森羅万象

日本の文化

『世界が称賛する 日本の経営』

「社徳」という言葉があります。「人徳」が個人の持つ徳を表すように、「社徳」とは会社の持つ徳を意味します。 会社の徳を云々するということ自体が、会社が一つの共同体であって、徳のある会社も、ない会社もある、という考え方を表しています。そして、日本的経営で追求すべき徳が「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の【三方よし】なのです。会社に社徳があれば、国家にも徳があります。個人から家庭や企業、地域や国家までが【徳】を倫理として持つ、日本と日本人は今や世界の可能性ではないでしょうか?「日本的経営」こそ、グローバル経済で、かつての日本の活力を取り戻す道。『世界が称賛する 日本の経営』■1.まえがき・・・「日本的経営」を見失いつつある日本企業 筆者は欧州で四年、アメリカで三年、日本企業の現地法人社長として企業経営を経験していますが、最近、日本から聞こえてくるのは、ブラック企業で過労死したとか、派遣社員やパート・アルバイトばかりが広がって、低賃金と不安定な生活のために、多くの青年たちが結婚すらできない、というような暗いニュースばかりです。 かつての日本企業が人を大切にして事業を成長させようとした姿勢...
日本の文化

「子は国の宝」の経済学

親が幼少期のしつけをきちんと行い、基本的なモラルを身につけさせるということは、勤勉性という非認知能力(知能指数などで計測される認知能力と異なり、忍耐力、社会性、やる気など直接計測できない能力)を培うための重要なプロセスなのです。学力テストでは計測することができない非認知能力が、人生の成功において極めて重要です。また、誠実さ、忍耐強さ、社交性、好奇心の強さ―これらの非認知能力は、「人から学び、獲得するものである」ことも。最新の教育経済学が、わが国の伝統的な子育ての智慧を科学的に裏付けつつある。「子は国の宝」の経済学■1.「しつけを受けた人は年収が高い」「幼児の頃にきちんとしつけられると、大人になってから社会的にも成功し、年収が高くなる」という興味深い調査結果がある。__________ 神戸大学の西村教授らは、「しつけ」という違った角度から研究を行いました。4つの基本的なモラル(=ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする)をしつけの一環として親から教わった人は、それらをまったく教わらなかった人と比較すると、年収が86万円高いということを明らかにしています。 ̄ ̄ ̄...
現代の日本

グローバリズムというプロパガンダ

古いですが「グローバリズム」の本質を突いた内容の記事です。世界情勢が大きく動いている現在、共産主義にしろ、グローバリズムにしろ、他国の国益を隠した美しいプロパガンダに踊らされるのは、もういいかげん卒業して、国家とは何か、民族とは何か、歴史や文化とは何か、を真剣に考えるべき時期であると思います。「自由貿易の拡大や移民の流入に背を向け」と日経はトランプの登場を危ぶむが、、、グローバリズムというプロパガンダ■1.「米国民は過激な異端児に核兵器のボタンを預け」 デトロイトへの出張で定宿にしているホテルがある。どこにでもあるアメリカ全国チェーンのビジネスホテルだが、たまたまここは日本人ビジネスマンを呼び込もうと、朝食に御飯やインスタント味噌汁、ふりかけ、漬物などを出してくれる。そしてアメリカで印刷されている日経新聞も置いてある。 ちょうど大統領選の結果が出た日だったので、日経がどんな論評をしているのか、読んでみた。しかし最初に目に飛び込んできた記事には驚かされた。「社会分断、危うい大衆迎合(トランプ・ショック)」と題したその記事はこう書き始める。__________「革命」と呼んでもいいだろう。...
日本の歴史

