2024-09-10

現代の欧州

ギルバート・ドクトロウ「『バカの極み』-新ミサイル防衛システムの調達に関するショルツとピストリウス」

リヴィウでは、ロシアは多数の NATO 要員を殺害しただけでなく、ウクライナ向けの高度な兵器を大量に積んでポーランドから到着したばかりの列車を破壊しました。NATO 要員が居住するさまざまな都市の施設を標的に選んだことで、クレムリンは、NATO の「レッドライン」が越えられたと信じる場所と時期を問わず、NATO と直接対決する意志と手段を同盟国、そして同盟国の主な意思決定者である米国に、クレムリンは明白なメッセージを送っていました。おそらく、このメッセージはワシントンでさえ受け取られ、理解されたのでしょう。私が知る限り、ゼレンスキーがラムシュタインに、NATO が供給する長距離ミサイルを使用してロシアの中心地を攻撃する許可を求めて泣き言を言っても、聞き入れられませんでした。 ギルバート・ドクトロウ「『バカの極み』-新ミサイル防衛システムの調達に関するショルツとピストリウス」 ドイツのアンナレーナ・バーボック外務大臣が、彼女が仕える政府にとって恥ずべき存在であることは、1年以上前から分かっていた。彼女はマクドナルドでハンバーガーをひっくり返すほど賢くなく、ましてや連邦内閣に座り、戦争と平...
現代の日本

「従業員には朝礼で破産を告知」「日本の縮図」…地方で相次ぐ閉店で「百貨店業界」が直面している「悲惨な現実」

「都市型百貨店は円安の影響もあり、インバウンド効果が顕著に現れている。反対に地方の百貨店はその恩恵も薄く、また人口減少により、売上は下降の一途を辿っている。この構図は百貨店に限らず日本経済の縮図でもあります。その場所の人口が減れば、当然ながら経済活動が弱まる。都市部の一極集中が加速し、地方の弱体化が進む日本のなかで、百貨店がその現実を浮き彫りにしているとも言える」 「従業員には朝礼で破産を告知」「日本の縮図」...地方で相次ぐ閉店で「百貨店業界」が直面している「悲惨な現実」 突然の破産発表 百貨店の苦境が続いている。 今年8月、青森県に本社を置く「中三」が破産申請を行ったことが判明。寝耳に水だった関係業者や行政が対応に追われる事態となっている。 GettyImages 「同社が破産申請の手続きに入ったのは先月29日。負債総額は現時点で約9億円です。破産については従業員らも周知されておらず、朝の朝礼で事実を告知されています。関係業者も品物の引き上げに訪れるなど現場は混乱状態が続いていました。 スタッフの雇用については今後、弘前商工会議所がハローワークや行政が情報共有しながら相談を行う予定...
現代の日本

【洗脳教育】国語の教科書に「インターネットは嘘の情報も多くある。それに比べると新聞やラジオ、テレビは信頼性が高い」と語る池上彰のインタビューが掲載されていたことが判明 出版社は『光村図書』

【洗脳教育】国語の教科書に「インターネットは嘘の情報も多くある。それに比べると新聞やラジオ、テレビは信頼性が高い」と語る池上彰のインタビューが掲載されていたことが判明 出版社は『光村図書』 小学生5年生の国語の教科書に、「インターネットは嘘の情報も多くある。それに比べると新聞やラジオ、テレビは信頼性が高い」と語る池上彰のインタビューが掲載されていることが判明し、物議を醸しています。 問題の教科書は、発行部数業界第2位の「光村図書出版株式会社」が出版したものです。 この教科書の『メディアの特徴を知ろう』という項目の中で、「インターネットは、だれでも手軽に情報を発信できるメディアです。そのため、不確かな情報や、うその情報も多くあります。それに比べると、新聞やラジオ、テレビは、発信までにさまざまな人が確かめていることが多いため、信頼性は高いといえます」といった池上彰のコメントが掲載されています。 これまで何度も述べてきましたように、池上彰は情報番組などを通じて、中国共産党にとって都合のいい発言ばかりを繰り返し、国民を度々ミスリードしてきたため、中共スパイとの疑いが持たれています。 ◯【中国共...
現代のロシア

