森羅万象

世界各国の歴史

ビール、ちくわ、体格改善、温暖化防止…「古代アメリカ先住民の贈り物」のすごすぎる活躍

古代アメリカ原住民は100種類以上の野生植物を栽培化・改良しました。その努力の賜物は、コロンブスのアメリカ大陸上陸によって世界に広がり、今も私たちの生活に大きな恩恵をもたらしています。中でもトウモロコシの活躍は「食」にとどまりません。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】私たちの「体格」を大きく改善私たちの生活と深く関わっている例として、トウモロコシを見てみよう。トウモロコシは、小麦、米とともに世界三大穀物を構成し、世界の穀物生産の一位を占める。それはメソアメリカだけでなく、東南アフリカ諸国の主食になっており、世界各地で広く食されている。トウモロコシの強みは、水田のような手間がかからないことである。平地だけでなく傾斜地でも栽培でき、森を焼いて種を蒔くだけで高い生産性が望める。栄養面では炭水化物だけでなく、リノール酸、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン群、カルシウムやマグネシウムなどをバランスよく豊富に含んでいる。焼きトウモロコシやポップコーン、コーンスープだけじゃ...
世界各国の歴史

数千年をかけて「100種類以上の野生植物を栽培化」…「古代アメリカ文明」がもたらした「食文化革命」

古代アメリカの栽培植物は、コロンブスがアメリカ大陸を「発見」したことで、世界の食文化に革命を起こしました。現代に生きる私たちの食生活も、古代アメリカ文明の大きな恩恵を受けています。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】数千年にわたり100種類以上の野生植物を栽培化古代アメリカ文明は、栽培植物という生活基盤から世界の歴史を変えたという点で、今日の私たちの社会や世界観にまで多大な影響を与えている。私たちは、古代アメリカ文明の大きな恩恵を受けて生活してきた。コロンブスによるアメリカ大陸のカッコつきの「発見」が、世界の食文化革命を引き起こしたからである。先住民の「贈り物」が旧大陸の人々を救ったアメリカ大陸の先住民は、前8000年頃から100種類以上の野生植物を栽培化・改良した。これは数千年にわたる先住民の努力の賜物であり、世界各地の社会の発展に大きく貢献した。アメリカ大陸原産の栽培植物は、世界の栽培種のじつに6割を占める。ヨーロッパ人が略奪し尽くした先住民の「贈り物」が、結果的に旧大陸に住む大勢の人...
世界各国の歴史

日本人はこれまで「古代アメリカ文明」を知らなさすぎた…「マヤ、アステカ、ナスカ、インカ」を一冊で説明する「初の新書」が明らかにした「意外な文明観」

「古代アメリカ文明」は日本の歴史教科書において質量ともに不十分に扱われてきた。しかし、古代アメリカ文明を構成するメソアメリカ文明とアンデス文明は、世界で4つしか誕生しなかった「一次文明」(もともと文明がないところに独自に生まれた文明)の2つを構成する。つまり、古代アメリカ文明は、人類の文明の起源と形成を知るうえでたいへん重要な位置を占めるのだ。そのように重要にもかかわらず多くの日本人がよくわかっていなかったメソアメリカ文明とアンデス文明を一冊にまとめた初の新書、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』がこのたび刊行される。最新の研究の成果をもとにそれぞれの専門家が文明の「実像」をわかりやすくまとめたという本書では、具体的にどのようなことが書かれているのか。編・著者の青山和夫氏が本書を紹介してくれた。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】「文明は大河流域に生まれる」説は間違い本書の目的は、古代アメリカのメソアメリカ文明とアンデス文明を一緒に解説する日本初の新書とし...
世界各国の歴史

