
大阪万博、開幕までにいくらかかった?「負の遺産」夢洲に税金が注がれる裏事情=原彰宏
大阪万博、開幕までにいくらかかった?「負の遺産」夢洲に税金が注がれる裏事情=原彰宏2025年4月13日、大阪市の夢洲(ゆめしま)で「大阪・関西万博」が開幕しました。半年間にわたり、最先端の技術や未来の社会の姿を発信していくとされています。しかし、5カ国のパビリオンが開幕に間に合わないなど、準備の遅れが目立ち、会場整備や運営には税金を含めて巨額の費用がかかっています。今回は、大阪・関西万博に関わる「数字」を取り上げ、この一大イベントの「裏の狙い」について考察します。(『 らぽーる・マガジン 』原彰宏)ついに開幕「大阪万博」大阪・関西万博が13日午前、大阪市の人工島、夢洲(ゆめしま)で開幕しました。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日まで半年間にわたって未来社会を形づくる理念や先端技術を発信します。日本での大規模万博は2005年の愛知以来20年ぶり6回目。 過去最多となる158カ国・地域が参加します。しかし、5カ国のパビリオンが未完成で開幕に間に合いませんでした。海外パビリオンは人件費や資材の高騰を背景に準備の遅れが指摘されていました。「万博の華」とも呼ばれる参加国が自...