2024-08-05

現代のロシア

人類の良識ある部分は、攻撃的な西側少数派の啓蒙主義的な独裁を打ち破るためにロシアと同盟を組む

西側諸国の一部のアクターが地政学的またはイデオロギー的な理由でロシアの支持者を非難しているものの、「人類の意識ある部分」とロシアの大規模な同盟、特にBRICS同盟と南半球諸国を主張するのは正しいと断言できる。国際社会の現実ははるかに微妙で、さまざまな意見と複雑な同盟関係が明らかになっている。国際的な地政学的同盟関係の複雑さの中で、軍事国家の復活、つまり戦争状態の復活は明らかである。世界がこれほど混沌と危険にさらされている今、戦争には明るい未来がある。人類の良識ある部分は、攻撃的な西側少数派の啓蒙主義的な独裁を打ち破るためにロシアと同盟を組む国際社会の意識的、無意識的な部分は闘争を繰り広げており、自意識のある部分は攻撃的である。グローバル・サウスとBRICS同盟から成る人類の意識的な部分は、一極世界秩序を打倒するためにロシア連邦を中心に結集し団結し、西側諸国の衰退を早めている。貿易関係の脱ドル化は西側諸国の経済に大打撃を与え、米国ひいては西側全体に対する厳しい調整となる。国際関係(外交および領事関係)における諜報の危機は、ヨーロッパを苦悩に導いている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領...
現代のロシア

共通戦略ビジョン:ワシントンでのNATO首脳会談の結果に対するロシア、北朝鮮、中国の反応

ロシア、北朝鮮、中国の反応は、至極真っ当で、筋が通っていますね。米国やNATO諸国の筋の通らない話には誰も同意しないでしょうね。共通戦略ビジョン:ワシントンでのNATO首脳会談の結果に対するロシア、北朝鮮、中国の反応モスクワ、平壌、北京の反応は、組織的に独立した国家として、また特別な調整もなしに、基本的に一致して表明されたものだが、偶然ではなく、極めて自然なことであり、東アジア地域と世界全体における自国の国家安全保障に対する戦略的脅威と課題についての共通または非常に類似した見解を反映していると、アレクサンダー・ヴォロンツォフ氏は書いている。2024年7月9日から11日にワシントンで開催されたNATO創設75周年記念サミットでは、通常取り上げられる問題に加えて、ブロックの活動をアジア太平洋地域(現在、西側諸国ではインド太平洋地域と呼ばれている)に拡大すること、および東アジアのパートナーとの協力を強化することに大きな注意が払われた。まず第一に、これはよく知られているQUAD(オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国)に当てはまり、その指導者たちはNATOサミットに3度目の積極的な参加者...
現代の日本

ぜったいに「米軍」にさからえない「日本の悲劇」…なぜ日本はこれほど歪んだのか?

ぜったいに「米軍」にさからえない「日本の悲劇」…なぜ日本はこれほど歪んだのか?「リアル陰謀論」本というのは不思議なもので、書き手としては、自分が大切だと思ったことをいろいろと並べて書いているわけですが、読者の方の興味というのは、かなり特定の問題にピンポイントで集中することが多い。そうした読者からの反応を聞いてはじめて、「ああ、自分が書いた本の核心はここにあったのか」と気づかされることが多いのです。私がこれまでに書いた本でいうと、『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』第1章でお話しした「横田空域」と、本章で扱う「日米合同委員会」の問題が、圧倒的にみなさんの関心をひくようです。しかし、よく考えてみるとそれも当然の話で、もしも私が数年前に誰かから、「日本の超エリート官僚というのはね、実は月に二度ほど、都内にある米軍基地などで在日米軍のトップたちと秘密の会議をしているんだ。それで、そこで決まったことは国会に報告する義務も、外部に公表する義務もなく、事実上ノーチェックで実行することができる。つまりその秘密会議は、日本の国会よりも憲法よりも、上位の存在というわけさ」などといわれたら、確実に、...
現代の日本

