日本の技術

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量子コンピュータってなんだろう

量子論、量子力学の世界は、私のような素人からすれば、かなり難解で、理解が難しい世界です。また、量子論を基盤にした「量子コンピューター」は更に良くわからないのが正直なところです。 量子コンピューターはまだまだ開発途上にあり、実用化には至っていないようですが、研究は進んでいるようです。 ただ、量子コンピューターが実用化されれば、夢のような世界が現実化するというような幻想は捨てた方が良いように思います。  量子と禅がつながっているかどうか、その真偽はさておき、科学的な追究の積み重ねの結果、量子力学が私たちの直感や日常的な経験とは異なる世界を示していることが明らかになったのは確かです。それにしても、量子自体がまだ認識されてもいない時代に、哲学や宗教で人間が自由な発想をしていたことに驚かされます。  量子コンピュータでも従来のコンピュータでも、与えられた課題が同じならば最終的に出す答えは同じになります。ただ、いずれもが答えになる可能性がある中で、どれが一番ありえそうなのか、最適解としてふさわしいのか、という抽出を試みる際、量子コンピュータは効率的な探索が瞬時にできるという強みを発揮するといえるの...
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NTTのIOWN構想とは?・・・NTT法の改正はこの構想を実現させるため!否定的な見解に注意!

2024年4月17日、NTTの研究成果の開示義務を廃止するなど、義務や規制の一部を緩和する改正NTT法が参議院本会議で可決・成立しました。 この法改正について、様々な見解がネットに上がっています。否定的な見解として「NTTを外資に売り渡すつもりではないか?」「国防上重要な通信産業を守れ!」のような見方が多いです。しかし、この法改正は、NTTの新たな可能性を生むものだと思います。 このような否定的な見方が「陰謀論」と揶揄される原因ではないでしょうか?自分のSNSのインプレッションを増やしたい、書籍を売りたい・・・という意図が紛れんでいるようにしか思えません。自らを支持してくれている読者や視聴者に噓の情報を伝えることは犯罪行為であり、不確かな情報でこの変革を邪魔をする事は国益に反する事だと思います。(後半の記事を御参照下さい) 私自身も事実を基に、しっかりとした記事の作成を心がけたいと思います。 NTTのIOWN構想とは?何がすごいのかをわかりやすく解説 IOWN(アイオン)構想は、NTTが次世代戦略として掲げている通信基盤です。現在の通信基盤は5Gで、4Gと比較すると通信速度が大幅に向上...
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世界がうらやむ日本経済の未来。2つの革新的技術「水素エネルギー」「光半導体」で再飛躍は確実

現代の日本の技術力について、悲観的な見方が多いです。しかし、この記事のように革新的な技術開発で世界最先端に位置していることも知っておきたいですね。 日本が、水素エネルギーと光半導体で画期的技術を開発し、その応用にメドを付けたことは、日本の潜在的な技術開発力が衰えていなかったことの証明でもある。これら二つの技術は、冒頭でも指摘した時代を画する「エネルギー革命」を担っている。日本が、「失われた30年」という雌伏期を経て復活できる基盤は、こうした技術開発力が支えるに違いない。さらに、2つの技術が国際標準になれば、日本から部品が大量に輸出される恩恵もあるのだ。 世界がうらやむ日本経済の未来。2つの革新的技術「水素エネルギー」「光半導体」で再飛躍は確実=勝又壽良 日本経済「再飛躍」は確実と言える。本稿では、日本の技術開発力にスポットライトを当てた。技術は地味だが、その効果は世界を突き動かす巨大なものになる。日本には現在、そうした貴重な技術が2つも実用化に向けて動き出している。これを、読者とともに認識したい。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良) 【関連】夢に終わる韓国「半導体超強大国」戦略。日本から...
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「絶対にゆるまないネジ」はいかに生まれたか

「アイデアは人を幸せにする」「利他の精神」で諦めずにやっていけば、誰でも世界一になれる・・・科学、技術、モノ作りも社会経済、哲学、政治など、全てにつながる【認識】だと思います。 「利他の精神」で諦めずにやっていけば、誰でも世界一になれる。 「絶対にゆるまないネジ」はいかに生まれたか ■1.東京スカイツリーに使われている「絶対にゆるまないネジ」  高さ世界一の電波塔「スカイツリー」が5月22日に開業する。高さ634メートルは「武蔵の国」のムサシの語呂合わせだという。 その最先端の技術の中に「和の伝統」がちりばめられている。中心に直径8メートルの「心柱(しんばしら)」が建ち、地震の揺れを低減する構造は、法隆寺の五重塔などと同じだ。  地表部分の断面は三角形だが、上に行くにしたがって徐々に円形になっていくので、側面は場所によって、反っている部分と、ふくらんでいる部分が見える。反りは日本刀の刀身の美しさである。ふくらみは、古い神社仏閣の柱で「起(むく)り」と呼ばれる、少し膨らませて柔らかな印象を与えるデザインである。  もう一つ、使われているのが「絶対にゆるまないネジ」。東大阪市の中小企業・ハ...
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日本と世界を護る太平洋レアアース泥

