2025-06-16

現代の世界各国

国際社会の“ウクライナ離れ”で一身に浴びる注目。イスラエルが開始した「存続のための大きな賭け」 

国際社会の“ウクライナ離れ”で一身に浴びる注目。イスラエルが開始した「存続のための大きな賭け」 6月13日、イランの核関連施設への先制攻撃を行ったと発表したイスラエル。関係各国の努力でかろうじて保たれていた世界のバランスはこれから先、どのように変化してゆくのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、中東やウクライナ戦争の今後をさまざまな情報を総合し推測。さらに国際安全保障を巡る各国の思惑を考察・解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:多極化する世界で取り残される古き欧州と第2次世界大戦の遺産イスラエル‐政治利用される現代紛争とMulti-polarsの国際情勢が作り出す“新しく古い世界”綻びが制御不能の亀裂に悪化し割け切る。政治利用される現代紛争とMulti-polarsの国際情勢が作り出す“新しく古い世界”「もし今、中東エリアにいるのであれば、すぐに退避の準備を始めた方がいい」と数カ国から助言されました。幸運なことに私はその時、東京にいましたが、...
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中東安定のためにイスラエルがイランを空爆

中東安定のためにイスラエルがイランを空爆2025年6月13日   田中 宇6月13日、イスラエルがイランを空爆し始めた。原子力と軍事の施設のほか、イランの軍幹部や原子力・軍事の専門家の居宅などを空爆したようだ。イスラエルは、これから空爆を何日も続けると言っている。軍事関係の人材や施設を爆殺・破壊する空爆を繰り返し、イランの軍事力を削ぐ作戦だろう。イランは核兵器開発しておらず、米欧イスラエルに濡れ衣をかけられているだけだ。イランの核施設は医療用アイソトープ製造など民生用だ。だから核施設でなく原子力施設。イスラエルの空爆の主な標的はイランの軍事資産であり、原子力施設への空爆は象徴だけの濡れ衣劇の一環だ。(歪曲続くイラン核問題)イスラエルは昨年11-12月に、レバノンをピンポイント空爆し続け、強い力を持っていたイラン傘下のシーア派民兵団ヒズボラの幹部の大半を殺し、兵器庫の多くを破壊した。ヒズボラは壊滅し、レバノンは反イスラエルから中立(親米)な国に転換した。今回のイスラエルのイラン攻撃は、あのヒズボラ攻撃と同じ趣旨と思われる。(イランと和解するトランプ)イスラエルは、昨年ヒズボラを壊滅させた...
日本の歴史

豊臣秀吉 ~ 日本人の持った良いところを一人に集めた人

No.1425 豊臣秀吉 ~ 日本人の持った良いところを一人に集めた人秀吉は「一君万民」のもと、日本人はみな兄弟であり、互いに助け合うべきという理想を追求した。■1.司馬遼太郎の秀吉像:キリスト教の「愛」で「天下取り」?伊勢: 花子ちゃん、この前、豊臣秀吉について、とっても面白い小説を読んだよ。花子: 豊臣秀吉? 先生も時には通俗的な本も読まれるんですね。伊勢: 今まで、秀吉に関する本は何冊か読んだけど、ここに登場する秀吉は、今まで描かれた秀吉とは全然、違うんだ。この本の帯には「日本人の持ったあらゆる偉いところ、良いところを、一人に集めた人」とある通り、素晴らしい人柄をもった秀吉が活き活きと描かれている。読み始めたら、面白くなって止まらなくなり、上下2巻、合計500ページ以上あるのを、二日で読み終えた。 著者の加藤武雄という人は、私も知らなかったけど、戦前、戦中、戦後を通じて、小説を90冊以上も書いた大作家だね。花子: 秀吉をどんなふうに描いているのですか?伊勢: 戦後の、たとえば、司馬遼太郎などと比べてみると、全く違う事がよく分かる。司馬遼太郎は『新史 太閤記』で、秀吉をこんなふうに...