2024-04-29

現代の日本

2024年 ドル・円相場の動き・・・購買力平価と乖離した円安

2024年 ドル・円相場動き・・・購買力平価より円安 2024年4月26日、日銀の金融政策決定会合で「3月の0.1%に続く利上げは、当面しない」と植田総裁が発言しドル・円が158円になりました。これは、1990年から34年ぶりの円安であり、ドル高ではありません。アジアを含む世界の通貨では、2024年は円だけが下がっており、円より下がったのは物価上昇60%のハイパーインフレであるトルコリラだけのようです。 この円安の要因は、国債の金利差にあります。【実質金利の比較】ドルの実質金利=名目金利4.7%-コア物価2.6%=2.1%円の実質金利=名目金利0.9%ーコア物価1.8%=-0.9%通貨ドルの実質利回りは2.1%ですが、円の実質利回りは-0.9%です。これは、円を持っていると0.9%ずつ損をし、ドルなら2.1%の利益があるということです。ここから、当然に、大量の「損をする円の売り/利益が出るドルの買い」が起こって、年初は1ドル140円だったドルが、158円台へと4か月で13%上がったのです。吉田繁治 240427 ビジネス知識源無料版:増刊:変動相場性のメカニズム(1)この円安による日本...