森羅万象

現代の世界各国

G20がG7の議題を打ち破る

G20がG7の議題を打ち破るリオでの今回のG20は、貧困撲滅と真の経済発展を、戦争、利益、圧力という旧来のG7の議題に打ち勝ち、南半球の力を強調するものだった。今週初めにリオで開催されたG20サミットでは、地政学的にも地経学的にも深く分断された世界が、勇敢に「太陽の下での休暇」の顔を装おうとする、実に興味深い光景が見られた。熱心な観客を楽しませるおふざけはたくさんあった。真夜中近くにコパカバーナビーチを散歩する屈強な警備員に囲まれたフランスのエマニュエル・マクロン大統領、打ち寄せる波に驚いて裸足で砂浜に立つ欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン、任期が2カ月足らずのホワイトハウス下宿人、ジョー・バイデン米大統領はヤシの木に話しかけていたためG20の家族写真を見逃した。サミットの直前、バイデン氏は熱帯雨林のサウンドステージで、巨大なテレプロンプター2台を完備してポーズを取り、ワシントンの取り巻きたちがウクライナにATACMSでロシア連邦内の標的を攻撃する「許可」を漏らしたちょうどその時、アマゾンを救うことを誓った。これは第三次世界大戦の可能性への前置きともいえるものだ。リオが...
生命科学

「99:1」か、「それ以下」か…2種類の炭素の比率を調べたら、なんと、35億年どころか、さらに古い「生命の痕跡」が次々と見つかった

「99:1」か、「それ以下」か…2種類の炭素の比率を調べたら、なんと、35億年どころか、さらに古い「生命の痕跡」が次々と見つかった「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。これまで一連の記事において、最初の生命という謎に人々が気づき、その謎を探っていった過程や、「生命の材料探し」について取り上げてきました。今回から、最初の生命が誕生した時期と場所について考えていきます。*記事末尾にこれまでのテーマの代表的な記事を掲載しています。*本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起...
現代の米国

バイデン大統領次男の醜聞が再燃…トランプによる「51人へ復讐」ののろしが上がった!

バイデン大統領次男の醜聞が再燃…トランプによる「51人へ復讐」ののろしが上がった!激怒アメリカにはいま、ドナルド・トランプ次期大統領の誕生によって、復讐されるのではないかと恐れている人が大勢いる。そこで、トランプがやり玉に挙げている51人について紹介しよう。トランプは6月9日にラスベガスで行われた選挙集会で、つぎのように発言した。「51人のインテリジェント・エージェントは、ラップトップはロシアからのものだと言った。彼らは自分たちがしたことに対して訴追されるべきだ」この発言は、ビデオ(下を参照)にアクセスすれば、26分過ぎのところで容易に確認できる。どうやら、トランプはこの51人について激怒しているらしい。2024年6月に開催されたラスベガスでの選挙集会(出所)すべては「ニューヨーク・ポスト」のスクープからはじまったなぜトランプが怒り心頭なのかを説明しよう。この顚末(てんまつ)を知れば、2020年11月の大統領選が「盗まれた」と、トランプが言いつづけてきた理由がわかる。私自身も、これから説明する内容を知って、たしかに選挙は盗まれていたと確信している。ことの発端は、2020年10月14日付...
現代のロシア

フランス、ロシア国内奥地へのウクライナ攻撃を承認

フランス、ロシア国内奥地へのウクライナ攻撃を承認パリ外相ジャン=ノエル・バロ氏は、キエフへの支援に「越えてはならない一線」はないと述べた。2023年6月、フランスのパリで開催されたパリ航空ショーで展示されたSCALP-EG/ストームシャドウ巡航ミサイル©  Getty Images / Nicolas Economouフランスのジャン=ノエル・バロ外相は、ウクライナがフランスのミサイルを使用して、国際的に認められたロシア領内の標的を攻撃する可能性があると述べたが、そのような攻撃がすでに行われたかどうかは確認しなかった。イギリス国営放送局BBCが日曜日に放送予定のインタビューで、バロ氏は、フランスはキエフへの支援に関して「越えてはならない一線を定めたり表明したりはしていない」とし、ロシア領土への長距離攻撃はウクライナが「自衛の論理で」実行する可能性があると述べた。フランスはウクライナにSCALP-EG巡航ミサイルを数未定で提供しており、キエフはすでにクリミア半島や2022年にロシア連邦に加わる旧ウクライナ領4地域の標的攻撃に使用している。英国ではストームシャドウとして知られるSCALP-...
現代のロシア