日本の国土面積は378,000㎢で世界61位ですが、日本の「排他的経済水域」は、4,479,000㎢にも及び、これは、国土面積の約12倍であり、世界第8位の広さになります。 別記事でも紹介しましたが、この「排他的経済水域」にはたくさんの資源があります。この水域にある、石油、天然ガス、メタンハイトレード、レアースなどを本格的に開発し、資源として供給できれば、日本は資源大国になることは間違いありません。 今回は、太平洋レアアース泥に関する記事の紹介で、資源開発と共にその活用方法にも日本的経営「三方よし」による活用方法の提案です。 「ハイテク産業のビタミン」を脅迫カードに使う中国から、日本と世界を護る道が見つかった。 日本と世界を護る太平洋レアアース泥 ■1.「ハイテク産業のビタミン」数百年分  東京から南東約1,900kmにある南鳥島周辺の海底下にあるレアアースが、世界の消費量の数百年分に相当する資源量であることが明らかになった。  レアアースは15種類の稀少な元素で、LED電球の蛍光体、医療用レーザーの発振材料、デジカメの光学ガラス材料、燃料電池の水素吸着体、電気自動車用モーターの磁石な...
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「小さな世界一企業」一千社

こういう「小さな世界一企業」が多数あることは、我が国の誇りであり、また強みである。中小企業は日本の雇用の88%を占める。全国津々浦々の中小企業が、それぞれの事業分野で「小さな世界一企業」を目指すことが、精神的にも物質的にも豊かな国作りにつながっていくだろう。 我が国には世界トップシェア、世界トップ技術を誇る中小企業が千社以上ある。 「小さな世界一企業」一千社 ■1.「小さな世界一企業」千社  経済産業省の内部資料によると、日本には世界シェア・トップの中小企業が100社以上あるという。さらに政府系金融機関が把握している世界トップレベルの技術を持つ企業を含めると、千社を超えるという推計もある。  弊誌では、今まで、瀬戸大橋やスカイツリーなどで使われている「絶対ゆるまないネジ」を開発したハードロック工業(社員50名弱)、100万分の1グラムの歯車を作った樹研工業(70名)、痛くない注射針を開発した岡野工業(6名)を紹介してきた。  近年はエレクトロニクス分野ではソニーやパナソニックなどが一時ほどの存在感を失い、アップルやサムスンなどにお株を奪われたように見えるが、これらの外国企業も部品レベル...
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日本の橋梁技術は世界一! 海外への貢献

日本の橋梁技術の海外貢献 前稿で紹介しましたように、日本の橋梁技術は世界トップです。 そして、橋梁を建設する技術だけではなく、その地域の実情や期待に合わせて対応する、【三方よし】の精神に基づいたビジネス、業務を行い、貢献しています。 このような日本の素晴らしい技術と精神を世界の国々が放っておくはずがなく世界中の様々な国が日本に橋の建設を要請しています。 以下に、このような実例を紹介します。 バングラディシュ・・・カチプール・メグナ・グムティの3橋 近年、経済発展が著しいアジアの発展途上国は、インフラ建設が急務な課題となっています。 バングラディシュもそんな国の 一つです。かつてバングラディシュでは1970年か1990年代にかけて日本の大林組が首都ダッカと第二の都市チッタゴンを結ぶカチプール・メグナ・グムティの3つの橋を建設したという歴史があります。この3つの橋はバングラディシュの人口の3割とGDPの5割を運ぶ極めて重要なインフラです。しかし、この3橋は1970年代から1990年代にかけて建設されたもので、老朽化の恐れがあることとバングラディシュが大きく経済発展を遂げたことにより橋の容量...
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日本の橋梁技術は世界一! 日本国内の橋梁

日本の橋梁技術 日本には河川や湖沼が多いことから数々の橋が作られており、また、地震や台風、河川の氾濫など自然災害の多い国なので、これらの災害にも耐えられる橋を建設することが求められてきました。 近代以前は、「木橋」と呼ばれる、主要部材に木材を用いた橋が一般的でしたが、高度成長期以降は交通量が増加し、コンクリートや鋼材を材料とする橋に置き換えられ、そのほとんどが姿を消しています。 しかし、1987年の建築基準法改正以降は、従来の無垢材に加えて集成材の利用が可能となり、矢ケ崎大橋のような支間長50mを越える橋も建設されています。これらは従前の伝統的木橋と区別して「近代木橋」と呼ばれることもあります。 20世紀初頭は日本の橋梁技術は、欧米に比べて半世紀は遅れていると言われていました。 しかし、明治維新以降、軽量で強度の高い橋梁を建設することができる技術が海外からもたらされ日本の持つ独自の技術力が加わることによってその技術は、急激に発展を遂げました。 そして、今や日本の橋梁技術力は世界一と賞賛され、世界各国から必要とされています。 日本国内の橋梁建設 世界のトップクラスの長大橋がならぶ本四連絡...