最大の満月(スーパームーン)は、最小の満月(マイクロムーン)に比べて、直径で約14%、面積で約30%大きく見える。また、通常の満月と比べると、約7%大きく、16%明るく見える。
月が見えていなくても、地球に最接近した月が、たっぷりのパワーを注いでくれているので、雨が降っていなければ、外に出て月にエネルギーを分けてもらおう。

2024年8月20日は満月!月が地球に最接近、大きく見えるスーパームーンの到来

真夏の太陽を浴びた後は、特別な満月を楽しもう。お待たせしました、カラパイア満月速報の時間です。2024年8月20日(火曜日)スーパームーンがやってくる。
今回の満月は、地球に最も接近するため、通常より大きく見えて、地球を丸ごと明るく照らしてくれるのだ。
とは言えどか~んと巨大に見えるわけではないので、毎月同じ時間に満月を観察しているのなら、大きさの違いがわかるかもしれない。
それでも特別な満月 #スーパームーン はいつもよりたくさんのパワーを地球にもたらしてくれることだろう。
8月の満月はスタージェンムーン
北米のネイティブアメリカンたちは、古くから満月に名前を付け、日々の暮らしに役立てていた。8月の満月は「スタージェンムーン」と言う。
「スタージェン」とはチョウザメのことだ。五大湖やシャンプレーン湖では、チョウザメ漁の絶好の時期となることからこの名が付いた。

月が地球に最接近するため、通常よりも大きく見えるスーパームーン
そしてさらに、今回の満月はスペシャルだ。月が地球に最も接近するため、通常よりも大きく、明るく見える「スーパームーン」となる。
ただし、月と地球がどれくらいの近づいたらスーパームーンと呼ぶのか、明確な判断基準が決まっていないため、天文学の正式な用語ではないそうだ。
今のところは年間を通じて月と地球が最接近した満月をスーパームーンと呼んでいる。
月までの距離から計算すると、最大の満月(スーパームーン)は、最小の満月(マイクロムーン)に比べて、直径で約14%、面積で約30%大きく見える。
また、通常の満月と比べると、約7%大きく、16%明るく見えるという。

8月の満月の見方、楽しみ方
スーパームーンと言えども、見る時間帯によっても月の大きさは違って見える。地平線に近い位置の方が大きく見えるので、どうせ見るなら月の出と月の入りがねらい目だ。
今回、月の最大が午前3時26分頃なので、前日の月の出から後日の月入りまでスーパームーンを見る機会がある。
月の最大時刻:2024年8月20日(火)3時26分頃
満月を見るのに適した時間:8月19日(月)の月の出から、8月21日(水)の月入りまで
夏の時期は夜が短いため、真夜中でも月は空の低い位置にあるのが特徴だ。日没後は東の方向、真夜中近くは南、そして朝方は西の方向を見て探してみよう。
地域別の正確な月の出の時刻は、以下のサイトから調べることができる。地域名と日時を選択して「計算」を押せば表示されるよ。
この時期は熱帯低気圧が発生しやすいが、8月19日から21日まで、晴れている間に月が顔をのぞかせてくれるチャンスはある。
また月が見えていなくても、地球に最接近した月が、たっぷりのパワーを注いでくれているので、雨が降っていなければ、外に出て月にエネルギーを分けてもらおう。
2024年8月の星空情報
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