「いつでも核を落とせる」プーチンが核弾頭搭載可能の弾道ミサイル発射で尽きかける全世界とウクライナの命運

「いつでも核を落とせる」プーチンが核弾頭搭載可能の弾道ミサイル発射で尽きかける全世界とウクライナの命運ウクライナによる米英供与の長距離砲を用いたロシア領内への攻撃に、核弾頭搭載が可能とされる弾道ミサイルでの報復を行ったプーチン大統領。ウクライナに対してこれまで以上に核の脅しを強めたロシアですが、開戦から1,000日を超えた「特別軍事作戦」はこの先、どのような推移を辿るのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、プーチン氏が核兵器を使用するのか否かについて考察。その上で、国際情勢が取り返しのつかない事態に発展する可能性を指摘しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:米国の変心?それともただの気まぐれ?‐混乱深まる国際情勢核ミサイル発射は避けられないのか。新たなフェーズに突入したウクライナ戦争ロシアがウクライナに対してICBMのRS-26「ルベジ」(編集部註:日本時間11月22日午前現在、プーチン大統領はICBMではなく「オレシュニク」という極超音速の中距離...
現代の日本

マスコミよ、スルーしていいのか? 岩屋外務大臣、収賄罪???

マスコミよ、スルーしていいのか? 岩屋外務大臣、収賄罪???現職の外務大臣が、中国から何億円も賄賂をもらっているとアメリカ側から報道があった!え?日本を売り渡している人が外務大臣???しかも日本では、大手マスコミでは何も報道されていない!おかしいでしょ!なんで、こんな人が外務大臣をしている?すぐに辞任だ。それどころか、日本を売り渡した罪=外患誘致罪で死刑ですよ!しらばっくれている日本政府、報道しないマスコミ、これは許しておけません。
生命科学

まさか、宇宙の生命体の痕跡ではあるまい…隕石の中にあるアミノ酸が「できるまで」を再現した「衝撃の実験」

まさか、宇宙の生命体の痕跡ではあるまい…隕石の中にあるアミノ酸が「できるまで」を再現した「衝撃の実験」「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。今回は、隕石や彗星に含まれるアミノ酸がどうやってできたのかを考察してみます。*本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。一部にみられた左手型過剰ミラーの実験などでは、アミノ酸は左手型と右手型が同じだけ生成しました。しかし、その後の化学進化でペプチドやタンパク質をつくるときは...
現代の日本

ネットの「マスゴミ」批判にも一理あるのでは…日本一有名なネットニュース編集者が指摘する「上級国民しぐさ」への嫌悪感

ネットの「マスゴミ」批判にも一理あるのでは…日本一有名なネットニュース編集者が指摘する「上級国民しぐさ」への嫌悪感ネットと既存メディアの対立は深まるばかり負けたことが悔しい ここ最近「マスゴミ」という言葉がXのトレンドで時々現れるようになった。きっかけは米大統領選と兵庫県知事選だ。基本的には大手新聞社と地上波テレビ、NHKが対象だが、なぜ、マスコミはここまで嫌われるのか?  【写真で振り返る】2011年に行われたフジテレビの「偏向報道」に対する抗議デモの様子 ネットとマスメディアを対立させて分析する構図は、実はこの20年以上続いている。根底には「エラソー過ぎるマスメディア」と「バカにされるネットの書き込み」が存在する。ジャーナリストの故・筑紫哲也氏は、1999年に「NEWS23」(TBS系)で、ネットの書き込みについて「便所の落書きに近い」と説明したが、このイズムは未だにマスメディア、特にテレビと新聞に根強く残っている。  マスメディアの主張は基本的には「我々は裏取りをするし、少しでもあやふやな情報は出さないという判断をする。しかし、ネットはフェイクであろうが、裏取りがなかろうが、陰謀...
生命科学

この地球に「生命の材料」を運び込んだのは…小惑星イトカワのかけらから判明した事実が「衝撃的だったワケ」

この地球に「生命の材料」を運び込んだのは…小惑星イトカワのかけらから判明した事実が「衝撃的だったワケ」「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。今回は、小惑星イトカワやリュウグウのかけらから判明した、生命誕生に関わる事実をご紹介します。*本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。小惑星「イトカワ」に生命の材料はあるか?隕石の中には火星や月から来たことがわかっているものもありますが、多くは小惑星から来たものであると考...
現代の日本