「先住民虐殺」、「感染症の持ち込み」…コロンブスがアメリカ大陸で引き起こした「人類史上稀にみる悲劇」の「本当の中身」

コロンブスのアメリカ大陸への上陸は、侵略と先住民虐殺・虐待の先駆となり、さまざまな悲劇の始まりとなりました。「コロンブスの交換」と言われるきわめて不均衡かつ不平等な交流はいったいどんなものだったのか。そして、世界史をどのように変えていったのか。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】世界の生態系までも大きく変えたさて、コロンブスのカッコつきの「発見」は、世界史のきわめて大きな転換点であった。コロンブスは、アメリカ大陸侵略と先住民虐殺・虐待の先駆となった。その後ヨーロッパ列強は、アメリカ大陸だけでなく、アフリカ、アジアやオセアニアの侵略・植民地化を推し進め、経済的搾取、政治的支配や深刻な文化変容をもたらした。ヨーロッパ人の大航海と植民地支配によって、旧大陸とアメリカ大陸の間で人間(植民者や奴隷など)、食物、動植物、物質文化や思想だけでなく、病原体のウイルスや細菌などがグローバルに行き交うようになった。それはヨーロッパ人の都合を優先した、きわめて不均衡かつ不平等な交流であった。教科書には「コロンブ...
世界各国の歴史

コロンブスじゃなかった!…アメリカ大陸の「真の発見者」と日本人の「意外な関係」

「アメリカ大陸を発見したのはコロンブス」と一般的に考えられていますが、じつは違います。ヨーロッパ中心の歴史観がそう解釈してきたにすぎません。アメリカ大陸の「真の発見者」は、今から1万5000年ほど前の氷河期にアジア大陸からやってきた新人ホモ・サピエンスでした。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】アジア系狩猟採集民の末裔が築いた「二大文明」コロンブスは、1492年にアメリカ大陸を発見しなかった。アメリカ大陸を発見したのは、それよりも500年ほど前にカナダ北東部に到着したバイキングのレイフ・エリクソン一行でもない。どちらもヨーロッパ中心的な偏った歴史観である。アメリカ大陸の真の発見者は、人類進化のうえでは最も新しいタイプである新人ホモ・サピエンスのうちアジア系の狩猟採集民であった。彼らは、今から1万5000年ほど前の氷河期に、アジア大陸から無人のアメリカ大陸にやってきた。それは、700万年の長い人類史において「ごく最近の出来事」であった。「新人」が「最後」に発見した大陸アフリカ大陸に起源を持つ...
世界各国の歴史

日本人が知っている「世界四大文明」は欧米では通じない!…「日本特有の教科書用語」が生まれた「驚きの理由」

【人類は「世界四大文明」を起点として進歩、進化してきた】と日本の教科書に記述されています。しかし、これは事実ではありません。最近は、「グローバルサウス諸国」の台頭が注目を浴びており、欧米諸国中心の世界観や価値観が見直されつつあります。このような中で、「古代アメリカ文明」に焦点を当て「文明」を追求している記事を紹介します。日本の教科書に書かれた「世界四大文明」という言葉。じつは「学説」ではないことはあまり知られていない。「四大文明」という言葉が長年一人歩きし、「世界に最初に生まれた4つの文明」というイメージが広く定着している。だが、じつはほかにも文明は生まれていた。日本に流布している「世界四大文明」史観を脱構築していこう。【※本記事は、青山和夫編『古代アメリカ文明  マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』(12月14日発売)から抜粋・編集したものです。】「四大文明」と言ったのは、口調がいいから日本の読者にとっては、「世界四大文明」(メソポタミア、エジプト、インダス、黄河)は耳慣れている言葉であろうが、じつは学説ではない。考古学者の江上波夫が普及させた教科書用語である。それは、江上が関わっ...
科学論

冷戦が「欧州中心の近代科学史」をもたらした理由 政治的に都合良く語られてきた科学発展の歴史

近代科学は、欧州で誕生、発展してきたのではない。アジアや中東、アメリカ大陸、アフリカの文明がその起源であり、発展の動力となってきた。また、欧州中心の科学思想や法則などが根本から間違っており、これが人類の進化を妨げてきたのではないかとさえ思えます。このような事実を提唱する記事を紹介します。科学技術は政治的成功の証しであると広くみなされていたことから、近代科学はヨーロッパで発明されたという作り話が都合良く利用されました(Gilmanshin/PIXTA)コペルニクスやガリレイ、ニュートン、ダーウィン、アインシュタインといった科学者の名前は、誰もが知っている。そして近代科学は16世紀から18世紀までにヨーロッパで誕生し、19世紀の進化論や20世紀の宇宙物理学も、ヨーロッパだけで築かれたとされている。しかし、科学技術史が専門のウォーリック大学准教授、ジェイムズ・ポスケット氏によれば、このストーリーは「でっち上げ」であり、近代科学の発展にはアメリカやアジア、アフリカなど、世界中の人々が著しい貢献を果たしたという。今回、日本語版が12月に刊行された『科学文明の起源』より、一部抜粋、編集のうえ、お届...
科学論

