2024-07-05

健康

24節気の健康と食養:小暑から大暑まで

下記時事には、以下のようなアドバイスがあります。詳細は記事、リンク先をご参照ください。この時期は、タマネギ、五味、ゴーヤ、ピーマン、キュウリ、トマト、ナスがポイントのようです。「胃腸が弱っているな」と感じられたら、夏野菜の生食は控え、お粥や野菜煮込みスープがいいでしょう。なお、肉もどれだけか食べたいとなれば、豚肉の細切れを入れた野菜たっぷりの蒸しシャブ料理がおすすめです。食後のデザートとして冷蔵庫で冷やした「ニッキ味の寒天菓子」です温めの湯に長く浸かり、汗が出だしたら体の芯が十分に温まったことでしょうから、湯上がりに冷水シャワーを気持ちいい程度に浴びます。すると、皮膚がしまり、熱を閉じ込めてくれます。ただし、いきなり全身に冷水を浴びると心臓麻痺を起こしそうになりますから、先ずは手足だけ、次に下半身だけ、といった具合に少しずつ体を慣らしてください。体が冷えた方におすすめの食材は「ニラ」です。24節気の健康と食養:小暑から大暑まで 24節気を約5日ずつ3区分した「七十二候」というものがあり、気象の動きや動植物の変化を知らせています。「略本暦」に掲載された七十二候で、本節気は次のとおり。小暑...
現代の米国

PBS(《Public Broadcasting Service》公共テレビ放送の全米組織)がニュースアワーを「嘘の洪水」のようなトランプ批判で埋め尽くす

日本のNHK、すべてのテレビ局も同じですね!嘘だらけの砂上の楼閣、裸の王様となった、マスコミはどこへ向かっているのでしょうか?コラム:PBSがニュースアワーを「嘘の洪水」のようなトランプ批判で埋め尽くす納税者から資金を得ているPBSは、最も公平で感情に左右されないテレビニュース局という誤ったレッテルを貼られている。バイデン氏の討論会が惨敗した直後にPBSを見た人は、彼らが他の誰よりもバイデン氏に好意的だと気付いたはずだ。彼らは民主党員の間で広まっていたパニックを避けた。彼らの報道はMSNBCというよりは民主党全国委員会に近いものだった。金曜日の討論会後のPBSニュースアワーでは、「昨夜の大統領討論会の重要な瞬間と余波の分析」という当たり障りのない紹介が行われた。その後、番組は20分間、他のニュースを放送した。その1時間の最後の3分の2は、ドナルド・トランプが「嘘の洪水」を巻き起こしたために討論会に負けたことを強調することに費やされた。まず最初に登場したのは、PBSのホワイトハウス記者で、熱心な民主党員であるローラ・バロン・ロペス氏だ。「討論会でのパフォーマンスは共和党員から賞賛されたが...
現代の欧州

欧州エリート支配の崩壊

欧州エリートは今後も超愚策をやり続け、崩壊していく。その方向性がすでに不可逆的に確定していることは、欧州エリートを誘導して各種の自滅策をやらせてきた世界経済フォーラム(WEF、ダボス会議の主催者)の50年以上の指導者・創設者であるクラウス・シュワブが5月に辞任し、その後在任中のセクハラ問題が噴出して汚名にまみれたことからも感じられる。欧州エリート支配の崩壊2024年7月4日   田中 宇欧州は、支配するエリート層(中道派、左派)が失敗の連続で信用を失墜している。エリート層は、対米従属でやったウクライナ戦争に失敗し、対露制裁でロシアからの安価な石油ガス輸入を止めたので経済が自滅。無根拠な地球温暖化人為説に基づいて進めた石油ガス制限でも経済が自滅。左翼リベラル思想に基づいて進めた中東からの移民の積極受け入れ策も社会混乱しか招かず失敗した。エリート層は多方面で失敗したのに政策を転換せず、対米従属もやめていない(安保面で牛耳られているので対米自立できない)。欧州の人々は、エリート層に愛想を尽かし、各国の選挙で次々とエリート層が敗北し、代わりに草の根から出てきた右派が台頭している。(同盟諸国を自...
現代のロシア

