日本

日本の文化

日本人の忘れもの ~ 思いやりの行き交う国

思いやりに満ちた世界が、つい数十年前までは日本のどこにでもあった。日本人の忘れもの ~ 思いやりの行き交う国■1.定期券を拾ってくれた車掌さん 清水優子さん(51歳、東京都、主婦)は、小学1年の頃、当時東京都内を走っていた都電で通学していた。夏の初めの頃、のんびりと走る都電の窓から外を眺めていて、手に持っていた定期入れをうっかり落としてしまった。定期入れはひらひらと後方に飛んでいった。__________ 悲しくなって、しくしくと泣き出した私に、セーラー服のお姉さんが声をかけてくれた。理由を話すと、すぐに車掌さんに言ってくれ、電車は停車。車掌さんは来た道を走って戻り、定期入れを拾ってきてくれた。 その間、乗客は口々に優しい声をかけてくれ、車掌さんが戻ると拍手がおこった。急ぐ方もいたでしょうに。恥ずかしくて、嬉しくて、申し訳なくて、私はただ泣いていたのだけど・・・。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こんな心温まる、思いやりに満ちた世界が、つい数十年前までは日本のどこにでもあったのだ。「探そう! ニッポン人の忘れもの」という呼びかけに賞金も賞品も出ないのに、2640もの作文が寄せられ、その一部が本にな...
日本の歴史

「人民の本当の幸福の姿」を実現した村落共同体

「人民の本当の幸福の姿」を実現した村落共同体米国初代領事ハリスが賛嘆した「人民の本当の幸福の姿」を実現したのは、高度な自治と助け合いの村落共同体だった。■1.米国初代領事ハリスのみた農民の暮らし 渡辺京二氏の名著『逝きし世の面影』を読むと、幕末から明治初年のかけて来日した欧米人たちが、我々の先人たちの暮らしを見て驚いている様に、我々がかえって驚かされてしまいます。たとえば幕末、米国の初代駐日領事として伊豆下田に領事館を構えたタウンゼント・ハリスは、その地の住民が貧しく、生活するだけで精一杯だと述べた後、こう記しています。__________それでも人々は楽しく暮らしており、食べたいだけは食べ、着物にも困ってはいない。それに家屋は清潔で、日当りもよくて気持がよい。世界のいかなる地方においても、労働者の社会で下田におけるよりもよい生活を送っているところはあるまい。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ハリスは貿易商としてインド、東南アジア、中国を6年も渡り歩いて来た人物ですから、「世界のいかなる地方においても」という比較は、実際の見聞に基づいた信頼できる証言でしょう。■2.土地は村のもの ハリスがこの幸福...
日本の文化

元始、女性は実に太陽であった

「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に寄って生き、他の光によって輝く病人のような蒼白い顔の月である。私共は隠されて仕舞った我が太陽を今や取戻さねばならぬ。」元始、女性は実に太陽であった「元始女性は太陽であった」・・・この言葉は、女性解放運動の先駆者として知られる作家、平塚らいてう(一八八六・明治十九年~一九七一・昭和四十六年)が、雑誌『青鞜』の出発にあたって、創刊号(一九一一・明治四十四年九月発行)に寄せた発刊の辞の題名です。以下に巻頭の辞としてはかなり長い全文を掲載します。作者の意図をどのように読み解くかは、その時代背景を含めて考える必要がありますが、読者に委ねられているようにも思います。ただ、この文章には、現在の薄っぺらい、自身の権利を主張するだけの「男女同権論」や「フェミニズム」には無い、深さや広さを感じます。全ての存在、生命は独立して存在しているのではなく、お互いが密接に絡み合い共存しているのが事実です。人類の男女も同じで、陰と陽、凹と凸に例えられるように、上下関係や主従関係はない、お互いの存在が不可分であり、不可欠である、一体となって存在し...
日本の文化