SEAMー量子力学を超えて①

Static Electron Atom Model(静的電子原子モデル=SEAM)の紹介です。私達が当たり前のように考えてきた既存の原子モデルは実は仮説であり、まだまだ未解明です。このような中で、量子論では、量子は波であり、粒子でもある、と言う定義や不確定性原理が提唱され、一人歩きしているように思います。私達のような素人には難しく、理解しにくい分野ですが、事実を追求していくことで、科学や社会の構造が見えてくると思います。SEAMー量子力学を超えて①Static Electron Atom Model「科学史から見た量子力学の間違い」では、量子力学が波動関数を導入することで、統計力学の手法を採用したことを指摘した。1個の電子を統計的に記述したため、不確定性原理という理解しがたい解釈が必要になってしまった。量子力学が実験を精度よく予測できるのは、現象が多粒子によるものであることが条件となる。反面、核反応など原子の構造に踏み込むと量子力学はとたんにその機能があやふやになってしまう。電子は波ではなく粒子である。ラザフォードの核内電子説とクーロン力の伝達を見直すことで、原子の構造を推測したのが...
科学論

科学史から見た量子力学の間違い⑤

量子論によって原子核や電子の構造は既知のモノになったように思っていましたが、全くそうではないようです。量子力学の誤りは既存の学説のドグマ化と統計力学に基盤を置いたことにあるようです。このような事実を紹介する記事です。軌道電子は原子核の陽子と電子の電荷にゆるくつながれ、原子核にニュートリノが突入して発生するガンマ線の定在波の節に落ち込んでいる。電子は波動関数による確率的存在ではないことがわかった。アインシュタインの主張が正しかったわけだ。量子力学は物性をかなり正確に予想する。計算による現象の予測が量子力学が正しいと考える根拠になっている。だが、量子力学では原子内部の構造が不明なため、低温核融合などの核変換を説明できない。いっぽう半導体の物性はかなり正確に描写できる。なぜかといえば、波動関数を導入した時点で統計力学を援用したからだ。量子力学を習う際の導入部分では、非常にまぎらわしい説明がされる。波動関数を説明するために水素原子が登場し、二重スリットが使われるが、現実とはかけ離れている。科学史から見た量子力学の間違い⑤存在しない水素原子、干渉しないスリット量子力学を勉強すると波動関数の例とし...
科学論

科学史から見た量子力学の間違い④

地球上の物質は、宇宙からくるエネルギー(主には太陽)の受け取っています。何故、量子は電荷を持ち、且つ運動しているのか?の根拠を示す記事紹介です。ニュートリノは最も波長の短い電磁波で地表には1cm^2当たり1秒間に660億個も降り注いでいる。ニュートリノの媒質は原子核である。ほとんどすべての原子核にニュートリノは衝突し、通り抜けていることになる。ニュートリノは何をしているのか?科学史から見た量子力学の間違い④原子核からガンマ線が放射されているシザースモードという現象が発見されている。ある種の原子核にガンマ線を当てると原子核が変形して、ガンマ線を放射する。図はより図1:原子核のハサミ状振動(シザース・モード)に伴うガンマ線の吸収と放出すべての原子ではないが、原子核はガンマ線を吸収、放射して、振動、変形することが知られている。原子の大きさは120pm~200pm程度だ。ガンマ線の波長は10pmより短い。原子の直径よりも短い。電子殻と呼ばれる軌道電子は原子核を中心に100pm程度の半径の中に周期的に存在している。太陽系の仕組みところで太陽は星間物質を取り込んで太陽風を噴出す。太陽風を受けて惑星...
科学論

