森羅万象

現代の日本

日本とアメリカ間の「あまりにも異常な密約」…日本の「戦後」だけがいつまでも続く「ヤバすぎる理由」

「〔岸や佐藤が〕密約は首相個人の責任で交わしたつもりだったのに対し、米側は組織として密約を機関決定し、公表はされないが有効な国家間の取り決めとして、政権が変わっても引き継いでいく。この両国の埋め難い密約観の違いが、時に、日米間の深刻な亀裂となってあらわれることがある」事実は事実として、公開し、議論し、正していく、事でしか真っ当な国家関係は築けない。アメリカによる支配はなぜつづくのか?第二次大戦のあと、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていたドイツやイタリア、台湾、フィリピン、タイ、パキスタン、多くの中南米諸国、そしていま、ついに韓国までもがそのくびきから脱し、正常な主権国家への道を歩み始めているにもかかわらず、日本の「戦後」だけがいつまでも続く理由とは?10万部を突破したベストセラー『知ってはいけない』の著者が、「戦後日本の“最後の謎”」に挑む!※本記事は2018年に刊行された矢部宏治『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』から抜粋・編集したものです。政治三流、経済一流、官僚超一流私は1960年(昭和35年)という昭和中期の生まれなのですが、日本が高度経済成...
現代の日本

なぜ日本だけが「まともな主権国家」になれないのか…アメリカとの「3つの密約」に隠された戦後日本の「最後の謎」

日本には主権がない?>日本は「自らが主権を持ち、憲法によって国民の人権が守られる、本当の意味での平和国家」として再生していくことができるのか?>私たちにはいま、「ポスト戦後日本」の行方を正しく選択する大きな歴史的責任があるのです。アメリカによる支配はなぜつづくのか?第二次大戦のあと、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていたドイツやイタリア、台湾、フィリピン、タイ、パキスタン、多くの中南米諸国、そしていま、ついに韓国までもがそのくびきから脱し、正常な主権国家への道を歩み始めているにもかかわらず、日本の「戦後」だけがいつまでも続く理由とは?10万部を突破したベストセラー『知ってはいけない』の著者が、「戦後日本の“最後の謎”」に挑む!※本記事は2018年に刊行された矢部宏治『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』から抜粋・編集したものです。はじめに世の中、思いもかけぬことが起こるものです。2018年の3月、朝鮮半島で突如として南北の劇的な緊張緩和が始まり、あれよあれよという間に、6月には歴史的な米朝の首脳会談までが実現してしまいました。平和条約締結へのタイムテーブ...
現代の日本

対米従属から脱却するために、いま日本がやるべき「3つのこと」・・・これができない政治家は退場せよ!

>日本の解決すべき課題は、「新安保条約・第6条の一部削除」「日米地位協定の改定」「日米安保の問題については憲法判断しないとした砂川裁判・最高裁判決の無効化」>この3つさえおこなえば、在日米軍を日本の国内法のコントロール下におくことが可能となり、現在の歪んだ日米関係は必ず劇的に改善する。国家間の不平等な条約、協定は早く解消することが、より友好で協調的な関係を築く唯一の道だと思います。同じ敗戦国のドイツやイタリアにできたことを、なぜ私たち日本だけができないのかーー。先日沖縄県が「他国地位協定調査について」という報告書を公表すると、そんな疑問の声が上がった。たしかに第2次大戦後、ドイツとイタリアは、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていた。しかし、米軍機の事故をきっかけとした国民世論の高まりを背景に、両国は正常な主権国家の道を歩んでいるからだ。「横田空域」「日米合同委員会」「日米地位協定」……アメリカによる〝支配〟はいったい、いつまで続くのか? いまから5年前、衝撃のベストセラー『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、対米従属の法的な構造をあきらかにした矢部宏...
現代の日本