日中ノービザ対応は相互主義で

日中ノービザ対応は相互主義で中国政府が日本人の短期訪中に際してのビザ免除措置再開を最終調整していると報じられた。11月15日、ペルーの首都リマで石破首相と習金平国家主席の会談が行われた。会談では「戦略的互恵関係」の推進が確認された。日本人の短期訪中のノービザ対応は早ければ11月中にも再開が発表される可能性がある。観光や商用などでの短期(15日以内)訪中ビザ免除は、コロナ禍の2020年3月まで日本、シンガポール、ブルネイの3ヵ国だけに認められていた。しかし、中国のゼロコロナ政策に伴い停止された。その後、コロナが収束したことを受けて中国政府は昨年以降、欧州や東南アジアを中心とする約30ヵ国に訪中ビザ免除を認めた。だが、日本に対する措置の再開を認めなかった。日中関係悪化が背景にある。他方、日本政府は中国人の短期訪日についてビザ免除措置を取っていない。日本政府は中国に対して日本人の訪中に際してのノービザを求めているが、「相互主義」の立場から日中両国が相手国国民の短期訪問に対するノービザ対応を示すのが筋である。日本がノービザ対応を取らずに中国にノービザを求めるのは筋違いと言える。今回、中国政府は...
現代の米国

米国政府は「ファシスト」 – タッカー・カールソン

米国政府は「ファシスト」 - タッカー・カールソン保守派ジャーナリストは、トランプ氏が大統領に就任する前にアメリカ政府がロシアとの核戦争を誘発しようとしていると非難した。©  YouTube / タッカー・カールソン元フォックスニュース司会者のタッカー・カールソン氏は、水曜日に自身のYouTubeチャンネルで公開されたアメリカ人ジャーナリストのグレン・グリーンウォルド氏とのインタビューの中で、ジョー・バイデン大統領の政権下で米国はファシスト国家になったと主張した。カールソン氏は、ウクライナが米国供給のATACMSミサイルを使ってロシア国内の奥深くにある標的を攻撃するのを認めたワシントンの決定は「私が生涯で見た中で最も邪悪なことだ」と述べ、退任する政権を「レームダック政権」と呼び、 「次期政権に世界大戦を残そうとしている」と非難した。「実際、ファシスト国家なのはロシアではなく、我が国の政府だ」とカールソン氏は語った。同記者は、バイデン大統領が「米国の代理国家」であるウクライナに対し、西側諸国の長距離ミサイルを使ってロシア領土を攻撃することに対する制限を解除するとの報道は、核戦争を引き起こ...
現代のロシア

ベルリンまで11分、ブリュッセルまで14分、ロンドンまで19分:ロシアの新型極超音速中距離弾道ミサイルが実力を発揮 ロシアはオレシュニクミサイルを備蓄している – プーチン

ベルリンまで11分、ブリュッセルまで14分、ロンドンまで19分:ロシアの新型極超音速中距離弾道ミサイルが実力を発揮今夜のニュース・分析番組「60 Minutes」は、下院議員のエフゲニー・ポポフ氏と妻のオルガ・スカベエワ氏が司会を務め、ほぼ全編が同国の最新型極超音速ミサイル「オレシュニク」(ヘーゼルナッツの木)の報道に費やされた。同ミサイルの射程は5,000キロを超え、中距離弾道ミサイルの外側限界、大陸間弾道ミサイルの下限にあたる。オレシュニクは昨日、ウクライナの都市ドニエプル(ウクライナ語でドニプロ)の工業施設に対する前例のない攻撃に使用された。ドニエプルは人口100万人の都市で、ウクライナで4番目に大きく、ドニエプロペトロフスク州の州都である。プログラムは以下のセグメントで構成されました。オレシュニクの特徴について、その速度、既知の防空システムすべてに対して無敵である理由、ヨーロッパの主要首都までの飛行時間など、詳細に説明します。昨日の攻撃では、6 つの MIRV 弾頭は通常のものでしたが、速度に関連した初動力により壊滅的な被害をもたらしました。オレシュニクはマッハ 10、つまり時...
現代のロシア