科学史から見た量子力学の間違い③

軌道上の電子や原子核を直接見た人はいないし、見ることが出来ません。これらの状態は、理論物理学=仮定した数学の方程式から導かれた推測です。これを電磁波の動きやニュートリノから解説した記事の紹介です。現在では、軌道電子の分布が計算から求められている。wikipediaから原子の表面は原子間顕微鏡などで観察することができるが、軌道上の電子の状態を直接見ることはできない。現状でわかっている軌道電子の状態はあくまでシュレディンガー方程式からの推測でしかない。飛び飛びの軌道を持つ電子はどのようなメカニズムを持っているのだろうか? 2回に分けて説明していこう。科学史から見た量子力学の間違い③電磁波の伝わり方量子跳躍を説明するためにはいくつかのステップを踏む必要がある。まず、電磁波がどのような仕組みで伝わっているかを考えてみる。電磁波の伝わり方は2種類?現行の電磁気学では電磁波の伝わり方は、磁場と電場が交互に発生しながら進むと説明される。その説明には2種類あって、電場と磁場が同時に直行しながら進む場合と電場と磁場が90度位相をずらしながら進む、とある。どちらが正しいのか?電磁方程式によれば、電場の変化...
科学論

科学史から見た量子力学の間違い②

私達は、ボーアやラザフォードの原子モデルは既定の事実であり、揺らぎようのないモデルのように教わってきました。しかし、この理論そのものが怪しく、既定事実となることで科学の進歩を妨げてきたのかも知れません。このような事実を示す記事の紹介です。前回は量子力学の間違いが1924年のドブロイ波にあることを指摘した。1920年のラザフォードの核内電子説はまだ有効だ。なぜ、電子を確率的存在とするドブロイ波が導入されたのだろう? 原子模型から振り返ってみる。科学史から見た量子力学の間違い②ドブロイ波以前物質を細かく分けていくと原子ーアトムに行きつくという考え方は古代ギリシアまで遡るが、原子の内部構造を考えるようになったのは比較的新しい。1904年に電子を発見したトムソンがブドウパンのように電子が原子の中に存在しているというモデルを提唱した。トムソンのブドウパンモデルトムソンの原子モデルにはまだ原子核がなかった。原子核を発見したのはラザフォードで、1911年にラジウムから放射されるプラスの電荷をもつアルファ線を金箔に打ち込むと、曲がったり、少ないがまっすぐに跳ね返る場合があることから、原子の中心には硬い...
科学論

科学史から見た量子力学の間違い①

現代科学は袋小路に迷い込んでいるように思います。最先端の量子力学も根本的な部分で間違いがある?素人である私たちにはわかりにくい分野ですが、これを解説した記事を紹介します。科学史から見た量子力学の間違い①考えるための序章始める前に少し長い前置きを書いておきたい。私たちは学校で様々なことを習うが、たった一つ習わないことがある。正しく考える方法だ。学校では教科書と先生の言うことをどれだけ正確に覚えたかを試す。しかし、自分で勝手に考えると厳しくダメを押される。知識だけでなく考え方も知識として教え込まれるが、これは考えないように躾けられていると同じだ。考えることはスポーツと同じで練習しないとできない。適切な年齢で適切な訓練が必要だ。ほとんどの人は学校で12年から16年も考えない訓練を強いられる。学歴が高いほど、合理的に考えることが出来なくなるのは当然のことだろう。「科学的」に考えることとは何だろう。よく科学では巨人の肩の上に乗って考えることができるという。しかし、誰も巨人の肩が間違っていたらどうする? とは考えない。じつは科学的に考える方法は17世紀にデカルトが正解を出している。デカルトは自然は...
日本の文化