古来、日本には、歌で病を治す方法があった!「相手を想い、祈りを込めて歌うこと」

🔵相手を想い、祈りを込めて歌うこと古来、縄文の時代より、日本には歌を歌うことで病を治す方法があったといいます。その歌の名は、【天地(あわ)の歌。】「あ」ではじまり、「わ」で終わるこの歌は、縄文時代から受け継がれたものです。書籍や文献では言葉が乱れ、心が乱れたことを心配した「イサナギ」と「イサナミ」が農業とともに歌い広めていったとあります。しかし、その、古事記や日本書紀自体が書き換えられた可能性もあるので、「誰が」広めていったかは定かではないですが、当時、「あ」を「あ」と発音するのだと、歌い広めていった人物達がいたことは確かだろうと思います。国を統合するには、言葉を統合すること。そこに注目した人物がいたのだと思います。(参考のサイトには、当時の文字があり、口のカタチが文字になっています。)「あ」は、空を。「い」は、風を。「う」は、火を。「え」は、水を。「お」は、大地を。🔵日本語は、宇宙の五大要素を内に秘めた言葉だと言われます。 まさしく、自然を観念化する中で進化してきた民族なのです。 音は力であり、言霊は生きる力です。 人の身体は背中が表です。その表である背中に向かって、天地のうたを歌っ...
日本人の世界観

現代科学が説く性善説が社会を変える~『Humankind 希望の歴史』を読む

現代科学が説く性善説が社会を変える~『Humankind 希望の歴史』を読む安心安全を世界が称賛する日本社会は、性善説に基づく世直しのお手本を示し続ける責務がある。■1.「人間は根本的に暴力を嫌悪する」 世界46カ国でベストセラーとなったルトガー・ブレグマンの『Humankind 希望の歴史』を読むと、現在のロシアとウクライナの戦争で起こっている現象の一端も、理解できます。 まず、ロシア将兵の志気の低さ。ロシア軍の侵攻当初、こんな光景がビデオで流されました。ウクライナ人の女性が、機関銃を持つロシア兵に「いったいここで何をしているの? 占領軍ね!ファシスト!」と詰問します。それに対して、ロシア兵は「話をしても、どうにもならない。事態がこれ以上、悪くならないようにしましょう」と、たじたじです。 その後、ロシア兵による残虐な戦争犯罪も伝えられてましたが、このロシア兵は善良で、目の前の女性に銃を向けることなどできませんでした。全般的にロシア兵の士気は低く、一部は命令拒否までしていると報じられていますが、その一因として、ロシア兵の多くは、かつての同胞だったウクライナ人を攻撃する事にためらいを感じ...
縄文時代

縄文人のこころ ~ 日本人の「三つ子の魂」

縄文人のこころ ~ 日本人の「三つ子の魂」人類学、宗教学など、様々なアプローチから明かされつつある縄文人の精神は、現代日本人の原型。■1.「自然と共生してきた日本文化の原点、日本人の原像」「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産への登録が内定しました。産経新聞は評価されたポイントをこう紹介しています。__________ なかでも評価されたのは縄文文化の高い独自性である。世界では、農耕・牧畜が始まって、移動生活から定住生活に移ることが多い。ところが日本では、稲作が伝わる前に縄文人は狩猟や採集生活をしながら定住していた。 豊富な海山の恵みを享受し、三内丸山遺跡ではクリを栽培していたこともわかっている。精神文化を示す祭祀(さいし)遺跡に、漆や天然のアスファルトの使用など高い技術で生活文化をはぐくんだ。障害がありながら成長した人骨も発見され介護を受けていたとみられる。 そうした暮らしはゆるやかに発展しながら1万年以上続いた。自然と共生してきた日本文化の原点、日本人の原像といえよう。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 近年、縄文文化は考古学だけでなく、文化人類学や宗教学など様々な分野からも研究され、縄文人の...
日本の文化

人間はなぜ自然に癒やされるのか?

人間はなぜ自然に癒やされるのか?人類はこれまでの進化の過程で99.9%の時間を自然のなかで過ごしてきた。都市生活にはまだ適応していない。■1.東京から地方に10万人近くが脱出 コロナ禍でリモートワークが普及しつつあり、週に2、3回の通勤なら、オフィスから遠くとも、自然の豊かなところに転居しようという人が増えているようです。 昨・令和3年には31道県で人口の流入がありました。人口比率で最も流入の多かった茨木県は0.33%と、一昨年の-0.15%の流出から流入に反転しました。以下、山梨県、島根県、福井県と続きます。一方、東京都は一昨年の0.1%の流入から、昨年は-0.7%の流出に転じました。10万人近くが、東京都から地方に脱出したのです。 地方なら自然が豊かだから、というのがその一つの理由かと思います。また休暇で海や山に行ってリフレッシュできるというのは、誰でも経験のあることでしょう。人はなぜ自然に癒やされるのか? その理由が心理学・生理学的にも解明されつつあります。今回はその一端を覗(のぞ)いてみましょう。■2.自然のなかでストレスが減る理由 自然が人間に及ぼす影響に関する研究では、日本...
日本の文化

