2025-07-20

現代の日本

【寄稿】食料品ゼロ税率はなぜダメなのか 元静岡大学教授・税理士 湖東京至

【寄稿】食料品ゼロ税率はなぜダメなのか 元静岡大学教授・税理士 湖東京至スーパーの食料品売り場 参議院選挙の争点として大きく消費税の減税が浮上している。そのなかでにわかに公約として「食料品の消費税ゼロ」を掲げる政党が出てきている。物価高に苦しむ消費者にとって耳障りのいい政策だが、税理士の湖東京至氏は、消費税の仕組み上、食料品のみへのゼロ税率適用では食料品価格は下がらないばかりか、食品メーカーに対する還付金(補助金)が発生するだけであり、飲食店の消費税負担が倍増する結果になりかねないなど、企業間の不公平を深化させる愚策であると警鐘を鳴らしている。なぜ食料品ゼロ税率がダメなのか、湖東氏に寄稿してもらった。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――1.二つの顔を持つ消費税、消費者から見える表の顔と事業者が納める裏の顔、不透明でめちゃくちゃな税金湖東京至氏 ①消費税というネーミングから、スーパーやコンビニで消費税を外税で表示しているがこれは表の顔。消費者は表の顔を見て「私たちが消費税を払っている」と思うのは無理もない。でも、鉄道やバスの料金には外税...
現代の世界各国

フランス、西アフリカにおける恒久的な軍事駐留を終了

フランス、西アフリカにおける恒久的な軍事駐留を終了フランス軍は、その駐留が国家主権に反すると判断された後、セネガルからの撤退を完了した。©  @EtatMajorFr Xフランスはセネガル国内の最後の2つの軍事基地から部隊を撤退させ、同国における60年以上にわたる駐留に終止符を打った。これは、旧植民地諸国がフランスとの軍事関係を断絶し、完全な安全保障上の主権を主張するよう求める広範な動きの中で行われた。木曜日、フランス軍はセネガル最大の基地であるキャンプ・ゲイルとダカール空港の飛行場をセネガル当局に引き渡した。式典には両国の高官が出席した。この式典は、約350名のフランス軍兵士の3ヶ月にわたる撤退が完了したことを記念するものである。フランス軍参謀本部は、施設の引き渡しとセネガル・フランス部隊(EFS)の解散は、フランスとその旧植民地が「新たな形で防衛パートナーシップを継続する」という希望を再確認するものだったと述べた。AP通信によると、フランス軍アフリカ司令官パスカル・イアンニ将軍も「これは、西アフリカと中央アフリカにおける恒久的な軍事基地の廃止というフランスの決定の一環であり、自国領...
現代の中国

習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartⅡ

習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartⅡ米LAで反中デモの瞑想をする法輪功信者(学習者)(写真:ロイター/アフロ)本稿では、7月14日の論考<習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartI>(以後、PartⅠ)の続きを書く。PartⅠの最後に書いたように、7月8日のTBSの<「中国で権力の移行が起きている」”独裁”強めた習主席”失脚”あるのか【7月8日(火)#報道1930】|TBS NEWS DIG>が土台としていた台湾の沈明室氏は、毎日のように法輪功のメディアである大紀元と接触をしていたことがわかった。また7月8日の中央日報の長老は政治介入、側近は要職から排除…習近平氏“秩序ある退陣説”(2)(中央日報日本語版) – Yahoo!ニュース(7月16日の午後の時点で全面削除)では、大紀元の情報をニュースソースにしている記述が多く、フェイクXを発信している「時代媒体」も大紀元を大絶賛している。著名人であるマイケル・フリンは頻繁に大紀元の番組に出演し、そのたびに自身のXで大紀元への感謝を述べている。日本のメディアあるいはチャイナ・ウォッチャーが、これら大紀元の...