日本語が育てる情緒と思考

日常的に使っている「日本語」はかなり特殊な言語のようです。昔から使われている「大和言葉」があり、外国から入ってきてこれを咀嚼し自らのものとした「外来語」もあります。これらの「言葉」が私たち日本人の「情緒」と「思考」の基盤を作っています。情緒を養う大和言葉の上に、論理的思考を支える外来語を移入して、我が国は独自の文明を発展させてきた。日本語が育てる情緒と思考■1.「今、歌ったポップスの歌詞は大和言葉だけだったぞ」 ある新進の言語学者の結婚記念パーティーでのこと。シェイクスピア学者であり、演劇人でもある安西哲雄氏が、ギターを弾きながら、歌を2曲披露した。1曲目はポップスの定番「白いブランコ」である。君は覚えているかしら あの白いブランコ風に吹かれて二人で揺れた あの白いブランコ日暮れはいつも寂しいと 小さな肩をふるわせた君に接吻(くちづけ)した時にやさしく揺れた白い白いブランコ もう一曲も、有名なフォークソング「さよならをするために」。過ぎた日の微笑(ほほえみ)を みんな君にあげるゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ過ぎた日の悲しみを みんな君にあげるあの日知らない人が 今はそばに眠る暖か...
現代の日本

日本はすでに農業大国

食料については、日本は戦前まで、ほぼ自給自足国家でした。しかし「食糧自給率約40パーセント」「農業従事者の約60パーセントが65歳以上」等の危機意識を基に「食糧安全保障」が提言されるようになりました。日本の農業や食糧需給の事実はどの辺りにあるのか?・・・の記事紹介です。日本の農業生産額は世界5位。「高齢化する零細農家」は「農業版自虐史観」。日本はすでに農業大国■1.日本は世界第5位の農業大国 日本の国内農業生産額は2005(平成17)年時点で、826億ドル、8兆円相当の規模で、これは中国、米国、インド、ブラジルに続き、世界第5位を占めている。 米国(1775億ドル)のちょうど半分程度だが、大雑把に言えば、人口も米国の半分程度なので、国民一人あたりの農業生産額はいい勝負と言える。 また欧州の農業大国と言われるフランスは6位549億ドル、広大な領土を持つロシアは7位269億ドル、オーストラリアは17位259億ドルで、日本の生産額はこれらの「農業大国」をはるかに上回っている。 品目別に見ても、生産量で世界トップレベルのものが少なくない。ネギは世界一、ホウレンソウ3位、ミカン類4位、キャベツ5...
日本の文化

日本の伝統文様|和柄の種類一覧55選!名前・意味・ルーツ

日本の伝統文様|和柄の種類一覧55選!名前・意味・ルーツ伝統的な日本の和柄模様には様々な種類があります。着物、浴衣、インテリアなどで見たことのある柄も多いでしょう。日本の伝統文化の一つでもあります。 今回は、和柄模様の名前や意味、ルーツなどを種類一覧にて紹介します。日本の伝統的な和柄模様は、たくさんの種類があり、文様の意味やルーツも様々です。かっこいい柄から縁起の良い文様、シンプルな和風柄などもあります。和柄のもとになった文様の多くは、古代エジプトやメソポタミアからシルクロードを経て中国に伝わり、奈良時代から平安時代にかけて日本に伝来したものです。その後、日本の文化と融合し、日本独自の和の模様として発展を遂げました。本記事では、和柄模様の名前と種類、その柄の意味やルーツなどを一覧形式でご紹介します。和柄の深い意味が分かると、ますます愛着が増すはずです。和柄の名前・種類一覧表(50音順)和柄の名前と種類一覧表です。各模様の名前をクリックすると、詳しい解説にジャンプします。麻の葉あさのは網目文あみめもん有栖川錦ありすがわにしき井桁卍いげたまんじ一の字繋ぎいちのじつなぎ市松模様いちまつもよう...
日本の文化

