2024-04-21

日本の文化

子どもを伸ばす漢字教育

No.320 子どもを伸ばす漢字教育子どもを伸ばす漢字教育  幼稚園児たちは喜んで漢字を覚え、知能指数も高まり、 情操も豊かになっていった。■1.2歳の幼児が漢字を読んだ!■ きっかけは偶然だった。小学校教師の石井勲氏が炬燵(こた つ)に入って「国語教育論」という本を読んでいた。そこに2 歳の長男がよちよち歩いてきて、石井氏の膝の上に上がり込ん できたので、氏は炬燵の上に本を伏せて置いた。  その時、この2歳の幼児が「国語教育論」の「教」という漢 字を指して「きょう」と言ったのである。びっくりして、どう してこんな難しい字が読めたんだろう、と考えていると、今度 は隣の「育」の漢字を指して「いく」と言った。  石井氏が驚いて、奥さんに「この字を教えたのか?」と尋ね ると、教えた覚えはないという。教えてもいないものが読める わけはない、と思っていると、奥さんが「アッ! そう言えば 一度だけ読んでやったことがある」と思い出した。奥さんは音 楽の教師をしており、「教育音楽」という雑誌を定期購読して いた。ある時、息子が雑誌のタイトルを指で押さえて、「これ なあに?」と聞くので、一度だけ読んでや...