歴史教科書読み比べ ヨーロッパとの出会い

歴史教科書は、事実を記述していません。江戸時代の鎖国政策とは何だったのか?キリシタン禁制が日本の植民地化と宗教戦争を防いだという事実を紹介す記事です。キリスト教宣教師を尖兵として世界を植民地化しようとする西洋諸国に、日本はいかに対峙したか。歴史教科書読み比べ ヨーロッパとの出会い■1.「ポルトガルとスペインの世界分割」 16世紀にイスラム文化の影響によって天文学や地理学が発達し、羅針盤や帆船の技術が進むと、大西洋に面したスペインとポルトガルが競って海外に乗り出した。その様子を育鵬社版の中学歴史教科書は次のように記述する。__________ポルトガルとスペインの世界分割 ポルトガルとスペインは,軍隊や商人,宣教師をアジアの諸地域と南北アメリカ大陸に送り,キリスト教を広めるとともに武力で多く国々や地域を征服しました。両国はローマ教皇の仲立ちで勢力範囲を定め(2),それぞれの地域の支配力を強めていきました。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 同じ頁の世界地図上には「植民地分界線」が引かれ、ブラジルより東、アフリカ、インド、東南アジアを含めて朝鮮まではポルトガル領、残りの日本から太平洋、北米大陸、ブラジル...
日本の文化

歴史教科書読み比べ(番外編) 「世界的にも傑出した名作群」を生み出した鎌倉時代

日本人自身が日本の美術は「特殊」であり、外国人が感動するほどの「普遍性」はないという、一種の「文化的自虐史観」に囚われているようだ。日本美術の傑作を鑑賞することで、我々の先祖が持っていた美を感ずる心を継承することができる。歴史教科書読み比べ(番外編) 「世界的にも傑出した名作群」を生み出した鎌倉時代■1.「日本の美の形」 育鵬社の中学歴史教科書で目を引くのは、冒頭に「日本の美の形」と題して、縄文時代の火焔型土器から現代の太陽の塔まで、6頁にわたって各時代の代表的な美術作品を数点づつ、カラーで紹介している点である。 こういうビジュアルな企画で、中学生が日本の美術に親しめるようにしようというのは、「著作関係者」の中に美術史の大家・田中英道・東北大学名誉教授が入っているからだろう。 田中氏は西洋美術史家として海外でも注目され、著書『レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯』はイタリア語版、浩瀚な『日本美術全史 世界から見た名作の系譜』は英語版も出され、国際美術史学会の副会長まで務められた。本誌でも著書『国民の芸術』を紹介している。 こういう大家が中学生向けに日本美術史を分かりやすく示すというのは...
プラズマ宇宙論

宇宙には電気がある。それは役に立たないというドグマ(宗教)

電気宇宙論の核心的な信条──電磁気力が支配的な宇宙には”孤島”は存在しない──を驚くほど裏付けている最近の発見の数々についての記事です。ハンス・アルヴェーンの「地球や宇宙望遠鏡のデータは、実験室や磁気圏の物理学や回路理論、そしてもちろん現代のプラズマ理論に精通した科学者が扱わなければならない」という言葉はいつになったら実現するのでしょうか? ですが、そうなったら今日の主流の宇宙論者は全員、宗旨替えをしなくてはいけなくなりますから、ものすごい抵抗があることは容易に想像できます。宇宙には電気がある。それは役に立たないというドグマ(宗教)宇宙論は迷走している「深宇宙からやってくる謎の電波バーストの群れが目撃される」というナショナルジオグラフィックの記事に、「わからないことの楽しさがある」「情報を増やし続けても、すべての科学がそうであるように、ひとつの謎が解ければ、必ず3つの謎が出てくる」という科学者の発言が紹介されています。決まり文句と言えば決まり文句ですが、謎は増える一方です。増えれば増えるほど、この人たちの仕事も続けられるということです。また、同じようなお決まりのパターンですが「宇宙全体...
プラズマ宇宙論

現代の宇宙論は科学ではなくSF

「現代の宇宙論は科学ではなく、単なる物語に過ぎず、時間が経つにつれてどんどん複雑になっていきます」宇宙論に限らず、現代の自然科学全般が【SF化】しているように思います。また、社会科学も同様です。この世の中は、”そういうことになっている”で成り立っている世界です。思い込みというパラダイムほど強力なものはありません。思い込みの中でも一番の思い込みはメディアや政府が騙すはずがないという誤解です。現代の宇宙論は科学ではなくSF物理学の基本原理とされているものは大きな誤解の上に成り立っているソーンヒル氏は「現代の宇宙論は科学ではなく、単なる物語に過ぎず、時間が経つにつれてどんどん複雑になっていきます」と言います。”宇宙論の危機”と言われるようになってずいぶん経ちます。そしてその危機的状況は増え続けています。具体的にどのようなことが言われているのでしょうか? 今回紹介する動画「ビッグバン──黒板を拭き取る時」の中で紹介されている”宇宙論の危機”を扱った記事だけでもこれだけあります。・宇宙論の危機・ハッブルのトラブル:宇宙論の危機?・宇宙論における宇宙膨張論争が、あなたが思っている以上に大きな問題で...
プラズマ宇宙論

