2024-08

現代の日本

なぜ万博が盛り上がらないのか 大阪在住民俗学者に聞いた1970年万博との違い「政治的イベントと化した」

1970年の大阪万博当時は、私は小学校の高学年でした。当時は、日本中が夢のような未来を想像し、現実に、昨日より今日、今日より明日がより豊かでより便利な社会になっていった時代でした。そこに万博の開催意味もあったと思います。しかし、現在は、豊かで便利な社会より、皆が充足し、活力ある社会を目指す時代になりました。実際、若い人ほど、便利さや豊かさ、モノの充実では幸福感が得られない、のです。言葉を換えれば【モノの充足より心の充足】の時代になったということです。このような時代に万博が盛り上がらないのは当然でしょうね!既に時代遅れで「政治的イベント」「利権をむさぼるだけ」に過ぎない万博の意味は全くないでしょうね。なぜ万博が盛り上がらないのか 大阪在住民俗学者に聞いた1970年万博との違い「政治的イベントと化した」 巨費を投じる大阪万博は来年4月の開幕まで9カ月となっても、開催の機運が高まらないままだ。開幕したパリ五輪でも問われた巨大イベントの是非。日本の五輪や万博の歴史を振り返った「五輪と万博 開発の夢、翻弄(ほんろう)の歴史」(春秋社)著者で、大阪市在住の民俗学者、畑中章宏さん(61)に聞いてみた...
現代の米国

米国が国際舞台でならず者となっているのには意外な理由がある

独特の政治文化、つまり、エリート層が一般市民を操り、自分たちの利己的な欲望を満たすことだけを目的とする政治活動のシステムであるということを認識する必要がある。これが、英国と米国の社会が何世紀にもわたって停滞したままであり、国民が断固たる行動で既存の秩序を変えることなど考えもしない理由である。個人主義者は簡単に操られます。近隣の人たちに相談せず、常に独自の決定を下さなければなりません。したがって、米国と英国の政治家の実際的な仕事は、国民が国家や社会が自分たちに対して何らかの責任を負っているとさえ思わないように常に努力することです。 アメリカ人とそのイギリス人の親戚は国際生活において非常に異例な参加者となっている。集団を介したコミュニケーションの弱さにより、彼らは疎外され、力に頼ることになる。これは、社会から孤立して生活し、そのルールの策定に参加しない人という、古くからの「ならず者」の意味に完全に一致している。ロシア、中国、インド、そして地球上の他の多くの国々にとって共通の未来を計画する唯一の方法は、これらの困難なパートナーをさまざまな方法で封じ込めることです。そして、時間の経過とともに、...
現代の世界各国

インドと中国の関係に変化の風

ナレンドラ・モディ首相は、15年間の政権の功績として、インドと中国の関係の歴史的な転換を優先すると期待されている。事態は確かにその方向に向かっている。インドの外交は、戦略的で巧妙で、したたかですね。日本の外交もこのような戦略が必要ではないでしょうか?インドと中国の関係に変化の風インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカール外務大臣(左)は、中国共産党中央委員会政治局委員および王毅外相と会談した。ラオス、ビエンチャン、2024年7月25日ナレンドラ・モディ首相は、15年間の政権の功績として、インドと中国の関係の歴史的な転換を優先すると期待されている。事態は確かにその方向に向かっている。インドの高官は国営通信社PTIに対し、中国からの外国直接投資(FDI)に対して「微妙なアプローチ」を取る必要があると語り、電気自動車や電池などのハイエンド技術やさまざまな種類の近代的な資本設備に関わる分野で北京からのFDI提案を政府が検討する用意があると語った。これは、過去 6 か月間のインドの政策の明らかな変化と一貫するものである。この変化は、3 つの主要な要因の相互作用によって説明できる。まず、国境の緊張を...
健康

