日本の技術日本電産・永守重信の新「日本的経営」
JOG(308)日本電産・永守重信の新「日本的経営」「雇用創出こそ企業の最大の社会的貢献である」■1.目標は「従業員100万人」■ 私は企業の最大の貢献は雇用だと思っています。世界でもっともたくさんの従業員を抱えるということを日本電産グループの誇りにしたいですし、それは、ある程度健全収益が上がらないとできません。私の目標は、売上高10兆円で従業員100万人です。 こう語るのは日本電産の永守重信・社長。売上高や利益を会社の目標として掲げるのが普通だが、従業員数を目標とする経営者は珍しい。それも100万人とは、並大抵の数字ではない。 「世界最大のウォルマートでも30万人ぐらいですよ」との質問には、こう答える。 例えば、メーカーの工場がアフリカにたくさんあるでしょう。先日テレビで見ましたが、七十歳で、ウガンダの工場で、40年間縫製会社をやっている人がいる。そういう工場では、苦労している従業員をたくさん雇っている。働き手を亡くして子どもを抱えた母親だとか、内戦で親が死んでしまったまだ若い娘さんとか、そういう人を採用しているわけです。あれはいいなと思います。■2.わずか一年での企業再建■ これが...