予期しなかった太陽系─科学者の迷走

普通、私たちは「結論=○○は✖✖である」だけ聞かされます。そして、それが正しいと思い込んでいることが大半です。はたして、そうでしょうか?今回は現代宇宙論をテーマとした記事紹介です。改めて、以下の記事内容が思い起こされます。ノーベル賞の本庶佑教授の言葉「世の中のことって嘘が多いですから。別にフェイクニュースのこと言ってるわけじゃないんですけども…。教科書が全て正しかったら科学の進歩というものはないわけでね。教科書に書いてあることも実は間違っていることが多くて、それを正して前に進んでいく。教科書に書いてあること、人が言っていることを全て信じない。信じたら進歩がないということですから。なぜかと疑っていくことが重要だと思っています」予期しなかった太陽系─科学者の迷走何が問題なのか知ることさえ難しい時代私たちは「○○は✖✖である」と、教育という名で様々な知識を子どもの時から繰り返し聞かされ続けます。大人になってからは報道や様々な形で「自然に」与えられる情報を受け取っています。宇宙はビッグバンで始まった、から始まって、コロナ変異株という得体の知れない病気がある、ワクチンは感染防止に効果がある、欧米...
プラズマ宇宙論

新しい太陽系のモデル。電磁誘導?

太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器です。太陽は常に電圧と電流の変動を送っており、これらの誘導された電圧と電流の変動は、地球と各惑星の周りにあります。私たちはオーロラという現象で知っています。気象操作という形で知っている人もいるかもしれません。いつも使っている家電やスマホと大宇宙と宇宙を流れる電流、見た目には、認識の上では、まったくの別物ですが、原理的にとらえるとひとつにつながってきます。新しい太陽系のモデル。電磁誘導?太陽系は電磁誘導で動いている?このブログでも、たびたび取り上げているマイケル・クラレージ博士は、太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器であるというアイデアを提案しています。「太陽系全体を電気的な変圧器として見てみましょう。太陽は中心にあり、太陽系全体は銀河系を移動しており、それぞれの惑星は異なる速度で太陽のまわりを回っています。……太陽系がコイルの中のコイルであることをよく感じさせてくれます」「これは、それぞれの惑星が非常に伝導性の高いプラズマに囲まれていることから、私たちが知っていることとそれほどかけ離れてはいません。太陽系のほとんどの惑星には強い磁場があり、それは惑星...
プラズマ宇宙論

太陽系を新しい視点で見る方法

「太陽系は”入れ子状になった電線の集合体”、電流の変換器」「私たちの宇宙は非常に経済的で、無駄なものはほとんどありません。非常に複雑なシステムは、互いに入れ子になっています。その入れ子は決してランダムではありません。小さな世界の住人たちは、大きな世界の中でそれぞれ非常に特殊な役割を担っています」重力理論との違いは下記記事にあります。太陽系を新しい視点で見る方法太陽系は”入れ子状になった電線の集合体”マイケル・クラレージ博士は、太陽系は太陽を中心核とした電気変圧器であるというアイデアをごくシンプルな実験で試しています。太陽系の軌道を丸い電線の輪に置き換えたものです。実験の結果は「巻き数が多い内惑星は、巻き数に比例して電圧も大きくなるはずだと思った」が「各惑星のコイルで測定された電圧がほぼ同じだった」そうです。「これらのことは確かに大幅に単純化されていますが、もしこれが正しい方向であれば、すべての惑星系について新しい理解を得るために、正しい方法で物事を考えるようになる」「太陽系は、実は電流の変換器です。ただ、今のところ、私たちには複雑すぎて理解できませんが、いずれは理解できるようになるでし...
プラズマ宇宙論