和の家、和の心

「家には顔がある。そして、その顔は実に住まう人の面差しに似ている」・・・人も家も内を固めていくうちに風貌が出来ていく。 魅力的な顔をした家には、必ず魅力的な人が住んでいる。「住まう人の人柄、社会性を反映した、品格のある家」そんな「いい顔をした家」があちこちに建って、そこに住む人々が自然や世の中との「和なるもの」を楽しんでいる。「大いなる和の国」には、そんな風景こそふさわしい。日本の伝統家屋には、社会や自然との和を創り出す智慧が込められている。和の家、和の心■1.「子供の頃から見慣れた座敷」が「神々しい空間」に 福岡県の小倉から唐津に至る唐津街道沿いに築140年の町屋造りの家がある。2階建ての瓦葺き、白壁に格子窓の簡素な佇(たたず)まいが、両側の近代的ビルとはまったく別世界の気品を醸し出している。福岡市の都市景観賞を受賞している建物である。 この家は、東京世田谷で「日本の風土と文化に根ざした家造り」を目指す伊佐ホームズの福岡事務所として使われているが、その創業者・伊佐裕(いさ・ひろし)社長の生家でもある。伊佐さんは、毎年元日、その生家の神棚に向かう。__________ 元旦、その家を護...
日本の文化

江戸時代の庶民は幸福だった

外国人から見て、江戸時代の日本人は「皆よく肥え、身なりもよく、幸福であった」「だれもかれも心浮き浮きとうれしそう」「思いやりと助け合いにあふれていた」「礼儀作法のきまりからはずれることがけっしてない。喧嘩や口論を見たことがない。」貧しくとも、思いやりと助け合いの中で人々は幸福に暮らしていた。江戸時代の庶民は幸福だった■1.「彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである」 黒船によって武力でむりやり日本を開国させたアメリカが、初代駐日公使として送り込んだのが、タウンゼント・ハリスだった。ハリスは安政4(1857)年11月、初めての江戸入りをすべく、下田の領事館を立った。東海道を上って神奈川宿を過ぎると、見物人が増えてきた。その日の日記に、彼はこう書いている。__________ 彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もない。----これが恐らく人民の本当の姿というものだろう。私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるかどうか、疑わしくなる。 私は質素と正直の黄金時代を、いずれの国におけ...
日本の文化

『論語』が元気な脳を育てる

伝統的な我が国の教育では、『論語』を生き方のお手本としてきた。「私心」を去る事で動物脳を抑制し、「公」のための志を持つ事で、人間脳を発達させ、艱難、すなわちストレスを活力源に変える生き方を説いてきた。 孔子が説いてきた生き方は立派な社会を作ると共に、健康で活力に満ちた脳を育てる道である事を、篠浦氏の研究は示しつつある。現代の脳科学は、『論語』が活き活きとした脳を育てる事を示しつつある。『論語』が元気な脳を育てる■1.生き方が脳の健康に影響? 脳外科医の篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)さんの所に認知症の治療で通っていた患者がいた。__________ その方は会社の社長さんでしたが、時代の変化に伴って業績が下がり、そのストレスによって認知症になってしまいました。奥さんに元気なときの行き方についてお話をうかがってみたところ、次のようなことがわかりました。 子供の頃に戦争を体験したため貧しい中から這い上がろうとする向上心が強かったこと、自分のことしか考えない傾向があったこと、他人受けはよかったが面倒な仕事になると他人任せにすることが多かったこと、本はほとんど読まないこと・・・など。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
現代の日本

世界ダントツのサービス品質が未来を拓く

・・・少しでも外国に暮らしたことのある人間であれば、日本のカスタマーサービスの素晴らしさには改めて感動するはずです。 我々は生活のあらゆるシーンでカスタマーサービスに接しています。ショッピング、レストラン、ホテル、駅、病院、美容院、保育園、老人介護施設、結婚式場、葬儀場、銀行、ゴルフ場、コールセンター、ありとあらゆるところで最良のサービスを受けることができます。・・・ こうした日本のような良質のサービスは諸外国で簡単に真似できることではありません。長い歴史と教育に裏打ちされてはじめてできる技だからです。日本企業が元気を取り戻す近道。世界ダントツのサービス品質が未来を拓く■1.ガラパゴス化 最近、日本の技術は「ガラパゴス化」しているとよく言われる。南太平洋で、南米大陸から900キロも隔絶したガラパゴス諸島では、ゾウガメやイグアナなど、独自の進化を遂げた種が多く存する。それと同様に、日本の技術も世界と隔絶してしまっており、そのために世界市場に打って出ることもできず、孤立した国内市場の中でのみ生き残っている、という見方である。 その典型的な例として挙げられるのが、携帯電話である。日本独自の通...