2024-08-09

現代の日本

円キャリートレード物語ー金儲けのための【投機】が形成した金融市場の【バブル】がはじけただけ

今週初めの東京株式市場の大暴落、円高・ドル安への大幅な振れ、そして全世界の株安は大きなニュースでしたね。この大暴落については、様々な分析が行われていますが、以下記事にあるように「円キャリートレードの巻き戻し」が引き金となり「動揺・狼狽売り」により加速した事が原因です。円の実質実効為替が右肩下がりになったのは国力低下が原因ではなく、投機によるものです。又、 経常赤字や貿易赤字、それとともに喧伝されたデジタル赤字も誤認であり、もちろんNISAも主因ではないし、米国の景気後退が直接原因でもありません。要するに、金儲けのための【投機】【博打】が形成した金融市場の【バブル】がはじけただけです。金融経済とは本来、各国の国民にとって有益でなければならず、それを一部のヘッジファンドが荒らしているという事実を認識するべきだ。 今後どうなるかについては、以下の見立てです。当面、株価は、若干の上げ下げを繰り返しながら、安定。→FRBが利下げをした段階で、日銀が利上げをする。→今回ほどではないかも知れないが、円高・ドル安、株安に誘導、投機マネーを排除する。これを繰り返して、正常な金融市場(⇒80~100円/ド...
現代の米国

トランプが暗号資産寄付欲しさに「ビットコイン大国宣言」

トランプ氏の目論見は、大統領選に勝てば、新たな通貨制度、貨幣制度を導入するつもりでしょうね。・・・下記記事の見立てとは違いますが。。。米国の負債は絶対に返せないので、リセットするしかないです。ビットコインは本来、主権国家の発行する通貨を中央銀行が管理・監督するという近代金融システムを否定し、仲間内(Peer to Peer)での決済可能通貨をめざすものだから、米連邦準備制度(FRB)や政府内の他の機関によって管理されているわけではない。むしろ、匿名による取引によって、麻薬取引のような不法行為を助長する面があった。いずれにしても、ビットコインは国家による管理にまったくなじまない。だからこそ、トランプ自身、大統領在任中には、実にまともな発言をしていた。2019年7月12日には、つぎのようにツイートしていたのである。「私はビットコインやその他の暗号通貨のファンではない。その価値は非常に不安定で、薄い空気に基づいている。規制されていない暗号資産は、麻薬取引やその他の違法行為を含む違法行為を助長する可能性がある。」ビットコインのような暗号通貨決済に対しては、米政府は制裁を科すことができない。つま...
現代の中国

日本人が喜ぶ「中国経済の“減速”や“鈍化”」は果たして本当なのか?

単なる反中・嫌中意識だけでは、事実が見えてきません。好き嫌いや固定観念を乗り越え、事実をしっかり把握したいですね。日本人が喜ぶ「中国経済の“減速”や“鈍化”」は果たして本当なのか?中国の4~6月の国内総生産の伸び率が発表され、1~3月期に比べ低いことが確認されると、メディアには「減速」「鈍化」の文字が飛び交い、SNSでは、日本の『失われた30年』が中国で起こることを期待するような書き込みも目立ちました。そうした状況下で、中国の政治局会議が示した下半期の方針に注目するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、「対外開放」の具体策として、製造業分野において外資参入制限措置の「ゼロ化」を打ち出した意味を解説しています。3中全会と政治局会議が示す 習近平指導部が不動産不況よりも気にしていること中国国家統計局が2024年4~6月の国内総生産(GDP)を発表(+4.7%)すると、メディアは一斉に「減速」「鈍化」と報じた。かねてから日本では「中国が、『日本の失われた30年』と同じ道を辿る」とかまびすしかった。SNSを中心に...
現代の日本

「戦後日本」は、じつはアメリカの軍部によって「植民地支配」されているという「異様な現実」

きちんとした政権をつくって日本国内の既得権益層(いわゆる「安保村」の面々)を退場させ、アメリカの大統領や国務長官に対して、「現在の日米関係は、朝鮮戦争の混乱のなかでできた、あきらかに違法な条約や協定にもとづくものです。こうした極端な不平等条約だけは、さすがに改正させてほしい」といって交渉すればいいだけです。なにしろ日本人の人権は、アメリカのコウモリや遺跡よりも、米軍から圧倒的に低く扱われているのです(第6章)。真正面からその事実を示して堂々と交渉すれば、「いや、それは今後も続ける」といえる大統領も国務長官も、さすがにいないでしょう。日本人が、この歪んだ従属関係であるサンフランシスコ・システムから脱却することは、日本はもちろん世界の歴史にとっても、非常に大きなプラスをもたらすことになるのです。「戦後日本」は、じつはアメリカの軍部によって「植民地支配」されているという「異様な現実」「無責任な軍国主義」を支持する日本私たち日本人が生きていたのは、実は「戦後レジーム」ではなく、「朝鮮戦争レジーム」だった。そしてそれは「占領体制の継続」よりもさらに悪い、「占領下の戦時体制」または「占領下の戦争協...
現代の日本

