2024-07-20

現代の米国

新たな世界秩序とその中での米国の立場について:ワシントンからの別の視点

ワシントン政権に対する CSIS の勧告には、南半球諸国の間で「同じ考えを持つイデオロギーの思想家」を特定するための断固たる努力、これらの国々の不統一と西側諸国の価値観への固執の継続を考慮に入れること、そして戦略的には、既存の軍事・政治ブロックおよび経済同盟の変革と、今後の世界秩序の基礎として米国主導での新しい同盟の形成に焦点を当てることを求めることが含まれている。しかし、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の目には、そのような取り組みはとっくに魅力を失っており、期待される反応を得ることはなさそうだ。新たな世界秩序とその中での米国の立場について:ワシントンからの別の視点ワシントンに拠点を置く戦略国際問題研究所(CSIS)の専門家らは、世界安全保障における地政学的、軍事的、技術的動向の分析を行い、新たな世界秩序の全体的な形を特定し、進行中のプロセスのダイナミクスを分析して、この新たな秩序における「米国の関与のための最も効果的な道筋」の形成に関する勧告を策定した最終報告書を作成した。イデオロギーの領域における多極的世界秩序への現在の移行には、西側諸国、とりわけ米国の専門家による、つかみどこ...
現代の米国

トランプ暗殺未遂の2日後、露国との戦争に反対しているバンスを副大統領候補に

トランプ暗殺未遂の2日後、露国との戦争に反対しているバンスを副大統領候補に ドナルド・トランプは銃撃された2日後、7月15日に共和党の全国大会でJ. D. バンス上院議員を副大統領候補に正式指名した。この議員はバーニー・サンダース上院議員やエリザベス・ウォーレン上院議員と共同で企業の説明責任に関する法案を提出するなど大企業が嫌う政策を支持してきたが、最も注目されているのはウクライナで行なっているロシアを相手にした戦争に反対している数少ない議員のひとりだということだ。トランプ自身もウクライナでの戦争に反対している。 それに対し、ジョー・バイデン大統領はウクライナ人を使い、ロシアとの戦争を続けている。すでにウクライナ軍は壊滅状態で、兵士も兵器も枯渇しているが、戦争を仕掛けたアメリカやイギリスの支配層はウクライナに対し、最後のひとりまでロシア軍と戦い、ロシアにダメージを与えるように命令している。「総員玉砕せよ」だが、そのように命令しても限界はある。 すでにウクライナ軍だけでなくNATOの兵器庫も空だと言われ、兵士がいなくなっていることは昨年10月1日にイギリスのベン・ウォレス元国防大臣が明ら...
現代の米国

トランプ暗殺未遂事件は、やはり「バイデン陣営の仕業」なのか…? どう考えてもおかしい新事実が続々明らかに

トランプ暗殺未遂事件は、やはり「バイデン陣営の仕業」なのか…? どう考えてもおかしい新事実が続々明らかに安直な陰謀論には与したくないがトランプの暗殺未遂に関して、私は7月15日付記事の中で、バイデン民主党側の仕業ではないのかという陰謀論には、そう思われても仕方のない論拠となるような事象が様々あることを指摘した。参照)トランプ暗殺未遂事件報道に覚えた大いなる違和感と、状況証拠から見た「黒幕はバイデン陣営」説の信憑性(現代ビジネス 2024.07.15)Gettyimages誤解なきように強調しておきたいのは、こうした論拠を指摘したからといって、狙撃犯であるトーマス・クルックスがバイデン政権側と共謀していたに違いないと私が決めつけているわけではないという点だ。私はむしろそういう安直な陰謀論には与したくないと思っている。というのは、シークレットサービスにせよ地元警察にせよ、仮にバイデンが命令を下したとしても、歴史上の汚点となるような暗殺計画に、「イエッサー!」と全員が素直に従うとは考えられないからだ。彼ら全員にプロフェッショナルとしての矜持があるとは思っていないが、プロとしての矜持から「絶対...
科学論

