派閥力学による自民決選投票
小泉氏が会見で明らかにした内容に三つの大きな問題がある。この点を明確にすることが重要だ。三つの問題とは1.解雇規制の緩和を行うとしたこと2.消費税減税をやらないとしたこと3.日米地位協定を見直さないとしたこと 基本的に財務省路線、対米隷属路線に乗っていることを意味する。小泉氏の当選を支援しているのは米国情報機関。米国植民地日本が維持されるなら小泉氏が党首に選出される可能性が高い。 派閥力学による自民決選投票 立憲民主党と自由民主党の党首選が9月に実施される。 立民は9月23日(月)に、自民は9月27日(金)に新しい党首を選出する。 自民は政権与党であり、新しい党首がそのまま内閣総理大臣に選出される見通し。 衆議院任期は2025年10月で、残り1年だが、自民党は新しい党首を選出して新政権を発足すれば、直ちに衆院解散・総選挙に突き進む可能性が高い。 早晩実施される見通しの衆院総選挙で現在の野党勢力が衆院議席の過半数を占有すれば政権交代になる。 日本政局は重要な局面を迎えている。 自民党では10人を超える者が党首選出馬の意思を示している。 すでに出馬を表明した者と出馬に意欲を示す者が多数存在...