セルゲイ・カラガノフ:「核のエスカレーションはパンドラの箱を開けるかもしれないが、それはまた世界を500年にわたる西側諸国の束縛から解放するだろう」

我々が戦争をしているのは、ウクライナや、腐敗したエリート層とその主人たちによって肉挽き機に投げ込まれた不幸で呆然としたウクライナ人たちではない。我々は西側諸国と戦争をしているのだ。もちろん、ウクライナ軍は基本的に傭兵軍なので、我々はウクライナ軍への攻撃を続けるだろうが、我々の主な目的は西側諸国を冷静にさせ、戦略的に撤退させることだ。それをするための最善の方法は、西側諸国、少なくともアメリカに面目を失わずに撤退する機会を与えることです。さもなければ、彼らは恥をかいて逃げるか、あるいは多大な損失を被ることになります。セルゲイ・カラガノフ:「核のエスカレーションはパンドラの箱を開けるかもしれないが、それはまた世界を500年にわたる西側諸国の束縛から解放するだろう」UKRAINA.RU へのインタビューセルゲイ・A・カラガノフ名誉教授、歴史学博士、高等経済学院世界経済・国際問題学部学術指導者が、Ukraina.ru— SPIEFのパネルセッションでウラジーミル・プーチン大統領と核問題について議論した感想はいかがですか?残念ながら、時間が限られていたため、すべての話題について議論することはできま...
現代の米国

米民主党内乱、トランプ勝算の急増

プーチンは最近、今のラインで停戦し、ウクライナがロシア敵視をやめて中立に戻り、欧米が対露制裁を解除したら、ロシアはウクライナと和解できるという停戦案も出している。米欧ウクライナはプーチン案をとりあえず蹴ったが、いずれ停戦和解するならこの案しかない。ウクライナ戦争が終わってしまうと、米国側と非米側の分裂が緩和され、分裂によって進んでいた世界の非米化・多極化が止まる。非米諸国の中に米国側に戻る流れが起き、米覇権が蘇生するかもしれない。トランプは覇権放棄屋だったが、それはもうやめるのか。このあたりについて分析が必要だ。米民主党内乱、トランプ勝算の急増2024年7月3日   田中 宇この記事は「米民主党でバイデン下ろしの内乱」の続きです。再選にのぞむ米民主党のバイデン大統領は、6月27日の共和党トランプ候補との討論会で、認知症になっていることがバレて、人気が急減した。討論会後、民主党内で、バイデンは認知症なのだから再選を目指すべきでなく立候補を取り下げ、民主党は8月19日に予定されている党大会で他の統一候補を決めるべきだという声が強まっている。(Get Off His Lawn: White ...
現代の世界各国

ユーラシア対NATO:ロシアが多極軍事協定の創設を主導

今のところ、ロシア主導のこの非公式軍事協定はユーラシア大陸に限定されているが、その拡大は現実になるかもしれない。キューバにおけるロシア海軍の駐留再開、ボリバル・ベネズエラとの強固な関係、アフリカにおけるロシアの軍事行動の増加は、世界中の多くの新興国がモスクワの取り組みに加わる傾向にあることを示しているようだ。また、BRICS諸国自体が軍事同盟になるべきだという専門家数名による提案も忘れてはならない。この計画はまだ実現には程遠いように思えるが、一部のBRICS諸国の立場が依然として不確実で曖昧であることを考えると、将来的に可能性がないとは言えない。新たなライバルに直面したNATOには、全面戦争に突入するか、世界の地政学的地図の​​再構成を交渉することに同意するかという選択肢しか残されていない。ユーラシア対NATO:ロシアが多極軍事協定の創設を主導モスクワが推進する集団防衛協定の拡大は、ロシア連邦がNATOに対抗するために一種の多極的ユーラシア協定を創設していることを明確に示している。ロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で最近締結された相互軍事援助協定は、多極世界の構築に取り組...
現代の欧州

戦争ゲームと現実の戦争の区別ができないような「好戦派」がNATOやEUを動かす

戦争ゲームと現実の戦争の区別ができないような「好戦派」がNATOやEUを動かす NATO(北大西洋条約機構)の事務総長がイェンス・ストルテンベルグからマーク・ルッテへ、またEU(欧州連合)の外務安全保障政策上級代表はジョゼップ・ボレルからカヤ・カラスへ交代するようだ。このふたりをNATO事務総長やEUの外務安全保障政策上級代表は背後にいる支配者に選ばれたと言えるだろう。 オランダの首相を務めるルッテはロシアを敵対者と表現、「ウクライナの勝利を確実にしなければならない」と主張している。それを実現する手立てを持ち合わせている国であるようには思えないが、ウクライナ政府へアメリカのF16戦闘機を供給すると約束した。F16は旧式の戦闘機だが、核ミサイルを発射できることからロシア政府は反発している。 エストニアの首相であるカラスはルッテ以上のロシアを憎んでいることで知られ、「モスクワは負けなければならない」と繰り返し発言している。自国の首相としてこうした発言をしても嘲笑されるだけだが、NATOやEUという背景ができると事情は違ってくる。エストニアにはラトビアやリトアニアと同じようにNATO系の軍事...