現代の世界各国「トランプ関税」と習近平「漁夫の利」その3 南米編:勢いづくチャンカイ港と激怒し中国に向かうブラジル
「トランプ関税」と習近平「漁夫の利」その3 南米編:勢いづくチャンカイ港と激怒し中国に向かうブラジル白地図に筆者が加筆して作成今年9月17日、ペルーのチャンカイ港に史上最大の中国のRORO(Roll-on/Roll-off)船(遼河口号)が到着し、1700台の自動車を降ろした。「これは南米海上貿易の戦略的ハブとしての役割を果たすことになるだろう」とコンテナ・ニュースは伝えている。ブラジルの日刊紙「フォリャ・デ・サンパウロ」は、ブラジルと中国が今年7月7日に、「チャンカイ港とブラジルのイリェウス港を結ぶ約4,500キロメートルの鉄道建設の可能性調査を進めることを目的とする協定の覚書」に署名したと中文版「ドイツの声」が報じた。「この新路線は、世界最大級の物流プロジェクトの一つになるだろう」としている。まるで南米諸国が次から次へと中国に吸い込まれていくような勢いで中国へと向かっているが、それらは全て「トランプ関税」のお陰だと言っても過言ではない。ブラジルのルラ大統領が、トランプ関税とトランプ大統領のBRICS関税警告を受けて「世界は皇帝を望まず」と叫んだことは、世界の多くの人々に爽快感を与え...