人生に悩んだら「日本史」に聞こう! すると、がんが消えることもありそうです

私は既に還暦をかなりすぎた年になり、ちょっと涙腺が弱くなってきたようにもいます。ただ、【感謝の涙は良い涙】だと思います。心から「ありがとう」...感動して涙が止まらなかった5つの話松川電氣 小澤社長~入社試験は「お母さんの足を洗って」の作文「病は気から」と言う言葉がありますが、これは事実です。何事も「肯定的に受け容れ」「そこから幸せを見いだす」という心の持ちようは本当に大事です。 日本人は、どんな状況でも、それを包みこみ、受け入れ、幸せを見出してきたのです。 幸せに条件はいらなかった。 病気だって、幸せ。 治っても、治らなくても、幸せ。 そう思ったら、恋をしているときみたいに、いつも見慣れているはずの景色が輝き始めました。 すると、次の検査で、癌が消えていたのです。 人生って、不思議ですね。癌に対して戦闘モードだったときには、癌細胞が増えていったのに、癌であっても幸せを感じていたら、癌は消えてしまいました。人生に悩んだら「日本史」に聞こう! すると、がんが消えることもありそうです ここのところ暇を持て余しぎみになったので、以前に買った本を読み直している。9年前に購入し、歴史上登場する人...
現代の日本

ニュースは報じない…「プライマリーバランス黒字化の見込み」、じつは「ほとんど無意味」だった

こうした手法を駆使した小泉氏や竹中氏は、良くも悪くも政治家だったということになるが、PBという魔法の杖が成立するためには、低金利時代の継続が大前提であった。しかし安倍政権下の大規模緩和策の結果、日本経済はインフレに転換しており、日銀が正常化に向けて本格的に舵を切らない限り、当分の間、物価上昇が継続する。インフレが進めば経済の原理原則として金利は上がらざるを得ず、結果として利払い費が増大し、財政収支も簡単には改善しない状況が続く。過度なインフレが進めば、実質的な負債額は減少することになり、財政健全化が実現できる可能性もあるが、インフレによる財政健全化というのは、国民の預金に莫大な税金をかけたことと同じである(インフレ税)。増税が嫌で国債を発行しているにもかかわらず、結果として事実上の大増税が行われるというのは、まさに本末転倒といえるだろう。ニュースは報じない…「プライマリーバランス黒字化の見込み」、じつは「ほとんど無意味」だった政府が基礎的財政収支(プライマリーバランス:PB)黒字化の試算をまとめる。黒字化試算は初めてであり、良いことのように思える。だが、インフレが進む経済下においてはP...
科学論

「不完全」な科学をなぜ人は信じるのか…「訂正の繰り返し」でも許される「深い理由」

「不完全」な科学をなぜ人は信じるのか…「訂正の繰り返し」でも許される「深い理由」古代ギリシャの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、この世界のしくみを解き明かす大発見はどのように生まれてきたのか?親子の対話形式でわかりやすく科学の歴史を描き出した新刊『父が子に語る科学の話』。その読みどころを、有機化学を研究する現役大学院生にして、サイエンスライターのゆかさんに紹介してもらおう。なぜ私たちは科学を信じるのか?ここからは、「どうしてみんな科学を信じるの?」という『父が子に語る科学の話』の冒頭に登場する問いについて考えてみたいと思います。すでに見てきたとおり、コペルニクス、ガリレオ、ニュートンなど現代でも名を残している偉人でも間違っている説を唱えている側面がありましたね。なのに、なぜ私たちは彼らを信じるのでしょうか?この問いを考えるにあたっては、「科学」が誕生した歴史を見ていくのがよさそうです。500年ほど前、地動説を唱えたニコラウス・コペルニクスは、当時信じられていた「地球が宇宙の中心である」という考えを否定...
科学論

偉大な科学者たちが犯した「大きな誤り」とは…教科書が教えてくれない「科学の歴史」

ノーベル賞の本庶佑教授「世の中のことって嘘が多いですから。別にフェイクニュースのこと言ってるわけじゃないんですけども…。教科書が全て正しかったら科学の進歩というものはないわけでね。教科書に書いてあることも実は間違っていることが多くて、それを正して前に進んでいく。教科書に書いてあること、人が言っていることを全て信じない。信じたら進歩がないということですから。なぜかと疑っていくことが重要だと思っています」・・・この言葉は名言ですね!政治経済などの社会科学、物理化学などの自然科学共通の重要な認識だと思います。偉大な科学者たちが犯した「大きな誤り」とは…教科書が教えてくれない「科学の歴史」古代ギリシャの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、この世界のしくみを解き明かす大発見はどのように生まれてきたのか?親子の対話形式でわかりやすく科学の歴史を描き出した新刊『父が子に語る科学の話』。その読みどころを、有機化学を研究する現役大学院生にして、サイエンスライターのゆかさんに紹介してもらおう。「現代の科学」はどのようにでき...
現代の日本

