生命科学中身を見ればわかる。「ヒトの体は、左右対称ではない」…じつは、生物の「外形はコロコロ変わる」。環境から見えてくる「進化の真実」
中身を見ればわかる。「ヒトの体は、左右対称ではない」…じつは、生物の「外形はコロコロ変わる」。環境から見えてくる「進化の真実」クジラが魚類ではなく、哺乳類であることは知られていることですが、鰭状の前脚など、私たちヒトと同じ哺乳類より魚類に近い外形を持っているように、生物の本質は、外形から窺いしれない事実は非常に多くあります。ヒトの体も左右対称に見えますが、内部の臓器・器官は左右で非対称です。このように、生物がどのような歩みを経てきたのかを考えるときに、外見に騙されることも少なくありません。生物の形に影響を与えやすい環境を、念頭に生命と進化の捉え方を考えてみます。ヒトの体が左右対称って、本当……!? photo by iStockこの記事の全ての写真を見る(全11枚)私たちの体は本当に左右対称か私たちの体は左右対称である。右眼と左眼、右手と左手など、体の右側と左側がだいたい同じ形をしている。そのため、心臓が左側に(ごくまれには右側に)あると聞くと、驚く人もいる。私たちの体は左右対称にできているのに、なぜ心臓が左側にあるのか不思議に思うのだろう。でも、考えてみれば、心臓が左側にあるのは、そ...