ウクライナ戦争は詐欺であり、NATOの拡大も同様だ

ウクライナ戦争は詐欺であり、NATOの拡大も同様だ 戦争の荒廃から利益を得るのは少数であり、NATOの国境を拡大するという無益な運動は太平洋で米国を中国に対して脆弱な状態にしている。 西側諸国はウクライナで過剰な介入を行っている。写真:UNI Future 1935 年、退役海軍大将で名誉勲章を 2 度受賞したスメドレー・バトラーは、55 ページのパンフレットを出版し、大きな反響を呼びました。「戦争は詐欺だ」と題されたこのパンフレットは、リーダーズ・ダイジェスト誌に再掲載され、当時は大量に配布されました。バトラーは、次のように主張をまとめています。 戦争は詐欺です。昔からそうでした。戦争はおそらく最も古く、最も利益を生み、間違いなく最も残忍です。戦争は国際的な規模で行われる唯一のものです。戦争は利益がドルで、損失が人命で計算される唯一のものです。詐欺とは、大多数の人々が思っているようなものではない、というのが最も適切な表現だと思います。それが何なのかを知っているのは、ごく少数の「内部」グループだけです。それは、非常に少数の人々の利益のために、非常に多数の人々を犠牲にして行われます。戦争...
現代の世界各国

西側諸国政府は自ら招いた危機に陥っている

パレスチナとウクライナにおけるアメリカ帝国の代理戦争が激化するにつれ、ほとんどの西側民主主義国を特徴づける深刻な政治的不安定状態が、予想通り、最近さらに深刻化している。 西側諸国政府は自ら招いた危機に陥っている グラハム・ライスはオーストラリアのジャーナリストであり、元メディア弁護士です。彼の作品はオーストラリアン紙、シドニー・モーニング・ヘラルド紙、エイジ紙、サンデー・メール紙、スペクテイター紙、クアドラント紙に掲載されています。 ファイル写真。ドイツのオラフ・ショルツ首相が2024年7月24日、ドイツのベルリンで行われた記者会見でメディアに語る。©カーステン・コール/ゲッティイメージズ パレスチナとウクライナにおけるアメリカ帝国の代理戦争が激化するにつれ、ほとんどの西側民主主義国を特徴づける深刻な政治的不安定状態が、予想通り、最近さらに深刻化している。 米国は現在、熾烈な大統領選挙戦の真っ最中であり、有権者は11月6日に投票に行く予定だ。 ドナルド・トランプ氏とカマラ・ハリス氏はともに最近、イスラエルのネタニヤフ政権への支持を表明した。同政権はガザ地区で何の罰も受けずに民間人を殺害...
現代の世界各国

イスラエルによるパレスチナ人虐殺と小型中性子爆弾

パレスチナ人を皆殺しにしようとしていることをネタニヤフ政権は隠していない。西側の有力メディアはその宣言を聞かなかったことにしているだけだ。  アメリカやイスラエルは小型核兵器を使っているという噂が以前から流れている。そして​現在、アメリカ平和情報評議会(APIC)とイギリスのグリーン・オーディットは、イスラエルがガザと南レバノンで小型核兵器を使用している可能性について調査しているという​。 イスラエルによるパレスチナ人虐殺と小型中性子爆弾 イスラエルの大量虐殺  イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はパレスチナからパレスチナ人を一掃しようとしている。イスラエル軍がガザ住民を大量虐殺する中、ジョー・バイデン政権は「停戦案」を提示したというが、これは11月の大統領選挙をにらんだパフォーマンスにすぎないだろう。ヨルダン川西岸でも虐殺が始まった。ネタニヤフがパレスチナ人との停戦や和平を真剣に考えているとは思えない。虐殺を継続させるための時間稼ぎだと推測する人もいる。イスラエルを支援しているアメリカをはじめとする欧米諸国もそうしたことを熟知しているはずだ。  ​昨年10月7日にハマスがイスラエ...