ウクライナを使った米英の対露攻撃への報復として露はマッハ10の弾道ミサイル

ウクライナを使った米英の対露攻撃への報復として露はマッハ10の弾道ミサイル ロシア軍は11月21日、マッハ10という極超音速で飛行する中距離弾道ミサイル、オレーシニクでドニプロにあるユジュマシュの工場を攻撃した。射程距離は約6000キロメートルだとされているが、今回使われた派生型は短いという。これは新型極超音速中距離ミサイルのテストを兼ねた警告だ。 ウクライナ軍は11月19日に6発のアメリカ製ATACMSでロシア深奥部を攻撃、また11月20日にはイギリス製ストームシャドウとHIMARSミサイルで複合攻撃した。いずれの場合もミサイル供与国は攻撃を許可しているはずだ。 ATACMやストームシャドウで戦局が一変することはないのだが、その攻撃における供与国の役割を考えると無視できないということだろう。そうした攻撃はロシアに対するミサイル供与国による攻撃とみなされるとウラジミル・プーチン大統領は明確に警告していた。 バイデン政権はロシアとの戦争を引き起こすことでドナルド・トランプの大統領就任を妨げようとしていると推測する人もいる。トランプ政権の誕生を恐れる関係者が国防総省、CIA、FBI、保健福...
生命科学

今度こそ「素手もほこりも、ぜったい禁止」にしたら…なんと、大量に降り注いできた隕石から「核酸の材料」が見つかった

今度こそ「素手もほこりも、ぜったい禁止」にしたら…なんと、大量に降り注いできた隕石から「核酸の材料」が見つかった「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。今回は、隕石に生命の材料を追った経緯を解説します。*本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。マーチソン隕石のアミノ酸は宇宙起源だった見つかった隕石に含まれていたアミノ酸が、本当に隕石に含まれていたものなのか、落下後に人が触れてついたものなのかが、わからなくなって...
現代の日本

日本政治刷新の四大テーマ

日本政治刷新の四大テーマ日本政治の何をどう変えるべきか。四つの軸がある。第一は平和外交の追求。中国を仮想敵国とし、ミサイル防衛網を敷くことが日本の平和と安全につながるのか。否である。日本の軍備増強は米国の軍産複合体が求めるもの。米国の軍産複合体の利益になるから日本の軍事費が増大させられている。第二は国民生活を底上げする経済政策の実現。失われた30年で労働者実質賃金は激減した。中流層は下流に押し流された。国家がすべての国民に保障する最低ラインを引き上げることが必要。最大の圧迫要因は10%の消費税率だ。第三は原発の廃止。フクシマ原発事故は幾重にも奇跡が重なり、最悪の事態が回避された。問題の本質は日本が巨大地震の巣の上に立地していることと日本の原発が巨大地震に耐える構造で建造されていないこと。「二度とフクシマ事故を再現させない」これがフクシマ原発事故から得るべき教訓。第四は「政治とカネ」問題の根本対応。日本は中国を仮想敵国として軍備増強に突き進んでいる。その前提に置かれる「中国の脅威」がどこから生まれたのかを知っておく必要がある。「中国の脅威」が生み出された契機は2010年9月の尖閣海域中国...
現代のロシア

プーチン大統領がバイデン氏の哀れなATACMS挑発を無視すべき理由

プーチン大統領がバイデン氏の哀れなATACMS挑発を無視すべき理由この挑発的な態度は実質的な脅威というよりは象徴的なものだ。ロシアはこれを無視し、キエフのNATO代理体制の打倒に注力すべきだ。挑発行為としては、ジョー・バイデン大統領がロシアへの長距離ミサイル攻撃の使用を許可した最新の行為は、確かに大胆だ。しかし、結局のところ、実際には、これはレームダック大統領による哀れな行為であり、NATOに武装したキエフ政権に対するロシアの予想される軍事的勝利には何の影響も与えないだろう。バイデン氏の報道されている決断は、ロシアとの関係を悪化させ、トランプ次期大統領によるウクライナ紛争終結の計画を妨害するための、最後の賭けである。バイデン氏の動きは無謀で、非難されるべき、そして忌まわしいものだ。しかし、深刻な脅威として信憑性を与えるべきではない。ロシアはこれを無視するのが最善だろう。もちろん、ロシアはそのような兵器が自国領土にもたらす潜在的な脅威の増大から自国を守らなければならない。しかし、モスクワはプーチン大統領が誇る戦略的自制心を継続し、挑発行為に対して報復すべきではない。当然のことながら、ロシ...
健康