日本は「亜細亜の図書館」だった

◎≪ WEB 熱線 ≫― アジアの街角から ―亜細亜の図書館 ――――――――――――――――――― hideおじさんーーー今回の主役は人間ではない。主役は私たちの「日本」である。「亜細亜の図書館」かつて日本がこう呼ばれていたことをご存知だろうか。インドのノーベル経済学賞を受賞したアマーティア・センはこう言っている。┌--------日本は、まだ経済の足腰もしっかりしていない頃から教育に力を入れ、諸外国の文献をせっせと翻訳し、20世紀の入り口での出版物の量は米国の2倍に達していた。└--------日清日露戦争後には、アジア各地の留学生が大挙して日本に渡ってきた。アジアの独立、近代化の中で、ひときわ光を放つ人物の多くが日本で学んでいる。私たちが学校の歴史で学ぶアジアの人物で、日本と無関係な者はほとんどいない。特に中国においては、孫文しかり、蒋介石しかり、文化面では魯迅など教科書で習う中国人の全てが日本の恩恵に与っているといっても過言ではない。アジアの近代化運動も、日本が本拠地であったこともある。多くのアジア人が日本で学び、祖国の発展の夢を描いていた。日本はまだまだ貧しいながらも、彼らを...
健康

頭脳知(口呼吸)と身体知(鼻呼吸)

頭脳知(口呼吸)と身体知(鼻呼吸)▼頭脳知優位の社会 現代社会は「情報を制すものが世界を制す」と言われるほどの情報 戦争に突入しており、頭脳重視、知識重視がこの世界の優位を誇っ ている。しかし、この頭脳から得た知識というのは、まったくの完 全な認識ではないということを我々はよく心得ておく必要がある。 特に情報戦争と言われるだけあって、そこには我欲にかられた幾重 ものフィルターがかけられ、真実は闇深く隠遁されてしまっている。 また、知識には錯覚、思い込み、勘違い等の個々人の認識のずれが あり、時の経過とともに不透明になってゆく記憶というものの中で 、完全な認識はできない。我々が唯一明確に信用できるものと言え ば、自らの足で実際に出向き、自らの目で実際に確かめ、触れ、 それを実感、体感することのみだけでしかなく、唯一の真実はそこ にしかない。 更に、頭脳には善悪の選択肢はなく、とりあえずは全ての情報を取 り込んでしまうという危うさが潜んでいるようだ。一旦頭脳へ取り 込まれた情報の善悪の判断というのは、それまでの個人の経験知と 知識だけという大変おぼつかないものであり、頭脳知だけで生きよ う...
日本の文化

「お陰様」と「おもてなし」

「お陰様」と「おもてなし」そこから生まれる清き明るい心持ちが幸福への近道であることを、我々のご先祖様たちは知っていた。■1.「これを見て貰う以上に、言うべき言葉はない」 オリンピックやサッカー・ワールドカップと並んで、世界三大スポーツ・イベントとされるラグビー・ワールドカップが始まった。国内各地で各国選手を迎える歓迎ぶりが、世界で反響を呼んでいる。 日本代表との壮行試合に41-7で勝利した南アフリカ代表は、次なるキャンプ地、鹿児島市へ。公開練習に約5000人も観客が詰めかけ、メディア関係者のMatt Pearce氏はその光景をピッチから撮影し、ツイッターでこう発信した。__________ 鹿児島での公開練習で大変な群衆。熱く、惜しみない歓迎が続く。天気と同じくらい熱い!(拙訳) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ウェールズ代表がキャンプする北九州の商店街ではチーム旗が飾られ、「ウェールズ代表を応援しよう」と書いた幟(のぼり)が立てられた。小倉城天守閣はチームカラーの赤でライトアップされて、選手からも「ファンタスティック」などの感激コメントが寄せられた。9月16日のミクニワールドスタジアム北九州での...
縄文時代

