2025-06-04

現代の中国

習近平は動かず。トランプの「ハーバード大留学生資格取り消し」という人材確保の好機に中国が手を出さぬ奇妙

習近平は動かず。トランプの「ハーバード大留学生資格取り消し」という人材確保の好機に中国が手を出さぬ奇妙5月22日、突如としてハーバード大学の留学生受け入れ資格の取り消しを発表したトランプ政権。これを受け、東京大学をはじめ各国の名門大が行き場を失った留学生への学びの場の提供を表明していますが、中国は目立った動きを見せていないのが現状です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では著者の富坂聰さんが、中国政府が「露骨な動き」を取らない理由を解説。さらに習近平政権がこれまで着々と進めてきた人材獲得計画を詳しく紹介しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:トランプ政権の前に立ちふさがる司法の壁との闘いが中国に吹かせる追い風トランプのオウンゴール。司法の壁との闘いが中国に送る追い風関税をめぐる交渉が続く中、トランプ大統領と司法の確執が国内で激しさを増している。一つは恩赦だ。話題は、詐欺の共謀で2022年に長期実刑判決を受けた元リアリティー番組出演者の夫妻、トッド・クリスリー受刑者とジュリー・クリスリー受刑者への恩赦とフロリダで医療保健会社を...
現代の日本

参院選の最重要争点を検証する

参院選の最重要争点を検証する5月29日の〈ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)〉主催の国会イベント「参院選で一票一揆しょぼい減税を― ぶっ壊す!」はとても意義深いものになった。ご登壇くださった諸先生、講師のみなさまに深くお礼申し上げたい。また、イベントに参加くださったみなさま、イベント実施に際してご尽力くださったスタッフのみなさまに深く感謝申し上げたい。会場の手配ならびに設営については立憲民主党衆議院議員の末松義規代議士の事務所にご尽力を賜った。この場で報告させていただくとともに深く感謝の意を表したい。末松議員にはイベントで貴重なご高話を賜った。また、参議院議員で憲法学者でもある高良鉄美氏にはご多忙のなかイベントに参加賜り、憲法改正発議阻止問題についてご講話を賜った。イベントでテーマとして取り上げたのは憲法改正発議阻止、消費税、食の自給・食の安全、CO2起源説のウソ、ワクチンの五つのテーマ。非常に貴重なご高話を賜った。当日はサルサ岩渕氏のTTBジャーナルがライブ配信を行ってくださり、アーカイブも公開されている。また、IWJさまも取材参加くださり動画を配信くださることになっている。す...
現代の日本

年金改革法は史上最悪の悪法

年金改革法は史上最悪の悪法昨年来、〈103万円の壁〉、〈106万円の壁〉、〈130万円の壁〉などの言葉が飛びかってきた。〈103万円〉は所得税に関するもの。〈106万円〉は健康保険、厚生年金等の社会保険に関するもの。103万円はいわゆる〈課税最低限〉を象徴する言葉。年収がこの水準に達するまでは所得税負担が発生しないが、この水準に到達すると所得税負担が発生する。ただし、逆転現象は生じない。他方、〈106万円〉と〈130万円〉は社会保険料負担が発生する境界線で、こちらは、この水準を超えるといきなり多額の社会保険料負担が発生するために、より多く働いたのに、逆に手取りが減少するという〈逆転現象〉が発生する。〈働き控え〉が問題だとされてきたが、〈働き控え〉を引き超すのは主として〈106万円〉と〈130万円〉。岸博幸氏というコメンテーターがいるが、昨年11月10日のTBS番組で、「106万円の壁」撤廃の流れが浮上したことを、「この問題、マジで怒ったほうがいい」「収入を増やすという減税の効果は完全に消えます。本当にみんな怒るべきです」と述べた。この指摘は正しい。問題は岸氏がその後もこの主張を貫いてい...