現代の米国やっていることはロシア以上⁉ 米国の「でっち上げ工作」の実態を明かそう
紹介したロイターの調査報道を後追いした「ワシントン・ポスト」は6月27日付社説において、こうした国防総省の工作を「重大なミス」と呼んだ。それにもかかわらず、アメリカ政府によるディスインフォメーション工作自体を断念せよと主張しているわけではない。むしろ、「米国はディスインフォメーションの世界的拡散との戦いを主導すべきである」と書いている。アメリカ政府は今後も、中国やロシアなどと「戦う」ために、「でっち上げ」によって「敵」を欺き、騙すとための工作を継続すべきだと主張していることになる。実は、アメリカ政府は海外に向けてディスインフォメーション工作を実施しているだけでなく、国内に対しては、海外からのディスインフォメーション工作への対策を理由に、「検閲」を実施している(詳しくは拙著『知られざる地政学』〈上〉を参考にしてほしい)。このように、アメリカは「善」といった単純な見方では、真実に近づくことは決してできないのである。やっていることはロシア以上⁉ 米国の「でっち上げ工作」の実態を明かそう日本で暮らしていると、アメリカは「善」であり、ロシアや中国による「でっち上げ」に基づく情報工作の被害国という...