知的に責任を持つこと──現代宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか

「間違った知識には気をつけなさい、それは無知よりも危険である。」「嘘をついたり不誠実な行動をとると、問題を引き起こし、ドミノ倒しのように複雑化して、やがて制御不能になる」現代宇宙論、物理学に対しての内容ですが、普遍的意味を持つ認識として重要な記事を紹介します。知的に責任を持つこと──現代宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか私たちはなんという複雑な網を織っているのだろう今回紹介した「マイケル・アームストロング:知的に責任を持つこと」の要旨に「一連の事象に違反することは、あらゆるレベルにおいて、我々の経験の意味や意義を破壊することになり、単に考えられないことである」と簡潔に表現されていますが、現代の宇宙論は「一連の事象に違反」することばかりやっているのではないでしょうか?この動画の中で紹介されている「現代の宇宙論はなぜこんなに奇妙なのか?」と「物理学者は洋ナシ型の原子核を確認し、タイムトラベルを永久に駄目にする可能性がある」(訳出)にもあるように、「要するに、現代の宇宙論の奇妙さの大部分は、ビッグバンの受容とそれを支えるために必要なその場しのぎの概念に起因している」それを、この最初の記事の著者は...
生命科学

ノーベル賞の本庶佑教授「科学誌ネイチャー、サイエンスの9割は嘘。教科書も疑うところから始まる」

物事の本質を追求している方の言葉は、広く、深いです。ノーベル賞の本庶佑教授の言葉から科学に対する取り組みの姿勢を紹介します。政治経済などの社会科学、物理化学などの自然科学共通の重要な認識だと思います。ノーベル医学生理学賞を受賞することが決まった京都大学の本庶佑(ほんじょたすく)教授(76)について、科学に対する取り組みの姿勢が注目されている。ノーベル賞の本庶佑教授「科学誌ネイチャー、サイエンスの9割は嘘。教科書も疑うところから始まる」ノーベル賞を受賞する研究者はこんな考え方をしている。本庶佑教授は会見にて科学誌を名指しして書かれていることが間違いだらけだと指摘した。これは非常に重みのある言葉だ。「ネイチャー、サイエンスの9割は嘘で10年経ったら残るのは1割」また教科書についても鵜呑みにせず、自分で好奇心をもって確認することが大事だと語る。論文も信じない。まずは疑ってかかるところから全てが始まるのだ。またNHKのインタビューにおいても同じことを繰り返し語り、このような姿勢で進歩が生まれると話した。本庶佑「世の中のことって嘘が多いですから。別にフェイクニュースのこと言ってるわけじゃないんで...
日本の文化

「懐かしい未来」を開く里山資本主義

懐古趣味ではなく、現実の「懐かしい未来」が日本には実在します。美しい自然と豊かな伝統に恵まれた我が国には、すぐ手の届くところに、「懐かしい未来」が待っている。意識や価値観を変えるだけで実現しそうです。里山の資源を有効活用すると「懐かしい未来」が見えてくる。「懐かしい未来」を開く里山資本主義■1.裏山の木の枝でご飯を炊く楽しさ 広島県の北部、中国山地の庄原(しょうばら)市に住む和田芳治(よしはる)さん(70歳)は毎朝の御飯を小さな「エコストーブ」で炊いている。 ガソリンスタンドからタダで貰ってきた石油缶に、ホームセンターで数千円ほどで買ってきた管を煙突がわりに付けて、手作りしたものだ。裏山から集めた木の枝を数本くべて炊くと、御飯はピカピカ光って旨い。 訪ねてきた客に食べさせたら、「しもうた」と思わず、漏らした。「つい先日、7万円やら8万円出して、電気釜を買ったのに、あれとは全然違う、こっちの方が旨い」と悔しがっていた。__________ 毎回できが違うかもしれないと思って気を遣うこと、いろんな木をくべることも含め、不便だといわれるかもしれません。でも、それが楽しいんですね。結果、おいし...
日本の文化