「戦後日本」が「どう考えても普通の国ではない」となってしまった「衝撃の理由」

「戦後日本」が「どう考えても普通の国ではない」となってしまった「衝撃の理由」「戦後日本」という国おかしい。不思議だ。どう考えても普通の国ではない。みなさんは、ご自分が暮らす「戦後日本」という国について、そう思ったことはないでしょうか。おそらくどんな人でも、一度はそう思ったことがあるはずです。アメリカ、中国に次ぐ世界第三位の経済大国であり、治安のよさや文化水準の高さなど、誇るべき点もたしかに多い私たちの国、日本。しかしその根っこには、どう隠そうとしても隠しきれない、とんでもない歪みが存在しています。たとえば私が本を書くたびに触れている「横田空域」の問題です。じつは日本の首都圏の上空は米軍に支配されていて、日本の航空機は米軍の許可がないとそこを飛ぶことができません。いちいち許可をとるわけにはいかないので、JALやANAの定期便はこの巨大な山脈のような空域を避けて、非常に不自然なルートを飛ぶことを強いられているのです。とくに空域の南側は羽田空港や成田空港に着陸する航空機が密集し、非常に危険な状態になっています。また緊急時、たとえば前方に落雷や雹の危険がある積乱雲があって、そこを避けて飛びたい...
現代の日本

「特大の妄想」ではない…アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」という「衝撃の事実」

「特大の妄想」ではない…アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」という「衝撃の事実」日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』では、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。*本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。はじめにそれほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「...
現代の日本

内外株価急落と今後の動向

2024年7月31日、日銀は短期政策金利を0.15%引き上げ、量的緩和を少しずつ是正する、減らすと発表、又、米国FRBは、今後利下げをする可能性がある、と言う発表しました。これにより、8月2日、日経平均株価は前日比2216円下落して35909円で引け、1日の下落幅としては1987年10月のブラックマンデーの下落幅3836円に次いで歴代2番目の大きさになっています。又、7月11日高値が42426円で8月2日には35909円まで下落したので、下落幅は6517円、下落率は15.4%に達しています。同様に為替相場も円高・ドル安に大きく振れています。日本の報道や評論では、この日銀の政策は誤りである、という見解が多く見られますが、以下の記事にあるように妥当ではないかと判断しています。日銀の利上げといっても、0.15%であり、量的緩和の是正もこれからのこと、米国も利下げの可能性を示唆しただけです。経済のファンダメンタルズは何も変化していないし、これほどの大幅なふれが生ずる原因は見当たりません。この事は、現在の株式市場や為替相場が、単なる投機の場であり、悪くいえば、博打の場、賭場に過ぎないことを示して...
現代の中国

FRBと日銀を忘れろ。人民銀行が金融カードを握っている

2025年8月、円高・ドル安が進み、日本、米国の株価が大きく下落しています。これからどうなるのか予断を許さない状況です。この状況で、中国がどんな動きを見せるのか・・・注視する必要がありますね!FRBと日銀を忘れろ。人民銀行が金融カ¥ードを握っている2024年の残りの期間に最も重要な世界的金融政策の決定は、ワシントンや東京ではなく北京から出されるだろう金利動向に対する市場の期待が高まる中、円、ドル、人民元が注目されている。画像:通信社東京 – 米連邦準備制度理事会と日本銀行に注目が集まる中、今年最も重要な金融政策の決定がどこでなされるのか、つまり北京が忘れられがちだ。確かに、FRBのジェローム・パウエル議長は水曜日(7月31日)、大きな措置が取られるだろうと述べた。インフレデータがそれを裏付ければ、9月の利下げは「検討中」だ。そして、その数時間前に上田和夫日銀総裁が行った控えめな0.15%の利上げが、世界の市場で話題になっている。しかし、どちらの説も、世界第1位または第3位の経済大国を左右するものではなく、シグナルを発する類のものだ。アジア最大の経済大国に強まる逆風を考えると、中国人民銀...