現代の日本「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった…地震学者たちが「科学的事実」をねじ曲げた理由
地震予知は現段階では不可能です。しかし、予知できているかのような報道がマスコミはもちろん、政府や中央官庁から出され、教科書にも載っているのは何故でしょうか?今までの研究は、行政や学会、権威を持つ学者の都合、予算確保や予算執行、そして権威主義により科学的事実がねじ曲げられ、何も社会的貢献がなされていません。地震予知は、19世紀後半に始まった近代地震学に始まります。本格的には、太平洋戦争後の経済回復に伴い、1960年頃から地震予知の本格的な研究を行おうという機運が高まり「地震予知計画研究グループ」が発足し、1962年に「地震予知―現状とその推進計画」とする報告書を発表しています。この報告書は通称「ブループリント」と呼ばれ、具体的な成果の見通しを織り交ぜつつ、10年単位での観測研究を通して地震予知実用化のための基礎データを蓄積することを提言するもので、関係機関に広く配布され、その後の地震予知研究や政策に大きな影響力を持っています。「10年間に100億円を投入すれば地震予知が可能になる」と報道されましたが、実際には、10年間かけて観測網を整備すれば地震予知の可否が判断できるだろうという趣旨でし...