人類史上最古でかつ最高の文明は縄文文明?・・・世界に遺された縄文人の足跡

人類史上最古でかつ最高の文明は縄文文明?人類史において最初に起きたのは、下記の4つの文明とされてます。・中国文明(紀元前14000年から紀元前12000年頃)・インダス文明(紀元前7000年頃)・メソポタミア文明(紀元前5500年頃)・エジプト文明(紀元前5000年頃)しかし、最近は日本国内で大量の石器、土器、遺跡が発見され、日本の縄文文明、石器文明こそが人類史上最古でかつ最高の文明だったのではないかと言われ始めています。以下に紹介する記事では、日本の国外に目を向け、「南太平洋のバヌアツ、南米エクアドルなど、世界各地で縄文土器が発見されている」と言う事実から、縄文人が世界中に文明を広めていったのではないか、と言う仮説を立てています。No.1300 世界に遺された縄文人の足跡南太平洋のバヌアツ、南米エクアドルなど、世界各地で縄文土器が発見されている。■1.縄文人は元祖「国際派日本人」!? あけましておめでとうございます。新年の第1号は、お正月らしく夢とロマンのあるテーマから始めましょう。縄文人たちの足跡が世界のあちこちで見つかっており、どうやら彼らは遠洋航海の技術を持って世界を闊歩してい...
日本の歴史

日本は帝国主義国だったのか?・・・事実としての【収奪性】【強制性】の違い

帝国主義とは? 帝国主義とは、19世紀から20世紀初めまでヨーロッパを中心に広まった、自国の利益のために他国を、政治や経済、軍事を用いて支配する思想のことです。 主には、当時の欧州列強によるアジアやアフリカの支配をさす言葉として用いられています。 また、その背景には、ダーウィンの進化論「適者生存(環境に適応できたものが生き、適応できないものは滅んでいくという考え方)」とこの進化論および遺伝学を人間に当てはめ、集団の遺伝的な質を向上させることを目的とした一連の優生学の信念により。この思想を正当化しています。日本も明治維新以降、大東亜戦争敗戦までは、「帝国主義」であったと、教科書に書かれています。 日本帝国主義(にほんていこくしゅぎ、略称: 日帝)とは、日本における帝国主義を指す用語。一般的には明治から第二次世界大戦終結までの、いわゆる「大日本帝国」における植民地主義、覇権主義、膨張主義、軍国主義などを指す場合が多いが、それ以外の時代も含めて批判的に使われる場合もある。また特に社会主義や共産主義の立場からは、日本における帝国主義論の用語としても使われている。戦前の日本は「帝国主義であった」...
日本の文化

なぜ日本は「希望の星」なのか?

世界の日本への期待は、私達日本人の想像以上に大きい今日は、大東亜戦争の敗戦の日です。この敗戦以降、学校教育はもちろん、日常のマスコミ報道や情報によって、自虐史観のプロパガンダをすり込まれしまっていますが、事実としての歴史を学び、日本人の特質や能力を生かすことで、本物の社会貢献、世界への貢献ができるのではないでしょうか?敗戦の日に考えるべきは、事実を元にした、日本の可能性ではないでしょうか?以下にこのような視点で記述された書籍、記事を紹介します。『日本が嫌いな日本人へ』気鋭の女性韓国人評論家が、米国、韓国などと比較しつつ、精神面から日本の再生を提言している。著者は、日本がアメリカスタンダードに追随するのではなく、日本独自の文化、伝統、技術を振り返り、その中から「脱亜超欧」のビジョンを獲得していくことが重要であるといっています。自信喪失状態にある日本人に対して、自国をもっと愛し、元気とやる気を出し、かつての自信に漲った国に生まれ変われという叱咤激励ともいえる文章が随所に見られます。例えば、◎「1億中間層社会」は日本の素晴らしい長所◎欧米ジャーナリストの「欧米中心主義」をわらう◎コンサルティ...
日本の文化