巧妙かつ適正な日銀政策修正

2024年7月31日の金融政策決定会合の日銀の方針、短期政策金利引き上げと国債買い入れ額の減額みは賛否両論あります。「異常な金融緩和政策」を修正=是正することは当然のこと。下記記事のこの見方に基本的に賛同します。ただ、同時に報道されている、プライマリーバランスの議論は怪しいかも知れません。巧妙かつ適正な日銀政策修正7月31日の金融政策決定会合で日銀が短期政策金利引き上げと国債買い入れ額の減額方針を決めた。ブルームバーグ社が7月19-22日に実施したエコノミスト調査では、今会合での利上げ予想は29%だったが日銀は行動した。私が執筆している会員制の経済金融市場分析レポート『金利・為替・株価特報』では、今回会合での利上げ決定を予測してきた。同時に、日銀は今回会合で短期金利引き上げを決定するべきだと指摘してきた。日銀は実際に短期金利引き上げを決定した。日銀は政策金利の無担保コール翌日物金利を、従来の0-0.15%程度から0,25%程度に引き上げた日銀は同時に、金融市場からの国債買い入れについて、これまでの月間6兆円程度を、原則として四半期ごとに4000億円程度ずつ減額し、26年1-3月に3兆円...
現代の日本

「新・ミスター円」神田財務官が退任直前に口を開いた「国民の皆様に伝えたかったこと」

「新・ミスター円」神田財務官が退任直前に口を開いた「国民の皆様に伝えたかったこと」'21年に財務官に就任して以来、荒れ狂う円相場を沈静化するため何度も介入を決断し「新・ミスター円」として注目を集めた神田眞人氏(59歳)が、7月末で退任する。退任前に神田氏が開いていた勉強会の報告書が、さしづめ氏の「卒業論文」にあたるとして注目を浴びている。日本経済の今後に継承を鳴らす部分が大きいその内容について、前編記事『このままでは日本経済はダメになる…「財務省の宇宙人」が退任前に残した「報告書」のヤバすぎる中身』より続けてお伝えしよう。神田財務官の本音どれも一朝一夕では解決できない「難問」ばかり。だが、神田財務官はただ絶望するために勉強会を開いたわけではない。〈残された時間は少ないが〉と前置きした上で、報告書には「日本経済を救うための提言」も記されている。具体的に挙げられているのが、○労働者の賃金を上げて、日本を魅力的な労働市場とすること○持続性が見込めない低収益・低賃金企業を退出(廃業)させること○人的資本に積極的な投資を行うこと○デジタル分野での日本の競争力を上げること○(台湾の半導体企業TSM...
現代の日本

このままでは日本経済はダメになる…「財務省の宇宙人」が退任前に残した「報告書」のヤバすぎる中身

現在、日本の経常収支は黒字となっているが、それを支えているのは「第一次所得収支」(海外への投資で得られる収益など)のみで、貿易収支やサービス収支は赤字。さらに、第一次所得収支の黒字も、その多くが日本国内に戻らず、日本のカネが海外で循環している状態。つまり、「日本から海外に大量におカネが出ていく状況」が続いているのだ。これでは円安が進む一方で、日本は貧しくなるばかり……というのが、この報告書が提示した最も大きな問題点だ。さらに報告書は日本の人口減少の問題や、新NISAの普及にともない、日本の個人金融資産が海外に流出している問題などにも言及している。このままでは日本経済はダメになる…「財務省の宇宙人」が退任前に残した「報告書」のヤバすぎる中身このままいけば日本経済は衰退するだろう。その瀬戸際だからこそ、指摘しておかなければならないことがあるーー神田財務官が最後に残した報告書に書かれた、日本への処方箋を読み解いていく。いわば「卒業論文」「3ヵ月間の議論を通じて、神田財務官が抱いていた『このままでは日本経済はダメになる』という危機感を十二分に感じ取ることができました。この議論をもとにまとめ上げ...
現代の米国

世界の3分の1以上に制裁行使してきた米

アメリカの新聞ワシントン・ポストは最近、ある報告において、同国が1つの武器として制裁を用いてきた事実を認めるとともに、「米国政府は世界中のライバルや敵国に対して制裁を行ってきた。これまでにアメリカの制裁対象となった国は、世界のすべての国の3分の1にも及んでいる」と報じました。世界の3分の1以上に制裁行使してきた米米が現在までに制裁を行使した地域は地球の3分の1以上アメリカはこれまで、覇権主義的な目標に沿って、世界で最も他国に対し一方的制裁を行使してきた経歴を有しています。アメリカの新聞ワシントン・ポストは最近、ある報告において、同国が1つの武器として制裁を用いてきた事実を認めるとともに、「米国政府は世界中のライバルや敵国に対して制裁を行ってきた。これまでにアメリカの制裁対象となった国は、世界のすべての国の3分の1にも及んでいる」と報じました。パールストゥデイによれば、公表された統計でこれまでに全世界でアメリカから最も大規模な制裁を受けたのはロシアとなっています。アメリカは2022年2月から2024年1月にかけて、ロシアとつながりがある1万6000人以上の個人および、企業9000社、団体...
現代の欧州

