2023-11

日本の文化

歴史教科書読み比べ(番外編) 「世界的にも傑出した名作群」を生み出した鎌倉時代

日本人自身が日本の美術は「特殊」であり、外国人が感動するほどの「普遍性」はないという、一種の「文化的自虐史観」に囚われているようだ。日本美術の傑作を鑑賞することで、我々の先祖が持っていた美を感ずる心を継承することができる。歴史教科書読み比べ(番外編) 「世界的にも傑出した名作群」を生み出した鎌倉時代■1.「日本の美の形」 育鵬社の中学歴史教科書で目を引くのは、冒頭に「日本の美の形」と題して、縄文時代の火焔型土器から現代の太陽の塔まで、6頁にわたって各時代の代表的な美術作品を数点づつ、カラーで紹介している点である。 こういうビジュアルな企画で、中学生が日本の美術に親しめるようにしようというのは、「著作関係者」の中に美術史の大家・田中英道・東北大学名誉教授が入っているからだろう。 田中氏は西洋美術史家として海外でも注目され、著書『レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯』はイタリア語版、浩瀚な『日本美術全史 世界から見た名作の系譜』は英語版も出され、国際美術史学会の副会長まで務められた。本誌でも著書『国民の芸術』を紹介している。 こういう大家が中学生向けに日本美術史を分かりやすく示すというのは...
プラズマ宇宙論

宇宙には電気がある。それは役に立たないというドグマ(宗教)

電気宇宙論の核心的な信条──電磁気力が支配的な宇宙には”孤島”は存在しない──を驚くほど裏付けている最近の発見の数々についての記事です。ハンス・アルヴェーンの「地球や宇宙望遠鏡のデータは、実験室や磁気圏の物理学や回路理論、そしてもちろん現代のプラズマ理論に精通した科学者が扱わなければならない」という言葉はいつになったら実現するのでしょうか? ですが、そうなったら今日の主流の宇宙論者は全員、宗旨替えをしなくてはいけなくなりますから、ものすごい抵抗があることは容易に想像できます。宇宙には電気がある。それは役に立たないというドグマ(宗教)宇宙論は迷走している「深宇宙からやってくる謎の電波バーストの群れが目撃される」というナショナルジオグラフィックの記事に、「わからないことの楽しさがある」「情報を増やし続けても、すべての科学がそうであるように、ひとつの謎が解ければ、必ず3つの謎が出てくる」という科学者の発言が紹介されています。決まり文句と言えば決まり文句ですが、謎は増える一方です。増えれば増えるほど、この人たちの仕事も続けられるということです。また、同じようなお決まりのパターンですが「宇宙全体...
プラズマ宇宙論

現代の宇宙論は科学ではなくSF

「現代の宇宙論は科学ではなく、単なる物語に過ぎず、時間が経つにつれてどんどん複雑になっていきます」宇宙論に限らず、現代の自然科学全般が【SF化】しているように思います。また、社会科学も同様です。この世の中は、”そういうことになっている”で成り立っている世界です。思い込みというパラダイムほど強力なものはありません。思い込みの中でも一番の思い込みはメディアや政府が騙すはずがないという誤解です。現代の宇宙論は科学ではなくSF物理学の基本原理とされているものは大きな誤解の上に成り立っているソーンヒル氏は「現代の宇宙論は科学ではなく、単なる物語に過ぎず、時間が経つにつれてどんどん複雑になっていきます」と言います。”宇宙論の危機”と言われるようになってずいぶん経ちます。そしてその危機的状況は増え続けています。具体的にどのようなことが言われているのでしょうか? 今回紹介する動画「ビッグバン──黒板を拭き取る時」の中で紹介されている”宇宙論の危機”を扱った記事だけでもこれだけあります。・宇宙論の危機・ハッブルのトラブル:宇宙論の危機?・宇宙論における宇宙膨張論争が、あなたが思っている以上に大きな問題で...
プラズマ宇宙論