国土が育てた日本人

日本人は数千年のムラ社会の経験で、世界でも断トツのチームワークを得意としている。東日本大震災で世界に感銘を与えた互いへの思いやりは、このチームワークが発揮されたものである。日本のように、細かな平野が分散的・孤立的に存在しているのであれば、強大な権力は必要なかったし、また生まれもしなかった。これは日本人の強健への拒否や忌避という性癖にもつながっているし、逆にいえば中国人は強権好きということなのかもしれない。日本列島が育てた世界断トツのチームワーク。しかしグローバル社会ではムラ意識からくる不適合も。国土が育てた日本人■1.チームワークの得意な日本人 アメリカに住む友人のAさんが一時帰国して、面白い話を聞かしてくれた。最近、日本人とアメリカ人合同のゴルフ大会に参加して日本人のチームワークの凄さを改めて感じた、というのだ。 大会は「ベスト・ボール」というルールで、4人でそれぞれボールを打ち、その4つからベスト・ポジションを選んで、そこからまた4人がそれぞれ打つ。こうして各ホールで4人のうちのベスト・スコアだけをつけて、最良のスコアの組が優勝するという団体戦である。 Aさんの組はたまたま日本人4...
日本の文化

日本女性の矜持 ~『女子の武士道』から

「おなごは大地のようなもの」その国民の元気、気風のいかんは、またおのおのその母の感化によるものとすれば、母としての婦人は、実に国家の元気、気風を自分の双肩に担って立つものと申さねばなるまいと思います。「おなごは大黒柱を支える大地」日本女性の矜持 ~『女子の武士道』から■1.「おなごは大地のようなもの」「おなごは大地のようなもの」。明治22(1889)年生まれのセツは父親からそう聞かされて育った。幕末の会津戦争の際、セツの父親はまだ幼児で、そのまた父と二人の兄は北上してくる新政府軍を迎え撃つために出立した。__________その際の、母じゃの見事なことよ。どっしり構えて笑顔さえ浮かべておった。そんなことがあってから、わしはおなごというのは大地のようなものだと思うようになった。大黒柱というが、しっかりした良い大地であらねば立っていられるわけがあるまい。一家の大黒柱を受けとめて、その大黒柱を堂々たらしめんのは、おなごにかかっておる。それをよう憶えておくのであるぞ。大地とならんために学び、おのれを鍛錬するのだ。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ そう父から聞いたセツは、喜びを抱いた。__________ ...
日本の技術

「小さな世界一企業」一千社

こういう「小さな世界一企業」が多数あることは、我が国の誇りであり、また強みである。中小企業は日本の雇用の88%を占める。全国津々浦々の中小企業が、それぞれの事業分野で「小さな世界一企業」を目指すことが、精神的にも物質的にも豊かな国作りにつながっていくだろう。我が国には世界トップシェア、世界トップ技術を誇る中小企業が千社以上ある。「小さな世界一企業」一千社■1.「小さな世界一企業」千社 経済産業省の内部資料によると、日本には世界シェア・トップの中小企業が100社以上あるという。さらに政府系金融機関が把握している世界トップレベルの技術を持つ企業を含めると、千社を超えるという推計もある。 弊誌では、今まで、瀬戸大橋やスカイツリーなどで使われている「絶対ゆるまないネジ」を開発したハードロック工業(社員50名弱)、100万分の1グラムの歯車を作った樹研工業(70名)、痛くない注射針を開発した岡野工業(6名)を紹介してきた。 近年はエレクトロニクス分野ではソニーやパナソニックなどが一時ほどの存在感を失い、アップルやサムスンなどにお株を奪われたように見えるが、これらの外国企業も部品レベルでは多くの日...
日本の文化

新幹線清掃員のプライド

掃除という誰にでもできそうな簡単な作業の中にも、リスペクトとプライドを見出し、そこから知恵やアイデアを出させる。そこに日本人の深い職業観がある。今や世界がそれを学び始めている。「私はこの会社に入るとき、プライドを捨てました。でも、この会社に入って、新しいプライドを得たんです」新幹線清掃員のプライド■1.「彼らの文化と教育。ブラボー!」 サッカー・ワールドカップで、日本チームは初戦コートジボワール戦で惜しくも逆転負けを喫したが、試合後、日本のサポーターが世界を驚かせた。 応援するチームが負けると、サポーターが怒りをあらわにしてイスを蹴ったり、物を投げたりする事が少なくない中で、日本サポーターたちは自ら持参したビニール袋を広げて、ゴミ拾いを始めたのだった。 アメリカのあるテレビ放送局が自社サイトで、2枚の写真と共に「その作業は徹底されていて、負けたチームのサポーターなのにもかかわらず非常に上品な行動だ」と報じた。この写真がネット上に数多くアップされ、コメント欄に英語やスペイン語などで次のような書き込みがあった。「彼らの文化と教育。ブラボー!」「日本は最高だ!」「彼らはとても礼儀正しい。私た...
日本の文化

