2023-11-26

日本の文化

平和と環境保全のモデル社会-江戸

江戸時代は当時の西欧諸国と比較し遅れた社会であった、というように教科書には書かれています。しかし、事実は全く異なり、江戸時代の人々は、世界最先端の文化を育み、技術を駆使した社会制度、システムを構築していました。現在「SDGS」を掲げていますが、日本の江戸時代には平和と環境保全のモデル社会がすでに出来上がっていました。江戸時代に戻ることはできませんが、当時の「社会ステム」「知恵」「世界観」には学ぶべきところがたくさんあるように思います。地球史探訪: 平和と環境保全のモデル社会-江戸■1.過酷な近代世界システム■ 21世紀の人類を脅かす二大危機は、核兵器と地球環境危機であろう。これに対し、250年間も平和を維持し、環境保全にも成功した社会が、今、注目を集めている。日本の江戸時代である。 核兵器も地球環境危機も、科学技術をもって諸大陸と自然を征服しようとしたヨーロッパ文明の鬼っ子である。そのヨーロッパ文明による「近代世界システム」がどれほど過酷なものであったか、明治大学の入江隆則教授は次のように描写する。 はやい話がスペイン人が現れる前には、中央アメリカの推定人口は7千万人から9千万人はいた...