予期しなかった太陽系─科学者の迷走

普通、私たちは「結論=○○は✖✖である」だけ聞かされます。そして、それが正しいと思い込んでいることが大半です。はたして、そうでしょうか?今回は現代宇宙論をテーマとした記事紹介です。改めて、以下の記事内容が思い起こされます。ノーベル賞の本庶佑教授の言葉「世の中のことって嘘が多いですから。別にフェイクニュースのこと言ってるわけじゃないんですけども…。教科書が全て正しかったら科学の進歩というものはないわけでね。教科書に書いてあることも実は間違っていることが多くて、それを正して前に進んでいく。教科書に書いてあること、人が言っていることを全て信じない。信じたら進歩がないということですから。なぜかと疑っていくことが重要だと思っています」予期しなかった太陽系─科学者の迷走何が問題なのか知ることさえ難しい時代私たちは「○○は✖✖である」と、教育という名で様々な知識を子どもの時から繰り返し聞かされ続けます。大人になってからは報道や様々な形で「自然に」与えられる情報を受け取っています。宇宙はビッグバンで始まった、から始まって、コロナ変異株という得体の知れない病気がある、ワクチンは感染防止に効果がある、欧米...
プラズマ宇宙論

新しい太陽系のモデル。電磁誘導?

太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器です。太陽は常に電圧と電流の変動を送っており、これらの誘導された電圧と電流の変動は、地球と各惑星の周りにあります。私たちはオーロラという現象で知っています。気象操作という形で知っている人もいるかもしれません。いつも使っている家電やスマホと大宇宙と宇宙を流れる電流、見た目には、認識の上では、まったくの別物ですが、原理的にとらえるとひとつにつながってきます。新しい太陽系のモデル。電磁誘導?太陽系は電磁誘導で動いている?このブログでも、たびたび取り上げているマイケル・クラレージ博士は、太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器であるというアイデアを提案しています。「太陽系全体を電気的な変圧器として見てみましょう。太陽は中心にあり、太陽系全体は銀河系を移動しており、それぞれの惑星は異なる速度で太陽のまわりを回っています。……太陽系がコイルの中のコイルであることをよく感じさせてくれます」「これは、それぞれの惑星が非常に伝導性の高いプラズマに囲まれていることから、私たちが知っていることとそれほどかけ離れてはいません。太陽系のほとんどの惑星には強い磁場があり、それは惑星...
プラズマ宇宙論

太陽系を新しい視点で見る方法

「太陽系は”入れ子状になった電線の集合体”、電流の変換器」「私たちの宇宙は非常に経済的で、無駄なものはほとんどありません。非常に複雑なシステムは、互いに入れ子になっています。その入れ子は決してランダムではありません。小さな世界の住人たちは、大きな世界の中でそれぞれ非常に特殊な役割を担っています」重力理論との違いは下記記事にあります。太陽系を新しい視点で見る方法太陽系は”入れ子状になった電線の集合体”マイケル・クラレージ博士は、太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器であるというアイデアをごくシンプルな実験で試しています。太陽系の軌道を丸い電線の輪に置き換えたものです。実験の結果は「巻き数が多い内惑星は、巻き数に比例して電圧も大きくなるはずだと思った」が「各惑星のコイルで測定された電圧がほぼ同じだった」そうです。「これらのことは確かに大幅に単純化されていますが、もしこれが正しい方向であれば、すべての惑星系について新しい理解を得るために、正しい方法で物事を考えるようになる」「太陽系は、実は電流の変換器です。ただ、今のところ、私たちには複雑すぎて理解できませんが、いずれは理解できるようになるでし...
プラズマ宇宙論

知的に責任を持つこと──現代宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか

「間違った知識には気をつけなさい、それは無知よりも危険である。」「嘘をついたり不誠実な行動をとると、問題を引き起こし、ドミノ倒しのように複雑化して、やがて制御不能になる」現代宇宙論、物理学に対しての内容ですが、普遍的意味を持つ認識として重要な記事を紹介します。知的に責任を持つこと──現代宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか私たちはなんという複雑な網を織っているのだろう今回紹介した「マイケル・アームストロング:知的に責任を持つこと」の要旨に「一連の事象に違反することは、あらゆるレベルにおいて、我々の経験の意味や意義を破壊することになり、単に考えられないことである」と簡潔に表現されていますが、現代の宇宙論は「一連の事象に違反」することばかりやっているのではないでしょうか?この動画の中で紹介されている「現代の宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか?」と「物理学者は洋ナシ型の原子核を確認し、タイムトラベルを永久に駄目にする可能性がある」(訳出)にもあるように、「要するに、現代の宇宙論の奇妙さの大部分は、ビッグバンの受容とそれを支えるために必要なその場しのぎの概念に起因している」それを、この最初の記事の著者は...
生命科学