資本主義は人を殺す:エコ社会主義の主張

地球は温暖化している、原因は人類が出す二酸化炭素でる、だから、化石燃料の使用は減らせ!・・・このロジックは本当でしょうか?このロジックに沿った記事を紹介します。但し、「資本主義が人を殺すというのは誇張ではない」と言う主張はこの通りだと思います。人類の存在や環境よりも、経済=資本主義=金儲け主義を優先すれば必ず人を殺します。資本主義が人を殺すというのは誇張ではなく、単に地球上で生命が存続することと相容れないだけである。地球温暖化と壊滅的な気候変動が実存的脅威をもたらしている一方で、化石燃料資本家と彼らの命令に従う政府は、地球の生存よりも利益と経済成長を優先している。資本主義は人を殺す:エコ社会主義の主張資本主義が人を殺すというのは誇張ではなく、単に地球上で生命が存続することと相容れないだけである。カール・マルクスが「原始的な収奪」と呼んだアメリカ大陸における帝国主義勢力による富と資源の収奪から、アフリカ人と先住民の奴隷化、オーストラリアにおけるイギリス人牧畜民による土地の窃盗に至るまで、資本の蓄積と資本主義的な利潤追求は、人間の生命と環境への尊重を上回ってきました。世界大戦と核による絶滅...
現代の日本

地球温暖化説の嘘と目的

地球温暖化説の嘘と目的「CO2が地球温暖化の原因である」との見解が「真である」とされ、「CO2排出を減らすことが正義」という風潮が作られている。そして、「CO2排出を減らす」ことを大義名分にして巨大な財政資金が散財されている。因果関係は実は逆であると考えられる。巨大な財政資金を収奪するために「CO2排出抑制は正義」という命題が「人為的に」創作されたと見るべきである。これはコロナとワクチンの関係と同じ。「コロナが蔓延して、これに対応するためにワクチンが開発された」と説明されているが、これも因果関係は逆である。「ワクチン大規模接種を実現するためにコロナパンデミックを創出した」のが真相であると考えられる。立証は容易でない。あくまでも仮説だが、説得力のある仮説であると判断できる。『紙の爆弾』2024年8・9月号に広瀬隆氏の論考が掲載されている。「科学者は誰も信じていないCO2温暖化説嘘とその目的」『紙の爆弾』は「巨悪に立ち向かうタブーなきスキャンダルマガジン!!」とされる。毎号、興味深い記事が満載である。マスメディアが伝えない「知られざる真実」を知る上で極めて参考になる媒体であると思う。広瀬隆...
現代の世界各国

EUのエリートたちは、いまだにアフリカ人を「教育」が必要な野蛮人として扱っている

EUのエリートたちは、いまだにアフリカ人を「教育」が必要な野蛮人として扱っている西側諸国はアフリカに対して常に上から目線の態度を示しており、これは憂慮すべきことだ。アフリカン・レガシー財団事務局長、ムサ・イブラヒム(ヨハネスブルグ)ジョセップ・ボレル欧州連合外務上級代表は、2024年7月11日、ワシントンDCのウォルター・E・ワシントン・コンベンションセンターで開かれたNATO創設75周年サミットで記者団に語った。©  ドリュー・アンジェラー/AFP欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は最近のインタビューで、アフリカについて、今も残る植民地主義的思考を露呈する一連の発言を行った。ボレル氏は、アフリカの人々がロシアのプロパガンダに騙されないためには、政治的指導と教育が必要だと示唆した。ボレル氏はNATOの公開フォーラムで次のように述べた。「アフリカでは、人々はプーチンを支持しています。彼らはプーチンがドンバスを救ったと言っています。今、彼はアフリカに来て、私たちを救うでしょう。このような態度の背後には、どのような知的プロセスがあるのでしょうか?」EUのトップ外交...
現代の日本

サイバー犯罪がますます跳梁跋扈する中で…セコムとALSOKが「ネット・セキュリティ事業」を急加速させる可能性

特にこれまで「水と空気と『安全』はただ」だといってもよい状況であった日本は、世界中の犯罪者の恰好のターゲットになっている。事実、ネット上のカード犯罪などが急速に増加しているのだ。また、かつて、近隣の人々だけで暮らしていた時代には「玄関に鍵をかける必要は無かった」。だが、ネットだけではなくリアルな世界でも、世界中から多くの人々がやってきて、「流動性」が増加した結果、「安全はただ」では無い時代に突入している。したがって、セコムやALSOKの「現金輸送」を始めとする警備が「デジタル化」することは容易に想像できる。ただし、「ネット・セキュリティ」専業企業は、上場しているものも含めてすでに多数ある。それらの企業が、独自に進化して「ネット・セキュリティ」市場を席巻するかもしれない。だが、セコムやALSOKは江戸時代以来の流れを組む「人材マネジメント」を行ってきた企業だ。ネット空間で罪を犯すのも、それを防ぐ「用心棒」も結局は人間である。企業規模が大きく、人材マネジメントに長けたセコムやALSOKが、企業規模の小さいネット・セキュリティ専業会社を取り込んでさらに巨大化する可能性も充分あるように思える。...