オルバーン氏、EUの政治家が米国の利益に盲目的に従っていると非難

オルバーン氏は、欧州政治は「崩壊した」と述べ、欧州は米国民主党の政治に無条件に従うために自国の利益の保護を放棄したと主張し、ロシアに課せられた制裁が欧州の利益を損ない、エネルギー価格を上昇させ、欧州経済を競争力のないものにしていると付け加えた。オルバーン氏、EUの政治家が米国の利益に盲目的に従っていると非難ハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相が中国の習近平国家主席と最近会談した。/ bne IntelliNewsハンガリーのビクトル・オルバーン首相は、7月27日にルーマニアのバイレ・トゥシュナドにある夏期大学で行った年次演説で、EU首脳らが米国の外交政策上の利益に無条件に従うという自己破壊的な政策をとっていると非難する一方、自らが「平和ミッション」と呼ぶ物議を醸す取り組みは成功だと宣伝した。ハンガリーの独裁者は、アジアが新たな世界経済大国として台頭することを思い描いており、多くの人々を驚かせたのは、ポーランドの新政府について厳しい発言をし、ワルシャワが「最も欺瞞的な政治」を追求していると非難したことだ。トランシルヴァニアで毎年開催される夏季大学は、フィデス党の政治・文化エリートと国外...
現代のロシア

BRICS、SWIFTに類似した金融システムを正式に発表

BRICS、SWIFTに類似した金融システムを正式に発表出典:ロイターBRICS 同盟は、西側諸国の SWIFT システムを迂回し、独自の金融メカニズムに置き換えることを目指しています。SWIFT に類似した新しい金融メッセージング システムを構築することで、BRICS は世界貿易の状況を一新することができます。現在、国境を越えた取引の大半はSWIFTを使って決済されており、このシステムとのつながりを断つことで、9カ国からなる同盟国は影響力を強めることができる。BRICSは、取引に米ドルを組み込むことなく、新たな決済システムを構築できる。関連記事:インドは米ドルを迂回する新たなBRICS決済システムを望んでいる現地通貨が貿易決済に使用され、米ドルへの依存は完全に終わります。SWIFT に似た BRICS 決済システムは、米ドルの世界的な優位性を打ち破ることができます。BRCS が貿易で米ドルを放棄した場合、米国のどのセクターが影響を受けるかを知るには、こちらをお読みください。関連記事:BRICS:トップアナリストが米ドル崩壊を予測BRICSがSWIFT決済システムに挑戦出典: iSto...
現代のロシア

プーチンは本当に「狂った戦争好きの独裁者」なのか?突然でも一方的でもなく“起こるべくして起きた”ウクライナ軍事侵攻

プーチンは本当に「狂った戦争好きの独裁者」なのか?突然でも一方的でもなく“起こるべくして起きた”ウクライナ軍事侵攻ウクライナ戦争の停戦交渉開始の条件としてプーチン大統領が明らかにした、ウクライナ東部のロシア割譲とウクライナのNATO加盟断念という2つの条件。朝日新聞はこれを強く批判しましたが、識者はどう見るのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、「もっともらしいお利口さんぶりっ子の論調は正しいのか」として同紙の解説記事を検証。そもそもなぜロシアが軍事侵攻に至ったかを詳説するとともに、3割を超えるウクライナ国民から、領土を割譲してでも停戦の早期実現を求める声が上がっているという事実を紹介しています。朝日新聞「身勝手で停戦する気がない」は正しいか。プーチンが示した停戦交渉開始の条件7月22日付「朝日新聞」で駒木明義論説委員が「プーチン氏の『停戦条件』」と題した1ページ大の解説記事を書いている。プーチンが6月14日の外務省幹部と会合で、ウクライナと停戦交渉を始めるための条件を初めて具体的に明らかにした。ウクライナ東部のドネツク、ルハンス...