ノーベル賞の本庶佑教授「科学誌ネイチャー、サイエンスの9割は嘘。教科書も疑うところから始まる」

物事の本質を追求している方の言葉は、広く、深いです。ノーベル賞の本庶佑教授の言葉から科学に対する取り組みの姿勢を紹介します。政治経済などの社会科学、物理化学などの自然科学共通の重要な認識だと思います。ノーベル医学生理学賞を受賞することが決まった京都大学の本庶佑(ほんじょたすく)教授(76)について、科学に対する取り組みの姿勢が注目されている。ノーベル賞の本庶佑教授「科学誌ネイチャー、サイエンスの9割は嘘。教科書も疑うところから始まる」ノーベル賞を受賞する研究者はこんな考え方をしている。本庶佑教授は会見にて科学誌を名指しして書かれていることが間違いだらけだと指摘した。これは非常に重みのある言葉だ。「ネイチャー、サイエンスの9割は嘘で10年経ったら残るのは1割」また教科書についても鵜呑みにせず、自分で好奇心をもって確認することが大事だと語る。論文も信じない。まずは疑ってかかるところから全てが始まるのだ。またNHKのインタビューにおいても同じことを繰り返し語り、このような姿勢で進歩が生まれると話した。本庶佑「世の中のことって嘘が多いですから。別にフェイクニュースのこと言ってるわけじゃないんで...
日本の文化

「懐かしい未来」を開く里山資本主義

懐古趣味ではなく、現実の「懐かしい未来」が日本には実在します。美しい自然と豊かな伝統に恵まれた我が国には、すぐ手の届くところに、「懐かしい未来」が待っている。意識や価値観を変えるだけで実現しそうです。里山の資源を有効活用すると「懐かしい未来」が見えてくる。「懐かしい未来」を開く里山資本主義■1.裏山の木の枝でご飯を炊く楽しさ 広島県の北部、中国山地の庄原(しょうばら)市に住む和田芳治(よしはる)さん(70歳)は毎朝の御飯を小さな「エコストーブ」で炊いている。 ガソリンスタンドからタダで貰ってきた石油缶に、ホームセンターで数千円ほどで買ってきた管を煙突がわりに付けて、手作りしたものだ。裏山から集めた木の枝を数本くべて炊くと、御飯はピカピカ光って旨い。 訪ねてきた客に食べさせたら、「しもうた」と思わず、漏らした。「つい先日、7万円やら8万円出して、電気釜を買ったのに、あれとは全然違う、こっちの方が旨い」と悔しがっていた。__________ 毎回できが違うかもしれないと思って気を遣うこと、いろんな木をくべることも含め、不便だといわれるかもしれません。でも、それが楽しいんですね。結果、おいし...
日本の文化

国土が育てた日本人

日本人は数千年のムラ社会の経験で、世界でも断トツのチームワークを得意としている。東日本大震災で世界に感銘を与えた互いへの思いやりは、このチームワークが発揮されたものである。日本のように、細かな平野が分散的・孤立的に存在しているのであれば、強大な権力は必要なかったし、また生まれもしなかった。これは日本人の強健への拒否や忌避という性癖にもつながっているし、逆にいえば中国人は強権好きということなのかもしれない。日本列島が育てた世界断トツのチームワーク。しかしグローバル社会ではムラ意識からくる不適合も。国土が育てた日本人■1.チームワークの得意な日本人 アメリカに住む友人のAさんが一時帰国して、面白い話を聞かしてくれた。最近、日本人とアメリカ人合同のゴルフ大会に参加して日本人のチームワークの凄さを改めて感じた、というのだ。 大会は「ベスト・ボール」というルールで、4人でそれぞれボールを打ち、その4つからベスト・ポジションを選んで、そこからまた4人がそれぞれ打つ。こうして各ホールで4人のうちのベスト・スコアだけをつけて、最良のスコアの組が優勝するという団体戦である。 Aさんの組はたまたま日本人4...