日本の文化『世界が称賛する 日本の経営』
「社徳」という言葉があります。「人徳」が個人の持つ徳を表すように、「社徳」とは会社の持つ徳を意味します。 会社の徳を云々するということ自体が、会社が一つの共同体であって、徳のある会社も、ない会社もある、という考え方を表しています。そして、日本的経営で追求すべき徳が「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の【三方よし】なのです。会社に社徳があれば、国家にも徳があります。個人から家庭や企業、地域や国家までが【徳】を倫理として持つ、日本と日本人は今や世界の可能性ではないでしょうか?「日本的経営」こそ、グローバル経済で、かつての日本の活力を取り戻す道。『世界が称賛する 日本の経営』■1.まえがき・・・「日本的経営」を見失いつつある日本企業 筆者は欧州で四年、アメリカで三年、日本企業の現地法人社長として企業経営を経験していますが、最近、日本から聞こえてくるのは、ブラック企業で過労死したとか、派遣社員やパート・アルバイトばかりが広がって、低賃金と不安定な生活のために、多くの青年たちが結婚すらできない、というような暗いニュースばかりです。 かつての日本企業が人を大切にして事業を成長させようとした姿勢...
