2026-05-20

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米中首脳会談を前に焦るトランプ――「核問題」がネック なぜイスラエルの核兵器保有は容認されるのか

米中首脳会談を前に焦るトランプ――「核問題」がネック なぜイスラエルの核兵器保有は容認されるのかイスラエル自身は核兵器を保有しながら、イラン核開発を激しく警戒するイスラエル首相(写真:ロイター/アフロ)訪中を控えるトランプ大統領は、イランとの間で検討中の「1ページ14項目」の戦争終結合意に関して、訪中前には解決したいと焦っている。習近平国家主席としては友好国イランと停戦合意をしていない国の首脳を北京で大歓迎するわけにはいかない。トランプとしても合意未達成のままで訪中したのではディールが不利になり、訪中が中間選挙のための好材料にはなり得ない。「米国の勝利」を米選挙民に見せるために行くのだから「習近平が自分を大歓迎する状況」を作りたいし、非常に有利な条件でディールをこなしたことを米選挙民に見せたい。しかし事態はトランプが望む状況とは真逆で、5月10日にイラン側が出した回答にトランプは11日に激しい不満を露わにした。ネックになっているのは核問題。イスラエルは核拡散防止条約(NPT)に加盟せず、ストックホルム国際平和研究所のデータによれば少なくとも90発の核兵器を保有しているとのこと。それでも...