【日本】を知らない日本人・・・幕末から明治初期の【日本人】の能力的特質

【日本】が生んだ【日本人】の能力的特質外国人から見て、幕末から明治初期の日本人の能力は、特筆すべきモノがあったようです。それは、日本の生活様式や食文化が生んだ「体力」、生まれたときから育まれ、日本語そのものや地域の教育力、寺子屋で鍛えられた「知力」「工夫する力」「器用さ」です。これらは、現代にも脈々と受け継がれています。体格的には決して恵まれていない中、オリンピックや様々なスポーツの世界で活躍する日本人がいます。また、日本は技術立国・職人国家 世界シェア1位の日本企業と製品 で紹介していますが、その「知力」「工夫する力」「器用さ」は現在も世界一だと思います。体力江戸時代の「飛脚」は驚異的な体力の持ち主でした。江戸から京都までの約492キロを3〜4日で走り、手紙を届けていました。徒歩だと約2週間もかかる距離です。もちろんこの距離を一人で走り抜いていたわけではなく、数人でリレー形式で走っていました。中には通飛脚と呼ばれる一人で出発地から目的地まで走る飛脚もいたそうです。現代のように舗装された道ではなく、ランニングシューズもない状態で東海道を走り抜いていた事実は驚異的です。また、ごく普通の人...
日本の文化

【日本】を知らない日本人・・・幕末から明治初期に日本を訪れた外国人から見た【日本】の事実

幕末から明治初期に日本を訪れた外国人から見た【日本】の事実幕末から明治初期に日本を訪れた外国人の紀行記、手記や手紙、報告書などから当時の日本の風土、文化、風俗を紹介します。当時、日本を訪れた外国人は皆、日本人の道徳心と倫理観、規範性の高さに驚いています。現在も、日本を訪れる外国の方々の日本の評価は、同様であり、その本質、心の奥底にあるモノは全く変わっていないのではないでしょうか?ドイツの考古学者シュリーマン「日本人が世界で一番清潔な国民であることは異論の余地がない。」「どんなに貧しい人でも、少なくとも日に一度は、町の至る所にある公衆浴場に通っている。」「浴場は道路に面した側が完全に解放されている。(中略…) 夜明けから日暮れまで、禁断の林檎をかじる前の我々の先祖と同じ姿になった老若男女が、一緒に湯につかっている。彼らはそれぞれの手桶で湯を汲み、丁寧に身体を洗い、また着物を身に着けて出て行く。『なんと清らかな素朴さだろう!』初めて公衆浴場の前を通り、30~40人の全裸の男女を目にしたとき、私はこう叫んだものである。」「道を歩きながら日本人の家庭生活のしくみを観察することができる。家々の奥...
日本の文化

【日本】を知らない日本人・・・幕末から明治初期の【日本】の俯瞰的事実と植物学者ツンベリーの見た日本

【日本】を知らない日本人私達が学んできた【日本】の歴史、風土、文化、風俗には大きな誤りがあり、しっかりとした事実を元に学び直す必要があるように思います。明治維新以降の欧米追従の考え方、戦後の自虐史観など、事実より価値観を先行させたプロパガンダを盲信し、固定観念に囚われていては、次代の可能性も見えてきません。事実を発掘、直視して次代の可能性を追求していくことが求められているように思います。OLYMPUS DIGITAL CAMERA幕末から明治初期の【日本】の俯瞰的事実アメリカの初代駐日公使のタウンゼント・ハリスの言葉「これがおそらく人民の本当の幸福の姿と言うものだろう。私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所為であるかどうか、疑わしくなる。私は質素と正直の黄金時代を、いずれの他の国におけるよりも多く日本において見出す。生命と財産の安全、全般の人々の質素と満足とは、現在の日本の顕著な姿であるように思われる」当時の日本人は道徳心と倫理観、規範性が非常に高く、西洋人が驚くほどだったのです。物質的には決して豊かではなかったと思いますが...
日本の文化

大東亜戦争(太平洋戦争)の真実はどこに? 世界が日本を称賛するのはなぜ?

大東亜戦争の真実 世界が日本を称賛するワケ大東亜戦争と聞くとあなたはどんなイメージを持っているでしょうか?実際に体験した人から直接話を聞く機会はどんどん失われています。フランスの作家であるミラン・クンデラがこんな言葉を残しています。一つの民族を抹殺するには、その記憶を失わせることである。その歴史を失わせたうえで、新しい歴史を与えればよい。そうすれば、その民族は自らの現状も過去も忘れてしまうだろう。私たちは学校の授業でかつての日本人は極悪非道な侵略者だと教えられてきました。しかし本当にそうなのでしょうか?海外には日本を絶賛する国がたくさんあります。今回は大東亜戦争の真実をご紹介します。大東亜戦争の真実世界の著名人は先の大戦についてこう語っています。 それぞれの内容について見ていきましょう。アジア植民地解放ゴー・チャクトン シンガポール首相「日本の統治は過酷なものだった。しかし日本軍により欧米のアジア支配は粉砕された。これはアジアに自信を与えた。大戦後、15年以内にアジアの植民地は全て解放された。」ジャヤワルデネ スリランカ大統領「なぜアジアが日本が自由であることを望むのか。それはアジアに...
日本の歴史

