2025-06-27

現代の世界各国

イランとイスラエル 停戦の意味

イランとイスラエル 停戦の意味2025年6月25日   田中 宇トランプ米大統領は、6月22日にイランの3箇所の原子力施設を大深度用爆弾(バンカーバスター)などでミサイル攻撃した後、6月24日に、イランとイスラエルが停戦で合意したと発表し、今回の戦争を一段落させた。(Shaky Israel-Iran Ceasefire Appears To Hold After Trump Tells Israel To Stop the Bombing)イランは6月25日、自国への民間航空機の飛来を開戦以来12日ぶりに再開した。イスラエルは、開戦から5日目にイランの制空権を握り、制空権を奪われたイランは軍事的な危機にあった。今回、イランが空域を再開したのは、イスラエルが停戦に合意してイランを攻撃しないと決めたからだ。停戦は現実だ。(Iran Reopens Airspace To Commercial Flights As Ceasefire With Israel Finally Holds)イスラエルは、もうイランを攻撃しないのか??。ネタニヤフ首相は6月24日、イランの軍事施設や核施設など、...
現代の日本

「基本的には」単独政権?

「基本的には」単独政権?6月25日に立憲民主党の野田佳彦氏が時事通信社などによるインタビューで「基本的には単独(政権)を目指すのが筋だ」と述べたと報じられた。この発言のキモは「基本的には」。この構文は「基本的にはAだが、Bも考え得る」というもの。同時に「野党連立による政権奪取は容易ではない」とも述べたそうだが、容易でなくしているのは本人に他ならない。野田氏が立民代表に就任して日本政治刷新を目指す有権者は落胆した。日本政治に希望の光を差し込ませたのは「小沢-鳩山民主党」だが、この「小沢-鳩山民主党」から権力を強奪して民主党政権を木っ端みじんに破壊したのが菅直人氏と野田佳彦氏。野田佳彦氏に至っては2009年8月総選挙に際して、「シロアリを退治しないで消費税増税は許されない」と絶叫した人物だ。「野田佳彦のシロアリ演説」国民を裏切って消費税増税に突き進んだ。財務副大臣、財務大臣、総理大臣という〈エサ〉に引き寄せられて転んだ。〈のださんがころんだ〉である。「消費税は社会保障にとって大切だ」と言われるが、消費税収は1円も社会保障に使われていない。消費税の全額は法人と個人の減税に使われた。所得税と消...
現代の日本

本当にWin-Win?日本製鉄「USスチール」買収完了…世界3位の座と引き換えに払った代償=原彰宏

本当にWin-Win?日本製鉄「USスチール」買収完了…世界3位の座と引き換えに払った代償=原彰宏米国の鉄鋼大手・USスチールが、日本製鉄の完全子会社となりました。約2兆円の大型買収劇は、 バイデン前大統領の禁止命令やハリス前副大統領の反対表明、労働組合の抵抗などにより難航していましたが、国家安全保障協定を結ぶことで最終的に承認。買収によって日本製鉄は世界第3位の鉄鋼メーカーに浮上し、米国内の販路と生産力を手に入れることに成功しました。しかし、米政府が「黄金株」によってUSスチールの経営に強い影響力を残すなど、前例のない“条件付き買収”とも言える今回の合意は、果たして本当に「ウィン・ウィン」だったのでしょうか――。(『らぽーる・マガジン』原彰宏)【関連】牛を殺せば助成金…政府に振り回される酪農家たち。過去最悪レベルの「牛乳ショック」で毎日生乳廃棄へ=原彰宏※本記事は、『らぽーる・マガジン』 2025年6月23日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。日本製鉄が米鉄鋼大手「USスチール」を買収完了日本製鉄はアメリカの鉄鋼大手、USスチールを完全...