日本の技術「日本はAIで完敗」は大間違い…米国が100兆円投じても手に入らない、ヤマトやトヨタが持つ「最強の逆転カード」
「日本はAIで完敗」は大間違い…米国が100兆円投じても手に入らない、ヤマトやトヨタが持つ「最強の逆転カード」生成AI分野で、日本は米中の技術に大きく後れをとっている。このまま日本のものづくりは衰退してしまうのか。日本工業大学大学院技術経営研究科の田中道昭教授は「生成AIで米中に完敗した日本だが、フィジカルAIでは逆転できる。日本の製造業が何十年もかけて築いてきた、世界にない“最強の強み”があるからだ」という――。(第1回/全5回)写真=iStock.com/SweetBunFactory※写真はイメージです今こそAIが「隣に来た」意味を問う2026年は、のちに「フィジカルAI元年」として記憶されるに違いない。フィジカルAIとは、「物理的な」「現実の」を意味する“フィジカル”と“AI”を組み合わせた言葉であり、「工場や倉庫、オフィスや家庭などにおいて現実の世界に関わる人工知能」のことである。そのために、周囲の状況を捉えるセンサーと、それをもとに判断するAI(人工知能)、そして、駆動装置を通じて現実と関わる仕組み(身体)を持つ。この言葉が一気に注目を集めたのは、2026年1月に開かれたC...