大東亜戦争(太平洋戦争)の真実はどこに? 開戦時と終戦時の疑問

今年も大東亜戦争の日本敗戦の日、8月15日が近づいています。この戦争については、様々な見解、見方がありますが、善悪判断やプロパガンダによる価値判断を排してその真実をしっかり掴んでいくことが重要だと思います。大東亜戦争(太平洋戦争)の経緯詳細はウィキペディア等の資料で紐解くことができます。二つの素朴な疑問開戦時 なぜ、米国と開戦したのか? 日本は日中戦争の泥沼にはまる中、天然資源の最大の輸入国であり、約8倍の国力を有する米国に対して、なぜ、勝てるはずのない、負け戦に突入していったのか?  この疑問についての答えは、戦後のマッカーサー元帥の発言、開戦時の永野修身(おさみ)・海軍大将の発言にあるように思います。マッカーサー元帥 の発言1951年5月3日。朝鮮戦争に於ける戦争方針でトルーマン大統領と対立し、GHQ最高司令官を解任されたマッカーサー元帥の米国上院軍事外交共同委員会の場での発言「太平洋において我々は彼らを迂回しました。我々は包囲したのです。日本は八千万に近い膨大な人口を抱へ、それが四つの島にひしめいてゐるのだといふことを理解していただかなくてはなりません。その半分近くが農業人口で、...
現代の日本

日本は技術立国・職人国家 世界シェア1位の日本企業と製品

日本は技術立国・職人国家日本は、縄文時代・・・もしかしたら石器時代から・・・現代に至るまで、世界最先端の技術力を持ち、常に世界の技術先進国として歩んできました。資源や大きな国土がなくても、自然やモノをしっかり対象化しモノ作りに生かす、使う人を対象化し、メンテナンスやサービス、リサイクルにまできめ細かく配慮する、このような規範意識は、モノ作りだけではなく至るところで発揮されています。日本人はみんな「職人」「技術者」「匠」・・・現代的には良い意味で「オタク」だと思います。お互いが期待を掛け合うという意味では、日本人が製品(モノ)やサービスに要求する水準は世界一厳しいと言えるかも知れません。日本が、技術立国、職人国家として歩んできた歴史は改めて深掘りしたいと思います。世界シェア1位の日本企業と製品平成の時代から現代まで、日本の経済的停滞、失われた30年、などの言葉が氾濫し、日本が衰退しているかのような印象を受けますが、この最先端の技術は脈々と受け継がれています。その実例として、世界シェア1位の日本企業と製品を紹介します。この中には、身近な製品から工作機械や金型、そして最先端のデジタル機器に欠...
日本人の世界観

原始人類の自然認識カタカムナ~宇宙を形成する8つの相似象

原始人類の自然認識は、どのようなものだったのか?その手掛かりとして、楢崎皐月氏が研究した日本の上古代人の潜象科学=カタカムナを紹介する。引き続き、『フォッサマグナ沿線の温泉めぐり』「カタカムナ文献」から、カタカムナの自然認識を転載する。●第6項 天然は八種類の相似象から成っているカタカムナ人が見抜いた基本的な相似象は、天然には「球」の相似象があるということだった。天然の大きなものは宇宙球から、恒星、惑星がすべて球であるし、ミクロなものでは原子、原子核、電子が球型である。水も丸くなる性質がある。カタカムナ人は、このもとは天然のすべてのモノの素粒子であるアマ始元量の微分量である「マリ」が球状であることにある、と観じていた。カタカムナ人は、アマ始元量の微分されたものを〈アメ〉といっている。〈アマ〉は始元量全体の名称で、この素量は(アマから出た芽〈メ〉という思念)で〈アメ〉と呼んでいる。また、〈アメ〉の個々の球状のものを〈マリ〉と呼んでいる。カタカムナ人が、天然の相似象だけでなく、その他さまざまな相似象があるが、カタカムナ人はそれらすべて、アマ始元量の性質の表れたものであると直観していた。どん...