それでも北方領土「二島」が返ってこない理由・・・再交渉シナリオに存在する稚拙なウソ

北方領土返還交渉はなぜ進まないのか?ロシアが悪いのか?その原因、本質は日本の「対米従属」にあるという記事の紹介です再び〝動き出した〟と報じられる北方領土問題。だが、2016年に山口県で行われた安倍・プーチン会談の失敗の原因が、外務省の極秘マニュアル「日米地位協定の考え方」内の記述にあったことをいち早く指摘したノンフィクション作家の矢部宏治氏が、新著『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』(講談社現代新書)で明らかにした新事実により、来年行われる「二島返還交渉」も必ず失敗すると断言する。再交渉は選挙目当ての「やるやる」詐欺今月1日、ブエノスアイレスで行われた安倍首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談は、なんと通算で24回目という異例の回数に達したそうだ。そしてそこでは「二島返還」を基礎とした、平和条約締結に向けた交渉の加速が確認され、すでに決定している来年1月の安倍首相のロシア訪問と、6月のプーチン大統領の来日についても言及があったのだという。この動きについて、ただ一方的に悪口を言うつもりはない。永遠に不可能な「四島返還」から、日ソ共同宣言(1956年)に明記された「二島返還...
現代の日本

えっ!? いまのままでは日本が世界平和に「貢献できない」ワケ・・・アメリカに支配されたこの国の宿命

「日米安保条約」「日米地位協定」「日米合同委員会」とは何か?「日本の「対米従属」の実態を示す記事紹介です。軍拡を要求されている日本いまから3年前の2015年8月、「平和学の父」と呼ばれ、その最高権威とされるヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェー出身)が来日し、横浜で講演会を行った。ちょうど国会前では、安保法制反対のデモが連日、多くの参加者を集めていた時期のことである。日本は今後、どうやって世界の平和に貢献していくべきなのか。2組の若者代表が、博士の講演に先がけて真摯な思いをスピーチし、会場からは大きな拍手がわきおこった。しかしそのあと、ガルトゥング博士が口を開いて最初に語ったのは、次のような、聴衆全員を凍りつかせるような言葉だったのである。「現在の日本は、世界平和に貢献することはできません。その理由は、外交政策がアメリカの意向で決まり、自分で決定できないからです。アメリカが関心のあるのは、自国の〔軍事的〕勝利であって、平和ではありません。彼らはNATOについては思い通りに動かせないので、なんでも言うことを聞く日本に、いま〔安保法制で〕軍拡を求めているのです」ガルトゥング博士は、書斎型の学...
現代の日本

なぜ日本が不利?「日米地位協定」知られてこなかった問題点と運用の根拠とは

「対米従属からの脱却」は日本の課題であり、可能性であり、世界からの期待でもあると思います。しかし、明文化された条約や協定によって「対米従属の状況」は現実の中で実体化しています。明治維新後の日本もこのような数々の「不平等条約」を当時の「欧州列強」との間で結んでいましたが、一つ一つ解決してきた歴史があります。現在は「世界のパワーバランスの変化」「パラダイムシフト」の時代であり、日本が本来の主権国家として立ち直る絶好の機会であるように思います。今回はこのような内容記事の紹介です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沖縄慰霊の日にあたる6月23日は、「日米地位協定」の発効日でもある。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄には、約5万人の米軍関係者が駐留する。彼らには、日本のいくつもの法律が適用されない取り決めがある。それが日米地位協定だ。基地周辺の住民に及ぼす影響が大きいこの協定は、約62年、一度も改定されていない。2004年には背景に「合意議事録」という"密約"があったことも明らかになった。一般に知られてこなかった協定の問題点を、グラフィックで解説する。(Yaho...
現代の日本

消費税の本質は直接税であり、企業や国民、国家の活力を削ぐ恐怖の税金

日本経済の課題を考える上で「税制」は重要な項目です。今回は「消費税」の問題を紹介します。私たちは、「消費税」という名前に惑わされていますが、消費税は預り金でもなければ間接税でもない。消費税の実態は、利益だけではなく人件費にも課税される恐怖の税金、直接税です。 ・消費税は(課税売上-課税仕入)にかかる税だが、 (課税売上-課税仕入)=(利益+非課税仕入)なので、 “消費税の実体と言うのは、利益と非課税仕入れ、非課税仕入れって主なものは人件費ですけれども、ここに課税しているのと一緒です。 ・「消費税は預かり金では無い」という判決は既に裁判所から出されている。  「…消費者が事業者に対して支払う消費税分はあくまで商品や役務の提供に対する対価の一部としての性格しか有しないから、事業者が、当該消費税分につき過不足なく国庫に納付する義務を、消費者との関係で負うものではない」(東京地裁平成2年3月26日判決より)「消費税は国民が払った預かり金だ」というファンタジー消費税の本質は利益のないところにも課税する「日本弱体化装置」、国のピンハネ事業 / 消費税は人件費を削るもの、消費税を無くすと中小企業のも...
現代の世界各国

MMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)

国家を運営するには「お金」「通貨」が必要です。つまり「通貨」は国家統合の為の具体的な「道具」であり「制覇力」でもあります。しかし「通貨発行権」は国家の運営主体である「政府」にはなく、民間企業である「中央銀行」にあります。国家は国家運営の為に「国債」を発行しますが、これが「国の借金」=「国民の借金」として一般的には捉えられています。「国家(こっか、英:state)とは、国と同様に、「一定の領土と国民と排他的な統治組織とを供えた政治共同体」や、「一定の領土を基礎にして、固有の統治権によって統治される、継続的な公組織的共同社会」と言える。」MMTは「国債」は「政府紙幣」と同じであり「国民」は勿論「国家」にも返済義務はない、とする理論です・・・超概略ですが。本来、このように「国家の運営主体」である「政府」が国家運営のために不可欠な「通貨発行権」を持つことは当然であると思います。経済は人類特有の活動であり、概念の範疇にあるので、論理整合性があり、可能性があるのであれば、その理論、論理で社会を統合すれば良いはずです。このような「MMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)」...
現代の日本

ぴょんぴょんの「国債の日銀引受け」 ~経済は難しいけど、わからないと永遠にだまされ続ける

現代は「資本主義」の社会であると言われていますが、その正体は何か?その中で「経済」・「金融」とは何か?「国際金融資本家」とは何か?を整理したいと思います。今回は、日本の課題と可能性を追求する上でも欠かせないテーマである「国債」についてです。シャンティ・フーラさんの記事を紹介します。最初に明石市の元市長、泉房穂氏の実績や考え方が紹介されています。最近の泉氏のSNSでの発信やメディアでの発言は的を得ているように思い、注目しています。経済理論としては「MMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)」の内容になります。この理論は様々な内容を含んでおり、改めて追求したいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 映像配信で「経済」を学んだのは12年前。バランスシートで苦戦したのを思い出します。 最近、元明石市長・泉房穂氏と藤井聡氏の対談本「『豊かな日本』はこう作れ!」を読んで、久しぶりに「経済」の講義を思い出しました。と言うのも、泉氏が明石の地域通貨「タコマネー」を作ろうと考えていたからです。残念ながら、市の職員らに反対され実行には至...
日本の文化

今日は大寒

今年は暖冬で暖かい日が続いています。今日は暦の上では【大寒】です。これから少しずつ暖かくなり、やがて春を迎えます。明るい未来、明るい社会を迎えたいですね。大寒1年で最も寒さが厳しくなる。各地で年間の最低気温が記録されるが、土の中では春を迎える準備が始まっている。二十四節気の最終節「大寒」は、1月20日ごろに当たる。厳寒期に入るが、日が次第に長くなり、少しずつ春に向かう。旧暦では大寒の次に訪れる「立春」を1年の始まりとしていたため、その前日の「節分」が1年の終わりとなる。節分には豆をまき、邪気を払う。氷上ワカサギ釣り氷が一定の厚さを満たした湖沼では、ワカサギの穴釣りが解禁される。温暖化の影響で凍らない湖や沼が増えているが、釣り上げたばかりのワカサギを天ぷらや唐揚げにして食べるのは、格別。釣ったワカサギに見入る子ども(左)、山中湖のワカサギ釣り(PIXTA)寒の時期の食文化冬の厳寒期は、日本酒、みそ、しょうゆなど、発酵食品の仕込みに適していることから「寒仕込み」の食文化が発展してきた。寒の時期に仕込むと、雑菌が繁殖しにくく、ゆっくりと発酵するため、味が良くなると言われる。この時期には「寒ざ...
プラズマ宇宙論

ニュートンとアインシュタインの重力理論が崩壊している連星を発見!

