
国王からも爵位。日本人「ニシオカ」はなぜブータンで国葬されたのか?
2011(平成23)年、第5代ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王が国賓として来日し、国会で演説した。その中に次のような一部があった。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。国王にそう言わせたのは、自らの祖父と父と2代に渡ってブータンに尽くした西岡の一生が脳裏にあったのかも知れない。国王からも爵位。日本人「ニシオカ」はなぜブータンで国葬されたのか?世界一幸福な国と言われるブータン。そんな国の民たちの「幸せ」に大きく貢献した日本人がいたのをご存知でしょうか。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』に、ブータンの農業発展に人生を捧げ、国民のみならず国王の信頼も厚かった「ブータン農業の父・西岡京治」の輝かしい功績が紹介されています。人物探訪:「ブータン農業の父」、西岡京治1992(平成4)年3月26日、ブータンで1人の日本人が国葬に付された...