏で、ミサイルは撃墜 イスラエル軍は10月25日にイランの首都テヘランの軍事目標を空爆したいう。F-35戦闘機を含む100機以上の航空機が使われたと伝えられているが、​テヘランは平穏​で、現地で住民が撮影した映像の大半は攻撃を感じさせない。例外的な映像には相当数のミサイルが迎撃されている様子が撮影されている。ロシアの防空システムが使われたと思われ、迎撃ミサイルが発射されただけでなくECM(電子対抗手段)も利用されたのだろう。イランのミサイルを撃墜できなかったイスラエル/アメリカの防空システムとの違いが明確になったようだ。 イランにしろ、イエメンのアンサール・アッラー(西側では蔑称のフーシ派を使っている)にしろ、レバノンのヒズボラにしろ、イスラエルを攻撃している原因はパレスチナにおける住民虐殺にある。 イスラエルは1948年5月の「建国」以来、「大イスラエル」の実現を目指して侵略、破壊、略奪、殺戮を繰り返してきた。そうした犯罪的な行為を「国際社会」を自称する西側諸国は受け入れ、現在、アメリカやイギリスは積極的に支援し、虐殺の範囲をパレス...
現代のロシア

イスラエルがイランを攻撃した場合、ロシアは傍観者でいるつもりはない

イスラエルがイランを攻撃した場合、ロシアは傍観者でいるつもりはない「米国には、イスラエルの行動に愚かなロバのように従うという暗黙の義務はないと思う。イスラエルが戦争を始めると決めた場合、米国は自動的に巻き込まれると単純に想定して、友情の義務として『あなた方は我が国に代わって国家の決定を下すつもりはない』と言うべきだと思う。米国には独自の国家安全保障政策を持つ権利があると思う。」ズビグニュー・ブレジンスキーかつては、米国の外交政策の体制には戦略的思考ができる人材がいた。しかし今は違う。現在、戦略的思考とされているのは、武器産業とイスラエルのロビー団体に支配されている退役軍人らがイスラエルの論点を延々と繰り返すことだ。これらの人物は、国民全体のごくわずかな割合の意見を代表しているが、介入、エスカレーション、戦争に国民を準備させる大きな組織の重要な一員である。彼らの現在の任務は、イスラエルによるイランへの差し迫った攻撃が米国の国家安全保障上の利益にかなうと米国民を説得することだが、もちろんそうではない。実際、米国は血みどろの大惨事に巻き込まれつつあり、その大惨事は米国の世界的な権力の急激な衰...
現代の世界各国

「お前は私たちの国王じゃない」アボリジニの豪国会議員がチャールズ国王を面罵、植民地主義の清算を迫られる英国

「お前は私たちの国王じゃない」アボリジニの豪国会議員がチャールズ国王を面罵、植民地主義の清算を迫られる英国10月21日、オーストラリアを訪問し、議会のレセプションに出席したイギリスのチャールズ国王とカミラ王妃(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)■「私たちの民族に対して大虐殺を行った」  「お前は私の国王じゃない。私たちの国王でもない。植民地などクソ食らえだ」英連邦王国の一つ、オーストリアを訪問中のチャールズ国王とカミラ王妃は10月21日、オーストラリア議会でアボリジニ(先住民)のリディア・ソープ上院議員から罵声を浴びせられた。10月21日、オーストラリアの国会議事堂で、訪問中のチャールズ国王を罵倒する、アボリジニのリディア・ソープ上院議員(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)「お前は私たちの国王じゃない」と豪州訪問中の英国のチャールズを罵倒した後、議事堂から連れ出されるリディア・ソープ上院議員(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 【写真】チャールズ国王を「お前は私たちの国王じゃない」と罵倒したアボリジニの女性議員が議事堂から連れ出される瞬間  「お前たちは私たちの民族に対して大虐殺を行っ...
現代の日本

国家観なき日本の政治家は「対中カード」なし 日本人学校児童殺害やスパイ容疑逮捕は遺憾砲では救えない

国家観なき日本の政治家は「対中カード」なし 日本人学校児童殺害やスパイ容疑逮捕は遺憾砲では救えない国会議事堂(写真:つのだよしお/アフロ) 深圳にある日本人学校児童が殺害されたり、中国に滞在中の日本人がスパイ容疑で逮捕されたりしたときに、日本政府はただ「甚だ遺憾だ」という遺憾砲を発するか、「毅然とした姿勢で!」といった精神論を発するだけで、実効のある手段を取ったことがない。それは中国に対する「カード(切り札)」を持っていないからだ。 なぜカードを持てないかというと、敗戦後、GHQ(General Headquarters、連合国軍最高司令官総司令部)により徹底した贖罪意識を植え付けられ、ひたすらアメリカの顔色を窺(うかが)うことに明け暮れる一方、中国に対しても「悪いのは日本でございます」という姿勢を取ってきたからだ。その結果、日本国はどうあるべきかという理念のような独立国家としての「国家観」を持つことができず、政治家は選挙で自分が当選するか否かだけにしか関心を持たないという、劣化した民主主義選挙だけが蔓延している。◆「国家観」より「自分が当選できるか否か」だけが最大の関心事 自民党は、...