日本のマナーや躾の由来 〜日本人は、世界に類を見ない”優れた文明・文化”を創り上げてきた〜

日本の文化
日本のマナーや躾の由来 〜日本人は、世界に類を見ない”優れた文明・文化”を創り上げてきた〜|一流の知識をたった3分の努力で習得する”学び”チャンネル@ー遼(にのまえりょう)
日本人にとってマナーや躾を学ぶことはとても大切です。 本来、そういったマナーや躾というのは、生き方や考え方の表現のはずです。 日本では、仏教が歴史的に最も”生き方”や”考え方”に影響力をもっている。 つまり、起源は2500年前のお釈迦様の教えです。 日本にはお釈迦様の死後、数百年経って成立した北伝の仏教「大乗仏教」が伝えられました。 「釈迦はすべての人々を救いたかったはずである」という思想のもとに誕生したのが大乗仏教です。 大きな乗り物ですべての人々を救う事を目的とします。 日本に伝えられた仏教は、すべてがこの大乗仏教を基本にしています。 「躾(しつけ)」は「漢字」では

日本人にとってマナーや躾を学ぶことはとても大切です。

本来、そういったマナーや躾というのは、生き方や考え方の表現のはずです。

日本では、仏教が歴史的に最も”生き方”や”考え方”に影響力をもっている。

つまり、起源は2500年前のお釈迦様の教えです。

日本にはお釈迦様の死後、数百年経って成立した北伝の仏教「大乗仏教」が伝えられました。

「釈迦はすべての人々を救いたかったはずである」という思想のもとに誕生したのが大乗仏教です。

大きな乗り物ですべての人々を救う事を目的とします。

日本に伝えられた仏教は、すべてがこの大乗仏教を基本にしています。

「躾(しつけ)」は「漢字」ではありません。

「身」と「美」という二つの漢字を日本で合わせてつくった「国字」です。

習慣化することを日本では「躾ける」と言います。

人の付き合いは挨拶に始まって、挨拶に終わります。

仏様とのお付き合いも礼拝という挨拶に始まって、礼拝という挨拶に終わります。

これらの言葉は仏教用語です。

因縁・ 縁起 ・往生・久遠 ・境界

このへんも仏経用語なんですね。

もちろん、日本人ならば、食事時の「「いただきます」という習慣は仏教が由来であることは周知の事実です。

日本の漢字(言葉)は、仏教用語から日常に使う言葉に奥深く進化しています。

ところで、未だに、中国の漢字が伝来して日本の漢字になったなどと言う、間違った歴史観が横行しています。(戦後の学校教育の弊害)

事実は、日本人の、こうした仏教用語も含めて創作した漢字が、大陸に伝来して中国の漢字の80%の起源となっている。

そもそも、仏教など跡形も無くなっている中国大陸に漢字など生まれる素地は全くなかったのです。

日本には縄文時代からの遺跡が12,000箇所も発掘されています。

中国大陸は、日本の面積の26倍にもなり、日本のような文化や文明があれば、(面積比で)30万箇所以上の遺跡があるはずですが・・・わずか100ヶ所ぐらいの遺跡しか発見されていない。

5万年前から続く、日本人が創り上げた文化や文明が世界的にとても優れたものであったことは史実です。

さらに、中国人のDNAと日本人のDNAは、全く繋がっていない事も最新の科学から証明されています。

日本人の起源は、現在の中国大陸からではなくて、人類の起源のアフリカから東南アジアの海沿いで人類が辿り着いています。

その時期、地球は厳しい氷河期であり、歩行による大陸間の長距離の移動は不可能と言う事実も判明しています。

躾とマナーと少しズレますが、近年の家づくりについて気になることがあります。

「玄関」です。

家の正面入口を「玄関」と呼ぶが、この玄関も仏教語です。

本来は建物の名前ではなく、「玄妙な道に入る関門」という意味で、奥深い教えに入る手始め、入口という意味だった。

この仏教語が建物の名前となり、禅寺の客殿に入る入口を指すようになった。

江戸時代になって民家や一般の建物にも広まり、明治以降は現在のように、家の正面入口を指すようになった。

昨今は、持ち家を建てる時に、玄関脇にシューズ・クローゼットがあり、そこから家に上がる(家族用の)狭い入口となっています。

建てた主人が(玄関)正面から上がらない習慣は、果たして”奥深い教え”というような本来の仏教的な深い意味から離れてしまっているように感じます。

このような様々な史実から、仏教と漢字の歴史は、日本人の優れた文化や文明を創ってきたことは明確であり、日本人のマナーや躾の基にもなっているのです。

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