生きる力を引き出す授業(下)~ 国語を通じて生徒は「共に生きる力」を伸ばしていく

国語力があるのとないのとでは、他の教科の理解力が大きく違ってきますからねえ。数学でも物理でも、深く踏み込んで、テーマの真髄に近づいていこうとする、前に進もうとする力こそが“学ぶ力の背骨”であり国語力だと思います。社会に出て『自分はこんな人間だ』とか、『ここでこんなことをしたいんだ』と表現する力も国語ですから。国語力は“生きる力”と置き換えてもいい。どんなに時代や環境が変わっても、背骨がしっかりしていれば、やっていけるんです。だから、まず中学に入学したら、何を差し置いても、生徒には国語を好きになってほしかったんです。「国語はすべての教科の基本です。『学ぶ力の背骨』なんです」生きる力を引き出す授業(下)~ 国語を通じて生徒は「共に生きる力」を伸ばしていく■1.「たつみ」とはどの方向ですか? 1冊の薄い文庫本を中学の3年間で読み上げる、という聞いたこともない国語の授業のやり方に、初めは「大丈夫なんやろうか?」と顔を見合わせていた生徒たちも、2週間もするとその心配が杞憂であることに気がついた。「丑(うし)」というたった一文字から、十干十二支という古代中国の話に飛び、それが年号に使われると「甲子...
日本の文化

生きる力を引き出す授業(上) ~ 伝説の国語教師・橋本武

すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。そういうことを私は教えようとは思っていません。なんでもいい、少しでも興味をもったことから気持ちを起こしていって、どんどん自分で掘り下げて欲しい。私の授業では、君たちがそのヒントをみつけてくれればいい。そうやって自分で見つけたことは、君たちの一生の財産になります。そのことは、いつかわかりますから、、、「一緒に『銀の匙』を読んだ生徒がねえ、還暦過ぎても、みんな前を向いて歩いている。それが何よりも嬉しい。」生きる力を引き出す授業(上) ~ 伝説の国語教師・橋本武■1.「平常の力さえ出せれば、東大なんてへっちゃらだ」「伝説の国語教師」と呼ばれている人がいる。神戸の灘校で50年間も国語を教え、各界で活躍する多くの教え子たちが「橋本先生の国語授業があったからこそ、ここまで出来た」と感謝する。橋本先生がどのような授業をしたのかを見ていく前に、授業の成果を見てみよう。 灘中・灘高では一つの学年を各教科一人の先生が、卒業まで6年間担当する。昭和43(1968)年、橋本先生が独自の国語教育を始めて3回り目に担当した約200人の卒業生のうち、112人が現役で東大...
プラズマ宇宙論

「科学の壁を破る」──電気的宇宙論

宇宙は実は電磁気学で動いていて、重力は無視できる程度の力なのか?アインシュタインは間違っていて、ブラックホール、ダークマター、ビッグバンは単なる空想なのか?私たちの太陽系は最近の現象であり、壊滅的な大変動を経験したことは、古代の人々によって神話として記録されているが、実際の歴史である可能性もあるのだろうか?電気的宇宙(Electric Universe)として知られる科学者、学者、研究者のコミュニティは、何十年もの間、こうした考え方の証拠を提示してきた。しかし、主流派の科学機関は、彼らの研究を"疑似科学"とレッテルを貼って退けている。このような考えが真実だと証明されれば、現在の(受け入れられている)制度は権力や地位を衰退させてしまうからなのだろうか?「科学の壁を破る」──電気的宇宙論最大の課題は、誰もが信じていることを手放すこと世界が根底から大きく変わろうとしているとき、エレクトリック・ユニバース=電気的宇宙論を紹介する動画が新たに公開されました。このタイミングで現れたことに、なにか象徴的なものを感じます。今日、アメリカ一極支配体制からロシアが牽引する多極世界への移行、ドルを基軸にした...