2025-06-28

現代の世界各国

中東が戦争から和平に大転換

中東が戦争から和平に大転換2025年6月27日   田中 宇トランプ米大統領が、イランとの戦争が一段落したことを利用して、サウジアラビアなどイスラム諸国をイスラエルと和解・国交正常化させる「アブラハム合意」の拡大・本格化を進めようとしている。イスラエルは昨年来、レバノンとシリアのイラン系勢力(ヒズボラとアサド)を次々と無力化し、今回はイラン本体を攻撃して軍事力を減退させた。イスラエルは、米覇権衰退後の多極型に転換した世界で中東の覇権国になるために、仇敵のイランを追い込んでいる。(Witkoff: We will have big announcements on countries coming into the Abraham Accords)イスラム主義やリベラル派のオルトメディアは今回、イランが勝ってイスラエルが窮地に陥ったと言っているが間違った妄想だ。もしかするとイスラエルが、イランとの和解に転じる下準備として、1970年代にエジプトと和解した時のように、負けたふりをする歪曲情報を流す策かもしれないが。(リベラル派は以前、ウクライナ戦争でもロシアが惨敗しているというマスコミのウ...
現代の日本

なぜ石破茂は「海外で評価」されているのか?世界が見る「信頼」と国内が抱く「違和感」とのギャップ

なぜ石破茂は「海外で評価」されているのか?世界が見る「信頼」と国内が抱く「違和感」とのギャップ日本の石破茂首相は、国内の支持率が低迷している一方で、海外での評価は悪くないようです。メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは、この評価のギャップの背景にある日本政治と国際社会の評価軸の違いを詳しく掘り下げています。石破茂首相のイメージと実態~世界の評価と日本の不人気をめぐる考察~私は、個人的に石破茂を好きになれないのですが、なぜか、海外の評判は悪くないようです。日本国内の石破評は、石破個人の評判ですが、海外の石破評には、日本政府評、官僚機構評が重なっています。そのあたりを詳しく解説してみました。トランプ評にも同じことが言えるかもしれませんね。1.はじめに2024年10月の衆議院選挙を経て、石破茂首相が就任して以来、国内外での評価は対照的な様相を呈している。国内では支持率の低迷や「政治とカネ」の問題、「楽しい日本」発言の炎上など、厳しい批判にさらされている。一方、国際的なネット世論や海外メディアでは、日米同盟の強化や日中関係の改善...
現代の日本

石破自民が国民に仕掛ける大胆詐欺「物価上昇を上回る賃上げ」が永久に実現しないワケ。インフレを満喫する財務省の狙いとは?

石破自民が国民に仕掛ける大胆詐欺「物価上昇を上回る賃上げ」が永久に実現しないワケ。インフレを満喫する財務省の狙いとは?誰が見てもおかしな日本の物価対応。主要国の中でも最もインフレ率が高い日本で、政策金利は最低水準にあります。日本はインフレを抑える意図があるのか、むしろインフレを助長したいのか。岸田前総理は「プラチナNISA」を提案していますが、その根拠に「インフレの時代に負けない投資が必要」と言っています。つまりインフレを前提とした投資手段を提示しようとしています。日銀の植田総裁も国会で「今はデフレなのかインフレなのか」と問われ、「今はインフレだ」との認識を示しました。政府も日銀もインフレと認めながら、日銀は依然として緩和的な政策スタンスを維持しています。その根拠に、「基調的インフレ率がまだ2%に達していない」ことを挙げています。インフレになったがまだ2%の基調に達していないから緩和を続けて基調インフレを2%に引き上げたいとしています。このように世界標準からかけ離れた日銀の物価対応で、最も被害を受けているのが国民です。では一体誰が一番喜んでいるのでしょうか?(メルマガ『マンさんの経済あ...