重力理論の矛盾が徐々にはっきりしてきているようです。>宇宙で重力のように見える力はプラズマによる電磁気力です。引力だけでなく反発力もあります。 プラズマ宇宙論が早く科学の主流になって、事実をしっかり掴めるようになって欲しいですね。ニュートンとアインシュタインの重力理論が崩壊している連星を発見!どんなに優れた理論も限界があるようです。韓国の世宗大学(SJU)で行われた研究によって、遠距離で回転している連星のように重力が弱い領域では、標準的な重力理論が崩壊していることが実証されました。ニュートンの運動法則やアインシュタインの一般相対性理論によれば、重力の影響が弱い世界でも強い世界でも同じ方程式に従うとされています。しかし新たな観測では、2000au(天文単位)以上離れている連星など、互いに与える重力が極めて弱い場合には、標準的な重力理論で予想されるよりも重力加速度が強くなっていることが示されました。量子の世界では日常的な世界の物理法則が通じなくなることが知られていますが、重力でも同じように小さな数値では法則が異なってくるのでしょうか?研究内容の詳細は2024年1月8日に『The Astro...
現代の世界各国

パレスチナ、ウクライナ戦争を終わらせ、アジアから連帯と繁栄の世紀を!

世界中で且つ様々な分野で「パワーバランスの変化」「パラダイムシフト」が急速に進んでいます。このような中で日本への期待と可能性は「アジアの近隣諸国を始め、BRICs諸国とグローバルサウスの国々と友好関係、協力関係を結ぶ事」だろうと思います。日本人が縄文時代から持ち続けてきた「世界観」が人類全体の「鑑」「範」になるのではないでしょうか?実現の為の課題は、米国の隷属状態からの脱却、国内の政治・経済問題の整理、の2点です。今後、これをテーマに当ブログの記事を整理していきたいと思います。今回は、長州新聞の記事紹介です。パレスチナ、ウクライナ戦争を終わらせ、アジアから連帯と繁栄の世紀を! 青山学院大学名誉教授・羽場久美子 21世紀第2四半世紀に向けての我々の未来展望は次の三つだ。 1、パレスチナの戦争、ウクライナの戦争の即時停戦。 2、島国思考・衰退する軍事大国アメリカ一辺倒からの決別。 3、日中韓ASEAN、グローバルサウスとの連携。21世紀の新世界秩序を我々の手で! これについて、この間、中国・韓国を訪問して味わった、強烈な経験から分析したい。世界各地に広がったパレスチナの人々への連帯と即時停...
現代の世界各国

新しい国際秩序が定着するにつれて、2024 年に中国と他のアジア諸国に何が期待できるでしょうか?

>米国とその欧州衛星諸国にとっての他国とは、略奪と搾取、支配の対象でしかない。その為には危機と紛争が非常に望ましい場所である。>しかし、アジアとユーラシアは競争ではなく協力の空間であり、地域の主要大国は小規模なパートナーに対して比較的公平な条件に達することができる。同時に、マクロ地域が直面するすべての深刻な問題には、地域外のプレーヤーが当事者の一人として関与しています。日本も嫌露・嫌中・嫌韓・嫌北朝鮮のプロパガンダから脱し、これらの国々を含むBRICs、グローバルサウスの国々と友好関係、協力関係を協力に結ぶべきだろうと思います。「世界のパワーバランスの変化」=「欧米諸国を中心とした世界」から、ロシア、中国などBRICs諸国とグローバルサウスと呼ばれている国々が形成する「多極化した世界」への移行、に関する記事紹介です。米国は欧州での紛争を煽ることに成功したが、さらに東の国々は米国政府のゲームに参加することにあまり乗り気ではないティモフェ・イ・ボルダチェフ、ヴァルダイクラブプログラムディレクター2023年10月18日に中国・北京で開催される第3回一帯一路フォーラムでの集合写真撮影に向かう中...
現代のロシア

ロシア、BRICSの新規加盟国30カ国を発表

「ロシアがBRICSの新規加盟国30カ国を発表した」という記事紹介です。2024年は「世界のパワーバランスの変化」が顕在化し「欧米諸国を中心とした世界」から、ロシア、中国などBRICs諸国とグローバルサウスと呼ばれている国々が形成する「多極化した世界」への移行が急速に進みます。この事を象徴する記事だと思います。記事まとめロシアは、新たに30か国がBRICS同盟への参加を申請し、加盟国が40か国に増える可能性があると発表した。この拡大には多様な国々が含まれており、西側の経済的優位性に挑戦し、おそらく米ドルの力に匹敵する可能性があります。この動きは、西側諸国の制裁と地政学的な緊張の中で世界的な同盟を強化するというロシアの戦略的努力を意味している。ロシアがBRICS同盟にさらに30か国が参加する用意があり、その加盟国を恐るべき40か国に拡大する可能性があると宣言し、地政学的な状況は地殻変動を目の当たりにしている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が支持するこの動きは、西側諸国による長年の経済支配に挑戦する世界的な勢力バランスの極めて重要な瞬間を示すものである。BRICS は、当初はブラジル...
現代のロシア

