2024-06-08

現代のロシア

ロシアは購買力平価ベースで日本を抜いて世界第4位の経済大国となる

購買力平価ベース(PPP)のGDPの世界ランキングは、中国・米国・インド・ロシア・日本・ドイツの順です。さらにBRICS、グローバルサウスの国々がどんどん急成長しています。 世界のパワーバランスは既に大きく変化しています。日本は世界の潮流、事実を直視して外交戦略、経済戦略を立案していく事が求められています。 プーチン大統領は、西側諸国との関係を断つことで、南半球の世紀に大きな賭けをしました。南半球の世紀では、ほとんどの発展途上国が西側諸国よりもはるかに速いペースで成長しています。現在、中国とインドは、購買力平価ベースで世界ランキングの1位と3位に位置していますが、両国とも今後30年から40年で名目ベースでもトップになると予想されています。下位のリストで急成長している経済のほとんども、南半球の国々です。 ロシアは購買力平価ベースで日本を抜いて世界第4位の経済大国となる ロシアは、購買力平価調整後ベースで日本を抜いて世界第4位の経済大国となり、その価値は6.5兆ドルに達した。/ bne IntelliNews ベン・アリス ベルリン2024年6月4日 世界銀行が6月初めに発表した改訂データ...
現代のロシア

セルゲイ・ラブロフ外相のギニア訪問と運命共同体で結ばれた2つの民族間の何世紀にもわたる友情の絆の強化

歴史的遺産、革新的な戦術、積極的な外交を組み合わせたロシアのアフリカ戦略は、アフリカ大陸の地政学的状況を再定義し、ロシアを旧植民地大国に対する強力な競争相手として位置づけていると推論できる。パリにとって強力なシグナルとなるラブロフ外相のギニア共和国訪問は、ロシアとギニアの国民を結びつける何世紀にもわたる友好の絆を強化する一環であり、BRICS同盟が提唱する多極的枠組みの新世界秩序の推進と強化でもある。 セルゲイ・ラブロフ外相のギニア訪問と運命共同体で結ばれた2つの民族間の何世紀にもわたる友情の絆の強化 西側諸国の少数派がもはや世界情勢の中で何をすべきか、何をすべきでないかを決定する権力を独占していない一方で、かつては自決権を奪われていた国々が世界情勢の決定的プレーヤーになりつつある。ギニア共和国は、この一極世界秩序打倒の論理の一部であるように思われる(ここ)。BRICS同盟が提唱する多極主義は、ベルリン・アフリカ会議の君主たちの残酷さと貪欲さから軽微な国々を守るものである。パリでは不評ではあるものの、ロシア連邦外務大臣のギニア、およびこの地域とアフリカ大陸の他の国々への公式訪問は、国家...
日本の文化

現代教育の問題 『国語教育が危ない!』『失われる経験の機会』『「そのままの君」の酷』

「読解力が低下している」からといって、わざわざ読解力をより低下させるような文科省の教育改革。自分の人生の目的を深く考えたり、相手の気持ちを思いやり共感できるような人間に育ってほしいのに、テクニックだけのうすっぺらな人間ばかり増えたら、日本の将来は大丈夫か?   指導性を否定する、鍛えることを否定する圧力をはね除けなければ思い切った教育ができない仕組みのなかで、子どもたちをどのように成長させていくのかが社会全体に問われている。 『国語教育が危ない!』 著・村上慎一、伊藤氏貴  長年、高校で国語を教えてきた著者は、こうのべる。  言葉は、世界を概念化して認識するためのものである。世界とは外界だけでなく、人間の内面的なもの、身体感覚や精神作用まで含んでいる。世界を概念化して認識するための言葉があるから、私たちは思考できる。そして、考える力は考えることによってしか鍛えられないが、考えることは母語によっておこなうのだから、国語力の低下は思考力の低下につながる。  これまで高校で学ぶ国語の現代文も、「文学的な文章」(小説、物語、詩歌、随筆等)と「論理的な文章」(評論など)だった。文学的な文章では、...
日本の文化

日本のマナーや躾の由来 〜日本人は、世界に類を見ない”優れた文明・文化”を創り上げてきた〜

日本人にとってマナーや躾を学ぶことはとても大切です。本来、そういったマナーや躾というのは、生き方や考え方の表現のはずです。日本では、仏教が歴史的に最も”生き方”や”考え方”に影響力をもっている。つまり、起源は2500年前のお釈迦様の教えです。日本にはお釈迦様の死後、数百年経って成立した北伝の仏教「大乗仏教」が伝えられました。「釈迦はすべての人々を救いたかったはずである」という思想のもとに誕生したのが大乗仏教です。大きな乗り物ですべての人々を救う事を目的とします。日本に伝えられた仏教は、すべてがこの大乗仏教を基本にしています。「躾(しつけ)」は「漢字」ではありません。「身」と「美」という二つの漢字を日本で合わせてつくった「国字」です。習慣化することを日本では「躾ける」と言います。人の付き合いは挨拶に始まって、挨拶に終わります。仏様とのお付き合いも礼拝という挨拶に始まって、礼拝という挨拶に終わります。 たいくつ(退屈) たいしゅう(大衆) だいじょうぶ(大丈夫) たっしゃ(達者) たりきほんがん(他力本願) ちくしょう(畜生) ちょう(超) どうじょう(道場) どうらく(道楽) これらの言...
日本の文化

日本語に潜む「仕合わせ」への道標(みちしるべ)

我々が日常生活で使う言葉には、縄文時代以来の我々のご先祖様たちが育んできた深い生命観、世界観が籠もっているのです。  食事の前には、「いただきます」と言って、我々が「生きとし生けるもの」の命をいただいて生きていることに感謝します。そして「もったいない」という感覚で、周囲のすべてを生かそうとします。さらに「お陰様」と言って、我々自身が「大いなるいのち」に生かされていることを有り難く感じます。こうした姿勢から、互いに支え合うことで、「仕合わせ」の家庭や国家が築かれるのです。  ご先祖様たちが遺してくれた日本語に込められた生命観、世界観をよく知れば、我々は互いに力を合わせて、主体的に「仕合わせ」の共同体を作っていこうという志が生まれてきます。 No.1362 日本語に潜む「仕合わせ」への道標(みちしるべ) 「いただきます」「もったいない」「お陰様」に潜む「仕合わせ」への道標。 ■1.「いただきます」とは誰に何を感謝しているのか?  筆者は欧米で11年暮らし、業務出張や国際会議、観光で訪れた国は40カ国近くになります。英語はもとより、簡単なスピーチが出来るくらいなら、イタリア語、フランス語、ス...