戦後、「日本」を従わせるためにアメリカが使った「最強の武器」…なぜ「日本」は「アメリカ軍の基地」になったのか

「国連加盟国は、国連軍に基地を提供する義務を持つ」という43条を、106条という暫定条項を使って読みかえることで、日本は国連軍ができるまでのあいだ、「国連の代表国としてのアメリカ」に対して基地を提供することができるというのです。つまり日本が「国連の代表国であるアメリカ」とのあいだに、「国連軍特別協定の代わりの安保条約」を結んで、「国連軍基地の代わりの米軍基地」を提供することは、国際法上は合法ですと、ダレスはマッカーサーに説明したわけです。マッカーサーはその提案に全面的に賛同し、「これなら日本人も受け入れやすいだろう」と語ったと、「6・30メモ」には書かれています。その結果、日本政府のコントロールがいっさい及ばないかたちで「国連軍の代わりの米軍」が日本全土に駐留するという、日米安保の基本コンセプトが誕生することになったのです。現在の日米間のあまりに異常で従属的な関係の根底には、この「アメリカ=国連」「米軍=国連軍」という法的トリックがあるのです。さらにいえば、この法的トリックを受け入れてしまった場合、国連憲章43条が加盟国に提供を義務づけているのは、基地などの「便益」だけではなく、「兵力...
現代の日本

日本の戦後史最大の「謎と闇」…日本人が「知ってはいけない」、日本とアメリカの「本当の関係」

米軍が自分で条文を書いた「旧安保条約・米軍原案」(1950年10月27日案)のさらに奥に、ダレスが全体のコンセプトを示した「6・30メモ」(同年6月30日案)があったということです。それをチャートにすると、次のとおりです。(1) 朝鮮戦争の開戦直後に、ダレスが軍部を説得するためにつくった「6・30メモ」  (1950年6月30日)      ⇩(2)朝鮮戦争のさなかに、軍部自身がつくった「旧安保条約・米軍原案」  (1950年10月27日)      ⇩(3) 戦後、日米間で結ばれたオモテ側の条約や協定 + 密約  (1951年~現在)これで終わりです。「突然の朝鮮戦争によって生まれた「占領下での米軍への戦争協力体制」が、ダレスの法的トリックによって、その後、60年以上も固定し続けてしまった」ということです。だから現在、私たちが生きているのは、実は「戦後レジーム」ではなく「朝鮮戦争レジーム」なのです。朝鮮戦争はいまも平和条約が結ばれておらず、正式に終わったわけではない(休戦中)ので、当時の法的な関係は現在もすべてそのまま続いているからです。そして最後に、もっとも重要なことは、これから私...
現代のロシア

プーチン大統領、イランにイスラエル攻撃延期を要請、仲介を申し出る

プーチン大統領、イランにイスラエル攻撃延期を要請、仲介を申し出るロシアのショイグ国防相は、イスラエルとの紛争の仲裁を申し出るプーチン大統領の親書をイランの指導者らに手渡した。ロシアのプーチン大統領とイランの最高指導者アリー・ハメネイのファイル写真。画像: X スクリーンショット事情を知る関係者によると、ロシアのプーチン大統領は、イランの指導者らに親書を送り、両国間の仲介に努める間はイスラエルに対する軍事行動を控えるよう求めた。この手紙は、月曜日にテヘランに到着したロシアのセルゲイ・ショイグ国防相によって手渡された。ショイグ氏は、イラン最高国家安全保障会議のアリー・アクバル・アフマディアン議長とイラン軍のモハメド・バゲリ参謀総長と会談する予定だ。通信社インターファクスによると、彼はイランの新大統領マソウド・ペゼシュキアンとも会談する予定だという。イラン政府は、7月31日に起きたハマス指導者イスマイル・ハニヤ氏の暗殺についてイスラエルに報復すると宣言した。この暗殺はイスラエルの諜報機関によるものと広く考えられている。イスラエルはこの殺害について公式コメントを出していない。ハニヤ氏とボディー...
日本の技術

EUVリソグラフィーチップ製造革命の最前線に立つ日本

EUVリソグラフィーチップ製造革命の最前線に立つ日本沖縄科学技術大学院大学は、ASMLの先進的な半導体製造装置の独占を打ち破る可能性のある画期的な成果を主張している。日本の大学は、EUVチップ製造技術で大きな進歩を遂げたと主張している。画像:Twitter沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、7nm以下の半導体の製造コストを大幅に削減し、チップ製造サプライチェーンに革命をもたらす可能性のある新しいタイプの極端紫外線(EUV)リソグラフィー装置を設計しました。報道によれば、EU​​V装置の光学システムは大幅に簡素化され、消費電力は10分の1に削減され、より安価な先進的なチップ製造装置が実現する可能性が高まっている。もしそうなれば、ASMLのEUVリソグラフィーにおける独占が終焉することになる可能性があり、半導体メーカー、投資家、政府にとって重大な影響を及ぼすことになるだろう。米国の制裁により、EUVリソグラフィー装置の中国への販売が禁止されており、中国企業にとって7nmや5nmの半導体を製造することがはるかに困難かつ高価になり、台湾のTSMCで現在生産中の3nmノードや、現在開発中の2n...