セルゲイ・カラガノフ氏:ロシアの欧州の旅は終わった

ロシアの政治学者、地政学者である、セルゲイ・カラガノフ氏のインタビュー記事です。2024年の「世界のパワーバランスの変化」を象徴する内容で、冷静沈着で冷徹さの中にも可能性を感じる内容だと思います。世界的な権力の中心地という点で、旧世界は終わった。モスクワはこの現実を理解しているが、我々の元パートナーは依然として否定しているロシアのHSE大学世界経済・国際問題学部長のセルゲイ・カラガノフ氏が、イタリアのヴェローナで開催された第14回ユーラシア経済フォーラムのセッションに出席した。©スプートニク /スプートニク少し前に、ドイツのボリス・ピストリウス国防大臣は、「欧州連合は10年代の終わりまでに戦争の準備を整えなければならない」と述べた。ベルリンは国民皆兵役の復活とモスクワとの対決の準備について話し始めた。ポーランドにも同様の感情があります。しかし、それはウクライナでの出来事だけが原因なのでしょうか?欧州で喧嘩話が盛り上がる理由とは?ロシアの有力紙ロシースカヤ・ガゼータは、ロシア外交・防衛政策評議会の名誉会長であり、モスクワの国際経済学部および外務高等経済学校(HSE)の指導教員でもある国際...
現代の世界各国

石油地政学史⑪ – グレートゲーム最終章 / DS ロシア移転? ドル覇権の次は?

2024年、グローリズムとナショナリズムのせめぎ合いが激しくなっています。この状況に至る過程で、ロシア国内では熾烈な戦いが繰り広げられ、現在は、民族派プーチン大統領の勝利により、「世界のパワーバランス」が大きく変化しています。つまり、「欧米諸国を中心とした世界」から、ロシア、中国などBRICs諸国とグローバルサウスと呼ばれている国々が形成する「多極化した世界」へ、新しいパラダイムが顕現しています。このパラダイム転換を象徴する「ロシアの歴史的転換」を地政学的視点で記された記事を紹介します。この記事のまとめ石油地政学史⑪ - グレートゲーム最終章 / DS ロシア移転? ドル覇権の次は?ソ連崩壊後の新生ロシア経済は、IMFショックドクトリン「500日計画」で崩壊。ユダヤ系新興財閥(オリガルヒ)が国営企業、地下資源、メディアを牛耳り、民主化したロシア政界もマネー支配。DSは本拠地を米国からロシア(ハートランド)へシフトしようとしていた可能性があり、そうなれば人類の反抗はほぼ不可能になっていた。プーチンはホドルコフスキーを始めとしたオリガルヒを追い詰め、国内権力を掌握。ロシアDSの誕生を阻止。...
現代の世界各国

石油地政学史⑧ IMF「債務の罠」- 債務破綻 → 国家主権強奪 / グローバリズムのトリニティとは?

グローバリズム(新自由主義 経済思想)とは、1970年代に提唱され1990年代には世界の潮流であるかのように喧伝された思想です。しかし、グローバリズムの本質は、資本を制覇力として世界中を支配することを目的とする危険な思想です。人類本来が持つ土着の民族性や歴史、民族自決性を否定し、人類の可能性を閉ざしてしまう。このようなグローバリズムの歴史と本質を「石油地政学」の視点で解説する記事の紹介です。この記事のまとめ石油地政学史⑧ IMF「債務の罠」- 債務破綻 → 国家主権強奪 / グローバリズムのトリニティとは?1970年代の石油ショックで不況に陥った世界は、1980年代の英サッチャー革命、米ボルカーショックにより、「第三世界の債務危機」を招いた。英米支配下のIMF支援という「債務の罠」で、債務国は膨れ上がる一方の債務で破綻し、国家資産を外国資本に売却せざるを得なくなった。IMF取立てに反抗したくとも、背後には世界最強の米軍・NATO軍が控えているため不可能。グローバリズム(新自由主義 経済思想)=「1%が99%を支配」する世界が、急速に形成されてしまった。石油地政学史⑧ IMF「債務の罠」...
現代の世界各国