人間は空気から直接ビタミンやヨウ素などの栄養を吸収できる

人間は空気から直接ビタミンやヨウ素などの栄養を吸収できる自然豊かな場所で思いきり息を吸い込んだ際、「空気がおいしい」と感じたことがある人も多いはずです。これは単に汚染物質の少ない空気をそう感じただけかもしれませんが、オーストラリアのニューカッスル大学で環境生命科学部の非常勤講師を務めるフラヴィア・ファイエ・ムーア氏らは、「人間は食事だけでなく空気からも栄養を吸収できる」と主張しています。A breath of fresh air: Perspectives on inhaled nutrients and bacteria to improve human health - PubMedAir is an overlooked source of nutrients – evidence shows we can inhale some vitamins人は1日に約9000リットル、生涯でなんと4億8300万リットルもの空気を吸い込んでいます。1日に数度しか行わない食事と違って呼吸は止まることがなく、空気に含まれる成分はたとえ低濃度であっても、少しずつ人体に蓄積されています。空気が健康...
生命科学

なんと日本隊だけで「1万7000個」も発見した…!奇跡の1969年に見つかった「大量の隕石」からの新発見と「残念な結果」

なんと日本隊だけで「1万7000個」も発見した…!奇跡の1969年に見つかった「大量の隕石」からの新発見と「残念な結果」「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。今回は、惑星科学奇跡の年と言われる1969年に発見された隕石群について解説します。*本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。奇跡の1969年1969年は、惑星科学にとっての奇跡の年となりました。まずは米国のアポロ計画によ り、人類初の月着陸が実現しました...
日本の文化

「勤労感謝の日」の由来は「新嘗祭」から、2024年はいつ?

「勤労感謝の日」の由来は「新嘗祭」から、2024年はいつ?「勤労感謝の日」は国民の祝日であることは知っていても、その由来については知らないという方も多いと思います。勤労感謝の日は新嘗祭(にいなめさい)に由来しています。2024年の勤労感謝の日はいつか?新嘗祭の儀式の内容についてもご紹介します。「勤労感謝の日」の由来は新嘗祭から勤労感謝の日の由来は、飛鳥時代から続いてきた「新嘗祭(にいなめさい)」という収穫のお祝いから来ています。現在では農業に限らず大きく労働に感謝する日になっています。「新嘗祭」は飛鳥時代から戦前まで続き、戦後になり「勤労感謝の日」に改められました。2024年「勤労感謝の日」はいつ?「勤労感謝の日」は毎年11月23日。なので、2024年も11月23日(土・祝)です。飛鳥時代から新嘗祭はありましたが、11月23日という日を制定したのは1873年(明治6年)。その理由は、明治6年が現在の新暦を制定した年だからです(それ以前は旧暦でした)。明治時代がスタートした時期は、特に天皇中心の政治を行う目的がありました。第2次大戦後には、天皇行事を切り離す形で「勤労感謝の日」に改められ...
現代の日本

斎藤元彦現象が示す「有権者の飛躍的リテラシー向上」既存メディアはSNSや立花孝志ではなく偏向報道の誘惑に敗れ自壊した

斎藤元彦現象が示す「有権者の飛躍的リテラシー向上」既存メディアはSNSや立花孝志ではなく偏向報道の誘惑に敗れ自壊した斎藤元彦氏が再選された兵庫県知事選では、「既存メディアに勝利したSNS」の影響力が選挙結果を左右したと言われる。この種の対立図式は多くが「SNSのデマに有権者は騙されてしまった」を暗黙の前提としているようだ。だが、現実は必ずしもそうではない。元全国紙社会部記者の新 恭氏はむしろ「有権者の情報収集能力が、SNSというツールを獲得したことによって飛躍的に高まった」点を重くみている。そのうえで、オールドメディアはSNSや立花孝志氏ではなく、自らの増長と委縮によって自壊したのだと指摘する。(メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』より)※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:既存メディアの「死に至る病」が生んだ斎藤知事復活劇窮地の斎藤元彦氏を救った「ネットの力」「パワハラだ」「おねだり知事だ」と、主要メディアがこぞって批判を続け、県議会から不信任案を突きつけられて知事を失職した斎藤元彦氏が、11月17日の兵庫県知事選で当選し、復活を果した。どん底から...