現代の日本【寄稿】教育は国家百年の大計――数字・数学を用いた考え方を大切にしよう 桜美林大学名誉教授・芳沢光雄
では、なぜ「割合%」の問題が深刻になってきたのであろうか。それは算数の学びと指導において、「は(速さ)・じ(時間)・き(距離)」と同じように、円の中に「く」「も」「わ」の文字を書く「く(比べられる量)・も(もとにする量)・わ(割合)」式の公式暗記だけの教育が蔓延ってきたからであろう。意味を説明せずに暗記で済ませる教育は困ったものである。 「割合%」の問題は、以下の表現がどれも同じ意味であることからも、じっくり理解させる必要があると考える。・~の…に対する割合は○%・…に対する~の割合は○%・…の○%は~・~は…の○% 本稿でもしばしば登場した「割合%」は、現代社会では特段に重要な概念であり、その指導がいい加減であってはならないのだ。 最後にまとめとして、「教育は国家百年の大計」であって、数字・数学を用いた考え方を大切にしよう。【寄稿】教育は国家百年の大計――数字・数学を用いた考え方を大切にしよう 桜美林大学名誉教授・芳沢光雄(8月28日付掲載) 11月のアメリカ大統領選挙に無所属で立候補を表明していたケネディ氏が8月23日、選挙活動を中止し、共和党のトランプ前大統領を支持すると表明した...