石油地政学史⑦「ペトロダラーシステム」- 1971年ニクソンショック・1973年「石油ショック」の正体

地政学(Geopolitics)とは「19世紀 欧米列強が、帝国主義を展開する上で発展した 軍事戦略の学問」。地理的条件が国家の政治・経済・軍事に与える影響を研究する。ランドパワーユーラシア大陸にある大陸国家-ロシア、ドイツ、中国提唱者英国のハルフォード・マッキンダー卿特徴道路、鉄道を利用した輸送能力が高い強い陸軍、徴兵制農業が社会基盤主張ハートランドを制するものは、世界を制するほぼ現在のロシアの位置に相当。世界最大である アフロ・ユーラシア大陸(世界島)の最奥部にあり、南側は巨大な山脈と広大な砂漠、北側の海岸線は凍結するため制圧はほぼ不可能。広大な領土ゆえに食糧の自給自足が可能。かつては欧州を支配したナポレオン、ヒトラーですら撤退した難攻不落エリア。現在では、莫大な天然資源を保有していることも判明。21世紀でも 欧州のエネルギー供給源であり、マッキンダー卿の時代よりも存在感が増している。マッキンダーは、21世紀のウクライナ危機にも通じる有名な格言を残していた。東欧を制するものはハートランドを制し、ハートランドを制するものは世界島を制し、世界島を制するものは世界を制する。ハルフォード・...
現代の世界各国

クロスオーナーシップの問題点と、マスメディア集中排除原則 【日本メディア界の闇】

日本メディアの特殊性として「クロスオーナーシップ」(=同一資本が 新聞・TV・ラジオなど 多種多数のメディアを資本傘下に統合できる制度)があります。欧米諸国でさえも、一つの情報に対して様々な見方、分析を提示する多数のメディアが存在していますが、日本では「大本営発表」のような一色に塗られた情報だけになる一つの要因がこれです。但し、現在は日本の新聞・雑誌発行部数の激減、TV視聴率の低下、など「MSM」(=既存主要報道機関)の影響力は大きく低下し、これら大手メディアがプロパガンダ機関であることに多くの日本国民が気付いているように思います。実際、「social media」(=インターネットを通じて情報を共有し、コミュニケーションを行うためのプラットフォーム)が情報発信と共有の主流になり、MSMを利用する必要がなくなっています。但し、ネット情報も玉石混淆の状況にあり、事実を掴むにもしっかりした論理整合性を検証する必要があります。また、SNSの特徴として「エコーチェンバー現象」(=似た者同士を結び付けるアルゴリズムによって異なる意見が入ってこなくなり閉鎖的で同質のコンテンツばかりになる現象)があ...
現代の世界各国

フェイクニュースは誰が? – 国際金融資本家(ディープステート)によるメディア支配構造

現代は「認知戦」の時代と言われています。戦争、紛争の情報操作に限らず、政治や経済、歴史、文化、芸術や芸能の世界にも様々な「フェイク」が「ニュース」(=事実としての情報)として、私達に届けられています。また、教育や社会科学、自然科学の分野でも「フェイク」が事実であるかのように伝えられています。このような「認知戦」を仕掛け、私達の意識、認識をコントロールしようとしているのは誰なのか?に関する記事紹介です。この記事のまとめフェイクニュースは誰が? - 国際金融資本家(ディープステート)によるメディア支配構造フェイクニュース、プロパガンダの発信源は国際金融資本(ディープステート)。リップマン著書:「大衆に対して自らが民主的権力を行使しているとの幻想を抱かせなければならない」バーネイズの証言:「国民をコントロールしているのは、『目に見えない統治機構』」アメリカでは「メディアコングロマリット」という情報寡占が進行中。フェイクニュースは誰が? - 国際金融資本家(ディープステート)によるメディア支配構造我々の仕事は、人々が知りたいことを報道するのではなくて、人々が知るべきだと我々が決めたことを報道す...