EU委員会はパ「パブロフの犬」だった

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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)3月3日(月曜日)
通巻第8678号 <前日発行>
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肉を見せる前にベルを鳴らす。その訓練のあとベル音を聞くだけでよだれを垂らす
EU委員会はパ「パブロフの犬」だった
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昼食会と飛ばされ、ホワイトハウスから突き返されたコメディアン(ゼレンスキー)は相当の衝撃を受けたようだ。<あの頭の悪いバイデンとはてんで違うぞ>。
しかし直後のテレビインタユーで「謝罪する気持ちはない」と言い放ち、そのまま英国でスターマー首相と抱き合い、パリでマクロンに会った。欧州がウクライナを支援し続けるという言質を取った。
さてEUの左翼指導者たちは「パブロフの犬」であることが露呈した。自分で考える能力に恵まれていないようだ。犬に肉を見せる前にベルを鳴らす。その訓練のあとベル音を聞くだけでよだれを垂らすのがパブロフの犬である。
極左のウルズラ・フォン・デア・ライエンEU委員長、EU委員会のヴァルディス・ドンブロフスキス、EU議会議長のロベルタ・メツォラ、欧州理事会議長のアントニオ・コスタ、欧州人民党党首のマンフレート・ウェーバーらは全員が同文のメッセージを発信した。
「ウクライナ頑張れ、私たちは味方だ」と。
世界の左翼メディアはトランプが悪いような報道をしているが、トランプの作戦はすべての会話を公開し、いかにウクライナの指導者が傲慢無礼であるかを映像が物語るように仕掛けた。
米国側はトランプ、バンスに加え、ルビオ国務、ヘグセス国防と政権のトップが勢揃いでむかえたほどに、重視した会談だったのだ。ところが、コメディアンは何の用意もせずに武器と資金をせびりにきただけだった。
寛容なトランプが怒り出したのも無理はなかった。
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